機動戦士ガンダムSEED 変革修正の旅   作:ライダーGX

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第24話 砂漠での再会 中編

アークエンジェルが地球に降りて数日後、俺達はモビルスーツの整備をしている中、ムウが新型の戦闘機【スカイグラスパー】を調整を行っていた。

第8艦隊からの補給でそれを受け取り、大気圏内では使いないメビウス・ゼロの代わりにムウの機体として使う事となった。

 

それにあの機体はストライカーパックも装着が可能で、機動性に優れたエールを装着したら機動力が上がるし、火力の強いランチャーを装着したら大火力の武装を得て、ソードは近接戦が可能となる。

 

しかしムウは戦闘機の扱い、大丈夫か?肝心の航空機の操縦は行けるのか?

 

劇中での活躍は知っているけど、訓練はしているのか?

 

「総司、そのファイルを取ってくれ」

 

「ん?ああ、分かった」

 

俺はレックスにファイルを渡し、レックスはそれを受け取って俺のストライクにあるデータを入力し始める。

 

その様子を見て俺は問う。

 

「おい、俺のストライクに何を入力し始めてるんだよ?」

 

「こいつのデータにある擬装用のデータを入力させているんだ」

 

「はぁ?擬装用?」

 

俺は思わずレックスに少しばかり問う。一体何の擬装用データ何だ?

 

「アラスカに到着した際、データを地球軍に渡すだろう? その際に擬装用のデータで誤魔化しをするんだよ」

 

「成程な、だがその前に俺達はオーブに立ち寄る事になるぞ?」

 

「その時は通常のデータを渡すさ。俺達もその時はこの船から一旦おさらば…、お前もその時は…な?」

 

レックスの言葉に俺は少しばかり思いつめる。確かにその時は俺はアスランと死闘を繰り広げる…。だがその時はどんな結末になるか、その時だな。

 

っとそう思っていると。

 

 

 

ヒユゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

 

 

ドガァァァァン!!!

 

 

 

突如爆発が起き、それに俺達は思わず振り向く。

 

「なんだ?!」

 

ムウが驚く中で、艦内放送が入る。

 

『総員!第一戦闘配備! 総員!第一戦闘配備!!』

 

それを聞いた俺達はそれに目を合わせる。

 

「ここで戦闘…」

 

「来るな…【砂漠の虎】が」

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

数分前、アークエンジェルの様子をザフトの部隊、砂漠の虎の事【アンドリュー・バルトフェルド】の部隊が見ていた。

 

「どうだね?噂の大天使は?」

 

「ハッ!以前何の動きもありません」

 

部下の【ダコスタ】がそれを報告し、バルトフェルドはコーヒーカップを持ちながら見ていた。

 

「地上はNジャマーの影響で通信環境が滅茶苦茶だからな。彼女は今やスヤスヤとお休みか…」

 

そう言ってバルトフェルドはその場を去り、ダコスタもその後を追う。

彼等が向かった先には、待機していた戦車数機にヘリが数機、そしてザフト軍唯一、砂漠の上でも機動性を発揮する四足歩行モビルスーツ【バクゥ】が数機居た。

 

バルトフェルドが戻ると、部隊の者達が集まって整列し、バルトフェルドが皆に言う。

 

「ではこれより、地球軍の新造艦、アークエンジェルに対する作戦を開始する。目的は敵艦、及び搭載モビルスーツの戦力評価である」

 

「倒してはいけないのではありますか?」

 

っとその事を言った部下に周りの兵士たちが笑い始めた。それにバルトフェルドが少し困った表情をする。

 

「うーん、その時はその時だが…、あれはクルーゼ隊が遂に仕留められず、ハルバートンの第8艦隊が命を賭けて地上に下した艦だ。それにあの艦には噂のアストロストーム社のモビルスーツもある。それを忘れるな?一応な、では諸君の無事と健闘を祈る!」

 

その言葉に部下達は敬礼をし、バルトフェルドも敬礼をして、ダコスタが指示する。

 

「総員!搭乗!!」

 

その言葉に部下達はバクゥと戦車に乗り込み、バルトフェルドはダコスタの乗るジープに座る。

 

「うーん…、コーヒーが美味いと気分が良い。さあ…戦争しに行くぞ!」

 

その言葉と同時にバルトフェルドの部隊が攻撃を仕掛け、総司たちが出撃準備に入るのだった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

バルトフェルドの部隊が攻撃を仕掛けて来たって事は、俺達の戦力を確かめる気だな?

 

まあそれならそれでいいか、俺達はパイロットスーツに着替え、ストライク等に乗り込む。

俺はミリアリアに通信を入れて、状況を確認する。

 

「ミリアリア!敵は何処から来ている!?」

 

『ごめんなさい!まだ敵が何処に要るか分からないの!』

 

「なら俺達が先に出て、けん制してみる! それなら相手も出てくるだろう!」

 

『ええ!?そんな!!』

 

ミリアリアがそれに驚いていると、ナタルが通信に入ってくる。

 

『いいだろう、森川少尉!先に君達が出て、相手をあぶり出してくれ! それと重力には十分気を付けろ!』

 

「了解!」

 

ナタルから許可を貰った後、俺はストライカーパックをあえてランチャーを選択した。

 

フルアーマーストライクの状態でランチャーが使えるか試してみるっていうのも、俺の考えだ。

ランチャーのアグニとガンランチャーがフルアーマーストライクに近寄ると、それに反応するかのように右肩がまるで磁石の様に張り付き、ガンランチャーを装備する。

 

そしてアグニはバックパックのアタッチメントアームが伸び、それを受け取って接続されて、機能した。

 

「お?機能した。物は試しだな?」

 

そう言いつつ。俺はリニアカタパルトにセットされ、ミリアリアが言う。

 

『カタパルト接続!進路クリア!ストライク発進どうぞ!!』

 

「森川総司! ストライク出るぞ!!」

 

リニアカタパルトから発進した俺はそのまま重力に引かれて、砂漠に着地する。だが肝心な事を忘れていた。それは…。

 

 

ズルッ!!

 

 

砂漠に足を持っていかれ、砂に少しばかり埋まってしまった。

それに俺は思い出した。

 

「(しまった!!砂漠の接地圧の事を忘れてた!!)」

 

俺が足に少々手間取っていると、陰から戦闘ヘリが姿を現し、俺に向けて攻撃を仕掛けて来た。

 

そんな時、一発のビームが飛んできて、俺は振り向くと、デュナメス達が俺の下に集まって来た。

 

「総司さん!大丈夫ですか!?」

 

「おいおい?接地圧の設定、まだ終わってなかったのかよ?」

 

「すまん!ちょっと時間を稼いでくれ!」

 

「全く…」

 

レックスは呆れながらも、GNスナイパーライフルからGNピストルに持ち替え、GN粒子を散布させながら飛行していく。

 

デュナメスのGNピストルが飛行する敵の戦闘ヘリを撃墜していく。

 

当然その様子をマリューさん達は見て驚く。

 

「あのモビルスーツ、飛ぶことが出来るの!?」

 

「しかも推進力も無しでどうやって…!?」

 

マリューさん達が驚く中で、遠くから見ているバルトフェルドは双眼鏡でその様子を見ている。

 

「ほう~、あの機体は空を飛ぶことが可能か? アストロストーム社の技術は凄いね~? ぜひうちにも欲しい技術だよ」

 

そう言ってバルトフェルドはダコスタに合図を送り、ダコスタはそれに頷き、無線で指示を送る。

 

「モビルスーツ隊!前へ!! 敵の動きを探れ!!」

 

その指示に動く様にバクゥが前線に向かい、俺達に攻撃を仕掛けるのであった。

 

 

 

 




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