機動戦士ガンダムSEED 変革修正の旅   作:ライダーGX

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第27話 ペイバック 前編

ライアン・フレイズと呼ばれる五月蠅い奴、そいつはZガンダムに乗って降りて来たから驚いたよ。

 

まさか宇宙世紀系のモビルスーツを駆り出してくるとは…、こいつ等のアストロストームはヤバいな…。

そう俺が思っていると、ライアンが俺に話しかけてくる。

 

「おい!お前のそのストライク、追加パーツを搭載したんだよな! どんな感じの…」

 

「悪いが話すつもりはない」

 

俺がそう言って俺はその場から離れていく。それにライアンは不機嫌そうになった。

 

「おいおい何だよ! 俺が来てやったって言うのにあのいい方はないだろう!?」

 

「馬鹿野郎。よく考えろ」

 

「え?」

 

ライアンはレックスの言った言葉が理解出来ず、レックスは目を細めて言う。

 

「あのカガリのいる前でそんな話しは出来ないだろう。場所を考えて言えって事だ。総司もそれを考えてるんだ」

 

「あっ、そうだった」

 

ライアンは肝心なところが抜けている、あまり別世界の設定論を知らないカガリにこの事を知られるのはあまりよくない、だからあえて俺は適当なフリして、その場を離れて聞く事にしたんだ。

まあ初めて会う人物にには、ちょっと無理な話か。

 

そんな中でカガリが俺の事を見ていたのは言うまでもなかった。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

そして夜。レジスタンスのアジトでは食事の時間となり、レジスタンスのメンバーたちは列に並んで食事を貰うのを待っていた。

 

その様子を見ていたサイ達は呟く。

 

「はぁ…レジスタンスの基地にいるなんて、なんかどんどん話しが遠回りの様な感じになって来てるよ」

 

「そうね…」

 

サイとフレイがそう呟く中でカズイがある言葉をこぼす。

 

「あ~あ、こんな事ならシャトルに乗っていれば良かった」

 

「そんな事言ったって、今更軍を抜ける事なんて出来ないだろう」

 

カズイの言葉にトールがそれを言う。

 

「私達、これからどうなっちゃうんだろう。…それより総司は?」

 

ミリアリアが俺が居ない事に気づいて、それにトールが言う。

 

「総司なら今レックス達と一緒にいるぜ。最近総司はあいつ等と一緒にいるよな?」

 

「まあ理由は分からなくもないけどな。同じモビルスーツパイロット同士、意見を交換していると思うよ」

 

サイがその事を話す通り、今現在俺達は格納庫でセリスのエアリアルの追加パーツの装着を行っていた。

 

それはライアンが万が一の為にレックス達の追加装備を持って来てくれていたのだ。レックスのは追加装甲のGNシールド、トレッドのはバズーカ。そして先の説明通り、セリスの追加装備は大気圏内でも飛行可能なフライトユニットである。

これがあれば大気圏内でも飛行が可能な為、エアリアルは俺達のサポート無しでも行動できる。

 

まあこれを取り付けるの、マードックさんがかなり愚痴ってたのは言うまでもなかったけどな。

 

「それにしてもグシオンは飛べないのは仕方ないと言ったら仕方ないか…」

 

「ああ、あれのフライトユニットは無いからな。まあ当面はライアンがウェイブライダーで運ぶ様にコンビを組ませるさ」

 

「成程…。それとライアン、すまなかったなあの時は、カガリが近くにいると返ってややこしくなるから…」

 

「ああ!俺もその事はすっかり忘れてたからな! 気にすんなって!」

 

そしてエアリアルにフライトユニットの装着が完了し、セリスが俺達の所にやって来る。

 

「終わりました!エアリアルのバックパック装着!」

 

「ご苦労様『緊急!緊急! タッシルの方角に黒煙を確認!繰り返す!タッシルの方角に…』タッシル?」

 

その放送に俺達は思わず顔を上げる、そうか…バルトフェルド達はレジスタンスの補給ルートを潰しに来たか。

あの人は穏健派だからそんなに殺し合いはしない人だ、あえてこの戦いをしに行ったのだろうな。

 

するとムウがやって来る。

 

「俺は出る!最短で現場に出れるのは俺だけだ! 総司!お前達は後から来い!!」

 

「了解です!」

 

俺達は直ぐに更衣室に向かい、パイロットスーツに着替える。

 

そしてコックピットに乗り込んだ時にはムウは既に出発していた。

 

俺達も急いで出撃する事にしよう。

 

「ミリアリア、エールの方を頼む」

 

『了解!APU起動!カタパルト接続!システムオールグリーン! 進路クリア!ストライク発進どうぞ!!』

 

「森川総司!フルアーマーストライク出るぞ!!」 

 

スキージャンプの様に前かがみになり、フルアーマーストライクは発進し、続いてデュナメス達の出番だ。

 

『進路クリア!システムオールグリーン! デュナメス!グシオンリベイク発進どうぞ!!』

 

「レックス・スターリング、デュナメス行くぜ!」

 

「トレッド・マクダイル! グシオンリベイク発進するぜ!!」

 

デュナメスとグシオンリベイクはスキージャンプの体制で発進し、最後にエアリアルとZガンダムがカタパルトに着く。

 

『進路クリア!システムオールグリーン! エアリアル…えっと』

 

「こいつはZガンダムだ!!ゼータでいいぜ!」

 

『りょ、了解! 改めて!『進路クリア!システムオールグリーン! エアリアル!ゼータ発進どうぞ!!』

 

「セリス・アージェント! エアリアル行きます!」

 

「ライアン・フレイズ! ゼータ出るぜ!!」

 

カタパルトから発進した俺達のガンダム、ライアンのZガンダムがウェイブライダー形態に変形し、グシオンリベイクを上に載せて、サブフライト替わりにした。

 

当然俺のフルアーマーストライクもエールストライカーを装備した事によって、推力の増加に成功して、エールストライカーでも飛行する事が可能になったんだ。

これなら大気圏内でも飛行する事が出来るから、ザフトの航空戦力も対応できる。

 

だがその前にだ、俺達はタッシルの元に行き、村人たちの安否を確認しに行くことにしたのだった。

 

 

 

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