機動戦士ガンダムSEED 変革修正の旅   作:ライダーGX

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一年以上も更新が止まって申し訳ありませんでした。

最新話更新です。


第28話 ペイバック 後編

アークエンジェルから発進した俺達はタルブの村へと向かう。フルアーマーストライクにエースストライカーを装着したこいつは飛行が可能となった事で、自由に動き回れる。

でもその前に今はタルブの村だ。人々は無事だといいが…。

 

 

そしてタルブの村、そこはレジスタンスたちの人たちが住んでいる場所だが、そこにザフト軍のバクゥ部隊が襲撃し、村を焼け野原にしてしまった。

サイーブ達が現場に駆け付け、カガリもその光景を目にして驚きの表情を隠せないでいた。

 

ムウが乗るスカイグラスパーが先に到着し、降りてその様子を見る。

 

そこに俺達が到着し、モビルスーツから降りてその光景を目にする。

 

「タルブの村が…」

 

「あちゃ~…見事に燃えてるわ」

 

セリスとライアンがその様子を見て、少しばかり言葉を失うセリスに、頭をかくライアン。

 

俺はその様子をただ見つめ、レックスが隣に来る。

 

「…バルトフェルドの部隊の仕業だな」

 

「報復か…、あるいは警告か…。その両方かな」

 

そう言っていると、ムウが俺達の所にやって来る。

 

「大変な事になってるなー?」

 

「少佐。…正直これでも優しい方ですよ、死人が居ないだけで」

 

「だよな。バルトフェルドの部隊は結構優しいじゃないの」

 

「何だと!!?」

 

俺とムウの会話を聞いたカガリが怒りを露わにし、俺達に近寄る。

 

「これの何処が優しい方なのだ!!? 村を焼かれ!行き場を失ったんだぞ!?」

 

「馬鹿。これだけで済んだと思える方が良いんだよ、死人が居ないし、焼かれたのは武器の弾薬の方だよ。武力を低下させればレジスタンスの行動を低下させる、それがあっちの隊長さんの考えなんだろうさ」

 

「納得できるか!!! 皆の住む場所を潰されたんだぞ!?これの何処がだ!!」

 

カガリは怒りをぶつけながらタルブの村に指を指す、この光景を何処が優しい方なのか理解出来ないからだ。気持ちは分からなくもないが、これでも大量虐殺されてないだけマシだぞ。戦争は此処よりもっと残酷だぞ。

 

そう思っていると、レジスタンスの連中が…。

 

「報復だ!!報復し返してやる!!」

 

「おう!俺もだ!! 俺もやられっぱなしじゃいられねぇ!!」

 

そう言ってレジスタンスたちはジープや装甲車に乗って反撃に出た。その様子サイーブも続いて乗り込むが、カガリも乗り込もうとする。

 

「私も行く!!」

 

「駄目だ!!!」

 

サイーブはカガリを突き飛ばすかのようにジープから降ろし、そのまま走り去る。

 

「サイーブ!!」

 

カガリは直ぐに立ち上がって追いかけようとしたが、その時アフメドとキサカが乗るジープが来る。

 

「カガリ!乗れ!!」

 

「うん!」

 

カガリがジープに乗り込み、サイーブ達を追いかけて行った。その様子を俺達はただ見ていて、それにムウが呟く。

 

「勇ましいね…全く」

 

「ですね。無謀とも言えますが、バクゥ部隊に相手にあれじゃあ無理ですわ」

 

俺がその事に呟きながら反撃に出て行ったあいつ等を見る。見る感じじゃ持って数分って所かな。

そう俺が言っていると、セリスが出て言う。

 

「あ!あの!! 追いかけなくていいんですか!? あのままじゃあの人達が危ないです!!」

 

「分かってるよ。少佐。追いかけて加勢しに行きます、あのまま死なれちゃ朝飯が不味くなる」

 

「了解だ。こっちは任せて行ってこい」

 

「了解!」

 

俺はフルアーマーストライクに乗り込み、レックス達もデュナメス達に乗り込んで、飛んで追いかける。

グシオンリベイクはZガンダムのウェイブライダーに乗って、便乗した。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

夜明け、俺達がカガリたちを追いかけて数分の時間が経ち、追いかけた光景を目にする。

 

もう既に戦闘が始まっていて、被害が甚大だった。

 

明けの砂漠は何台も車両を失っていて、カガリの方もやられていた。

アフメドを抱いては泣いて、その様子にキサカは見ている。

 

全く…あいつ等め。

 

『総司さん!』

 

「ああ、攻撃開始だ!!」

 

俺はそう言ってビームライフルを構えて撃ち、レックスもGNスナイパーライフルを撃つ。トレッドとライアンも120mmロングレンジライフルとビームライフルを撃つ。

 

俺達のビームライフルがバクゥ部隊の足元に直撃し、その隙にセリスが明けの砂漠達をカバーに入る。

それを見ていたバルトフェルドが思わず見る。

 

「ほう…?」

 

「あれは地球軍の!? 援軍に来たのか?!」

 

「先日とは装備が違うな…、それにビームの照準、砂漠の熱対流のパラメーターを既に入れているか。それとアストロストーム社も加勢に来ているとは、これはちょっと面白くなって来たぞ…」

 

「た、隊長…?」

 

ダコスタはバルトフェルドが何やら語り出した事に戸惑い、バルトフェルドは無線機でバクゥの一機に連絡を入れる。

 

「カーウッド!バクゥを私に変われ!」

 

『ええ?!』

 

「隊長!?」

 

「撃ち合って見ない分からない事もあるものでね」

 

そう言ってバルトフェルドはバクゥの所に向かう。

 

 

 

そして俺はビームサーベルを抜いてバクゥを切り裂いていく。

 

切り裂かれたバクゥは爆風を起こし、破片がそこら中に散らばる。そして次のターゲットをしようとした際。

 

一発の弾が俺の所に飛んできて、俺はそれをかわす。

飛んできた方を見ると、一機のバクゥが高速でやって来る。

 

この動き…バルトフェルドか。

 

するとバルトフェルドが乗るバクゥが他のバクゥ達と連携し始め、俺の周りを取り囲もうとしている。

 

「(俺の動きを見計ろうとしているのか…、でも肝心な事忘れてないか?)」

 

「俺達を忘れるな」

 

っとレックスがGNビームピストルで牽制し、バクゥ達の動きを止める。

 

同時にトレッドとライアンが120㎜ロングレンジライフルとビームライフルで攻撃し、それによりバルトフェルドは少しばかり表情を変える。

 

「クッ…やっぱり数もあっては無理があったか、ダコスタ!引くぞ!!」

 

『りょ、了解!』

 

そう言ってバルトフェルドの部隊は撤退して行き、俺達はそれにライフルを下ろすのであった。

 

 

 

 

 

そして俺達は明けの砂漠と向き合い、俺はため息を吐いた後に言う。

 

「…気は済んだか? 無謀な報復心は自滅の元だからな」

 

「何だと!!見ろ!!」

 

カガリは俺に掴みかかり、死んだアフメドを示す。

俺は少しばかり冷たい視線で見ながらも

 

「皆必死で戦ったんだ! 大事なものを守る為に必死でな!!それをお前は!!」

 

っとカガリが言おうとした際に、俺はカガリの手を払い、その際にカガリの頬を平手打ちし、その勢いに倒れてしまうカガリ。

それを見たサイーブは驚き、カガリは驚いた様子で見る。

 

俺はカガリに冷たい視線で見ながら言う。

 

「気持ちだけで何が守れる…? 思い上がるなよ…、今度その言葉を言ったら、俺はお前を容赦なく潰すからな」

 

「っ…!」

 

カガリはその言葉を聞いて息を呑み、俺はフルアーマーストライクの元に戻るのだった。

 

少しばかり厳しい言い方かもしれないが、カガリにはいい薬になる。何も知らないお嬢様のあいつに、現実を教えるのにな…。

 

 

 

 




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