俺がストライクでジンを撃破したのは良いもの、初勝利に浮かれてしまいジンの爆破に巻き込まれてしまったその頃に、港のシャフト内ではナタルが意識を取り戻し、途中で部下の『アーノルド・ノイマン』と合流、共にアークエンジェルへと向かっていた。
「ノイマン曹長、私の他にも生き残りは見つけたか?」
「いえ、周辺の捜索で手一杯で。それにアークエンジェルの方もまだ…」
「そうか…ではアークエンジェルに向かうぞ」
「はい!」
ナタルがノイマンと一緒にアークエンジェルへ向かう中、宇宙では激しい戦闘が続いていた。
ムウが乗る『メビウス・ゼロ』が近くのジンに狙いを定め、搭載しているガンバレルを展開する。
それによりジンのパイロットは周囲にのガンバレルに気を取られるが、ムウのメビウス・ゼロのレールガンによって武装を壊され。更にガンバレルによって腕を壊された。
ジンはそれにすぐにその場から離れて行き、それにムウは見る。
「逃げていく…ん?」
ムウはナスカ級から帰還の合図の信号弾が打ち上げられたことに疑問を感じる。
「どう言う事だ…?」
キューーーーーーーーーーーイン!!!!
「っ!?これは!!」
するとムウは何かを感じ取り、ある方向に向けてスラスターを点火させ、同時にナスカ級からある機体『シグー』が発進していた。
「私がお前を感じる様に…お前も私を感じるのか? 不幸な宿命だな…ムウ・ラ・フラガ」
そのシグーに乗るラウ・ル・クルーゼはそう呟いて、ヘリオポリスに向かうのであった。
その様子をある空間、神様が様子を椅子に座りながら見ていた。
「…どうやら上手く修正されて行っている様ですね。このまま何事もなく物語が進めばいいのですが」
そう呟くと、その神様の後ろにある人物が近づき、それに神様は気づいて振り向くと、そこには白いローブを纏った女性が居た。
その人物に神様は立ち上がって言う。
「“革命神”さん、今私が送った転生者…総司さんがコズミック・イラの世界を修正しています。本来貴女がやってしまったミスを彼が…」
「余計な事をしてくれるわね…」
「え?」
その言葉に神様は思わず疑問の声が出た。するとその革命神の身体から何やらどす黒いオーラが現れ、それと同時に物凄い波動が神様に襲い掛かった。
その波動を何とか耐えた神様、突然の事に驚きを隠せないでいた。
「これは…!?」
「やっとあの忌々しい”出来損ない”が居なくなったことで、我らの悲願を達成できると思っていたのに!お前のせいで何もかも狂いだした!!」
「あ、貴女は一体何を言って…っ!?」
神様が次の事を言おうとした際、思わず言葉が止まってしまった。
それはその革命神の背後に何やら物凄い怨念の邪気が纏わりついていて、そしてその姿が露わになる。
その姿とはかつて『ミレニアム』によって一斉射撃で旗艦『グルヴェイグ』事沈められた女『アウラ・マハ・ハイバル』だったのだ。
アウラの姿を見て神様は驚きを隠せないでいた。
「貴女は…アウラ!?」
「貴様が何をしようが私の野心は止まらない!! あの世界を必ずや私の子供たちが制するのだ!!!」
そう言ってアウラは革命神と共に姿を消し、神様はそれに立ち上がって唖然としていた。
「…何と言う事、まさかアウラの怨念が革命神に取りつくとは! これはもう一刻の猶予もございません! 少しばかり総司さんに負担をかけてしまいますが、彼にある物をお渡ししておかねば!」
そう言って神様はある物をコズミック・イラの世界に送り、更に俺の頭の中にメッセージを送った事は後に分かる事だった。
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「…っ、ぅ…いつつ」
俺は自爆の爆風の衝撃でストライク事ビルに突っ込んでちょっとばかし気を失っていた様だ。
そして俺はマリューさんの方を見ると、マリューさんは気を失っている。
これは丁度好都合だ。今の内に《ズキン!!!!》
「ぐッ!?」
俺は思わず頭を抑えて、頭の中に入って来たメッセージを聞いて驚きを隠せないでいた。
SEEDFREEDOMで死んだはずのアウラが革命神を乗っ取りこの世界を変えた!? しかも今度は俺を潰そうとしている!?おいおいマジかよ…。
あのロリババア…死んでもまだ諦めていないってのかよ?
これは俺も遠慮は出来なくなって来たな。でも今はマリューさんを何処か休ませないと。
俺は一度コックピットを開けて、周囲を見渡すと、外にいたミリアリアが俺を見つける。
「ああ!?総司!!」
「ミリアリア、それに皆も」
「総司!!そんな所で一体何やってんだよ!?」
「それにそのモビルスーツは!?」
トール達はストライクの足元に近寄って来た。よっしゃ、丁度いい。
「皆!ちょっとばかし手伝ってくれ! 俺の他に怪我している人が1人乗っているんだ!」
「え?いいけど…此処じゃ無理だろう?」
「皆手に乗ってくれ。此処から移動する」
「ぇえ…」
カズイは何やら不満そうな声を上げつつも、皆俺の指示に従い、ストライクの手に乗ってその場から移動した。
あっ、因みに重斬刀は腰にマウントしているよ? 使えるものは何でも使わないとな。
一応広い場所に出た俺はトール達を地面に下し、俺がマリューさんを連れて降りた時にストライクの色がトリコロールカラーからグレー状態のアクティブモードになった。
「あっ、色が」
「こいつのパワーが切れたんだ。充電すればまた何とかなるよ。とにかく今は応急処置だ」
俺はマリューさんをベンチに寝かせ、その後傷口を何とか包帯で巻くぐらいで何とかした。後は医者に見せないとこの傷は治せそうにない。
俺がある方向を見るとトール達がストライクの方に行き、何やら触り始め出した。おいおい…一応それ軍の最重要機密だぞ?本来だったら俺も含め民間人が触って良いもんじゃないぞ?
するとマリューさんが意識を取り戻し、それによりミリアリアが声を掛ける。
「きがつきました? 総司!」
「…ぐっ!?」
「無理しないで、今は応急処置をしているが、ちゃんとした医者に見せないと」
俺はそれを言うと、マリューさんは俺を見続けていて、俺は少しばかり謝罪する。
「その…すいません、偉そうに言ってしまい」
「これお水です」
「ありがとう…」
ミリアリアが水を持って来て、それを飲むマリューさん、するとマリューさんがトール達が未だにストライクに触れているのを見てすぐ怒鳴る。
「そこから離れなさい!!」
バァン!
「ヒッ!!」
「キャア!!」
突如の銃弾にカズイとミリアリアが悲鳴を上げ、俺は呆れた様子で言う。
「おいおい、いきなりぶっ放さないでくださいよ」
「助けてくれたことには感謝します。でもあれは地球軍の最重要機密よ。民間人が触れていいものではないわ」
「分かってますよ」
「何だよ…さっきまで触ってたの総司じゃんか」
するとトールが愚痴をこぼすとマリューさんがトールに向けて銃を向ける、それにトール達は思わず固まり、俺はため息を履きながら言う。
「はぁ…トール、サイ、カズイ、こっち来い」
それにトール達は俺の下に来て、ミリアリアは俺の後ろに隠れるように近寄る。
そしてマリューさんが俺達に向けて話す。
「皆…1人づつ名前を」
「サイ・アーガイル」
「カズイ・バスカーク」
「トール・ケーニッヒ」
「ミリアリア・ハウ」
「総司、森川総司。此処だとソウジ・モリカワって言うだろうな」
そう言って自己紹介を済ませると、マリューさんは自分の名を言う。
「私はマリュー・ラミアス。地球連合軍の将校です。申し訳ないけど、貴方達をこのまま解散させる訳にはいかなくなりました」
「「「「え!!?」」」」
俺以外のトール達はその事に驚きを隠せないでいた。そりゃそうだよな…。
「事情はどうであれ、軍の重要機密を見てしまったあなた方は、しかるべき所と連絡が取れ、処置が決定するまで私と共に行動してもらいます」
「ちょっと待てよ!?」
「なんだよそれ!?」
「従ってもらいます」
「僕達はヘリオポリスの民間人ですよ?中立です!」
必死に抗議するサイ達、そんな様子をマリューさんはイラつきがやって来る前に俺が何とか収めるとしよう。
「…皆、もう俺達は巻き込まれてるんだ」
「総司!?」
「最重要機密ってのは自軍の仲間にも知られていない事なんだ。万が一それが漏れたりもしたら監禁されるか、もしくは秘密裏に処刑される可能性だってある」
「そんな…」
俺の言葉にサイ達はただ言葉を無くす。
「それに今は戦争中、ヘリオポリスの外では未だに戦闘が続いているんだ。更に地球軍がこのヘリオポリスで何かしら動いていたって事は、オーブ政府も関係しているって事だ。ここは大人しくマリューさんの指示に従う方がいい。この人なら俺達を安全に扱ってくれるはずだ」
「…貴方は理解が早くて助かるわ、彼の言う通り指示に従ってくれれば、安全を保障しますし、私が必ず守ります…これには嘘偽りはありません」
そう言って銃を下すマリューさん。
ふぅ…、一応何とかなったな。
これからどうなる事やら…。
SEEDFREEDOMのアウラがいきなり出ましたねwww。
これはもう原作通りには進まない。
この作品にオリキャラとモビルスーツを出します。こっちの考えたやり方で行きます。どうでしょうか?
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構いませんよ
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要りません。