機動戦士ガンダムSEED 変革修正の旅   作:ライダーGX

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第7話 サイレントラン

崩壊したヘリオポリス…。その様子を俺はストライクのコックピットで見ていた…。

 

「(…何てこと)」

 

その事にはアークエンジェルのブリッジにいるマリューさん達も、騒然とするしかなかった。

 

「…こうも呆気なく、脆いとは」

 

「くっ…」

 

ムウの言葉と同時にマリューさんは拳を握りしめる。

 

俺はシュベルトゲーベルを背中のマウントラックに収め、再び辺りを見渡す。

 

外に吸いだされたから周りには瓦礫や建物の残骸がある…。しかもこの辺りだとすると、ここは俺の家に近い場所だ…。

もう使い物にならないけどな…。

 

「(父さん…母さん…、無事にオーブに辿り着くといいが…)【ズキン!!】ぐっ!!」

 

するとまたしても頭から頭痛がし、それに俺はまたしても驚く。

 

どうやらアウラがこの世界に何かを送り込んだ様だ。しかもそれはこの世界のモビルスーツではないらしい。

その為神様が対抗策として、この世界にある人物を送り、更にはモビルスーツをも送って来たそうだ。

 

それがどのタイミングで合流するか分からないが、一応そこは運任せとの事だ。

 

更に俺にある物を送るとの事で、その座標は直ぐ近くにあるらしい。

 

「アウラ。そんなにもキラの代わりである俺を潰すか、上等…それなら俺も遠慮はしない…。それはそうと俺にある物を送ったって言うよな? この近く…え?」

 

俺は頭の中に入って来た座標の位置の場所に行き、その場所に思わず驚く、その位置は何と俺の家の地下、しかもそこは何と球体型のビルダー設備のものだった。

 

それには俺は驚いた。

 

「お~…これはこれは。えーっと…こいつの名は『スクラップ・オブ・ビルダーズ』。残骸や廃材などを主に資材とし、武器や装備、更にはモビルスーツの強化パーツを作る事が可能…?おいおいマジかよ。それは凄いな」

 

俺の頭の中にスクラップ・オブ・ビルダーズの説明が入って来て、俺はそれに驚きを隠せないでいた。

 

これがあれば武器や装備が破壊された際にこいつにそれを入れて、新しい武器や装備を作ってもらう事にしよう!

 

そう俺が思っていると、ストライクの通信にナタルのこれが来る。

 

『X105ストライク! 聞こえるなら応答しろ!』

 

「こちらストライク、何とか無事だ」

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

俺との通信がようやく繋がったのか、ナタルは少しばかりイラつきを抑えながら話す。

 

「ふぅ…。無事の様だな。アークエンジェルの位置は分かるか?」

 

『ああ、信号を受信したからすぐに戻れる。それと戻る際に必要な物資も見つけたから、それを回収して戻る』

 

「何だと?本艦にそんな事をしている余裕は…」

 

『俺が見つけたんだ。使えるものは何でも使うのが流儀。そう硬い事言わない、以上!』

 

そう言って俺は通信を切り、それによりナタルは少しばかりストレスが溜まった、そしてムウとマリューさんは今後の事を話しあっていた。

 

「それで、これからどうするんだ?」

 

「どうって…本艦はまだ戦闘中です。ザフト艦の動き掴める?」

 

「無理です!残骸の中には熱を持つものも多く、これではレーダーも熱探知も使えません」

 

その言葉にマリューさんはまたしても考える素振りを見せる。

そんなマリューさんにムウは語る。

 

「向こうも同じと思うがね。追撃があると?」

 

「そう考えると想定するべきです。尤も今攻撃を受けたらこちらに勝ち目はありませんが…」

 

「だな…、こっちには…あの虎の子のストライクと俺のボロボロのゼロのみだ。艦もこの人員じゃ戦闘はな」

 

ムウは今のアークエンジェルの戦力が心持たない事に話し、それには流石のマリューさんも俯く、するとムウがこんな提案をしてきた。

 

「最大船速で振り切るかい? かなりの高速艦何だろうこいつは」

 

「向こうにも高速艦のナスカ級がいます、振り切れるかの保証はありません…」

 

「なら素直に投降するか…」

 

「えっ?」

 

っとムウの意外な言葉にマリューさんは驚く。

 

「…そう言う手もあるぜ」

 

「それは…」

 

『こちらストライク、アークエンジェル聞こえる?』

 

すると俺が通信をアークエンジェルに繋げ、それにマリューさん達は振り向く。

ナタルはこっちにではなくアークエンジェルのブリッジに繋がる様にしたことに苛立ちを覚える。

 

「おい貴様!何故こっちに連絡をしないんだ!」

 

『実はちょっとばかし問題が起きて…』

 

「問題?何総司君」

 

『実は戻る途中に救命ポッドを見つけしまったんだ』

 

その言葉にマリューさん達は驚き、ナタルはそれに反論する。

 

「おいちょっと待て!まさかそれを回収するつもりじゃないだろうな! アークエンジェルは戦闘中なんだぞ! 避難民の収容する余裕はないんだ!」

 

『そうは言ってもな、このポッド推進部が壊れ、更に遭難信号が作動してしないんだ。そうなると救助艦にそのままにされて、永久に宇宙の旅をする羽目になる。出来たら俺はそれを避けたい』

 

「…分かったわ。避難民の収容を受け入れます。収容を急いで」

 

「…分かりました。艦長」

 

 

 

 

そして俺はマリューさんからの許可を得て、救命ポッドをアークエンジェルに収容させた。

 

俺はストライクをデッキに固定させ、コックピットから出ると同時に救命ポッドからフレイが出て来た。

それと同時に俺の懐に入っていたロボット鳥『トリィ』が飛び出していく。このトリィはアスランから貰った物だ、何故か俺はおっちょこちょいだの事、よく言うよ…あいつめ。

 

『トリィ!』

 

「あっ!こら待てトリィ!!」

 

俺の言葉が聞こえたのか、フレイがこっちの方を見る。

 

「あなた!確かサイの友達の!」

 

そう言ってフレイはそのまま俺に飛びついて来て、それに俺は思わず焦る。

 

「お、おい…、それよりもフレイ・アルスター。まさかお前がこのポッドに乗っていたのはな」

 

原作を知っている俺でもここはあえて抑えるのが大変だ、それにこんな少女に抱き着かれるとちょっとばかり困る。

一応男だからな。

 

「ねえどうしたのヘリオポリス? どうなっちゃったの?! 急に避難警報がでて、お店でミシェル達に隠れて1人でシェルターに逃げ込んで!」

 

「お、おいおい…落ち着け」

 

「これザフトの船なんでしょう?私たちどうなっちゃうの?何で貴方ここにいるの?」

 

「だから落ち着けって。ここは地球軍の船の中だ」

 

「ウソ!だってモビルスーツが!」

 

フレイはストライクを見て怯えだすが、それを俺が何とか抑える。

 

「あれも地球軍のだ、ザフトの物とは違うよ。だが丁度良かった、ここにはサイもミリアリアもいる。もう安心だ」

 

一応俺はフレイをサイ達の所に連れて行く、その方が安心だろう。

 

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

 

一方ザフトの方では崩壊したヘリオポリスを見つめていた。

 

「いかがなさいますか?この状況…、中立国のコロニーを破壊したとなれば評議会も…」

 

「地球軍の新型兵器を製造していたコロニーの何処が中立なのだ?」

 

クルーゼは新型機動兵器の建造していたコロニーを否定し、それにアデスは困っていた。

 

「しかし…」

 

「住民は全員脱出している、さして問題はないさ。“血のバレンタイン”の悲劇に比べればな」

 

「っ…」

 

血のバレンタインの言葉を聞いて、アデスはその事に何も言えなかった。確かに血のバレンタインの悲劇に比べればヘリオポリスの崩壊は大した事はない。

そしてクルーゼは近くのオペレーターに問う。

 

「新造艦の位置、掴めるか?」

 

「この状況では…」

 

「あれを追うつもりですか? ですがこちらにはモビルスーツはもう…」

 

アデスは先の戦闘でジンを全て失ったため、発進出来る機体はないと打診する、だがクルーゼはある事を言う。

 

「あるじゃないか。地球軍から奪ったモビルスーツが4機」

 

「あれを実戦に投入されると? しかし…」

 

「データさえ取れれば構わんさ。使わせてもらおう…周囲基図を出してくれ。ガモフにも索敵範囲を広げる様打電だ」

 

「はっ!」

 

そう命令したクルーゼにアデスはするに了解し、ガモフにこの命令を打電する。

 

ヴェサリウスに戻ったアスランは俺の事を考えていた。

 

「…総司、君は何故そこに居るんだ?」

 

 

 

そして俺はフレイをサイ達の所に連れてきたところ、フレイは目に涙を溜まらせながらサイの方に向かって抱き着いた。

その様子はため息を履く。

 

「はぁ…、めんどい奴」

 

「総司、お前もお疲れだったな」

 

っとトールとミリアリアが俺の下に来て、俺はそれに振り向きながら頷く。

 

「ああ、何とかな…。だがヘリオポリスの方は見ての通りだ…」

 

「それは…仕方ないわよ」

 

「総司が無事だったことに俺達は満足だよ」

 

その事に俺は少しだけ心の重みが取れる。全くいい奴等だよこいつ等…。

 

「ありがとう、それじゃあ俺はちょっと行ってくる」

 

「え?行ってくるってどこにだよ?」

 

トールは俺が向かおうとしている所に問いかける。

 

「何処って格納庫さ、俺が拾ってきた物資を調べる為にな」

 

あれがあれば今後の戦力も何とかなるだろう…。

 

そして俺は格納庫に行くと、マードックさんがスクラップ・オブ・ビルダーズを見て頭を悩ませていた。

 

「マードックさん。どうですか?」

 

「おい坊主。お前が拾ってきたこいつなんだがとんでもないなおい。さっきデータをラミアス艦長にも見せたが艦長も驚いていたぞ、残骸や廃材を材料にするから、一応試しに壊れた部品をこんな中に入れ込んでみたんだ。そしたらこんなもんが出来上がったぞ!」

 

っとマードックさんがある物を俺に見せて来た、それはストライクのサイドスカートの方だ。アーマーシュナイダーを格納するのはいつも通りだが、そのサイドスカートにビームサーベルをマウントするラックが追加されている。

おお~…これはこれは、早速このビルダーズの性能が発揮しているよ。これは相当ヤバいぜ…流石神様が送って来た代物だけはある。

 

でもデータはどうなってるんだろう…、気になるな。

 

「それで?これをストライクに装備させるんですか?」

 

「装備させるって何も、使う以外ないだろう、一応このパーツはストライク専用だ、交換するだけで十分だろう」

 

「成程、じゃあ俺も手伝います。人では多い方がいいでしょう?」

 

「助かるぜ。本当に人手不足なんだこの艦は」

 

「それでこの艦は何処に向かんですか?」

 

一応知っている俺はあえて知らないふりをし、マードックさんにそのことを聞く。

 

「フラガ大尉の話しだとユーラシアの軍事要塞に向かうとの事だ。しかしそこまでザフトに見つからない事を祈るだけだがな」

 

そう言ってマードックさんはストライクの方に向かう。

 

そして俺はスクラップ・オブ・ビルダーズの方を見る。こいつは今後頼りにさせてもらうとするか。

 

 

 




一応考えている事があります。

実はストライクのフルアーマーバージョンってのを考えているんですが。それをYouTubeに出ているのと、ガンプラでの画像でしか見た事ないです。

一応ガンダムmk-Ⅱのフルアーマーとデュエルのアサルトシュラウド、それらに似た武装で行きたいと考えているんです。もちろんオリキャラの件に付きましても出します。
それとモビルスーツは歴代ガンダム作品のモビルスーツから出そうと考えているんです。

どうでしょうか?

モビルスーツは歴代ガンダムから追加し、ワンオフ機か量産機を主にしますどうでしょうか?

  • それでお願いします。
  • コズミック・イラの世界限定で。
  • 残念ながらそれは無しで。
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