デュエル内容を何度も書き直したせいで、ストーリーまでも変更する事に...
恐らく誰も予想出来ない様な終わり方になった気がします(あまりいい意味ではなく...)
side魔理沙
何なんだこいつは...
私の本気を見てもまだまだ余裕がある
アクセルシンクロは私のとっておきなんだぜ?
余程の事がない限り、使った事が無いんだぜ?
なのにこいつは...
シューティングスターを出した勝負は未だに負けた事はないんだぜ
なのに...それなのに、このターンでシューティングスターすらもやられる気がするぜ...
side霊夢
「あの2人凄い...」
先ほど、大きな物音を聞いて庭に来てみれば飛鳥と魔理沙がデュエルをしていた
本来なら「五月蝿い!」と叱ってる所だが、この2人のデュエルを見ているうちにそんな気は完全に消え失せていた
「魔理沙...あんなモンスターいつの間に...」
飛鳥の実力は一週間の間に嫌というほど知ったし、魔理沙の実力も長い付き合いもあってよく知っていた...筈だった
「シューティングスタードラゴンなんて、見た事無いわよ...」
あんなドラゴン、私とのデュエルではもちろん、他の人とのデュエルでも1度も見た事がない
「でも...」
魔理沙は時々1人で異変を解決しに行く事があった。私よりも早く行って、勝手に解決した事も何度もある
「不思議だったのよ...いつものあんただったら、私よりも弱いのに、私と同等の相手に勝ってくるだもの...」
今の魔理沙は悔しいが私よりも強いだろう
「でも...」
それでも勝てない、と感じた
今の魔理沙でもあの飛鳥には勝てないと...
side 飛鳥
シューティングスタードラゴン、それにアクセルシンクロ...
あの人ですら出会ったことのないモンスター達だ...
「魔理沙!お前は強いよ...でもな!俺は負けられない。だから...そのモンスターを倒して勝つ!」
「シューティングスターには自身を除外して、相手の攻撃を無効にする効果もあるんだぜ?」
「そうなのか...でも!」
確かに俺の今の手札じゃ逆転はできない...だけど!
「まずはサイクロンを発動!対象はそのセットカードだ!」
これは賭けだ...あの伏せを守るか守らないかが全てを決める
「チェーンで何か使うか?」
「いや、使わないぜ」
魔理沙はシューティングスターの効果も伏せカードも使わなかった。セットカードが破壊される。
「リビングデッドの呼び声か...」
確かにこの場面でリビデを守るかは微妙な所だ
シューティングスターの効果を温存したのだろう
「今、俺のフィールドにはカードはなく、手札はこのカード1枚だ。よって、E・HEROバブルマンを特殊召喚!そしてカードを2枚ドロー!!」
引いたカードは...よし!
「手札から魔法発動!ミラクルフュージョン!!」
「このタイミングでミラクルフュージョンだって!?」
「俺は墓地のネオスとアシッドで融合!大宇宙の彼方より来たりし戦士が青き星の戦士と交わりし時、星を超えた絆が勝利をもたらす!融合召喚!現われろ!E・HEROネオス・ナイト!!」
奇跡の光の中から、新たなネオスが現れる
「ネオス・ナイトの攻撃力は融合素材とした、ネオス以外のモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする!」
ネオス・ナイトATK2500→3800
「さらに、ネオスナイトは2回攻撃出来る!その代わり、相手に与える戦闘ダメージは0になるけどな。バトル!ネオス・ナイトでシューティングスターに攻撃!」
「シューティングスターの効果だぜ!「させない!」!?」
「チェーンして、禁じられた聖杯だ。シューティングスタードラゴンの効果を無効にし、攻撃力を400上げる!」
シューティングスターATK3300→3700
「そして、ネオス・ナイトの攻撃は続行!いけぇ!」
ネオス・ナイトの剣がシューティングスターの腹部に突き刺さる
「ラス・オブ・ネオス・スラッシュ!!!」
そのまま剣はシューティングスターを切り裂き、流星の竜は消滅した...
「なんで、なんで...」
魔理沙は小さい声で呟く...
そして、俺を睨めつけながら力強い声で言った
「なんで!禁じられた聖杯をあそこで使ったんだぜ!あのままシューティングスターの効果を通していれば、2回目の攻撃時に使うことで勝てた筈だぜ!」
確かにそうだ、さっき自分で言ったばかりじゃないか、『負けられない、絶対勝つ』と...
でも俺は...
「確かにそうすれば勝てたかもしれない。でも、俺は見たかったんだよ。俺のエースとお前のエースの戦いがさ...。それに、もしお前の手札にバトルフェーダーみたいなモンスターがいたら次のターンで俺は負けてたろ?」
確かに魔理沙のデッキにバトルフェーダーのようなモンスターがいたら、次のターンで負けていたであろう事は事実だ。でもそれは言い訳に過ぎない
「分かったぜ...確かにお前が言うことは一理にあるぜ」
魔理沙は俺に力無く呟く
「でもな...許せねぇよ」
魔理沙はそしてデッキの上に手を乗せた―サレンダーだ
「もう、こんなデュエルする価値ないぜ...」
魔理沙LP900→0
魔理沙はディスクを箒に戻し、そのまま乗って飛びさってしまった
去り際に見えた魔理沙の瞳には小さく光る物が見えた...
俺はようやく自分の過ちを認めた
「俺は、なんて事をしてしまったんだ...」
そうだ、普段ならあの場面で聖杯は使わない
俺は『舐めプ』を魔理沙にしてしまったのか...
そうだ、いくらシューティングスターを倒したいからといって、意図的に舐めプと思われるような事をするのは相手に失礼だ...
「俺はデュエリスト失格だ....」
side 霊夢
「飛鳥...」
飛鳥の最後のプレイング、あれは確かに舐めプと思われるようなものだった
「でも...」
私は知っている
彼には決して悪気があった訳ではない事を
しかし、魔理沙にはその様には受け取られ無かった
「あんなに楽しそうにデュエルしてる魔理沙、初めて見たもの...」
そう、魔理沙は真剣だった
自分の持てる力の限りを尽くしたのだ
それに対しての舐めプなど、到底許せるものではない
それが魔理沙という人間なのだ...
「私がなんとかしないと...」
魔理沙に伝えなきゃ...
遊城飛鳥という人間というものを...
そして私は魔理沙の飛び去った方向へ飛翔した―
第四話 end
どうしてこうなったんでしょう...
飛鳥がシューティングスターを倒す事に固執し過ぎたのが悪いのか、その行為を舐めプと受け取ってしまった魔理沙が悪いのか...
恐らく私が一番の悪ですね(苦笑)
最初はこのような終わり方にする気はありませんでした
しかし、飛鳥と魔理沙の真の決着はまだ早いのでは?と、考えてしまったのでこのような幕引きとなりました
お互いに本気を出しすぎてしまった感もありましたからね...
私のミスでもあります
次回は霊夢さんに頑張ってもらう予定です
この作品のもう1人の主人公の活躍に期待してください!