深淵第五層。
レグは、突然謎の黒いサングラスをかけ、金色のチェーンを首に巻きながら登場した。
「Yo、ボンドルド!今日こそお前に教えてやるぜ、俺のビートは深淵より深いんだぜ!」
レグは謎のビートボックスを始め、周囲の原生生物たちがノリノリで踊り出す。
一方のボンドルド。いつも通りの不気味な落ち着きを見せながらも、なぜか両肩にスピーカーを搭載していた。
「素晴らしい!君のラップに潜むリズムの可能性を探求させてもらおう!」
スピーカーから爆音のテクノビートが流れ出し、周囲が一瞬でダンスフロアと化す。
第一ラウンド:ビートバトル開始!
レグがマイクを握り、即興のラップをかます。
「Yo、俺はレグ、鉄の拳!
深淵の敵を全員粉砕!
お前の装備はちょっと古い、
俺の火葬砲で全部無効化!」
観客と化したナナチが頭を抱えながら呟く。
「なんなんだよこれ…。深淵の冒険はどこに行ったんだ…。」
しかし、ボンドルドも負けてはいない。彼は白笛をマイク代わりに持ち、応戦する。
「黎明卿の名を冠する私!
探求の果てに君を迎え撃つ!
深層の知識は無限の武器、
君のラップはただの音の粒子!」
ナナチはさらに絶望した。
「…もうやめてくれ…。誰も得してないだろこれ…。」
第二ラウンド:肉弾戦突入!
突然、レグがチェーンを投げ捨てて叫ぶ。
「ラップじゃ決着つかねぇな…ならば拳で語る!」
彼の義手がガシャリと音を立て、ボンドルドに向かって飛び出す。
「素晴らしい!では私もその拳に敬意を表し、これを試させてもらおう!」
ボンドルドは謎の新兵器「深淵式巨大フライ返し」を取り出し、レグのパンチを迎撃。
「これで君を『ひっくり返す』ぞ!」
レグの鉄拳がフライ返しに弾かれ、周囲の岩壁が崩壊。しかしレグはすぐに立ち上がり、火葬砲を充填する。
「この技で終わりだ、ボンドルド!」
ボンドルドもまた、謎の黒光りする盾を取り出す。
「君の火葬砲が私の『リフレクターヴァニラシールド』を超えるか、試させてもらおう!」
クライマックス:深淵ギャグの果て
レグの火葬砲がボンドルドの盾に直撃し、二人を中心に巨大な爆発が巻き起こる――かと思いきや、そこから現れたのは…ボンドルドが持つ「お詫びのケーキ」。
「素晴らしい戦いだったね、レグ。だが、争いの果てには『平和のケーキ』があるべきだと思わないか?」
レグは呆然とケーキを見つめる。
「お前…何言ってんだ?」
そこにナナチが乱入。
「いい加減にしろってんだお前ら!何がケーキだ!何がラップだ!お前らはただの深淵の変人だろ!」
エピローグ:誰も勝者になれなかった…
最終的に、ケーキを囲みながら黙々と食べる3人。
「君の探求心は実に素晴らしいね、レグ。」
「もう喋るな…。頼むから普通の冒険に戻ろうぜ…。」
ナナチは最後の一口を飲み込み、こう呟いた。
「…もう帰っていいか?」