思い付いたダンまち系短編集   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回は何かかなり違うダイの大冒険の世界で、ダイの側近をやっている人がダンまち世界に来た話になります
2500文字程度なので短い話ですね


お前を倒してこの地上もいただく、と言ってしまうようなダイの側近がダンまち世界に来た

覇王ダイ。

 

または拳王ダイや、拳を極めし者など様々な異名を持つ私の主君は最強の存在である。

 

ダイ様の故郷であるデルムリン島での魔軍司令ハドラー撃退から始まった数々の戦い。

 

獣王クロコダインを粉微塵に砕き、魔剣士ヒュンケルを手刀で両断。

 

氷炎将軍の核を瞬時に見抜き、指先から放った闘気弾で的確に撃ち抜いた後に、残った氷炎の身体を素手で粉砕。

 

竜の騎士バランが竜魔人と化して繰り出したギガブレイクすらも、指2本で挟み込んで受け止め、残った片手で繰り出した拳で砕け散ったバランの身体。

 

超魔生物となったザムザでも一撃で滅するダイ様の拳。

 

鬼眼城すらも手刀で飛ばした斬撃波で真っ二つ。

 

超魔生物となったハドラーすらも、拳の一撃で屠る。

 

大魔王バーンが真の姿を見せた時も、竜の紋章を使わずに圧倒したダイ様の力は凄まじい。

 

鬼眼の力を解放して鬼眼王と化したバーンに対し、初めて敵に竜の紋章を使ったダイ様は一撃で鬼眼王の腕を砕いた。

 

「お前を倒して、この地上もいただく」

 

ダイ様が竜の騎士であったことに狼狽えるバーンに、そう言い放ち、鬼眼王すらも打ち倒したダイ様は、その宣言通り、地上すらも手に入れたお方だ。

 

我が主君が統治した地上を狙う冥竜王ヴェルザーの配下すらも、残らず始末した覇王ダイ様。

 

覇王ダイ様の側近である私は、部下達が開発した新魔法を御披露目されることになる。

 

それは異なる世界へと繋がる旅のとびらというものを作成する魔法であった。

 

上手く使えば異なる世界の技術など、様々なものを手に入れることが可能となる魔法ではあるが、異なる世界でも生き抜ける強さが無ければ、死んでしまってもおかしくはないだろう。

 

部下達に任せるのは少々心配で、危険性がある仕事を主君であるダイ様にお願いするようなことは避けたい。

 

ダイ様の配下の中では1番強い側近の私が、試しに異世界に行ってみて、安全性が確認できたら他の人員も呼んでみるとするか。

 

という訳で、旅のとびらを用いて移動してみた異世界。

 

竜と遭遇することが多いな、と思いながら闘気を軽く纏わせた棒で竜を両断しながら進んだ私は、巨大な黒い竜と出会うことになる。

 

「ふむ、魔王軍のクロコダイン以上、竜魔人バラン以下といったところですか」

 

その程度の実力ならば、私でも問題は無さそうだと判断し、上段に構えた棒に纏う闘気の刃を一瞬で黒い竜の身体よりも長く伸ばす。

 

「オーラブレード」

 

腕を振り下ろし、オリハルコンすらも容易く断つ鋭い闘気の刃が黒い竜を頭頂部から真っ二つに斬り裂いた。

 

黒い竜の核らしき部位が胸部に存在していたことは感じ取っていたので、そこも確実に斬っておいたが、核を斬られて破壊された黒い竜の身体は灰と化していき、一部の部位しか残ることはない。

 

「ほほう、これは興味深いですね」

 

まるで禁呪法で作成された生物のように核が存在するが核を破壊されても身体の一部が残るとは、と考えながら黒い竜の牙と鱗に骨を魔法の筒で回収しておく。

 

それから一旦旅のとびらを用いて元の世界に戻り、黒い竜から手に入れた品々を部下達へと提供して調べてもらうことにした。

 

再び旅のとびらで異世界へと移動した私は、本格的に情報収集を開始。

 

人里や街などに立ち寄り調べた情報によると、どうやらオラリオという場所にダンジョンとやらがあり、そして神々が天界から下界へと降りてきていて、神の恩恵を与え、ファミリアというものを作っていたりもするらしい。

 

下界では神の力を基本的には使うことがない神々は、刺激しなければ問題は無さそうだ。

 

モンスターの体内には魔石という核が存在する世界のようで、魔石を抜き取られるか破壊されたモンスターの身体は灰と化す。

 

モンスターの身体で発達していた部位がドロップアイテムとして残るそうで、私が倒した黒い竜は複数のドロップアイテムが残ったが、発達していた部位が多かったのかもしれない。

 

ダンジョンからはダンジョン産の金属なども手に入るので、通常の金属よりも質が良い武器が作れると評判だった。

 

オラリオに向かい、ダンジョン産の金属とやらを手に入れることを、一先ずの目標とした私はオラリオへと移動する。

 

量産に成功したきえさり草を用いて透明化した状態でダンジョンへと侵入し、金属を探してみると強度が並みの金属よりも高そうな金属製の扉を発見。

 

棒に闘気を纏わせて扉を斬り分け、金属の塊にした状態で魔法の筒へと収納。

 

扉の向こう側の壁面にも、また別の金属が使われていることが確認できたので、此方も斬り分けて魔法の筒へとしまっておく。

 

壁面に埋め込まれていた黒曜石のような物体も、この世界特有の物質である可能製が高い。

 

とりあえず様々なものを手に入れることができたが、入手した物の正式な名称を知りたいところだ。

 

金属に関しては鍛冶師にでも聞けば教えてくれそうな気がするので、このオラリオで鍛冶師を探してみるとしよう。

 

軽く集めた情報では、オラリオで鍛冶師を探すとするなら鍛冶系ファミリアに向かうのが1番であるとのことだ。

 

鍛冶系ファミリアで人気が高いのはヘファイストス・ファミリアだが、質実剛健なゴブニュ・ファミリアも評価は高い。

 

私の個人的な勘だとゴブニュ・ファミリアが良さそうな気がするので、ゴブニュ・ファミリアに向かうとしよう。

 

到着したゴブニュ・ファミリアで、私がダンジョン内で入手した金属などを一部だけ見せて確認してもらうと、驚いていた鍛冶師。

 

どうやら金属の扉に使われていたのは、この世界のオリハルコンと呼ばれる金属だったらしい。

 

オリハルコンの扉の先で壁面から手に入れた金属はアダマンタイトというダンジョン産の金属であり、黒曜石は魔法の効果を弱める性質を持つモンスターのドロップアイテムであるそうだ。

 

とりあえず聞くべきことは聞いたので、ゴブニュ・ファミリアから立ち去った私は、再びきえさり草を用いて透明化し、トベルーラを使ってオラリオを出る。

 

そして、旅のとびらで元の世界に戻り、魔法の筒に収納していた異世界のオリハルコンやアダマンタイトに特殊な黒曜石を部下達へと提供した。

 

異なる世界のオリハルコンやアダマンタイトという金属に夢中になっていた部下達。

 

まあ、定期的に異世界に行って、これからも様々なものを持ち帰っていくとしよう。

 

全ては主君、ダイ様の為に。




覇王ダイの強さは、竜の紋章無しで原作の竜魔人ダイ並みになりますね
竜の紋章ありだと鬼眼王バーンでも相手になりません
更には竜魔人化も可能ですから、覇王ダイに勝てる存在はダイの大冒険の世界だと居ないですね
ちなみにダイの側近が倒した黒い竜はダンまちの黒竜だったりします
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