乗り鉄探偵南 達仁 みちのく東北新幹線「やまびこ」三陸海岸殺意の旅 作:新庄雄太郎
そして、被害者の過去とは。
「そうすると、俺と穂乃果達が上野から大宮へは新幹線リレー号に乗って、大宮から彼女たちに会った。」
と、達仁は言った。
「そして、彼女がいなくなったと。」
「なるほどね。」
「駅前に車で迎えに来て海岸で殺害したんではないかな?。」
「えっ。」
「はっ。」
と、穂乃果とことりと花陽は驚いた。
「なるほど、そこで彼女は連れ去って海岸で殺害したって事だね。」
「うん。」
「盛岡から特急に乗ってそこからローカル線に乗り換えたんじゃないのかな?。」
と、穂乃果は言った。
「ああ、ひょっとして新幹線連絡特急か。」
「きっとそうだわ。」
「ああ、盛岡から特急に連絡しているとしたら「たざわ」か「はつかり」の可能性があるな。」
と、達仁は穂乃果とことりと花陽に言った。
「わかったわ、犯人はこれに乗ったんじゃないのかな?。」
「穂乃果、何かわかったのか。」
「うん。」
「はい、時刻表。」
「ありがとう、花陽ちゃん。」
早速、時刻表で調べてみる事にした。
東北新幹線「やまびこ13号」
大宮発 午前8時00分
盛岡着 午前11時17分
L特急「はつかり7号」
盛岡発 午前11時30分
八戸着 午後12時52分
八戸線
八戸発 午後12時59分
久慈着 午後14時52分
そこから、車で宮古へ異動
「そうか、犯人は盛岡から八戸はL特急「はつかり」に乗って宮古へ行ったのか。」
「そうよ。」
「なるほどね。」
早速、達仁は捜査本部のある宮古警察署へ向かった。
「えっ、犯人は盛岡から八戸へは新幹線と特急とローカル線に乗り継いで犯行が行われたって事か。」
「その通りです。」
「それで、その若い男は何処から来たか言わなかったか。」
と、達仁はことりに言った。
「あっ、その男は確か岩手の盛岡から来たって言っていたわ。」
「ことりちゃん、それは本当なの。」
「うん、私が旅行に行く前にメイドしていたら、声をかけてきたんです。」
「ほう、なるほどね。」
「ああ、その男の犯行の可能性が高いな。」
と、刑事は言った。
「よしっ、岩手県警ではその線で捜査してみます。」
「じゃあ、お願いします。」
早速、岩手県警はことりがメイドしていた時に会った若い男の行方を追う事にした。
「えっ、若い男の事で。」
「さぁね。」
「あっ、思い出したわ。」
「何か知っているんですか。」
「ええ、確か50代の男とその男は親戚らしいのよ。」
「えっ、それは本当なのか。」
「ええ、その50代の男は美津子の父親じゃないかと思うの。」
「えっ、それは一体どう言う事なんですか。」
と、達仁は言った。
「実は、美津子は小学校の時に父親から虐待を受けて、母にも暴力を受けていたそうです。」
「それは、本当なのか。」
「ええ、あの後律子は離婚後に転校したの、母と一緒にね。」
「ほう、なるほどね。」
次回は、いよいよ最終章。
ご期待ください