仮面ライダージオウ 〜最低最悪と転生者と──〜 作:チョコミントlatté
第6話 花・魁・見・参
ソウゴ「女子生徒連続失踪事件!?」
俺たちは天ノ川学園の生徒が沢山歩いているのとは逆方向に進みながら、ツクヨミの話を聞く。
天ノ川学園って、光ヶ森高校よか下校時刻あとなんだな。
ツクヨミ「うん、警察はまだ気づいて無いんだけど、ここ数年に渡って起きてる。」
高雅「へー、それがアナザーライダーの可能性が?」
ツクヨミ「多分。失踪した女子高生に不思議な共通点があってね、天秤座生まれの18歳である事。」
ソウゴ「そうか...!アナザービルドもアナザーエグゼイドもターゲットに共通点があったよね、確かにそんな妙な共通点、アナザーライダーの仕業って考えるのが自然かも。」
高雅「まぁ、取り敢えず行ってみるか。ツクヨミ達も見立てが......ってか、この方向的に天ノ川学園にアナザーライダーがいるのかも知れないんだろ?」
ツクヨミ「そう言う事、取り敢えず行ってみましょう。」
そのまま俺たちは天ノ川学園まで歩いて向かって行く。
────────────────────────
高雅「っしゃあ!天ノ川学園、キター!!」
はてさて、現在は天ノ川学園内に潜入中。
もちろん、制服は着用済みだ。
nascitaでは状況がアレだったからこうやって騒げなかったし、聖都大学附属病院では流石に大声出せないし。
ここだからこそ、ようやくハイテンションで行ける。
高雅「弦ちゃん.....は、居ないからなぁ。他のメンツも先生になるようなの居ないし。ここでは誰とも会う事ない、か。」
そうして、軽くテンションが下がりつつも、俺は歩き出そうとするが話しかけられる。
???「──如月先生を探してるのかい?」
そうして呼ばれた方を向くと、先生.....か?
まぁ、先生が居た。
高雅「えっと?」
章次「あぁ、僕は三条章次、2年の副担任だよ。」
「それで.....如月先生に何か用があるのかい?」
高雅「まぁ.....用があると言えばあります。」
章次「そうなのかい?でも、如月先生はしばらく帰ってこないらしいから.....伝言なら受けられるけど。」
高雅「あぁ、いや大丈夫です。」
章次「そうかい?なら、良いけど。」
高雅「えっと.....じゃあ、ありがとうございました!」
章次「うん、如月先生が戻ってきたら一応伝えに行くね。」
高雅「あっ、はい!」
そうして、俺は逃げるように少し離れて行く。
あれ、どっちだ?
今までの流れからして、すべてのライダーシリーズにオリライダーが居るんだろうけど.....弦ちゃん友好関係が広いし、そもそも教師だからって怪しめないし。
高雅「まぁ、とにかくアナザーライダーの情報収集だな。」
一応、今回の事件はほぼ全て把握しているが、あのソウゴが介入している可能性があるから、聞き込みは大事だ。
まぁ、この学園の生徒がそれを知っているとは思えないが。
高雅「取り敢えず.....向こうから行ってみるか。」
すると、俺はブレザーを脱ぎ、腕に掛けながら走り出す。
高雅「まっ、流石にそう簡単には行かないよな。」
そうして歩いていると、突然スマホからコールが鳴り出す。
高雅「ソウゴか。」
アナザーフォーゼが見つかったのだろうか、なんて思いながらも、俺はさっさと電話に出る。
高雅「アナザーライダーでも見つかったのか?」
ソウゴ「.....」
高雅「あ?どうしたんだ?」
ソウゴ「いや、やっぱどうやって名前確認してんのかなって。」
高雅「えぇ.....どうだって良いだろ。」
そうして俺は、ソウゴの話を聞きながら仮面ライダー部の部室へと向かう。
ラビットハッチじゃないのは少し違和感があるが、まぁ良いか。
そうして走っていると、たまたま先ほど出会った先生.....確か、三条章次?先生と目が合う。
高雅「えっと.....章次先生?」
章次「どうしたんだい、そんなに急いで。」
高雅「ああえっと、仮面ライダー部に。」
章次「なんで.....あぁ、如月先生か。」
高雅「まぁ、そんな感じです。」
章次「今はいないけど.....部室に用があるのかい?」
高雅「えっと、部室というか.....」
う〜ん、どうするか。
誤魔化すのは面倒だけど.....かと言ってここで話すのやめると、この人がオリライダーだった時面倒だしな。
.....ウォッチとか、話してみるか。
高雅「実は、ウォッチを探しているんです。こんなの。」
すると、俺はギリードライドウォッチを取り出して見せてみる。
章次「何か見覚えが......あっ、もしかしてこれかい?」
そのまま、章次先生はウォッチを取り出してこちらに差し出してくる。
高雅「あっ、はい!それです!」
章次「そうなのかい......じゃあ、あげるよ。」
高雅「えっ、良いんですか?」
章次「まぁ、正直要らないからね。弦太朗はこれと同じものを、誰かに預けるって言ってたし。」
「それに、何度捨てても帰ってきちゃうから、正直怖いんだよね。まぁ、そんなものを生徒に渡すって言うのもどうかしてるけど、何故か君にあげたほうがいい気がするんだ。」
まぁ.....そうか。
志狼さんみたいに仲間と会えなかった訳じゃないだろうから、そこまでウォッチに深い感情とかないだろうからな。
本編でも仮面ライダーっていう存在を知らずにこの学園に入ってきてたなら、この世界でも出会っていても不思議じゃないし。
高雅「じゃあ、ありがたく受け取ります。」
章次「うん。じゃあ、部室は.....」
高雅「あっ、分かるので大丈夫です。ありがとうございました。」
章次「そっか.....じゃあまた。」
高雅「はい!」
そうして、俺はソウゴ達の元へ行くため、仮面ライダー部の部室へと走って行く。
高雅「で、つまりアナザーフォーゼに書いてあった2011年そこに行こうって話か?」
ソウゴ「そういう事、だから───」
高雅「OK、ちゃんと俺も受け取ってる。」
そう言って、俺はさっき章次先生から受け取ったライドウォッチを見せる。
ソウゴ「だったら、」
高雅「おう、行こうぜ過去に。」
俺はソウゴを軽く小突いて、ソウゴの持ってるツクヨミのタイムマジーンに乗る。
ってか、もう借りパク確定なのね。
俺の分も欲しいんだけどなぁ。
高雅「そう言えば、ゲイツとツクヨミは?」
ソウゴ「え?ゲイツは先に未来に、ツクヨミは現代に残るって。」
高雅「まぁ....そうか。」
俺はそのまま服の上に羽織っていた制服をその辺に置いておくと、タイムマジーンへと入り込む。
────────────────────────
高雅「あれがアナザーフォーゼ.....って、結構削られてんな。」
そう言って、俺はギリードに変身して応戦する。
高雅「おっ、硬いな。」
すると、俺はジカンバーストを取り出して斬りかかる。
まぁ、戦闘スキルもクソもないから、今の俺だとそんなに戦えないよなぁ。
高雅「まっ、良いか。」
そのまま、俺はアナザーフォーゼに向かって蹴りかかり、ジカンバーストを相手に向かって投げ飛ばす。
俺、投げてばっか!
そのまま少し下がると、後ろからはソウゴとゲイツがアナザーフォーゼに殴りかかる。
多対一だとポジション取るの難しいな。
そうして、俺はアナザーフォーゼの背に回り込み、蹴飛ばすようにすると、ソウゴとゲイツがジカンギレードとジカンザックスで斬りかかる。
高雅「っと、これで!」
そのまま、俺は地面に転がっているアナザーフォーゼに向かって、拾い上げたジカンバーストを振ろうとするが、アナザーフォーゼの左足が突然光だす。
【Chainsaw ON】
すると、そこからチェンソーモジュールが現れて、軽く足を切られてしまう。
高雅「っ痛ぁ!?」
ソウゴ「ちょっ、大丈夫高雅?」
高雅「あー、うん。大丈夫!」
俺は軽く体制を整えると、軽く頬を叩く。
流石に少し油断してたな。
まぁ、アナザーブラッドを倒して少し油断してたかもしれんな。
高雅「っし、行くか。」
そのままアナザーフォーゼを見ていると、こちらに接近しながらモジュールを展開させてくる。
【Claw ON】
だが、それに対応するように、俺は軽く身体を逸らして、爪に斬りかかる。
すると、何故か軽く折れてしまい、少し身体が硬直してしまう。
高雅「おわっ!?折れたぁ!?」
そして、その隙に俺はアナザーフォーゼに殴りかかられてしまう。
.....ロケットモジュールを付けられた状態で。
【Rocket On】
高雅「ちょっ!まずっ!」
そうして、腹に結構良い一撃を貰ってしまう。
高雅「うおえっ!痛ぁ!?」
まぁ、結構余裕ではあるんだが。
前世の経験がこんなところで役立つなんて、なんか嫌な気分。
高雅「はぁ、まあ良いか。ソウゴ!!」
ソウゴ「分かってる!」
すると、ソウゴは既にフォーゼウォッチがセットされているジクウドライバーを回転させる。
【アーマータイム!】
【3・2・1!フォーゼ!】
そうして、恒例のアレが来る。
.....そう言えば、エグゼイドアーマーやれなかったけど、ウォズ的にはどういう感じなんだろうか?
まぁ、この先使わないアーマータイムもあるからどうでも良い気がするけど。
ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来をしろしめす時の王者 その名も仮面ライダージオウ フォーゼアーマー!」
ソウゴ「よーし、行くぞぉ!」
すると、ソウゴは手についているロケットで加速しながらアナザーフォーゼへと接近する。
そうして、その一撃がアナザーフォーゼに炸裂するとその身体は大きく吹き飛ぶ。
ソウゴ「これで終わりだ!」
そう言ったタイミングで、アナザーフォーゼは立ち上がるが、その正面でソウゴは必殺技の待機をしていた。
【フィニッシュタイム!フォーゼ!】
だが、そんなこともお構いなしに、アナザーフォーゼはモジュールを展開してソウゴに攻撃しようとする。
【Launcher On】
それでも、余裕で対処できる距離なので、俺は一気に近づくと、ランチャーを蹴り、破壊する。
やっぱり脆いな。
まぁ、原作だとこんなにモジュール使ってなかったから、その違いだろうか?
高雅「いけ!ソウゴ!」
ソウゴ「うん!」
そのまま、ソウゴはベルトを回転させる。
【リミット!タイムブレイク!】
すると、ソウゴのアーマーがロケットのような形状となり、ソウゴもそれに合わせて加速して行く。
あっ、アナザーフォーゼ連れて宇宙行った。
高雅「やっぱり、フォーゼだけ規模違うよなぁ。」
そうして上を見上げていると......おっ、帰ってきた。
アナザーフォーゼ、爆散!
うーん、風情!
ゲイツ「なんだ今の技は?」
ソウゴ「え、錐揉みキック。」
高雅「錐揉み.....まぁ、確かにそうではあったけど。」
そのまま、軽くアナザーフォーゼの方を見ると......おっ、姿が...えっ!?なんか違くね!?
【オーガ!】
なんてやつを....と言いたいところだが、まぁ、正直そこまで焦っては居ない。
オーガのスペック自体はジオウよりも低いからな。
....いや、アナザーライダー化して、基礎スペックが上がってる可能性もあるからなんとも言えないが。
高雅「まぁ、とにかく倒すしかないか!」