仮面ライダージオウ 〜最低最悪と転生者と──〜 作:チョコミントlatté
ソウゴ「なんだあれ、」
高雅「うげえっ、面倒だなぁ。」
そうして、俺はそのままジカンバーストを取ると、アナザーオーガが再びアナザーフォーゼに変化して行く。
【フォーゼ!】
高雅「絶対来るやつじゃんこれ!?」
そうして、俺はジカンバーストをキャノンモードにするが、それと同時にアナザーフォーゼもモジュールを起動する。
【Canon!mode!】
【Gatling ON】
高雅「っ、オラァ!」
そのままジカンバーストから弾を放つと、ガトリングで相殺されてしまうが、俺はそのまま横にそれて回避する。
高雅「すまん、ソウゴ、ゲイツ!」
ソウゴ「ちょっ、高雅!?」
ゲイツ「なっ、ギリード貴様!」
っと、流石にアナザーフォーゼの逃げを防ぐってのもアレだし、傍観で良いか。
そう考えていると、爆風の中からパーカーゴーストが現れて行く。
【カイガン!ゴースト!】
.....あっ、アナザーフォーゼが逃げた。
まぁ、流石に不利だもんな。
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高雅「意外と久々だな、クジゴジ堂に入るのも。」
そう言いながらも俺は、クジゴジ堂に......おっ、巧....あと誰か居るし。
そのまま、ソウゴとゲイツはウォッチを台座にセットする。
すると、巧に話しかけられる。
巧「誰だ?」
ソウゴ「.....常磐ソウ──」
???「巧くん?その態度は無いんじゃないかな?」
すると、キッチンに居たはずの女性が突然巧の後ろに回り込んでいた。
早ぁ。
巧「いや、俺は──」
???「巧くん?」
巧「....あぁ。」
巧が負けとる......
ソウゴ「えっと....アンタ達は?」
明日香「私は蓋波明日香、こっちは乾巧って言うの。よろしくね。」
巧「....」
完全に黙らせれてらっしゃる。
お強いなぁ。
ゲイツ「それで?お前らは何故ここにいるんだ?」
ツクヨミ「山吹カリンにアナザーライダーが近づいてね、その時にこの2人が助けてくれたの。」
高雅「....へぇ。」
かなり、というか、少し展開が変わってるが....
まぁ、良いか。
そのまま俺は、軽くライドウォッチがハマっている台座の方へと歩を進める。
海東はかなり器用に取ってたけど、バレないように......いけちゃったよ。
意外とバレないもんだな。
ってか、こいつらがポンコツって事もあるんだろうけどさ。
まぁ、戻しと───
ソウゴ「──ぇ、聞いてる、高雅?」
高雅「おう、聞いてる聞いてる。」
やべ、適当に答えちまった。
まあ、原作の流れ知ってるから問題ないだろ。
......多分、きっと、maybe。
ソウゴ「じゃあ、あのアナザーライダーの事、よろしくね。」
高雅「えっ....あっ、う、はい!」
ソウゴ「なんで敬語?」
ヤッベェ、今頃話聞いてなかったとか言えねー
.....もう良いや!
考えるのはやめだ!
ソウゴ「じゃあ、明日ここ集合ね!」
高雅「あぁ。」
よし、ふて寝しよ。
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はてさて、当日が来てしまった訳ですが、どうすれば良いんでしょうかねぇ?
高雅「てか、まだみんな来ねえな。3人は叩き起こせば呼べるだろうけど。」
そう言いながら待っていると、確か.....明日香さんがやってくる。
明日香「あっ、おはよう.....高雅くん?」
高雅「ちゃんとあってますよ。......おはようございます。」
そうして、俺はスマホを取り出すが、手を差し伸べられる。
明日香「じゃあ、いこっか。」
高雅「あっ、ええ.....」
いや、多分2人でアナザーライダーの情報を集めるんだろうけどさ?
手?
手なの?
いや、流石に手を繋ぐってのは、無いわ。
高雅「えー.....じゃあ行きますか。」
そうして、俺は横を通り過ぎると真っ直ぐと歩いて行く。
明日香「えぇ?」
明日香「───ちょっと待って。」
そうして歩いていると、手を繋ぐのが嫌だったのか俺の歩くスピードがかなり速かったらしく止められてしまう。
高雅「あっ、はい、すいません。」
明日香「ああいや、それもそうなんだけど.....これ、渡しておくね。」
すると、明日香さんは懐から何やら封筒を取り出す。
?なんだこれ、
明日香「昨日、みんなから集めた情報を元に資料を作ったの。.....一応、目は通しておいて。」
これ一晩で作ったんだ.....いや、早くね?
そうして、封筒を開くと、思いの外量があり、思わず頭が痛くなってしまう。
どんぐらい時間かけたんだこれ。
高雅「えっと.....2003年から起きてる失踪事件に、山吹カリンの死亡事件.....」
はっや!
これ、一晩で見つけたとかヤベェな。
明日香「あと、これを見て。」
すると、もう一つ資料を渡される。
.....これは、
高雅「──灰化死体.....。」
アナザーオーガか。
.....はぁ、また面倒そうな情報が出てきたな。
ってか、その灰は未だに形を保ってるんだな。
どう言うシステムだこりゃ?
高雅「でも、大体わかってきたな。」
他の資料に目を通してみても、基本的に原作との乖離点はほとんどないとは思う。
変身しているアナザーライダーと、佐久間龍一が原作以上に暴れていると言う点ぐらいしか違いがないからな。
高雅「だったら、当時の.....いや、強化入ってるとしたら厳しいもんな。」
そこまで考えるが.....ん?
そう言えば、2003年時点で既にブラスターフォームは解禁されてるよな?
.....そうだな。
アナザーオーガが生まれたのは10月30日。
ブラスターフォーム登場回の4日後だもんな。
だったら行けるか、この時の草加はまだマシだし。
高雅「だったら、行くしかないよな。」
明日香「.....どこに?」
っと、そうだった。
明日香さん居たんだったな。
高雅「この資料で、大体分かりました。.....俺の考えが合っているのなら、早く行っておきたいので。」
ゲイツが来る前に行って、犠牲者が出る前に倒したいんだよな。
明日香「.....うん、分かった。」
そうして、俺は軽く駆け出すと.....あっ、俺のタイムマジーンないんだった。
高雅「.....はぁ、あの明日香さん!」
明日香「うえっ!?.....どうしたの?」
高雅「一つだけ質問して良いですか?」
明日香「?.....良いけど。」
高雅「ありがとうございます。それであの....ウォッチありませんか?」
明日香「ウォッチ....って、何?」
高雅「こう言うの、ですね。」
そうして、ウォッチを取り出すが、それでも明日香さんは怪訝な顔をしていた。
高雅「.....えぇ......これじゃ変身できないか。」(ボソッ)
そう言いつつも、俺はソウゴの元に走ろうとするが、止められる。
明日香「変身って.....もしかしてこれのこと?」
すると、明日香さんはファイズギアと似たような形状をしたベルトを取り出してくる。
高雅「あっ、それです!.....でもなんでそれを?」
明日香「なんでって.....仮面ライダーだから?」
いやまぁ、それはそうなんだろうけどさぁ!?
.....昨日ちゃんと話聞いときゃよかったな。
でも、大体わかった。
あのソウゴとやらが作り出したアナザーライダーが生まれても、その歴史は消滅しないんだな。
高雅「あの.....それくれませんか?」
正直、これをくれと言うのは結構ヤバいよなぁ。
本人の戦う力だし、そもそもどういう経緯で手に入れたのかも知らないし。
明日香「いいよ。」
だが、思いの外の即答で俺は思わず口が開いたままになってしまう。
高雅「あっ、えっ.....良いんですか?」
明日香「うん、というか、戦う力なんて普通要らないよ。もう敵なんていないし、そもそも私も巧くんも生きてるのが奇跡みたいなところがあるし。」
そっか、まぁ、そりゃあそうだよな。
....というか、だからツクヨミと会った理由が違ったのか。
本来なら草加の介入があったはずなんだが......本編だと草加は死んでいるからな。
そりゃあ流れが変わってる訳だ。
高雅「じゃあ、貰っていきます。」
明日香「うん.....頑張ってね。」
高雅「それは、はい!」
そうしてそのベルトを受け取ると、俺はブランクライドウォッチを近づける。
すると、ブランクライドウォッチが通常のライドウォッチへと変化する。
ってか、ベルト残るのか.....いや、クウガの時も残ってたし当たり前か。
そうして、俺はウォッチをしまうと、ベルトを返す。
高雅「ありがとうございました。」
明日香「あえっ、これで良いの?」
高雅「はい、欲しい力は貰いましたし.....この先も困難があるかもしれませんから一応持っておいてください。」
明日香「.....そっか、分かった。」
高雅「じゃあ、最後に。あなたのライダー名はなんて言うんですか?」
明日香「───私はサクサ。仮面ライダーサクサ。」
高雅「.....覚えました。じゃあ、今度こそ行きますね。」
明日香「うん、バイバイ。」
そう言いながら、明日香さんは俺にサムズアップしてくる。
高雅「はい、ありがとうございました!」
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高雅「よしっ、ここが2013年か。」
ソウゴから借りたタイムマジーンから降りてそのまま辺りを見渡すと、最初の被害者の坂本若菜とアナザーオーガが見える。
高雅「アンタを加害者にするわけには行かないからな!」
そう言い、俺はジクウドライバーを装着してウォッチを取り出す。
【ギリード!】
そのままウォッチをドライバーにセットすると、変身ポーズを取り、回転させる。
【ライダータイム!仮面ライダーギリード!】
高雅「さて、行かせてもらうぞ!」
俺はジカンバーストを構えると、アナザーオーガに弾を放ち、そいつの元に一気に駆け出す。
高雅「あんたは逃げろ、よっ!」
若菜「はっ、はい!」
そうして、そのままジカンバーストをブレードモードにして斬りかかる。
【Blade!mode!】
高雅「っはぁ!」
すると、軽く表面を斬ることができるが、アナザーオーガは一切の声を上げない。
高雅「アナザーブラッドと同じ感じか?」
そう言いつつも、寄ってくるアナザーオーガの手をはたき落とすように斬りつけて、腹を蹴り付ける。
一応能力は謎だが、アナザーファイズやアナザーフォーゼの本来の能力を見るに、手で触れた相手の生体エネルギーの吸収かどうかって所だろうな。
高雅「まぁ、分からないもんはどうしようもないか。」
そう言うと、俺はジカンバーストにサクサライドウォッチを付けて、必殺技を放つ。
【フィニッシュタイム!】
高雅「終わるとは思えないけどなぁ!」
【サクサ!タイムバスター!】
高雅「はあっ!」
そのまま胸を斬りつけるとそこが光出すが、すぐさまその光は塞がり、その隙にアナザーオーガに頭を掴まれてしまう。
高雅「やばっ!?」
そうして、少し抵抗した瞬間に、力が奪われるような感覚がやって来る。
高雅「あっ、がっ!?」
やっぱり、この力で灰死体を作ったのかなんて思いつつも、俺はジカンバーストで手を斬りつけて、手が離れた隙に軽く離れて行く。
普通に危ないなこれ。
ってか、巧こねぇ!!
いやまぁそりゃあそうよな、連絡も何もしてないんだからちょうどよく来るわけもないし。
高雅「結局1人でかよ!」
そう言いつつも、半ば分かっていたからか、俺はジカンバーストで冷静にアナザーオーガを斬る。
高雅「っ、ああ!流石にキツいぞこれ!?」
そう言いつつも、俺は軽く距離をとって応戦する。
あれからずっと攻防をしていたが、流石にエネルギー吸収を回避するとなると、厳しいものがあるな.....。
高雅「っはぁ、一体どうし......あっ、」
そう言えば、ソウゴに話しかけられて戻せなかったウォッチが一つ......
って、ゴーストウォッチじゃねぇか!?
高雅「.......推定、生体エネルギー吸収だから、死んでるゴーストだったら行けるか?」
風都探偵で明かされた、スカルの設定みたいな可能性を考えるが.....まぁ、そうだったらありがたい程度の気持ちで行くか!
高雅「よしっ!」
【ゴースト!】
【アーマータイム!】
【ガイガン!ゴースト!】
高雅「さぁ、命燃やすぜ!」
そう言った途端、まずとりあえずの試しにわざとアナザーオーガに手を掴ませる。
高雅「.....おっ!マジで吸われないじゃん!」
これなら.....行けるか!
ってかまぁ、レジェンドライダーの力を借りるのも、できるだけ少ない方がいいよな。
この先、いろいろな苦難があるんだし、本当に最低限で行くしか無いよな。
高雅「まぁ、ここら辺は終わったら.....だな。」
すると、俺は回避に割く労力が無くなったからか、先ほどよりも攻めに回れる。
これだったら、ギリ勝てるかねぇ?
高雅「まぁ、だとして慢心はしないがな!」
そう言いつつ、パーカーゴーストを召喚すると、アナザーオーガに対して連撃を加えて行く。
高雅「さてと、ファイズフォンXは無いから.....こっちで決めるか!」
そうして、俺はサクサライドウォッチに力を注いで変化させる。
っ痛!?
....そうか、生体エネルギーの吸収の影響か。
まぁ、そこまでめっちゃ苦しいとかじゃ無いからいいけどさ。
【トライアルフォーム!】
高雅「.....えっ、トライアル!?」
どこぞの不死身の警察のフォームかな?
.....まあ良いか。
高雅「これで終わらせる。」
そのままウォッチをジカンバーストにセットすると、構えを取り、一気に近づいて行く。
【フィニッシュタイム!】
高雅「っはあ!」
【サクサ!タイムバスター!】
高雅「せいやぁ!!」
そうしてアナザーオーガに斬りかかると深く傷が入り、俺はもう一撃斬る。
すると、アナザーオーガから火花が散って.....アナザーオーガのウォッチが砕ける。
高雅「ふぅ、終わったか。」
そう言い、俺はウォッチを外してドライバーを仕舞い込むと、軽く深呼吸をする。
マジで疲れたわ。
主にエネルギー吸収が無法すぎるよなぁ。
....まあ良いか。
俺もやりたいことがあるからそっちを終えてから休憩しよ。
高雅「っあぁ!?」
そう驚く俺の目線の先には草加がおり、思わず口が開いたままになってしまう。
高雅「なんっ.....あぁ、そうか。あのアナザーオーガが倒されたから?」
高雅「いや、だとしてもおかしく無いか?なんで......いや、アナザーオーガの存在がファイズの歴史を生きながらえさせていたのか。」
そこまで考えて、一つだけ考えが出て来る。
高雅「......だったら、アナザーブラッドの時にビルド組呼べたじゃん!?」
いや、頼らないって決めたばかりだけどさぁ?
.....はぁ、もう良いか。
高雅「まぁ、幸せそうなら良いのか?」
そうして、俺は少し笑顔になりながらも急いで学校へと走る。