仮面ライダージオウ 〜最低最悪と転生者と──〜   作:チョコミントlatté

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第14話 親友と仲間と仮面ライダー

 

 

 

 

 

高雅「えっ、今回の檀黎斗の事件って、お前のせいじゃないの!?」

 

Sougo「......そもそも檀黎斗って誰?」

 

......恥っず!

あんなキメ顔で、「また今回もお前か」って言った後だぜ!?

 

うわぁ、言う言葉ミスったぁ!!

 

高雅「......んで、今回はなんのようだ?」

 

Sougo「そのアナザーオーズのウォッチを取りに。」

 

......まあ、正直渡したくないが......俺も聞きたいことがあるからなぁ......それを聞かせてくれるんだったら、そうしようかね。

 

高雅「代わりに、お前の事情を教えてくれるなら......良いぜ。Sougo。」

 

Sougo「私の、事情?」

 

高雅「お前に、タイムジャッカーとの関係はあるのか?」

 

Sougo「タイム...ジャッカー......?」

 

高雅「あっ、知らない。」

 

......だったら、事情を考えるのは難しいな。

 

あの時の力も、スウォルツの力関係ないのか......まあ、スーパータイムジャッカーとか、絶対時の王家とかスウォルツとの関わりとか無さそうだったし、そんなもんか。

 

高雅「......じゃあもう一つ。お前はどうやってアナザーウォッチを強化しているんだ?」

 

Sougo「それは......教えられない。」

 

まぁ、ダメだよな。

......はぁ、じゃあ、最後に一つだけ質問するか。

 

高雅「じゃあ最後に、お前の名前は?」

 

Sougo「私のなま......えっ、私の名前!?」

 

高雅「ダメか?」

 

Sougo「私は春ざ......ううん。やっぱり、教えられない。」

 

高雅「そっ......か。」

 

そう言うと、俺はアナザーオーズのウォッチを投げつける。

 

受け取った途端、Sougoは何やら覚悟の決まった目をするが......何も分からないから何も言えん。

 

 

 

......結局Sougoについて殆ど分からなかったが、俺の予想と一部違うと言うことは分かった。

 

 

 

 

すると、Sougoは帰ろうとするが......俺は最後に一つだけ宣言する。

 

高雅「Sougo!」

 

Sougo「......何?」

 

高雅「前は戦いたくないからとか言ったけど、アレは嘘だ!本当は、お前を助けたいから!お前を幸せにしたいから!......俺は、みんな幸せでいてほしいとか殊勝な事は言えないけど、知り合いは全員助けたい!だから、お前を幸せにするために、俺は努力してやる!!」

 

Sougo「うえっ!?はっ、はぁ!?な、ななな!何を言って!」

 

高雅「何があろうと!お前が敵対しようとな!お前は多分ぜんに─────」

 

Sougo「ッ!!うるさいバーカ!!!」

 

言い切る前に遮られたよ......

 

 

でもまぁ、やっぱり、こいつは善人だと思う。

 

なんでアナザーライダーを生み出しているのかも分からないし、もしかしたら俺の前でだけこういう態度をとって油断させるための作戦かもしれないけど。

 

 

それでも、俺はこいつのことを信じたい。

味方になれるって。

 

 

......なんだか、こいつは俺に似てる気がするからな。

良い意味でも、悪い意味でも。

 

 

 

高雅「......じゃあ、またな。」

 

そう言うと、Sougoは怒ったような顔をして去って......なんでアナザーオーズのウォッチを手に持ってんの?

 

Sougo「べー!」

 

すると、Sougoはベロバのように、べーとやってきたかと思えば......突然ウォッチを起動して、屑ヤミーを召喚してきた。

 

......めんどくさ!!

 

高雅「って、逃げ足早!......はぁ、さっさと倒すか。」

 

俺はそう言うと、ジクウドライバーを装着し、ギリードとデザイのウォッチを起動して、さっさと変身する。

 

高雅「はぁ、変身。」

 

【アーマータイム!】

【ショット!デザイ!】

 

 

そうして、ジカンバーストを手に取ると、屑ヤミーに対して斬りかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高雅「......はぁ、微妙に固かったな。」

 

そう言いつつ、俺はため息を吐く。

 

黎斗のところで戦った屑ヤミーよりも大分時間かかったし、やっぱりエグゼイド特攻ってのは当たりかね?

 

 

そうして突っ立っていると、突然後方から弾丸が飛んでくる。

 

高雅「あ痛ぇ!?」

 

そうして後ろを見ると......涼矢さんやんけ!?

 

涼矢「ヤミーの反応があったから来たんだが......新種か?」

 

涼矢さんはそう言うと、腰のホルダーから、タカメダルを一枚と、セルメダルを2枚取る。

......今、よくタカメダルってわかったな。

 

【シングル!タカ!】

【ツイン!銀!】

【トリプル!銀!】

 

【セット!】

 

そうして涼矢さんは、セルメダルを持っていた銃に挿入して、こちらに銃口を向けてくる。

 

高雅「いや、ちょっ!、てか、話ぃ!」

 

涼矢「変身。」

 

【ショット!】

 

【タ・銀!スリー!】

 

......いや、タってなんだよ!?

 

多分タカメダルだけだったからこうなっただけで、タカトラバッタの3枚だったら、【タ・ト・バ!スリー!】とかになってたんだろうけどさ!?

 

高雅「っはぁ!変なこと考えるのはやめとくか!!」

 

そう言いつつも、俺はジカンバーストを構えて、涼矢さんの方を見据える。

 

【Canon!mode!】

 

そうして、俺はジカンバーストから弾を連発する。

 

涼矢「ッ、危ないな!」

 

すると、涼矢さんも攻撃を軽く避けつつ、こちらに弾を放ってくる。

 

 

......意外に面倒、と言うか目の差か?

やっぱ、コアメダルの力って凄いんだなぁ。

 

高雅「だったら、距離詰めるか。」

 

【Blade!mode!】

 

そうして、俺はジカンバーストをブレードモードにすると、涼矢さんへと一気に距離を詰める。

 

高雅「もう、本当に面倒だこと!」

 

距離を詰め切ると、俺はジカンバーストで涼矢さんを切り付けようとする。

 

だが、タカの能力かは分からないが、翼を生やして空へと飛翔し始める。

 

高雅「うげっ、面倒だな。まぁ、オーズとは違うシステムだから、こうもなるのか。」

 

キメラみたいなもんかねぇ、と予想を立てながら、俺はデザイライドウォッチを外して、アーマーを解除する。

 

手の武器がクッソ邪魔だし。

 

 

後、さっきから少し思っていたが、何故かデザイアーマーを合わない、と感じるんだよな。

 

と言うか、今だと合うと思えるのエクスとクロノスのウォッチぐらいだし。

多分、仮面ライダーエグゼイドウォッチの力の影響だろうな。

 

 

......流石にエグゼイド以外のライダーのアーマーのスペックは変わってないと思うが、エグゼイドのライダーのアーマーはスペックが上がってるんだろうな。

そのせいで合わないと感じるとかだろ。

 

高雅「まっ、距離を詰められないことにはどうしようもないよなっ!」

 

【Canon!mode!】

 

そのままジカンバーストをキャノンモードにすると、空にいる涼矢さんに向けて弾を放つ。

 

空を飛んでいるのは厄介とは言え、そこまで強くないんだよな。

動きの方向がわかりやすいし、そんな急には方向転換できてないし。

 

 

涼矢「ぐあっ!ぐぅぅ!」

 

すると、涼矢さんは追撃されて地面に落ちてくる。

 

高雅「これで、終わりっ!」

 

そのままジカンバーストにギリードライドウォッチを嵌めると、俺は構えを取る。

 

【フィニッシュタイム!】

 

高雅「っ、フゥー。」

 

そのまま軽く息を整えると、俺は一気に駆け出す。

 

【ギリード!タイムバスター!】

 

そうして、涼矢さんに銃口を当てると、トリガーを引いて、必殺技をくらわせる。

 

高雅「っ、はぁ。ようやく終わった!」

 

そう言い、俺はウォッチを外すと、大きく息を吐く。

 

未来の俺、黎斗、アナザーオーズ、涼矢さんと、何連戦してるんだ俺。

 

高雅「で、涼矢さんは気絶済みと......」

 

そうして、チラリと涼矢さんを見てみると、気絶しているのが確認できる。

 

......取り敢えず、ウォッチ置いておくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高雅「......あれ!?そう言えばダンスさんソウゴに伝えた!?全くソウゴ達来ないんだけど!!」

 

一応心配なので、俺はファイズフォンXでソウゴに対して電話をかける。

 

 

 

────────────────────────

 

高雅「......はあ、ようやく終わったぁ。」

 

そんなことを言いつつも、俺はクジゴジ堂のソファに体重をかけて座る。

 

ソウゴ「そんなに疲れたの、高雅?」

 

高雅「......まあ、結構連戦してたし。」

 

やっぱ、やる事やった後は達成感あるけど、その分疲れ酷いな。

 

 

高雅「......あれ?そう言えばちゃんとウォッチ貰ったのか?」

 

ソウゴ「え、うん。この二つ貰った。」

 

すると、ソウゴはオーズライドウォッチとタジャドルコンボライドウォッチを見せてくる。

 

これって映司とアンクの分なんだろうか?

......まぁ、どうでも良いか。

 

 

高雅「......そう言えば、Sougoがアナザーオーズのウォッチを取った後に涼矢さんが変身してたな。」

 

つまり、Sougoがウォッチを持っている間と、Sougoが作ったアナザーライダーが生まれている時にのみ歴史が戻るのか。

 

......あっ、そう言えば。

 

高雅「なぁ、そう言えば映司関連で何かあったか?」

 

ソウゴ「?......いや、特には。」

 

高雅「なるほど......」

 

もう難しいな。

 

でも......あっ、違うわ。

俺がアナザーオーズを倒した後に、Sougoとダラダラ話してたからタイムラグが生まれたのか。

 

 

高雅「あぁ、そう言えばさ、ソウゴ。」

 

ソウゴ「何?」

 

高雅「いや、あの黎斗の下につかなかったんだなって。」

 

ソウゴ「なんで?」

 

高雅「いや、アイツ一応王様だし。」

 

ソウゴ「?だからなんで?俺、王様だよ?下につくとかなくない?」

 

高雅「お前......まあ良いけどさ。」

 

そう言い、俺は軽く笑う。

 

原作の形が何もないな。

まあ、俺がいる時点で原作もクソもないが。

 

ソウゴ「それに、高雅が敵だって言ったってことはそう言うことでしょ?」

 

高雅「......お前、そう言うとこあるよなぁ。」

 

ソウゴ「何が?」

 

高雅「いや、まあ......全幅の信頼を置いてくれるのはありがたいけど、あんまりそう言うこと言うなよ。」

 

そうして、俺が天井を見つめていると、玄関から音が聞こえてくる。

 

ゲイツとツクヨミか。

 

高雅「うぃーっす。おかえりー。」

 

そうして、適当に手を振ると、俺は少し背を伸ばす。

 

高雅「......そういや、鶏肉買ってこなかったんだな。」

 

軽くそう呟くと、全員があっ、と言いたげな顔をする。

 

原作でもそうだが、馬鹿なのだろうか、コイツらは。

っていうか、ゲイツは覚えておけよ。

 

......いやまあ、未来がどうちゃらの話とかで忘れちゃったんだろうけどさ。

 

ソウゴ「あっ、そっか!ヤッバ!」

 

高雅「ああいや、どうせお前ら忘れてると思って、俺が買ってきたけど......まだ晩飯には早いから、俺が買ってこなくても別によかったな。」

 

そう言いながら体を立たせて、軽く入口の方まで歩んでいくと、時計の修理をしている順一郎さんの姿が見える。

 

高雅「久々にすいませんね、急に時計の修理なんて頼んで。」

 

順一郎「いやいや、逆にこっちの方がありがたいよ。時計の修理なんて大体3月ぶりだし!」

 

高雅「うわぁ、大変ですねぇ。」

 

マジで時計屋とは?

 

昔から思ってけど、時計屋と言うには、時計関連の依頼がなさすぎでしょ。

 

 

順一郎「ああ......でも、しばらく時間かかりそうかな?この時計、結構古そうだし。」

 

高雅「まあ、でしょうね......親父が使ってたやつをそのまま使ってますし。」

 

この時計、いまだに使ってるんだよな。

 

何故か俺が前世で住んでいた場所がほぼそのままで廃墟になってて、そこに俺が前世の頃から使ってた時計があったから持ってきちゃったんだよな。

 

......神様の気まぐれってやつかね?

 

まぁ、この世界には神様沢山いるんだけど。

1人は自称として、ガチの神様も何人かいるし。

 

高雅「あぁ、でもそんなに早く直さなくても大丈夫ですよ?まあ、今週中には直して欲しいですけど。」

 

そう言って、俺は軽くあくびをすると、ソウゴ達を軽く見る。

 

......ゲイツとは仲良さそうだが......対立イベントがないとまた面倒だよな。

 

リバイブの力に覚醒させないことには、問題が起き続けるし。

 

高雅「......いや、もう眠いからいいや。」

 

そうして、俺は玄関まで歩いて行こうとするが、順一郎さんに止められてしまう。

 

順一郎「あっ、高雅くん。ちょっと待って。」

 

高雅「......?どうしたんですか?」

 

順一郎「いや、鶏肉買ってきてくれたし、一緒にご飯食べないかな?って」

 

高雅「......ああ、良いですよ。特に残り物のありませんし、早めに使わなきゃいけない食品もありませんからね。」

 

そう言うと、俺はゲイツに用があることを思い出し、取り敢えずゲイツの元へと歩き出す。

 

そう言えば、ウィザードのオリジナルライダーのライドウォッチ持ってないからな。

一応、ゲイツに聞いておかなきゃ。

 

 

 

高雅「ゲ〜イツっ!」

 

まーきのっ、みたいなノリで言うの、なんか違和感すごいな。

 

ゲイツ「?どうした、ギリード。」

 

高雅「......いや、ビースト......仁藤攻介のところでウィザードウォッチ以外に何か貰わなかったか?」

 

ゲイツ「何かだと?......あぁ、そう言えば謎の指輪を渡されたな。」

 

そう言うと、ゲイツはウィザードリングに近い、謎の指輪を取り出す。

 

多分、オリライダーの変身アイテムだろうな。

他の人たちには過去に戻ってブランクライドウォッチを渡してたけど、ウィザードの時は疲労で渡せなかったし。

 

高雅「......悪いけど、それくれない?」

 

ゲイツ「......別に構わないが、」

 

ゲイツは何か歯切れを悪そうにしながら、リングを投げ渡してくる。

 

高雅「サンキュ。」

 

それを受けると、俺はさっさとウォッチを作ってしまい込む。

 

高雅「......さて、気になることはまだあるけど、取り敢えず順一郎さんの手伝いするか。」

 

そう言い、俺は軽く腕をまくる。

 

何粉でやるのかは知らないから、一応聞いておくか。

 

高雅「順一郎さん!俺料理手伝いますんで......何粉で作るんですか?」

 

順一郎「えっ?......あぁ、棚の中にから揚げ粉が入ってるから、それで作るつもりだよ。」

 

高雅「あっ、は〜い!」

 

そうして、俺はからあげを作り始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高雅「......どうでも良いけど、Sougoもう素で喋ってたな。」

 

順一郎「ほら、高雅くんも食べな!」

 

高雅「あっ、ありがとうございます。」

 

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