仮面ライダージオウ 〜最低最悪と転生者と──〜 作:チョコミントlatté
高雅「っと、蒼介さんの力借りるか。」
そう言いつつ、俺はファントムライドウォッチを取り出す。
【ファントム!】
高雅「さてと......さっさと終わらせるぞ。」
【アーマータイム!】
【ガイガン!ファントム!】
そのままジカンバーストでアナザーダークゴーストを斬りつけると、キャノンモードにして、連続で弾を放つ。
【Canon!mode!】
高雅「おらぁ!」
すると、アナザーダークゴーストの身体からは火花が散らされ、そこそこ吹き飛ぶ。
高雅「さて......終わらせるぞ!」
【フィニッシュタイム!ファントム!】
そうして、俺はそのままベルトを回転させると、アナザーダークゴーストへと走り出す。
【オメガ!タイムインパクト!】
俺はアナザーダークゴーストに対して回し蹴りをすると、それをくらったアナザーダークゴーストは吹き飛ぶ。
そのアナザーダークゴーストが壁に打ち付けられたかと思えば......煙の中で姿が消えていた。
高雅「ウォッチの破片もないし......逃げられたか。」
そう言いながら、俺はジクウドライバーとウォッチをしまうと、裏路地から出ていく。
高雅「はぁ、ソウゴの事見失っちまったな。」
そうしてため息を吐きつつ、俺は軽く髪をかきあげる。
マジで問題が多いなぁ......アナザーゴーストの一件の後で色々考えてたけど、結局結論は出なかった。
......ずっと、何か引っ掛かってるんだよなぁ。
まぁ、考えても仕方ないんだがなぁ。
一応、これからはもっと面倒なことになるし。
俺と言うイレギュラーが存在するせいで、ゲイツ救世主ルートにどんな違いが生じてるかも分からない。
高雅「......はぁ、仮面ライダーって大変なんだなぁ。」
そのまま俺は軽く前を見る。
考えるより動く方が良いって言ってたし。
────あれ、誰が言ってたんだっけ
......いや、考えてる暇があったらさっさと動こう。
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《Side:ソウゴ》
ソウゴ「ッ、またアナザーライダー!?」
ゲイツ「こいつは......Sougoとやらが造ったアナザーライダーか、」
すると、ソウゴとゲイツはジクウドライバーを腰につけて構える。
現在は、ゲイツが、ソウゴが最低最悪の魔王になったら倒すと言い、カッシーンを倒した後である。
ソウゴ「高雅......は、いないもんなぁ。」
そう言いながらも、2人は自身のライドウォッチを起動させて、変身する。
「「変身!」」
【【ライダータイム!】】
【仮面ライダージオウ!】
【仮面ライダーゲイツ!】
すると、ソウゴはジカンギレードを、ゲイツはジカンザックスを取り出して、アナザーライダーへと向かっていく。
相手は、仮面ライダー鎧武の歴史に存在していた仮面ライダーである、仮面ライダーマルス。
そのアナザーライダーである。
武器は長剣と盾であり......Sougo製ということで、2人には厳しい相手だ。
だがまぁ、流石に魔王と救世主......別に勝てないという訳ではない。
ソウゴ「ハァッ!ゲイツ!」
そうして、ソウゴはジカンギレードで連続でアナザーマルスを斬りつけると、身体を横にそらして、ゲイツに変わる。
ゲイツ「ああ!」
【ザックリカッティング!】
すると、ゲイツはジカンザックスで必殺技をアナザーマルスにくらわせようとする。
しかし、アナザーマルスはゲイツの攻撃を容易く盾でガードしてしまい、ゲイツに反撃する。
ソウゴ「それじゃあッ、ゲイツ!」
ゲイツ「ふっ、行くぞジオウ!」
そうしてソウゴとゲイツはライドウォッチを起動する。
【ディ・ディ・ディ・ディケイド!】 【エグゼイド!】
【ファイズ!】
ソウゴとゲイツはそのままアーマータイムを発動する。
【【アーマータイム!】】
【カメンライド!ワーオ!ディケイド!ディケイド!ディケイド!】
【ファイナルフォームタイム!エ・エ・エ・エグゼイド!】
【コンプリート!ファイズ!】
ソウゴR「よしっ、なんか......」
ソウゴL「いける気がする!」
【ライドヘイセイバー!】
ゲイツ「さっさと行くぞ!」
そうして、ソウゴとゲイツは3対1の対面で戦闘を始める。
......あぁ、そういえば何故ソウゴがディケイドライドウォッチを持っているのかと言うと、実はゴースト編で過去に行った時には既に受け取っていた。
しかし、高雅は貰ってるやろ、ぐらいの感想しか無かったので、特に触れてなかったようだ。
すると、ソウゴRはライドヘイセイバーの針を回す。
【ヘイ!ウィザード!】
ソウゴR「はぁ!」
【ウィザード!デュアルタイムブレイク!】
ライドヘイセイバーの刀身に火・水・土・風の四つの属性が纏われて、ソウゴRはそのままライドヘイセイバーをアナザーマルスに振るう。
すると、アナザーマルスは大きく身体をのけぞらせるので、ソウゴLとゲイツがアナザーマルスを斬りつける。
ゲイツ「はぁ!」
そうして、ゲイツはアナザーマルスの至近距離でジカンザックスを弓モードにして、弾を連射する。
......そして、そんな戦いをビルの屋上...遠くから眺めている者達が居た。
片方は、この物語の主人公である江島高雅......そして、緑色の服に包まれたその男の名前はウォズ。
オーマジオウが君臨した世界でも、ゲイツリバイブが君臨した世界でもない、また別の世界に存在する......ウォズだ。
便宜上、緑ウォズとでも呼ぶ事とする。まぁ、黒要素も入ってはいるが。
緑ウォズ「どうだい我が君主よ。」
高雅「......まぁ、確かに俺が居なくとも勝てそうだな。」
軽く不貞腐れつつも、高雅は遠くからソウゴ達とアナザーマルスの戦いを見つめる。
アナザーダークゴーストに逃げられた後、高雅はこの緑ウォズと出会ったようで、共に行動しているらしい。
高雅「......で、お前と協力すればソウゴ達は助かるって、どういう事なんだ。説明、してもらうぞ。」
緑ウォズ「......ふむ、流石に今話す訳には行かないが......あなたはそれで納得できるお人ではない、か。」
高雅「そりゃそうだろ、ソウゴどころかゲイツ達も危険ってなってんだから。」
緑ウォズ「......やはり、あなたはそう言うお人か。」
高雅「あ?なんだよそれ。」
そんな事を話していると、突然高雅は何かを感じたように、突然虚空を見つめる。
緑ウォズ「どうしたんだい?」
高雅「......いや、Sougoかあれ?...なんか近いような雰囲気を感じるな。」
緑ウォズ「Sougo......あぁ、“あの”」
高雅「は?あのってな───ッ避けるぞ!」
そんな風に話していると、突然高雅が見つめていた虚空にゲートのようなものが現れるので、高雅は柵を越えて隣のビルへと飛び移る。
高雅「ッ危なっ!なんだよアレ!?」
緑ウォズ「ああ、アレは我が君主に仇なすSougoが作ったアナザーライダーの内の一体だね。」
高雅「仇なす......ダメだったのか。」
そう言いつつも、高雅はジクウドライバーとギリードのウォッチを取り出すと、敵を観察する。
高雅(なんか見覚えあるが......なんだこいつ?なんのアナザーライダーだ?......まぁ、戦ってみれば分かるか。)
そうして、高雅はそのまま変身する。
高雅「さて、終わったら話聞かせてもらうからな?」
緑ウォズ「もちろん分かってるさ、我が君主。」
───そして少し先、ソウゴとゲイツはアナザーマルスを追い詰め、もう少しで倒せそうと言う場面だ。
フォームとしては、ソウゴがウィザードにファイナルフォームタイムしており、ゲイツはゴーストアーマーで戦っている。
ソウゴ「これで終わりだ!」
そうして、ソウゴはライドヘイセイバーにディケイドウォッチをはめる。
【フィニッシュタイム!】
そうして、ライドヘイセイバーの針を何周もさせて、構えを取る。
【ヘイ!仮面ライダーズ!】
【ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘヘヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!ヘイ!セイ!】
おもちゃで音声聞きながら書いていたが、何度聞いてもヤベェ待機音である。
ソウゴ「はぁぁぁ!!」
【ディディディディケイド!】
【平成ライダーズアルティメットタイムブレーク!】
ソウゴがそんな必殺技を放つと、アナザーマルスは斬撃をくらって爆発四散する。
ソウゴ「っああ!疲れたー!」
ソウゴはそう言いながら変身を解除するが、ゲイツは変身状態のまま、ソウゴの元へと歩いていく。
ゲイツ「おい、ジオウ。」
すると、ゲイツはソウゴの肩を引く。
ソウゴ「え、どうしたのゲイツ?」
ゲイツ「ギリードが言っていただろう、ウォッチを破壊しないことには意味が無いと。」
すると、ゲイツはアナザーウォッチの元へと歩いていき、ソウゴも思い出したような顔をする。
ソウゴ「あぁ〜......はいゲイツ。鎧武ウォッチ。」
ゲイツ「ああ。」
すると、ゲイツはジカンザックスに鎧武ウォッチをはめて、頭の上まであげる。
【フィニッシュタイム!】
だが、アナザーマルスのウォッチは突然動き出し、ソウゴの方向へと逃げていく。
ソウゴ「ちょっ、あっ!?」
するとソウゴは尻もちをつき、ウォッチに逃げられそうになるが、ゲイツはギリギリでジカンザックスを弓モードにして、アナザーマルスのウォッチへと弾を放つ。
【ギワギワシュート!】
ゲイツ「......はぁ、何をしているんだ、ジオウ。」
そう言いつつもゲイツは変身を解除して、ソウゴの手を引く。
ソウゴ「ごめんごめん、ちょっと油断してた。」
そうしてソウゴは立ち上がると、軽く汚れを払って走り出す。
ソウゴ「ほらっ、行こうゲイツ!今日はクリスマスパーティーだよ!!お腹減ったー!」
ゲイツ「......」
ソウゴ「あれ、ゲイツー、どうしたの?」
ゲイツ「...いや、なんでも無い。」
ゲイツは何かに対して思うところがあったようだが......状況がわからないため、思考放棄したようだ。
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《Side.高雅》
高雅「はぁ、キツ過ぎだろ。」
そう言いつつも、俺は突然現れたアナザーライダーを倒しきり、軽くため息を吐く。
あのアナザーライダーはおそらく、仮面ライダーデザイ......オーズのオリジナルライダーのアナザーライダーだった。
それに、いつものSougoが造ってるアナザーライダーよりも段違いに強かったし、面倒だった。
緑ウォズ「どうだい、未来の君の敵の力は?」
高雅「......あぁ、キッツイな。」
そうして緑ウォズに歩を進めていくが、突然足に力が入りにくくなり、地面に倒れてしまう。
高雅「!?」
緑ウォズ「......やはり、あなたにはまだ早かったか。」
高雅「あ?何がだよ?」
頑張って立ち上がるが......キッツイなこれ。
頭に酸素が回ってない感じというか、疲労感がエグい。
緑ウォズ「未来のライダーならばこうはならなかっただろうが......やはり、別の時空の仮面ライダーのアナザーライダー相手だとこうなってしまうか。」
高雅「...あ?それってどうい───」
そうして、俺は地面に倒れてしまった。
ダメだこれ、疲れが溜まりすぎてるな。
......寝るか。
高雅「......あぁ、家まで運んどいてくれ。」
緑ウォズ「...はぁ、仕方ないね我が君主よ。」
すると、俺はおんぶされる。
......こんなのも前世ぶりだろうか...眠い。
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緑ウォズ「ここが我が君主の家か......汚いな。」
緑ウォズ「未来の我が君主がそう言っていたが、想定以上だ。......まぁ、掃除するわけにも行かないから私はここでお暇させてもらうが......」
緑ウォズ「我が君主の命令通り、常盤Sougoのサポートと我が君主の仲間の強化、それに......はぁ、全く我が君主は人使いが荒い。」
緑ウォズ「とりあえず......シノビの代わりとなる、2022年に存在する仮面ライダーを呼ぶことにしようか。」