仮面ライダージオウ 〜最低最悪と転生者と──〜 作:チョコミントlatté
高雅「───着いた、けど......やっぱり倒れてるか。」
そう呟くと、俺は軽く辺りを見回す。
すると、視界にはアタルの家と倒れている2人が入ってくるので、ソウゴと戦兎に指示をしながら倒れている2人の元へと駆け寄る。
高雅「多分、そっちがアタルの家だから見てきて。俺は2人の様子を見てくる。」
ソウゴ「え、うん、分かった。」
戦兎「頼んだぞ。」
さて......志狼さんは少し経てば起きそうだけど、カズミンは結構かかりそうだな。
取り敢えず志狼さんを起こすか。
高雅「もしもし?もしも〜し!!起きてください!」
志狼「ん、うぅ、、、」
高雅「だめだこりゃ。」
そう言いながらカズミンの方を見るが、志狼さんよりも状況が悪いのか、言葉ひとつも立てていない。
高雅「はぁ......取り敢えず運ぶか。万丈...さんはカズミンよろしく。」
万丈「あっ、おう!」
さてと......敵が現れてからが本領発揮だな。
大きい地響きの様な音が辺りに鳴りだし、大きく足元が揺れたかと思えば、遥か遠くに塔が出現する。
俺はそのまま志狼さんを下ろして、まっすぐと現れた怪人の方を見る。
万丈「なんだよあれ......」
高雅「また面倒な......っし、行くか。」
そう言うと、市民を襲っている怪人へと走り、ドロップキックをくらわせる。
そのまま着地して、俺はジクウドライバーを腰につけてからライドウォッチを起動する。
【ギリード!】
高雅「っと、変身!」
怪人の身体に乗り上げて飛び上がり、そのまま空中でベルトを回転させる。
【ライダータイム!】
【仮面ライダーギリード!】
【ジカンバースト!】
【Blade!mode!】
高雅「ここら辺は俺が!万丈さんは先行ってて下さい!」
龍我「──あぁ!分かった!」
【ドラゴンインクローズチャージ!】
【ブラァ!】
......うし、行ったか。
まぁ、雑魚はさっさと潰せるからいいものの、、、
高雅「......万丈は居なくなったぞ。出てこいよ。」
???「──まぁ、流石にバレてるか。」
すると、影から先ほどティードと共にいた謎の男が現れる。
本当に誰だよ。
高雅「誰だお前、ティードと居たってことはタイムジャッカーの1人か?」
???「タイムジャッカー?そんなのと同じにするなんて心外だな。俺は俺だ。お前と同じ存在で......まぁ、お前の力を狙ってるって言った方が分かりやすいか?」
高雅「あ?......俺を殺すつもりか?」
???「まだ、だけどな......本当はもう少し時間をかけてから表舞台に出るつもりだったが、動かずにいて失敗したら困るからな。取り敢えずティードと俺という異分子を入れて対応を確かめようとした。」
高雅「......何者なんだ、お前。」
ネオ「どうだって良い......って言っても納得しないよな、お前は。そうだな、俺はネオとでも名乗っておこう。」
高雅「ネオ......」
ネオ「あぁ、さっき命は狙わないと言ったが......ティードとの契約だ。お前の妨害はさせてもらうぞ。」
気づくと、俺の近くにはアナザーゴーストが出現しており、いきなり拳を放ってくる。
高雅「ちょっ、マジ!?」
ギリギリで反射的にジカンバーストでガードをするが、衝撃が受け止めきれず、少し後ずさってしまう。
高雅「ッ、強いな。」
ネオ「当たり前だ、俺の力で作ったアナザーライダーだぞ?たかがタイムジャッカー程度の力よりも強いに決まってるだろ?」
高雅「お前の正体知らないのにどうとか言えるかよっ!!」
そのままアナザーゴーストに対してジカンバーストで連続斬りをすると、衝撃波のような攻撃で軽く身体が吹き飛ばされてしまい、その隙にアナザーゴーストが向かってくる。
高雅「ッ、危ねぇな!」
俺がそれを止めるためにジカンバーストを投げると少し動きが止まってくれるので、俺はオリストとファントムのウォッチを取り出す。
高雅「なんでこんなに......強いんだか。」
【オリスト!】 【ファントム!】
【ゴーストライダー!】
ネオ「......オリストの力か、やはり変わってくるよな。」
高雅「あ?さっさといくぞ。」
そう言いつつ、俺はウォッチをドライバーにはめて、アーマータイムを発動する。
【アーマータイム!】
【KAMENRIDE!ORIST!オリスト!】
高雅「はぁ......さっさと終わらせる。」
そうして、俺はファントムカリバーを取り出してアナザーゴーストへと向かっていく。
高雅「取り敢えずは、拾い上げるかなっ!」
アナザーゴーストに対して何度か斬りかかると打撃が真っ直ぐとくるが、俺は横に転がって回避しながらジカンバーストを拾い上げる。
高雅「さて、行くぞ。」
【Canon!mode!】
ジカンバーストで中距離から弾を放ちつつ距離を縮めると、俺はファントムカリバーでアナザーゴーストの打撃を流すように逸らして、ジカンバーストの弾を近距離で放つ。
やっぱそう簡単には倒せないよなぁ......けどまぁ、このまま攻めれば倒せるだろ。
高雅「かと言って、戦力がわからない以上出し惜しみは出来ねぇがな。」
軽くため息を吐くと、ウォッチの上部ボタンを押しながら、アナザーゴーストの頭部に向けて回転蹴りをする。
【FINAL ATTACKRIDE!GHOST!ライダータイムインパクト!】
そうして蹴りが炸裂すると、軽く爆炎が上がってアナザーゴーストの姿が消え去る。
高雅「......倒れたか。」
ネオ「ふぅん、中々強いな。だったらこいつらだ。」
ネオがそう言うと2体のアナザーライダーが現れる。
アナザーダブルとアナザー電王か......電王のウォッチ持ってねぇんだよなぁ...って言うか、本来の奴らが倒されて無いのにこれを生み出せるってことは......いや、強さはSougo製のアナザーライダーよりかは弱いとはいえ苦戦する程度ではあるからな、油断は禁物か。
ネオ「じゃっ、頑張れよお前ら。」
すると2体のアナザーライダーが向かってくるから......取り敢えずアナザーダブルからだな。
俺は受け取ったウォッチを起動すると、さっさとオリストウォッチにはめる。
【リミテスト!】
【ダブルライダー!】
リミテスト......リミックスとテストか?
はっ、全然ダブルとは違う系統のライダー名だな。
高雅「まぁ、とにかく行くか。」
ファントムカリバーは消えたし、リミテストに武器はないから───あ?なんで俺リミテストに武器がないって知ってんだ?
......まあ良いか、取り敢えず倒さないとだし。
そうして俺はジカンバーストを消して、まずは肉弾戦に持ち込む。
打撃を流してから横から蹴りをくらわせようとするが、結構簡単にアナザーダブルに防がれてしまうので、蹴りを止めた腕を掴み取って正面から蹴りを入れる。
高雅「っふぅ、キッツイな。」
そう言いつつも、俺はアナザー電王の武器の柄を握っている部分を剥がしとり、その武器を奪ってアナザー電王の腹へと何度か刺す。
真後ろにその武器を投げると拳をアナザー電王に当てようとするが、横からアナザーダブルに攻撃されてしまい、そのままアナザー電王の蹴りをくらって吹き飛ばされてしまう。
高雅「んなっ───ッ!?痛ぇな。」
Sougoのアレと比べると弱いと思ったが......痛みは強烈だな。
かなりキツイものがある。
高雅「出来るだけくらいたくないが......まぁ、一体二だし仕方ないか。」
そのまま軽く後ろへと歩を戻すと、何か踏んだような感覚が足下につく。
志狼「──ぐえっ!?」
高雅「あっ......まぁ気にしないでおくか。」
心の中で謝っ......ではないが、まぁ、軽く罪悪感を覚えつつ、俺はアナザーダブルへと向かっていく。
こうなりゃ小手先とか関係なく自滅覚悟の突撃戦法が1番効率的だから、さっさと決めるか。
高雅「まずはっ、お前からだ!」
俺はオリストのウォッチの上部ボタンを押すと、腕にエネルギーを集めるようにして走り出す。
まともにくらえば、このレベルの強さでも一撃でお陀仏だろうから......
【FINAL ATTACKRIDE!W!ライダータイムインパクト!】
高雅「つおらっ!」
そうして俺の一撃がアナザーダブルに当たると、軽い爆炎が上がって、アナザーダブルの姿が消失する。
高雅「次はっ──!?危な!」
爆炎の中で周りを見渡そうとした瞬間、俺のところに突っ込んでくるようにアナザー電王が向かってきており、軽く斬りつけられて俺の身体は地面に転がってしまう。
高雅「ぐあっ!?チッ!だったらこれで!」
先ほど後ろに投げ飛ばしたアナザー電王の武器を転がりながらキャッチすると、俺はそれをアナザー電王へと投擲する。
なかなかキツイものがあるな......機械みたいな感じで単調な動きしかしない分、幾分かマシではあるが、
高雅「早いなオイ、」
的確に動き出しを潰してくるところと、少しも疲労を感じさせないのが辛いな。
土壇場での対応が要されるのがそこそこ面倒だ。
高雅「仕方ねぇ、」
アナザー電王が来る前に後ろに下がり、ちょうど良いタイミングで走り出してベルトからジカンバーストを取り出す。
すると、アナザー電王にジカンバーストが当たりノックバックするので、俺は武器を掴んで半円を描くようにしてアナザー電王に斬りかかる。
高雅「しんどいけど......まぁ、ぐだぐだの耐久戦だな?」
ネオ「もう2体もか......流石に強いとは思っていたが、想定以上だな。次はどうするか......うん?」
そうこうしているとネオが何かを気にするような顔をしながら俺の後方を見るので、アナザー電王の攻撃を流しつつ後方を見る。
......あぁ、志狼さんか。
ネオ「アレが起きそうなのか......仕方ない。アナザービルドでも出すか。」
ネオがそう言うとアナザービルドが現れて、志狼さんの姿が薄くなっていく。
高雅「まじかよ......歴史奪えんのか。」
思いの外人外じみてら。
しっかり歴史奪えてるし、Sougoとはまた違う化け物性発揮してんな。
高雅「はぁ......仕方ないか。」
そう言うと、俺はリミテストのウォッチを外して、ジカンバーストにウォッチをつけて構えだす。
【フィニッシュタイム!】
取り敢えずは走って───あ?なんだこの音ッ!!?
???「痛いなぁ、流石に無理があったかなぁ。デンライナーから落下して降りるのも久しぶりだったし。」
なんか上から落ちてきた......怖。
???「さて、ようやく見つけた。」
ネオ「......はぁ、やっぱり干渉すると来るか。確か...野上宗路だったか。」
宗路「そうだ。だから......歴史を乱す存在であるお前は、僕が倒す。」
ネオ「そうか......だがまぁ、ここで戦うと言うのは流石に分が悪いからな。逃げさせてもらう。」
宗路「そうさせないために、僕が来たんだ。」
すると、宗路?さんはデンオウベルトと似たような形状のベルトを懐から取り出すと、腰に装着してネオの方へと走り出す。
宗路「変身!」
【accel form】