仮面ライダージオウ 〜最低最悪と転生者と──〜   作:チョコミントlatté

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エグゼイド編
第2話 始まるgame!


 

 

 

高雅「おっ、ちゃんと部屋埋まったんだな。」

 

俺はそんな事を呟きながらも、クジゴジ堂の前にて惣菜パンを食べる。

 

部屋が埋まったって事は、今日からエグゼイド編が始まるって事だ。

.....まぁ、今回は飛彩さんがいるからあらかたの問題は簡単に解決するがな。

 

高雅「それよりも、これだよなぁ。」

 

そうして、俺はジクウドライバーを取り出す。

 

このドライバーを手に入れたは良いものの、実際、俺は戦えるのだろうか?

.....まぁ、正直に言えば怖いよなぁ。

 

そこまで考えるとクジゴジ堂の扉が開く音が鳴るので、俺はすぐにジクウドライバーを隠してそちらを向く。

 

ソウゴ「あっ、高雅、おはよう。」

 

高雅「おう、」

 

そのまま俺は学校に向かおうと地面に置いていた鞄を手に取る。

正直、一度習った内容ばかりだからやる気は出ないし、行きたくないんだが、まぁソウゴがいるからなぁ。

 

そうして、俺は学校に向かおうと歩を進めるが、突然止められる。

 

ゲイツ「おい、ちょっと待て。」

 

高雅「.....何?」

 

そうして、俺は軽くゲイツの顔を見る。

......やっぱ顔いいよなこいつら。

 

ゲイツ「貴様、ギリードか。」

 

?.....何を言って......

あぁ、そう言う事か。

 

ライダー名が仮面ライダーギリードってツクヨミが言ってたな。

 

高雅「あぁ、まぁ、そう言うことになるな。」

 

ゲイツ「そうか、貴様が......」

 

すると、ゲイツは他の方向を向き、少し思考するような素振りを見せる。

 

何、マジで何?

 

高雅「あっ、そう言えばソウゴ、ウォッチを一個くれよ。」

 

ソウゴ「えっ、まぁ良いけど。」

 

ツクヨミ「なっ、ちょっと待ちなさい!あなたも仮面ライダーになるつもり!?」

 

ツクヨミは.....まぁそう言うか。

 

でも、この先の展開を考えると力は欲しいからなぁ。

 

高雅「まぁな。.....俺は最低最悪の魔王とか分からないけどさ、こいつはそんなんにならないと思ってる。だから、俺もソウゴの力になってそれを証明したいってとこだ。」

 

適当に口からそう出すが、別に嘘って訳でもない。

 

実際、この先の物語は過酷なものになる。

だから、俺はソウゴ達の助けになりたい。

 

友達.....だしな。

 

高雅「だから、ソウゴ......ウォッチを渡してくれるか?」

 

ソウゴ「もちろん!っていうか意外だね、高雅が俺を助けたいなんて言うなんて!」

 

高雅「はぁ?そうとは言ってないだろ!?」

 

何をいっちょるんだこいつは!

そうは言ってないだろそうは!

 

ソウゴ「でも、そう思っては居るんでしょ?」

 

高雅「いや、それは......あぁ!いいから学校行くぞ!」

 

ソウゴ「あっ、誤魔化した。」

 

そうして、俺は逃げるように学校へ駆け出す。

 

 

────────────────────────

さて、同じクラスの小和田がアナザーエグゼイドによってやられてしまった。

そのため、現在はその謎を解くために天才ゲーマーM......まぁ、永夢、宝生永夢を探しているのだが。

 

高雅「見つからないよなぁ.....」

 

俺はそのままスマホを軽く触る。

 

永夢は今、アナザーエグゼイドの作ったゲーム空間に居る。

だから、いくら探しても見つからない。

かと言って、いきなり聖都大学附属病院に行くなんて言ってもアレだからなぁ。

 

高雅「事件が起こるのを待つしかないかぁ.....?」

 

そうして、歩いていると、スマホからコールが鳴るので一瞬で出る。

 

高雅「なんだよソウゴ、」

 

ソウゴ「....いつも思うけど、よくあんな一瞬で誰かわかるよね。」

 

高雅「まぁ、特技だしな。」

 

そう返すと、急にソウゴが話し始める。

 

ソウゴ「そんな事より、高雅、今すぐ聖都大学附属病院ってとこに来れる?」

 

高雅「......アナザーライダーか!」

 

ソウゴ「うん、とりあえず事情はついたら説明する。早く来てね、」

 

高雅「了解!」

 

そうして電話を切ると、俺は目の前の建物を見つめる。

 

高雅「.....まぁ、もう既にいる訳だが。」

 

どうせここに来るって事は分かってるしな。

 

時短だ時短。

 

 

 

 

 

 

 

 

高雅「お、遅かったな、ソウゴ。」

 

ソウゴ「えっ、いや早くない!?俺が電話してからまだ5分も経ってないよ!?」

 

高雅「ふーん。」

 

ってか、病院側の対応早いな。

通報したのちに俺に電話したとしても、5分で病院まで運んだって事になるんだよな。

 

早いねぇ、

 

高雅「で、ゲイツ達は?」

 

ソウゴ「あぁ、多分そろそろくると思うけど......」

 

すると、入り口が開く音が鳴る。

 

ゲイツ「おい、見つけたぞ、天才ゲーマーMを知っていると言う奴が。」

 

???「げぇっ、やっぱここに来るの?」

 

ゲイツは誰かと共にこっちに来るが.....誰だ?

 

まさか、またオリジナルライダー!?

.....全シリーズにいるとか言わないよな?

 

ソウゴ「あんた、天才ゲーマーMについて知ってるの?」

 

???「んー、まぁな。一応。」

 

すると、その人は先導するように俺たちの前を歩いていく。

 

???「まぁ、ちょっとついてくれば分かるよ。」

 

そうして軽く辺りを見渡すと、急に駆け出す。

 

いや、病院で走るなよ。

.....お、飛彩さんだ。

 

???「おい、鏡!」

 

鏡、鏡!?

そんな呼び方すんの!?

 

飛彩「.....なんだ、お前か。一体何のようだ?」

 

???「ちょっとな、宝生に用があるって奴らが居るんだ。」

 

すると、その人は俺たちのことを指差す。

 

ソウゴ「俺は常磐ソウゴ、んでゲイツとツクヨミに.....」

 

高雅「高雅です、江島高雅。」

 

飛彩「そうか、ところで小児科医に用事とは何だ?」

 

ツクヨミ「実は、私たちクリア出来ないゲームっていうのを追っているんです。」

 

飛彩「クリア出来ないゲームだと?」

 

すると、飛彩さんは他の方向を向き、そちらへと歩いていく。

 

飛彩「.....なるほど、少し来てくれるか?」

 

 

────────────────────────

という訳で、現在永夢のデスクの前でございます。

まぁ、メモ貰わないとストーリー進まないしな。

 

飛彩「小児科医が行方不明になる前に残したメモだ。」

 

そう言うと、飛彩さんはそのメモとゲームを手に取る。

 

やっぱり、飛彩さんもそこに目は付けているんだよな。

 

???「なるほど、それが手掛かりか....」

 

すると、飛彩さんはゲイツにそのメモを差し出す。

 

飛彩「使えるか?」

 

ゲイツ「何故俺に?」

 

まぁ、消去法的に?

ドイツ語読めるのお前しか居ないし。

 

???「まぁ、協力してくれるってんなら良いだろ。」

「俺も少し興味が湧いてきたところだし、協力するぞ?」

 

飛彩「....まぁ、そう言う訳だ。小児科医を頼むぞ。」

 

???「おうよ!......あっ、そういえば花家に伝え忘れてた事が......まぁ良いか、九条に任せとこ、あいつこの前裏切りやがったし。」

 

そうして、この人は出口へと歩を進めていく。

 

バンバン主役の名前が出てきやがる!

この人マジでオリジナルライダーじゃねぇのかな?

 

高雅「あっ、ありがとうございました!」

 

そう飛彩さんに言うと、俺は追いかけるように軽く駆け足で行く。

 

 

 

────────────────────────

 

ソウゴ「ウンテン....ウンテン....オベン、オベン?レ....レッチュ?」

「これ何語?」

 

高雅「ドイツ語だろ。」

 

すると、ソウゴとツクヨミは驚いたような顔をしてこちらを見てくる。

何?

 

ソウゴ「高雅....ドイツ語わかるの?」

 

高雅「まぁ、読みだけ。意味は分からんけど.....」

 

???「あっ、それなら俺分かるぞ。」

 

ソウゴ「本当に!?」

 

???「えーっと......下下上上右左右左、そして全キーを押す......出そうだ、やってみろ。」

 

すると、ソウゴは入力していく。

 

そうして、ゲームエリアに.....あっ、ソウゴとゲイツが転けた。

いや、ゲイツ立ち上がるの早いな。

 

???「なるほど、ここが....面白いな。」

 

なんか凄いにやけてるし、そんな面白い状況か?怖いだろ。

 

ゲイツ「....お出ましのようだ。」

 

そう言うゲイツの目線の先にはアナザーエグゼイドがおり、警戒している様子だ。

 

ゲイツ「招かざる客が来やがったって感じだな。」

 

ツクヨミ「分かってる?あいつをここで倒した所で、多分完全には消滅しない。」

 

ソウゴ「うん、でも、倒さないことには何も始まらない。」

 

すると、2人はジクウドライバーを取り出して装着するとウォッチを出す。

 

【ゲイツ!】【ジオウ!】

 

ソウゴ「変身!」

ゲイツ「変身!」

 

【【ライダータイム!】】

【仮面ライダージオウ!】【仮面ライダーゲイツ!】

 

そうして変身が完了すると2人は一気にアナザーエグゼイドに向かって駆け出す。

 

 

さて、俺は.....やっぱり、まだ変身する事出来ないんだよな。

 

???「お前は変身しないか?」

 

すると、後ろから声をかけられる。

マジで何なんだろうかこの人は。

 

高雅「いや、したくても出来な──」

 

???「嘘だろ、それ。」

 

は?

何言ってんだこの人、俺は実際に嘘なんかついて.....

 

???「見れば分かる、お前、戦いが怖いんだろ?」

 

.....正直、痛いところを突かれた気分だ。

 

まぁ、表面上は、変身できないからって何もしようとしてなかった。

けど、多分心の奥底では、戦いたくないと思ってたんだろうな。

 

???「おっ、やっぱり気付いてたんだな。」

 

すると、この人は良い笑顔でこちらを見てくる。

 

???「まぁ、怖いってのは良い事だ。後は......まぁ、戦う勇気だな。怖くても戦うって勇気を出せば良いのさ。」

 

そう言い切ると、この人は資材の裏に隠れていく。

 

???「俺は戦えないから隠れるけど。」

 

.....この人はなんて言うか。

本当に自由だな。

 

.....でも、なんだか有り難かったな。

多分、こう言うことを言ってくれる人は居ないし。

 

 

 

 

戦う覚悟、か。

怖くても、戦うって気持ちが大事。

 

 

だったら、俺も.....

頑張ってみたいな。

 

高雅「だから、力を貸してくれないか、ギリード?」

 

そう言うと、ウォッチが軽く光だして形作られていく。

そうか、これがその力か。

 

これで俺も!

 

そう決意し、振り返るが.....既に戦いは決しており、地面には飯田さんが転がっていた。

 

えぇ....決意をしたんだが。

俺の戦うフェーズは?

 

 

まぁ、戦わない事が一番ではあるんだけどさぁ?

 

そうしていると、飯田さんの前には永夢、そして.....謎の、推定オリジナルライダーの人が現れる。

 

永夢「僕以外にゲームエリアに入れる人が居るとは思わなかったよ。」

「遊さんが.....いや、僕のメモ、見たんだ。」

 

ソウゴ「アンタが、宝生永夢....!」

 

舞垣遊「まぁ、そう言う事だな。......じゃあ、まず自己紹介からしようか。俺は舞垣遊......ただのゲーマーで....仮面ライダーだ。」

 

すると、遊さんはゲーマドライバーを取り出して装着し、永夢も同様にベルトをつける。

 

永夢「悪いけど、これ以上はやらせない。」

 

遊「さて、ゲームを始めようか。」

 

そうして、2人ともガシャットを取り出す。

 

【マイティアクションX!】

【ダンス・デ・ラッシュ!】

 

永夢はいつものようにガシャットを左前に突き出すと、右に旋回する。

 

そして、遊さんは軽く人差し指でガシャットを回すと、それを上へと投げ左手でキャッチする。

 

永夢「大、」

 

遊「難易度、レベル2」

 

「「変身!」」

 

【【ガッシャット!】】

【【ガッチャーン!レベルアップ!!】】

 

そうして、永夢と遊さんはポーズを取り変身する。

 

【マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!】

 

【ダン・ダン・ダンス・デ・ラッシュ!】

 

 

 

 

遊「さぁ、鍛えてやるよ!高雅!」

 

高雅「っ、やるしかないか。」

 

【ジクウドライバー!】

 

そうして、先ほど変化したウォッチを取り出すと、ベゼルを回転させて起動する。

 

【ギリード!】

 

そのままポーズを取る。

 

高雅「変身!」

 

【ライダータイム!】

【仮面ライダーギリード!】

 

 

高雅「っ、はぁぁぁ!!」

 

 

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