エナジーナイトVSブレイドナイト 花を護る2振りの剣 前編
「らっしゃ.......その様子、スイーツ目当てじゃねえな」
尊は目の前に現れた黒髪ポニテの青年を警戒していた。青年の方も尊への敵意を隠していない様子であった。
「庭瀬組の若サマ、庭瀬尊ってあんただろ?」
「表出るから少し待っててくれ」
ゆかりたちに事情を説明し、キラパティを出る。
「近頃希望が花に「庭瀬組組員」を名乗る連中が現れ店を荒らしたり恫喝したりポイ捨てしたり暴走行為をしたりとやりたい放題してんだ。」
「......ウチの名前勝手に使ってんのか」
「たまーに絡んできてんでお話とかしてんだけどよ。庭瀬組の若サマ、庭瀬尊から命令されたって言ってたぜ。どーなんだ」
「俺か!?いやいや俺そんなこと言わねぇよ。第一そんなことするメリットがねぇ。ただでさえ狭い極道の肩身がさらに狭くなっちまう」
「いい子ぶって実は色々悪さしてんじゃねえのか?」
「なんだと....」
「おっと、図星だったか?」
一触即発の空気の中、人間態のダークが現れ青年に話しかけてきた。
「明じゃないか」
「ダーク!?何してんだ?ってかいつの間に復活したのか」
「なにってキラパティの手伝いだが?」
「おろ?知り合い!?」
「ああ。去年バチバチにやり合ってたけどな」
「御剣明。またの名をブレイドナイト。私がダークプリキュアだったころに戦った男だ」
「俺以外にもナイトがいたなんてな........あ。希望が花に組員を派遣したかだったよな。親父…組長に聞いてみるよ」
……………
「希望が花には組員を送ってないって」
「勝手に名乗ってるってことか?」
「多分な。こりゃ俺の名前も勝手に使ってる。........よし、希望が花に行ってみるよ。この目で見て確かめたい」
「準備ができたら言ってくれ」
尊はキラパティに入りゆかり達の元へ。
「しばらく希望が花に行く。どうも庭瀬組の名を語ってやりたい放題してる輩がいるらしい」
「わかったわ。行ってらっしゃい」
「何かあってもいいように庭瀬警備と棘百合組から何人か人を出す」
「ありがとう」
「礼を言うのは俺の方だぜ。シフトに穴開けちまうんだからな」
バイクを走らせ1時間ほど。希望が花にたどり着いた。
「希望が花に庭瀬組の名を語ってオイタをする輩がいるんだな」
「組の人間じゃねえことを祈るぜ」
そのとき、つぼみがガラの悪い男に絡まれていることに気づいた。
「あれは!つぼみ!」
「おーおー、早速おでましかよ」
つぼみを助けるべく、尊と明はそれぞれ木刀を持って駆けつけた。
「わ、わたし友達と用事があるので......」
「良いじゃん、そんな約束バックレてさ」
「俺たちと遊ぼうゼェ」
「嫌だって言われただろ?」
「あ?なんだガキ。庭瀬組に逆らうのかあーん?」
「こんなチンピラいるのか?」
「いねぇよ」
「敵ってこったな」
「そゆこと」
「ケッケッケ、祭りだ」
「ウチの名勝手に使いやがって.....」
VS 自称庭瀬組の男達
尊と明の即席コンビは出会ったばかりとは思えないコンビネーションで次々と自称庭瀬組の男たちを叩きのめした。
「尊さぁん…!」
解放されたつぼみは尊に抱きつく。
「おーよしよし、怖かったな」
「なんてこった、つぼみの知り合いだったのか」
「お付き合いしてるんです!」
「すっかり日が沈んだな」
「今日は私のおうちに止まりませんか?」
尊は今日は花咲家で世話になることとなった....