受け入れられるかな…?
後半戦に入る。蓮ノ空のボールからスタートだが…
海未「えっ、私と入れ替わりたい?」
綴理「うん」
綴理と海未がポジションを交代するようだ。後半はこのフォーメーションになるぞ。
―フォーメーション―
GK 青熊
DF モーブ2 モーブ4 モーブ3
DMF モーブ7 モーブ5 モーブ6
OMF モーブ8 モーブ10 モーブ9
FW 横好
FW 花帆 歩夢
OMF レアン 梢 絵里
DMF 恋 綴理
DF 海未 塔子 さやか
GK 四季
ピー!
梢「いきましょう…!」パスっ!
梢がボールを蹴っていよいよ後半戦開始。まずは恋にボールが渡る。
恋「では…お願いします!」パスっ
しかし恋は敵が自陣に入る前にすぐにボールを前へ。花帆にパスをまわした。
花帆「恋センパイ!ありがとうございます!」
モーブ8「…」
ボールを受け取った花帆にモーブがまっすぐ迫ってくる。早速マッチアップだ。
花帆「えーと、こうやって…」
花帆は体の前かつ足の裏で触れる範囲にボールを置く。そして足の裏でボールを引く。
花帆「こうだ!」クルンっ!
そして軸足の後ろを通してターン。花帆は左方向に回転してモーブの突撃を避け、そのままの勢いで前進してかわした。いわゆるビハインドターンである。
梢「うまいわ!日野下さん!」
花帆「梢センパイがいっぱい練習させたからですよー!」
マネージャーというにはたくさん練習した花帆。その中でドリブルテクニックの練習も重ねたようだ。
青熊「調子に乗っているようだがおれは崩せん!引き続きあのキャプテンをマークしろー!」
青熊は所詮マネージャーあがりと思っているようで、今の戦法を継続。梢を封じて蓮ノ空の得点を封じたつもりになっている。
モーブ7「…」
モーブ5「…」
今度は2体のモーブが花帆に迫る。今度はドリブルでは片方を抜いてももう片方に取られてしまうが…
歩夢「花帆ちゃん!」
花帆「歩夢ちゃん!お願い!」
パスっ!花帆は前に出ていた歩夢にパス。そしてすぐに全速力でモーブを抜き去って前に走る。
歩夢「…!」パスっ!
歩夢はそれを見越してすぐに前にボールを蹴り込む。ワンツーでモーブをかわしつつ花帆にボールを渡した。
青熊「ふん!お前にこれが抜けるかなぁ?」
青熊は既に迎え撃つ準備をしていた。DFのモーブをペナルティエリア内に固めていたのだ。
レアン「あれは…」
青熊「そこからシュートするかモーブをかわして俺に飛び出されるか選ぶのだー!」
花帆「うぅ…どうしよう」
さすがにこれには足を止めてしまう花帆。今の自分に必殺シュートはないため、ペナルティエリア外からゴールを狙うのは無謀。しかしペナルティエリア内に入ると青熊に飛びつかれてボールを取られてしまう。
花帆「…」
花帆はまずフィールドを見渡してみる。唯一点を取れそうな梢はまだ厳しいマークにあっており、動くのは難しい。うまいことモーブをかわしながら、青熊に揺さぶりをかけたいところだが…
横好(Amix)「おらおらー!ボールをよこせー!」
花帆「!」
ここで横好が後ろから花帆を狙ってくる。スライディングタックルでボールを取りに来たので咄嗟に反応してかわす。
横好(Amix)「避けんじゃねーぞこらァ!」
花帆「いやだ!あなたには渡したくない!」
横好(Amix)「うるせー!」ドゴっ!
花帆「うっ!」
ボールを渡せば失点に繋がる…それ以前に横好のプレーや態度、そして彼のいる『ハーデスト』のやり口に、絶対にボールを渡したくないという気持ちが湧いてくるのだ。
横好(Amix)「くそー!タックルしても怯まねえ!」
花帆「あたし、負けたくない!梢センパイやさやかちゃんを守るためにも…!ここで花咲くためにも!」シュウゥゥゥン!!
横好にぶつかられても吹っ飛ぶどころかびくともしない花帆。よく見ると彼女の身体を紫のモヤのようなオーラが包んでいる…
歩夢「な、なにあれ!?」
梢「日野下さん、あれは…」
花帆「な、なんだか力が湧いてくる…!うおおおーーっ!!」
花帆は勢いに身を任せ、自分に渦巻くオーラを解放。するとそのモヤは色づき、太陽のような花を各部に付けた女性型の何かに変わる。
青熊「なにぃ!?化身だとー!?」
花帆「け、化身!?」
花帆自身も何が何だか分からず驚いている。どうやらこのオーラは“化身”というらしい。
横好(Amix)「化身だと!お前だけずるいぞー!許さんぞー!」
横好は怒って雪風を纏いながらジャンプ。さやかから盗んだ技で花帆を仕留めにかかる。
横好(Amix)「絶・スノーエンジェル!」
花帆「負けるもんかー!」
冷気を飛ばしてくる横好。一方で花帆は手を広げて、化身と共に手から炎を放つ。
花帆「―フレイムブロッサム―!!」
バアああっ!!放たれた炎はベールとなり、花帆の周りを包む。そして冷気と横好を寄せ付けない。
花帆「フラワーー!!」
ボオオォォォッン!!
横好(Amix)「うぎゃああ!!」
花帆は叫ぶ。すると炎のベールが花を咲かせ、そのオーラで横好を弾き飛ばして突破した!
歩夢「すごい…!」
綴理「かほ…!今ならいける!」
花帆「はい!」
横好を突破した花帆は化身をキープしてシュート体勢に。化身の力はかなり強大なようで、ここからシュートすれば入ると、綴理の助言と花帆の身体から湧き上がる力が確信させる。
花帆(左足をボールの少し後ろに置いて、針金のように安定させて…)
花帆「いっけぇぇーー!!」ドガアァァっ!!
花帆は梢に習ったことを実践して、化身と共にシュートを放つ。ボールは枠内をしっかり捉えている!
青熊「ワイルドクロー・Ⅴ3!」
青熊は四足歩行で何歩か走った後、勢いよくジャンプ。青熊の右腕にでっかい爪が装着され、それをボールに叩きつけた。
ギュルルルル…バキッ!
青熊「むわぁ!?」
しかし花帆の化身シュートの威力は凄まじく、地面に叩きつけられても勢いが収まらない。ワイルドクローは粉々に砕け、青熊は吹っ飛ぶ。
バシャアっ!!
花帆「うわぁ~!またボールが飛んでっちゃった~~~!!」
梢「安心して。日野下さんのシュートはちゃんと決まったわ!」
花帆のシュートはあまりの威力にゴールネットを突き破ってしまう。ボールはフィールドの外に突き抜けてしまうが、ちゃんとゴール扱いだぞ。
横好(Amix)「くっそー!アイツだけずるいぞ!化身なんか使いやがってー!」
青熊「フンヌフンヌ!プンスカプンスカー!」
相手チームの2人は花帆が化身を使っているだけで妬みや怒りを向けてくる。
レアン「うるさい。早く試合再開して」
横好(Amix)「ぐぎぎ!貴様らー!」
どこかで聞いたことを横好にぶつけるレアン。横好は怒りながらもこのままいても仕方ないので試合を再開することに。
横好(Amix)「こうなったら点取り合戦してやるー!」パスっ
竜星学園のボールで試合再開。横好はボールをまわして再び自分のところに戻して突破を図る。
横好(Amix)「おらよー!」ドンっ!
花帆「うわっ!?」
横好は向かってきた花帆に向かって力任せに突進。花帆はさっきゴールを決めた時に化身を解除しており、今度は吹っ飛ばした。
綴理「ボクに任せて」
梢「ええ」
ここで横好に向かっていったのは綴理。他のMF陣は今の内に攻撃のために上がっておく。
綴理「キミ…多分こういうのはマネできないよね」シュウゥゥゥン!!
綴理はオーラを解放。先程の花帆と同じ、紫色のモヤが綴理から吹き出ていた…
綴理「【火の神ボルケッド】…!」
綴理も化身を持っていたようだ。胸に夕焼けのような丸い炎を宿したマジンが現れる。
横好(Amix)「はぁ!?お前も化身持ってんのかよ!」
綴理「…!」ドオオォォォン!!
横好が喚くのを無視して綴理は化身と共に地面を叩きつける。
横好(Amix)「むわあー!?動けんー!」
マジンが地面を叩きつけたことで地震が起き、横好は自由に動けなくなる。そして横好の足元が赤くなっていく…!
綴理「―ビッグイラプション―…!!」
ドバアアアアアッ!!
横好(Amix)「ずびゃらぁー!」
横好の足元で大噴火が起こる。噴火をまともに喰らった横好はたまらず吹っ飛び、ボールは綴理のもとへ。
綴理「いくよ…!」
ボールを奪った綴理はそのままドリブルを始める。何体かのモーブが綴理に向かってくるが…
綴理「…!」クルンっ!
モーブ9「…」
スピードをつけて回転して突破するルーレットでFWのモーブを突破。その後はかかとでボールを浮かせて相手を突破するヒールリフトも見せてMFも突破する。
横好(Amix)「クソが!お前だけ色々出来てずるいにも程があるだろ!」
綴理「…じゃあ今からキミにすごい技見せるね」
立ち上がってまた罵声を浴びせてくる横好。そんな横好に綴理はとある技を見せてくれるようだ。
綴理「…」ヒュィィ!
綴理は口笛を吹く。すると赤いペンギンが地面から5体現れ、そのペンギン達がシュート体勢に入る綴理の右足に喰らいついていき、その状態でシュートを放つ。
綴理「皇帝ペンギン1号・G5!」ドガアァァっ!!
綴理がシュートを放つと同時に、5匹の赤いペンギンがボールと共に飛んでいく。先程の花帆の化身シュートよりも強力なシュートが竜星学園ゴールに襲いかかる!
青熊「ぐっふぉーー!!」
バシュゥゥゥン!!
青熊は反応することが出来ず、そのまま吹っ飛んでゴールを許す。これで3-1。蓮ノ空が2点差をつける結果となった。
花帆「綴理センパイ!?あんなシュートがあるなんて、すごいですー!」
綴理「かほ、ありがと。かほもいっぱい練習したら、できるよ」
威力も見た目もド派手な皇帝ペンギン1号に興奮する花帆。実際、ここまで出てきた必殺シュートの中では最も威力が高いぞ。
横好(Amix)「けーっけっけっけ!これを使えば簡単にゴールを取れるぜ!」
我、勝利の道見つけたりと言わんばかりの表情をする横好。この技をマネすればシュート力の大幅強化につながるぞ。
横好(Amix)「けーっ!けっけっけ!早速得点してやるぞ!」パスっ
横好は何度目か再びモーブにボールをまわして再び自分がボールを持つ。そして蓮ノ空陣営に突撃。
花帆「歩夢ちゃん!2人で止めよう!」
歩夢「うん!」
横好(Amix)「けーっけっけ!みんなで集まればスキだらけ!」
横好はどこかで聞いたことを言いながら手を前に突き出す。
横好(Amix)「極・ワープドライブ!」
ビリリリリ!手からワープホールが展開され、横好はそこをくぐり抜ける。花帆と歩夢を大きく突き放して突破した。
横好(Amix)「けーっけっけっけ!いっそこの距離からぶっ放してやるぜー!」ヒュィィ!
横好は綴理と同じように口笛を吹く。赤いペンギンが5匹姿を現し、成功を確信した横好はペンギンに足を嚙まれながらシュート体勢に入る。
横好(Amix)「皇帝ペンギン…1ごうわあああ!!」ドガァァっ!!
横好がボールを蹴った途端、めちゃくちゃ痛がる。シュートはものすごい勢いで枠外に飛んでいってしまう。
横好(Amix)「ぎゃーー!めちゃくちゃ痛いー!」
恋「ど、どうされたのですか!?」
梢「…ちゃんと特訓していなかったみたいね」
梢は皇帝ペンギン1号について話す。どうやらこの技はうかつに放つと足に大ダメージを負うようだ。綴理の場合は身体が強く、かつ負担が少ない様に工夫してシュートしている様なのだが、横好はどちらも満たしておらず、その結果がこうして痛がることになったようだ。
横好(Amix)「なんだとー!だましたな!」
綴理「だましてないよ。ボクのシュートを見せただけだよ」
恋「人の技を勝手に使って騙したも何もありません!」
綴理に怒る横好。しかし横好がちゃんとした形で技を使えないのが原因なので綴理が責められるいわれは全くないぞ。
青熊「こ、これは…さては相当まずいことになっている!?」
そしてこの状況を見て、自分がまずい状況に立たされているのではと感じる青熊なのであった…
蓮ノ空 3
竜星学園 2
これからの作者の創作、どれが一番楽しみ?
-
この作品
-
キャプ翼サンシャインのスピンオフ
-
スーパーラブライバー大戦
-
蓮ノ空×ポケモン