なぜこんな時間に投稿したのかというと、早く投稿してこの試合のフォーメーション確認したいからです。
今週中に試合終わらせたいので、また頑張って1週間投稿します。
―グラウンド―
打ち上げから5日後。蓮ノ空サッカー部は『ハーデスト』の襲来に備え、練習を再開。ケガをしていたメンバーは恋を除いて完治し、同じフィールドでサッカーが出来るようになっていた。
梢「いくわよ、若菜さん! フォルテッシモ・A!」
四季「絶・セーフティプロテクト!」
バチイィっ!! 梢のシュートは盾にぶち当たり、音を立てながら勢いよく弾かれる。
圭助「何をやっている!!」
梢「!?」
圭助「キャプテンのくせに簡単に止められて! 全然頼りにならないぞ!」
梢「ご、ごめんなさい…」
花帆「ちょっと! やめてくださいよ監督! 梢センパイは…」
圭助「うるさい! 君が何と言おうが点を取れないキャプテンなんか頼りないんだよ!」
いきなり梢に怒り出す圭助。怒号が周りのメンバーにも聞こえており、一気に空気が悪くなる。
栞子「おやおや…言い争いに精を出しているみたいですね。こっちまで聞こえてきましたよ」
さやか「『ハーデスト』…!」
党我「竜平様のご報告通りだな。…チームをまとめることも出来んひよっこ共め。今日が最後の試合だ」
千砂都「…」
ことり「…」
怒号を飛ばしているところに、『ハーデスト』が現れる。圭助の怒号を聞いていたからか、完全にバカにしている。
圭助「黙れ! こいつはともかく俺をひよっこ呼ばわりするな!」
さやか「え…!?」
絵里「酷い…見損なったわよ監督!」
自分だけひよっこ呼ばわりを訂正させようとする圭助。見苦しすぎる中、ミーティングに入るのであった…
―MEETING―
圭助「ほんっとうにごめんなさい!!」
ミーティングが始まるや否や、頭を下げて謝罪する圭助。というのも…
圭助「あれは『ハーデスト』を油断させるための演技だ。あいつらはウチのチームワークがズタズタな状態であるという情報で止まっている。だから、チームの雰囲気がさらに悪くなったように見せかけたかったんだ」
梢「なるほど…」
圭助「だからさっき言ったのは本心じゃないぞ。本当に申し訳なかった」
海未「しかし、それは相手に有効なのでしょうか…」
圭助「分からない。でも少なくとも言えるのは、こういう手も使うほど相手は強大だという事だ…」
そう言って頭を抱える圭助。効果があるかも分からない盤外戦術にまで頼っているあたり、余裕のなさが窺える。
梢「相手には以前の襲撃や、大会で戦ったことがある選手がいるわね…相手チームのメンバーも全員、スパイさんの言った通りだわ」
圭助「そうだな。だから戦ったことがある相手選手は、相性の良いこちらの選手で挑むなり、戦術で封じるなりしていくための練習を行ってきた。それをこの試合にも活かしてくれ」
圭那「でも、戦ったことのない選手もいるんだよね…データも送られてきてないし」
花帆「う~ん、スパイさんがいるならその人たちのことも教えて欲しかったな…」
さやか「ダメですよ。知らない選手を一発で対策できたら、スパイがいると『ハーデスト』に疑われてしまいます。そもそも、本来なら相手メンバーだって分からないんですから」
圭助「その通りだ。スパイ疑惑が浮上するだけでもスパイは身の危険に晒されるからな…とりあえず、知らない選手はいつも通り技を見て適宜対応だ。特に敵キャプテンの浦木党我とかいう奴は要警戒だぞ!」
梢「分かりました。…それと、あの栞子って人も、また私達の知らない選手に化けるかもしれないわ。それも気をつけましょう」
花帆「はい! 大丈夫…あたし達がやりたいサッカーをぶつけることが出来れば、絶対上手くいく…!」
梢「そうね。…みんな、自分を信じてちょうだい。ここまで練習を重ねてきたのだから…」
果林「ええ、わかったわ」
恋「今回は試合には出られませんが…皆さんのことを信じています!」
不安要素はあれど、今の自分達なら大丈夫と信じる蓮ノ空。その想いのまま、フィールドに散らばるのであった。
―フォーメーション―
GK 論前
DF 栞子 党我 きな子
DMF 璃奈 冬毬
OMF ことり 真姫 かのん
FW すみれ 千砂都
FW 果林 花帆 歩夢
OMF レアン 梢
DMF 綴理 圭那
DF 海未 塔子 さやか
GK 四季
ピー!
花帆「いっくよ~!」パスっ!
ホイッスルと共に、花帆が元気よくボールを蹴る。蓮ノ空のキックオフで試合開始だ!
レアン「っ!」
ボールを受け取ったのはレアン。ドリブルで駆け上がり、早速敵陣に切り込む。
すみれ「…」
レアン「ハッ!」ギュンっ!
すみれ「…!」
最初にすみれが止めにかかるが、すぐさま右前に方向を変えてダッシュ。守備に入る前にあっという間に抜き去る。
栞子「うまいですね。ああもあっさりと…」
党我「テクニックはよし。しかしそればかりを追い求めていてはな!」
党我はレアンを指さす。ことり、真姫、璃奈がレアンにプレスをかけてきた。
ことり「通さない…」
レアン「来たわね…!」
3人に包囲されるレアン。普通に抜けば他の選手にボールを取られる。パスコースもレアンからは前にボールを出せない状況だが…
綴理「あん…!」
レアン「! …お願いします!」パスっ!
レアンの後ろに綴理が走り込む。レアンはバックパスで綴理にボールを渡し、ボールを包囲から逃がす。
綴理「頼んだよ、かり。ホワイトライン…!」パスぅ!
果林「っ!」ダっ!
ボールを受け取った直後、レアンにプレスをかけたことでマークが手薄になった果林に必殺技でスルーパスをする綴理。果林はそれをいち早く読み取り、パスが出された地点に走り込む。
栞子「しまった!?」
果林「うまくいったみたいね!」ギュンっ!
レアンが守備陣をおびき寄せ、綴理にまわしてマークが手薄になった果林にボールをまわすことによって速攻が成立。相手はこんな連携が出来ると思っていなかったようで面食らう。
論前「そうはいくかーー!!」
速攻に怒る相手キーパー論前。《縺医s縺ゥ縺?∪繧ゅk》という文字列を浮かべながら、オーラを解放して、アナザーミキシマックスを発動。
果林「Starlight・Ⅴ3!」キラアアァァァンッ!!
果林は構わず自身の必殺シュートを放つ。必殺技の練度は大会の時から変わっていないものの、輝きはその時よりも遥かに増していた。
論前(Amix)「だああーーっ!」
論前はマジンを出して飛翔。そして怒りに任せてマジンと共に拳をシュートに叩きつけた!!
論前(Amix)「怒りの鉄槌!!」
ドスウゥゥゥンッ!! マジンはStarlightに拳を叩きつける。しかし前と違ってクレーターは形成されない。ボールは輝きを保ち続けていた。
論前(Amix)「っ! うぐわああっ!?」
バシュウゥゥゥンっ!!
果林「っ!? きまった…やった!!」
花帆「すごい…! すごいですよ果林センパ~イ!」
果林のシュートはゴールに突き刺さる。大会の時にあれだけ苦戦した相手からあっさりゴールを奪え、驚きと喜びが果林を包む。
論前(Amix)「クッソオォォ!! なぜだあぁ!!」
果林「ごめんなさいね。あの時は全力じゃなかったのよ」
悔しがる論前にそう言い放ち、ゴールに背を向ける果林。そして、自陣に向けてサムズアップをした。
果林(ありがとう、レアン、綴理。…そして、さやかちゃん)
綴理「かり…いいシュートだったよ」
さやか「はい。練習の成果、ちゃんと出せてましたね」
党我「くぅ、抜かった! チームがズタボロになっているのは演技だったか!」
論前(Amix)「く、くそ…失点してしまった…また俺のせいにされて…!」
党我「うろたえるな! 我々はキミに責任を押し付けるほど愚かではない! ましてや竜平様ご推薦の者に対してそのようなことなど!」
栞子「自信を持ってください。私達はあなたを精一杯カバーしますので」
論前(Amix)「うぅ…わかった」
党我「捲土重来! もう油断はせん!」
落ち込む論前を必死でなだめるキャプテン2人。アナザーミキシマックスの影響で、論前は精神が不安定になっているようだ…
綴理「ケーキ…ちょうだい?」
花帆「確かにそう聞こえましたよね。あの人、お腹空いちゃったんですかね?」
海未「
花帆「へえ~」
梢「つまり相手はこれから厳しい反撃をしてくるということよ。こちらからの攻撃もさっきのようにはいかないわ。無理と油断だけはしちゃだめよ」
花帆「はいっ!」
難しい言葉を聞き間違えてしまうが、海未が意味を教えてくれた。先制こそ出来たが、本当の戦いはこれからのようだ。
ピー!
真姫「…」パスっ!
『ハーデスト』のボールで試合再開。今回キックオフを担当するのは、新しく加入した真姫だ。
ことり「…」
花帆「ここはあたしが! 【おひさまの女神ワフラム・参式】!」
ボールはことりにまわる。以前の襲撃の際の経験を活かし、花帆が化身を出してことりにディフェンスをしかける。
ことり「…邪魔」バサッ!
ことりは立ち止まって自身の背中から大きな灰色の翼を生やす。そしてその翼を思いっきり振り回す。
ことり「ウィングランペイジ・Ⅴ2!」
ビビュゥゥゥンッ!!
花帆「っ!」
以前よりさらに強い暴風が花帆を襲う。しかし化身、何より梢との練習の日々で培った基礎能力で、以前のようには吹き飛ばず踏ん張る。
花帆「負けるもんか! あたしは…海未ちゃんのためにも、ことりちゃんを絶対に助けるんだ!」
ギラッ!!
ことり「!?」
歩夢「花帆ちゃん…!?」
打ち上げの時に海未の想いを聞いた花帆は、海未のために絶対に引き下がれないという気持ちを露わにする。その瞬間、花帆の身体を強い光が包む。
花帆「はぁーッ!!」ドンっ!!
ことり「うっ!」
花帆自身はこの光に気づいていない。ただ海未のためにことりを救うという想いで、暴風を跳ね除け、化身タックルでボールを奪う。
党我「ことりの技がああも簡単に破られるとは! あの光の影響か?」
美音「浦木くん! あのタクティクスの使用を許可します! その女は危険です!」
敵の監督が叫びながらサインを出す。党我はそれにすぐさま気づく。
党我「了解しました! 璃奈! 冬毬! ジェノサイドインパルスを放つのだ!」
璃奈 冬毬「…」コクッ
党我の指令でボランチ2人が全速力でダッシュ。花帆に向かって走り込む。
梢「こっちよ、花帆さん」
花帆「はい!」パスっ!
相手が何かを仕掛けると察した梢。黙ってそれを受けるつもりはないので、ボールを花帆のところから逃がす。
ヒュンっ!
花帆「あれ…?」
冬毬「…」
冬毬と璃奈はブレーキが利かなかったのか、そのまま突撃…してきたのだが、花帆の両隣を走り去っただけで、花帆からすれば何がしたいのか分からない。…しかし、すぐにこの行為の恐ろしさを知ることになる。
ドグジュゥ!!
花帆「うぐっ!?」
花帆の脳に、突如激しい衝撃が伝わる。その痛みは想像を絶するもので、花帆はたまらずその場に倒れ込む。
花帆「ぐ…ぅ…」
梢「か、花帆さん!? ああっ!」
かのん「…」
倒れ込む花帆にたまらず足を止めてしまう梢。しかし敵はそんなことおかまいなしにボールを奪ってしまう。
党我「脳髄にまで衝撃を叩きこんだ…生きていようと植物人間は免れまい。『ハーデスト』に背く者がどうなるか、この試合で思い知らせてくれよう!」
党我はその様子を見て、表情一つ変えず恐ろしい宣言をする。花帆が倒れる中、『ハーデスト』の厳しい反撃が始まるのであった…
必殺技を久しぶりに解説
ホワイトライン
綴理が使う必殺パス。実はパスを受け取った選手の能力を一時的に上昇させる効果があります。
ジェノサイドインパルス
コスモスストライカーというサッカー漫画に登場する必殺タクティクス。先に原理を話しておくと、相手選手の両隣を高速で通り過ぎ、その風圧で相手の三半規管をマヒさせる技です。
なんてひでえことしやがる
これからの作者の創作、どれが一番楽しみ?
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