試合描写が面倒になった作者。こんな殴り合いから得るものなどないので、前半終了までカットだ。
バシム「選手の交代をお知らせします。ラリア選手に代わってン・ダグバ・ゼバ選手、コムト選手に代わってカマン選手が出場します」
せつ菜(松兄)「ん? 聞き間違いですかね? 今グロンギの名前言いませんでした?」
大統領「この国ではグロンギ族と共存しておるのです」
晴也「グロンギって殺人が快楽の種族だろ! …いや、こういうお国柄なら案外共存できるか?」
仮面ライダークウガに登場するグロンギが試合に出場。バシム民国の選手のラフプレーと、観客の反応を見て妙に納得してしまう晴也であった…
バシム「カマン、後半は出場しろよ?」
カマン「わかった」
《インパイン!》
カマンはポケットからカプセルみたいなアイテムを取り出して起動。胸に装着しているベルトにカプセルを装着する。
カマン「変身…はやめておいたほうがいいな。艤装」
《バシッ! バシッ! うわっ! バシッ! うわっ》
ベルトから変な音声が鳴ると同時に、カマンにアーマーが装着される。その姿はさながら特撮ヒーローだ。
せつ菜(松兄)「姿が変わりましたよ! 特撮ヒーローみたいです!」
カマン「楽しみだ。ゆがんだこの試合をぶち壊そう。次に悪意を叶えるのは、誰だ?」
晴也「もう既にめちゃくちゃな試合になってるけどな…というか変身…? みたいなのして試合出るとかアウトだろ!?」
バシム「ミキシマックスやハイパーダイブモードみたいなもんだと思ってくれ」
特撮ヒーローみたいな姿になってフィールドに飛び出す準備をするカマン。この場においてはとりあえず合法ということで、コムトとカマンの交代が成立する。
晴也「それにしてもコムトさんは交代か…唯一暴力振るったりしなかったから、印象良かったけどな」
バシム「じゃあ晴也くんに気があるってことで、コムトさんをここに呼ぼう」
晴也「その言い方やめろよ! 俺彼女いるんだからな!?」
カマン「お前の女癖の悪さがいずれ、大いなる災いを招く」
晴也「人聞きの悪いことを言うな! というかお前は早くフィールド行けよ!」
フィールドから去るコムトを、実況席に招待することに。後半からは彼女も作者達の話に参加するぞ。
せつ菜(松兄)「作者さん、既存キャラの色を変えてオリキャラとして扱う行為、アニメ好きの中では御法度だと知っていました?」
バシム「そうらしいね。だからヤノサも、今回のコムトさんも、オリキャラじゃなくて"オマージュキャラ"っていう扱いで出さしていただいてるよ。それで言い訳になるかどうかはかなり分が悪いとは思うけどね…」
果南(バシム)「そもそもオマージュキャラなんて言葉、作者が勝手に造った言葉だしねぇ」
晴也「俺はヤノサさんもコムトさんも嫌いじゃないんだけどな…」
読者の皆さんはどう思うだろうか? これからもこういうオマージュキャラは本編にも絡んでくるので、本当に地雷であるならば描写を考え直したいところである…
コムト「こ、こんにちは…」
バシム「おう、いらっしゃい」
晴也「コムトさん…ですね。はじめまして」
実況席にやって来たコムト。試合中に唯一ラフプレーをしていなかったこともあり、みんな温かく迎えてくれた。
バシム「さて後半戦開始ですが…こんな試合見てもなんにもならないし、ラフプレーのネタが尽きそうですのでこれより実況放棄します!」
大統領「聖帝!?」
果南(バシム)「結局実況放棄するんだね…」
せつ菜(松兄)「でもこんな試合見てもなんにもならないのは同意ですね…」
もうラフプレーのネタが尽きそうな作者。今回の試合描写はほとんど存在しなかったのに、これでよくファウルドカップなんか開こうと思ったものである。
晴也「でもこの作品の本編も大概でしょうよ。東風異国館の連中なんか比にならないくらいエグいラフプレー飛んでるし」
バシム「じゃあリンクライナズマのラフプレーランキングでもやるか」
というわけで、1〜3章におけるラフプレーランキング開催! ノミネートされたプレーは2つだ。
バシム「それでは惜しくも優勝を逃してしまったラフプレーはーー!!?」
晴也「2章で使用されたフォックスタックル! 足を狙う悪質なタックル! 公式戦なら2試合は出場停止のレッドカードだ!」
バシム「知ったか乙! 足を狙ったのは幻影で、実際に攻撃したのは鳩尾だ!」
晴也「もう1試合出場停止な?」
幻影を繰り出してタックルを放ち、その後本体がボールを奪う、きな子の必殺技。いくら幻影でも相手の足を狙うのはダメらしい…
バシム「それでは優勝は!」
晴也「3章で使用されたジェノサイドインパルス! 相手を殺害か植物状態にするタクティクスなんて冗談じゃない! 二度とサッカーすんじゃねぇ!」
バシム「まさかの原作技が優勝! やはり公式が最大手!」
果南(バシム)「いやこんな技キャプテン翼にもイナズマイレブンにもないでしょ!」
せつ菜(松兄)「もしかして…コスモスストライカーってマンガです?」
バシム「その通り。必殺技の使用目的がほとんど敵の抹殺なのが特徴だよ」
晴也「なんだそのマンガ…!? サッカーは人を傷つける道具じゃない!」
コムト「どんなマンガか少し見てみたいわね…」
バシム「あ、今取り扱いないから大海家やエネオズ財閥の財力でも手に入らないぞ」
ジェノサイドインパルスは《コスモスストライカー》というマンガで登場したラフプレー。説明はしっかり見ているが、マンガが見れないため実は作者も実物を見たことがないのだ…
晴也「それにしても、コムトさんはこの試合で唯一ラフプレーしなかったですね。やっぱり、そんなことをするのはサッカー選手としてのプライドが許さない感じですか?」
コムト「いいえ。ただ、私が臆病になっただけ。昔は相手が酷いことをしてきたら、ここにいるみんなと同じようにやり返してた…」
大統領「女性選手でありながらフィジカルがバシム民国最強なので、美しくも残酷に相手を散らせる選手であった…」
果南(バシム)「あなたもちゃんと作者のチームのメンバーなんだね」
バシム「人のチームをライン超えのラフプレーばかりするチームみたいに言うのはやめてもらおう」
果南(バシム)「実際そういうチームでしょ…」
実況放棄しているが、今でもバシム民国の選手は暴力を振るいまくっている。唯一ラフプレーをしなかったコムトも、昔はその1人だったようだ。
晴也「コムトさんはどうしてラフプレーやめたんですか? 臆病になったって言っても、そうなるのにもきっかけがあると思いますし…」
コムト「それを話すなら、バシム民国の歴史と一緒に話すことになって、長い話になるけど大丈夫かしら?」
晴也「何故にバシム民国の歴史が!?」
大統領「かつてこのバシム民国は皆さんの国と同じように、総理大臣を中心に国会で議会政治を行っていた…」
バシム「勝手に話始めるんじゃねぇー!」バシィっ!
大統領「ぶへぇっ!」
大統領を殴る作者。
晴也「話させてやれよ!」
コムト「そうよ。…どうしてだか、この人達なら私の過去を明かしても大丈夫だと感じるから…」
果南(バシム)「あれ、ひょっとして結構深刻な話…?」
コムト「…はい」
作者を諫める晴也とコムト。話している内に、コムトの表情は深刻になっていき、この話はおふざけではないと感じ取る他のメンバー。
コムト「さっき大統領が話してくれた通り、昔は酷いことをしてきた相手を、美しくも残酷に痛めつけるサッカーをしていて、バシム民国代表に選ばれた時もそのサッカーを貫いていたの」
バシム「強引なドリブルしてきた相手をかわして後ろから急所に蹴りを入れて倒したり、相手の頭をバネ代わりにして2段ジャンプでドリブルしたりしていたぞ」
晴也「へぇ…やってることは悪いですけど、確かに簡単には出来ないテクニックっすね」
コムト「…でも、それが出来たのは3年前までなの」
せつ菜(松兄)「おそらく、3年前にコムトさんの身に何かが…」
調子よく華麗なラフプレーを繰り広げていたコムト。しかしある時を境にそれができなくなり、せつ菜はそのある時に何かがあったと推測する。
コムト「代表の合宿のために、中国との国境付近に泊まっていた時のことよ。その中国の人たちの集団に突然暴行を受けて、連れていかれてしまって…」
果南(バシム)「それって…まさか拉致!?」
バシム「ああ。その時に中国では“超勤勉“というヤツによって《受験勉強大革命》というのがすすめられていてな。超勤勉語録なるものを持つ者は、受験勉強の為と称して子供への虐待が許されるのは序の口、ストレス発散のために強盗や強姦や殺人まで許されていたんだ」
晴也「そんなところにコムトさんが攫われたと…って、まさか、攫われた先で…!?」
コムト「…」
作者の説明から悪い予感を覚える晴也。コムトはそれを見て晴也が自分の境遇を察したと感じ、いっそう深刻な表情になる。
コムト「攫われた先で子どもを身籠った、とだけ言わせてもらうわ…」
晴也「…」
せつ菜(松兄)「ひどすぎます…本当に、言葉が出ません…」
コムトの口から語られる一つの事実は、文字通り心中察するに余りあるものであった。その場にいる全員、何と声をかけて良いのか分からない。
コムト「9か月の間、私を攫った人たちから暴行を受け続けた…その人達は食べるものにも困っていて、最終的にお腹の子どももろとも私を食べようとした…」
果南(バシム)「人を食べるって…よっぽどヤバい所じゃん…」
晴也「ん…? ところで政府は何やってたんだ? 代表選手、ましてや財閥の令嬢が拉致されるなんて、放っておいていい問題じゃないはずですけど…」
バシム「そこでさっきの大統領の話だ」
大統領「当時の議会政治のもと、コムトさんを救出するために軍隊の派遣を検討したのです…しかし野党の議員達がもう終わった不祥事をずっと追及していて、審議をさせてくれなかったのです」
せつ菜(松兄)「9か月もの間、ずっと不祥事の話をしていたと言うのですか!? コムトさんが大変な目に遭っているのに!」
バシム「ああ。結局政府は何も出来ず…超勤勉語録を持つ人間を標的としたゲゲルを行っていたグロンギが、たまたまコムトさんが捉えられていた所に行って、犯人を殺していった。…そしてコムトさんはなんとか逃げ出した」
コムト「グロンギ族と共存できているのは、これが大きな要因となっているのよ。だから代表にも存在しているわけ」
晴也「快楽殺人鬼がたまたま英雄になったようにしか見えねえけどな…」
元ネタのグロンギを知る晴也…というか皆さんはそう感じるであろう。とにかく、ゲゲルと言う名の殺人ゲームによってコムトは助かったようだ。
せつ菜(松兄)「もしかして、お腹の子どもを抱えながら1人でバシム民国まで逃げ帰ってきたのですか? グロンギがコムトさんをおぶってくれるとは思えませんし…」
コムト「ええ。幸い、攫った人たちは歩いて私を連れて行ったから、帰る時も歩いて帰ることのできる距離だったわ。…本当に辛かったけれど、お腹の子どもが傷つかないようにしながら、絶対に2人で生きて帰りたいって思いながら歩き続けたの」
晴也「…」
コムト「バシム民国に帰った後は、すぐに子どもを産むことになって…身体もすごく弱ってしまって、少し前まではリハビリをずっとしていたの。…それでも、高校生の時の半分くらいしか回復できていないけれどね…」
せつ菜(松兄)「子供を産んだうえに、9カ月間、サッカーをするどころか運動も食事も十分にとれなかったでしょうからね…」
コムト「…何より、あれからどんなに酷いことをされても、人を傷つけることがとても怖くなってしまって…以前の私や、みんなのようなプレーが出来なくなってしまったの…」
コムトは声を震わせながら語る。過去のトラウマ、そして自分が変わってしまったことに恐怖を隠せないようだ。
晴也「それは、コムトさんが傷つけられる痛みを知ったからだと思いますよ」
コムト「…え?」
晴也「話を聞いてましたけど、コムトさんはとても優しい人なんだなって感じましたよ。そうじゃなきゃ、命の危機に立たされても、お腹の子どもと一緒に生きて帰ろうと思ったりしない」
コムト「そう言ってくれるのは嬉しいのだけれど…そのせいで、私は今までのようなサッカーが出来なくなって…」
晴也「人を傷つけるプレーなら、出来なくてもいいですよ。それが何も生まないって、今に分かりますので」
そう言うと晴也はフィールドの方を向く。話している間に後半も半分が過ぎ去っており、スコアは0-1のままでいた…
―フィールド―
舞台はフィールドへ。現在ボールが空高く舞い上がり、浮き球の競り合いにカイとカマンが飛び上がるところだ。
カイ(あのクソ野郎が飛んだところを叩き落としてやる…!)ダっ!
カマン「ならばラフプレーの恐ろしさを身をもって味わえ」
《インパイン! ライバーキック!》
競り合いと見せかけてカマンを潰しにかかるカイ。それを見抜いたカマンは胸のベルトを一回転させて、足にエネルギーを貯めてジャンプ。
カマン「ふっ…!!」
ドギュオォォンッ!!!
カイ「ぐはあああっ!!」
カマン「ラフプレーは悪意を叶える力…これが真実だ」
バシム「おーっと! 最初から競り合いに行かずライダーキックで叩き落した!」
晴也「相変わらず腐ったプレーだ」
コムト「でも、あの人のことだからまともに競り合いをしたらケガさせてくるのでしょう? それならこうするしか…」
晴也「気持ちは分かりますけどそれやっちゃったらサッカーじゃないんですよ。それに、一旦相手に取らせて着地したところを奪うとか、傷つけなくてもいい方法はいくらでもありますよ」
コムト「そういうやり方もあるのね…」
晴也「そうですよ。相手がクズだからってそれに乗ることはないんです。というか、そんなんやってるから負けることになりますよ、この試合」
後半になっても当然続いていたバシム民国のラフプレー。晴也はそれに苦言を呈すと同時に、バシム民国が負けることを話す。
大統領「どういうことだ!?」
晴也「俺もアイツらと戦いましたけど、本来なら最初は失点を防ぎつつ好きにさせて、その後バテるから一気に反撃するのが正しい戦い方なんですよ。でも、アンタたちは相手のラフプレーに乗っかって、もっとひどい暴力で応えた。その結果があれですよ」
ジョン「クソ!! ふざけたマネばっかしやがって…許さねえ…! 許さねえ!!」
牛乳「黙れクズ共がァ!」
ジョン「オラアァッ!!」
バギィィッ!!
牛乳「ぐふうっ!?」
怒りに震えるジョンの前に飛び出す牛乳。しかし怒りのままに殴られてしまった。
晴也「卑劣なラフプレーのせいで東風異国館の選手は思うようにプレー出来てないし、何よりカンカンに怒ってる。スタミナ切れになってないだろうし、良くて最初の1点をそのままキープされて、バシム民国の負けですね」
コムト「やり返した結果、私達は負けることになるのね…」
晴也「そうですよ。卑劣なラフプレーは何も生まないってことが分かったでしょ?」
もちろんラフプレー自体は悪ではないが、少なくとも今回出たラフプレーは全て論外である。そもそも反則だぞ。
大統領「そんなのは認めん! 今回の試合には、バシム兵器の配備がかかっているのだ!」
せつ菜(松兄)「なんですかバシム兵器って!?」
大統領「周辺諸国に対抗するために作った兵器。その威力は核兵器の2倍! 私は反対なのだが、国民はどうしても配備して欲しいようなのだ…だからこの試合に勝って国民を喜ばせることを条件に、バシム兵器配備案を否決にするのだ!」
晴也「そんなことサッカーで賭けるな!」
バシム「何言ってんだ。イナイレはサッカーで世界の運命賭けてなんぼだろ」
こうして見るとすごい世界観である。そこが面白さの一因でもあるので、参考にさせて頂いているのだが…
大統領「聖帝! お助けを! 作者パワーでバシム民国に勝利を~!!」
果南(バシム)「卑怯すぎでしょ…それやっちゃったらなんでも作者の匙加減次第になるじゃん」
晴也「サッカー選手として言っちゃダメだけど、諦めてください。全てはこんな卑劣なサッカー認めてるからなので」
大統領「いやだぁ~~~!」
勝てないと分かった途端ごね始める大統領。彼としては国益がかかっているので、どうしても勝ちたいようだ…
バシム「800億だ! 800億で戦況をひっくり返す選手呼んじゃうぞ!」
晴也「800億ぅ!?」
せつ菜(松兄)「世界トップクラスのプロ選手の総合年収でさえ250億なんですよ!?」
コムト「今回呼んだ牛乳さんは5億…160倍のコストね」
大統領「絶対強い! 払います! この力で大逆転してやるー!!」
めちゃくちゃデカいコストなのにあっさり承諾。800億の財源はどうするのか気になるが、とりあえず第二の助っ人を呼ぶぞ。
バシム「じゃあ『ハーデスト』から超強いストライカー呼んでくるわ。出でよ、ミント選手!」
この創作にいきづらい部のメンバーを追加するなら、麻生麻衣ちゃんと誰がいい?
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高橋ポルカ
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五桐玲
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駒形花火
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金澤奇跡
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調布のりこ
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春宮ゆくり
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此花輝夜
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山田真緑
-
佐々木翔音
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追加メンバーは1人が良い
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メンバーを追加するべきではない