幻想郷帰還物語    作:星風 彗星

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魔神者集結まで残り9人、ゆっくりしていってね。


もう一人の幻想郷生まれの魔神者

永遠亭にて.....

 

永琳「治療が終わったから安心して、魔神者を治療すると聞いて亮治が帰って来たかと思ったわ......」

 

紗椰「どう言う事?リーダーが幻想郷生まれって聞いた事無いんだけど.....」

 

魔神者のリーダー、不知火 亮治は最年長であり、年齢も離れている。

 

霊夢「ちなみにだけど太一って何歳?」

 

太一「20歳で肉体年齢が止まった。リーダーは48歳。」

 

紫「蓮と同い年?見た目は30代後半だけど.....」

 

イフリート「亮治は年齢よりマイナス10歳若返る見た目をしている。魔法に関しては太一の師匠でもある。」

 

魔神者は契約して1ヶ月で肉体年齢が完全停止する。僕の場合は神殺しを数が異常に多い為、リーダーが年齢調整した事は覚えている。

 

幽々子「紫、悪いけど私と妖夢は一旦白玉楼に帰るわ。異変解決とはいえ、ここまで能力を使って戦ったのは初めてよ.....」

 

妖夢「幽々子様に関しては天使を即死させる弾幕を出しましたので体力の回復には時間が掛かります。私が付き添いで療養しなければなりません。太一達に伝えてください、戦線離脱します。」

 

魔理沙「はぁ.....(今度は私が神や神族を倒してやる...)メンバー減るのはキツいぜ......」

 

神族を相手にする異変解決組も、現実の世界では正直能力の差によって足手まといになる可能性が高い。

 

フレック「坊や、一応エーテルを飲んておいて。魔力が無限でも、魔神化を進行させない為にね。」

 

太一「....リーダーが復活したらエーテルの味変の種類増やして貰うか......」

 

小さな薬瓶サイズのドリンクだが、毎回イチゴ味だと飽きるな.....

 

太一「フレック、魔神会議に参加して欲しい。僕はその間にやりたい事がある。永琳、鈴仙を一時的に借りるよ。」

 

永琳「.....やましい事じゃないわよね?」

 

太一「考えてないよ。(もう後戻りはしないから何とも言えない....)」

 

永琳「てゐの落とし穴には注意して、あの子悪戯好きだから。」

 

ある程度幻想郷は学んでいる、落とし穴があるなら空を飛べばいい。

 

シヴァ「.....、マジで親父以上に女誑しの癖が酷くなって来てるわ。妖夢、咲夜、パチュリー、美鈴、次のターゲットは鈴仙?下手したらもっと増えるかも.....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔神同士の会議にて.....

 

 

バハムート「雷電、久々のちゃんこ鍋は旨いか?」

 

雷電「ごっつぁん!相撲の後はちゃんこ鍋が美味い!」

 

童子「まぁ半蔵が、いい喧嘩相手になってくれて良かったな。俺の能力を酷使し続けたのもある。」

 

晴明「酒を持って来たぞ〜。飲みながら語ろうや。」

 

紗椰が持って来た日本酒を童子は軽く平らげる。魔神者はほとんどが酒豪な為、一升瓶は軽く飲める。

 

バハムート「さてと.....次は誰を解放する?」

 

童子「日本国内なら武蔵、卑弥呼だな.....」

 

晴明「決断は紗椰達に任せて、まずは雷電の復帰をお祝いを楽しも?」

 

魔神にも人と同じ心がある。半蔵と零が目覚めるまで、雷電を祝い楽しむ魔神達。

 

フレック「.....まいったわ.....坊やに説明がつかない....それに、誰かしらお姉と交代しないと....」

 

雷電「零が目覚めるまでとことん飲むか〜!」

 

偵察のフレックは、何も見なかった事にして太一の元に向かう.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷いの竹林にて.......

 

 

 

太一「....サモンズスキル アースドレイン!」

 

てゐが仕掛た落とし穴を全て誤爆させ、安全に鈴仙を連れ出す。

 

鈴仙「あの〜....何で太一さんは私を借りたんですか?」

 

太一「この事は誰にも言うなよ?鈴仙とデートしたいから。」

 

鈴仙「はい!?会ったばかりなのに、ナンパですが!?」

 

どストレートに言い過ぎたか.....正直な話、リーダーが幻想郷に住んでた話を聞いた事がある。僕好みの女性が永遠亭にいると.....鈴仙がまさに理想の女性だ。

 

太一「じゃあ質問を変えよう。不知火 亮治の名前を知っている?」

 

鈴仙「亮治様は姫様の旦那です。5年前に大きな戦いで亡くなりました.....」

 

太一「リーダーは今でも生きている。封印されているだけで、解放すれば永遠亭に帰る事が出来る。」

 

異変解決の為に魔神者を集結させる事は僕の口からは言わない、リーダーが永遠亭を去った事をたまに後悔する時はいつも僕と哀に話していた。輝夜に悪い事をしたと......

 

鈴仙「.....さっき治療したお二人も、亮治様と関係ありますか?」

 

太一「同じ魔神者であり仲間だ。実際、僕も人間じゃないからね。」

 

鈴仙「!?本当に角と尻尾が生えてる.....両親は知ってるの?」

 

太一「母さんは八雲 紫、親父は閻魔 蓮。外の世界で育ったから幻想郷はあまり知らないんだ。記憶が半分無いのもある。」

 

鈴仙「.....辛いよね.....」

 

 

ギュッ.....

 

太一「鈴仙?」

 

鈴仙「あのさ.....私も似た環境だったから、不思議と抱きしめたくなっちゃた.....」

 

太一「.....安心したのかな?.....何故か...涙が.....」

 

鈴仙「私で良かったら甘えていいよ.....普段は患者の対応で労働も辛いから.....」

 

太一「.....ありがとう.....もう少し.....温もりを.....」

 

静かに涙を流し、鈴仙が優しく抱きしめてくれる.....母さんとは違うけど.....本当に花嫁になって欲しい人が決まったかもしれない.....最終的に誰にするか考えないと.....

 

てゐ「私の落とし穴が......全部壊された〜!?」

 

魔法で落とし穴を破壊して良かった。仮に引っ掛かた事も考えて、倍返しする予定だったからね......

 

鈴仙「来る途中、色々な場所が陥没しているけどもしかして.....」

 

太一「魔法で誤爆させた。てゐは僕が普通の人間だと思っているからね、今ごろ悔しがっているよな〜。」

 

2人きりの状態を妖夢がみたら怒るだろうな......

 

 

 

 

???「あいつが紫の息子?亮治の事も知っているし、何者だ?まぁいい、早く輝夜と決着つけて八目鰻を食おう。」

 

 

 

 

 

 

 

永遠亭に戻って.....

 

 

 

 

 

半蔵「ふぅ~.....肉体が回復したぞ!血の流れが身に沁みる!」

 

零「久々に戦って良かったよ。記憶も戻ったし、何より再会を喜ぼう。一つ驚くとすれば、何故リーダーの故郷にいるかだ。」

 

太一「幻想郷については僕から説明する。」

 

 

太一説明中........

 

 

零「......ややこしい話だな.....今出来る事は封印を解き、魔神者全員集合する事。紗椰、後何人?」

 

紗椰「残り9人、それとだけど次回からパーティーメンバーを4人、もしくは5人で行動する。」

 

魔理沙「何でだ?仲間が多い方が有利だと思うぜ?」

 

太一「魔神者の封印解除は本来限られた人数じゃ無ければ不可能なんだ。零に関しては色々と困難があったから大人数で行ったけど......」

 

残りほとんどのメンバーが海外の場所、尚且つ神殺しを経験した者でさえ苦戦する難所が沢山歩く為、少人数で行動したい。

 

霊夢「仮に封印解除しなかったメンバーは次に出撃する保証を着ける。戦力を保つならそうするべきよ。」

 

封印解放した零と激闘した半蔵は一時的に離脱、幻想郷の生活に慣れる為にしばらく残る事になる。

 

雷電「幻想郷には美味い飯と酒がある。ワシも連戦は嫌いじゃないが、今はゆっくり休みたい気分だ。」

 

半蔵「これからはしご酒してくるぞ。最低でも二升飲みたい、零と飲み比べは恒例行事だからな。」

 

零「日本酒中心の半蔵に言われたくないぞ.....色々な種類の酒を飲んでこそ酒豪だぞ?」

 

童子「酔い潰れるまで飲むか〜!」

 

.....本音を言うと、魔神者同士の酒飲みは一番嫌い.....常人の倍以上飲むペースに着いてこれない.....

 

紗椰「酒乱野郎は後回しにして.....次の魔神解放者は千尋にしましょ?まぁ、能力事態が結構厄介なんだけどね.....」

 

場所は邪馬台国、国内だと一番移動距離が遠い。

 

紫「九州地方の邪馬台国?巌流島の方が近いわよ?」

 

永琳「慧音なら歴史の授業で教えている所ね.....そう言えばあなた達の魔神、太一と半蔵以外、偉人がモチーフになっているわね....」

 

バハムート「良く気付いたな、ただ付け加えるとすれば....閻魔 蓮の能力を誰かに受け渡す、魂の譲渡を行う事で魔神となる。」

 

晴明「最初の神殺しをして以降、一人で一万柱超える程強過ぎた。だが能力をずっと持ち続けると弱ぇ、思春期の反抗期見たいにな....」

 

ほとんどの魔神は偉人がモチーフだが、酒呑童子とバハムートは違う。ただし、唯一バハムートは歴史から疎外されている為、そうでもしなければ世界も次元も滅亡する、それだけバハムートが恐ろしい存在である事がわかる。

 

鈴仙「そう言えば、太一さんの能力は紫様と同じですか?」

 

太一「境界の能力は半分使える、後は召喚獣を多種多様に使用出来るぞ。」

 

魔理沙「実際太一はフランを倒した事あるからな.....バハムートを使用しなくてもめちゃくちゃ強過ぎるぜ.....」

 

霊夢「話変わるけど、次の行き先は決まったのに、能力事態が厄介な理由を教えて?」

 

紗椰「千尋の能力は言葉じゃ説明するのは難しいわ....相手を騙す話術で、効果が発動する....」

 

正確な答えが出ないが、望月 千尋は相手に嘘を信じ込ませる達人。催眠術の原理と一緒で、『刃を溶かす』と信じ込ませたらその場で刀を溶かす事が出来る。

 

フレック「千尋は私の神器パートナーよ、ちなみに零はスルーズお姉。それと坊や、後1時間で付き添いのワルキューレが変わるわよ。」

 

太一「次は確か....次女フリストだ。予定より早いけど交代しよう。屋敷で休んでいいよ。」

 

フレック「坊やありがと!直ぐにフリストお姉が来るよ!」

 

 

 

5分後......

 

 

 

フリスト「ご主人様〜、交代が終わりました〜。」

 

太一「ご苦労、しばらく付き添いよろしく。」

 

鈴仙「綺麗な女性ですね.....左右で瞳の色が違う?」

 

ワルキューレ次女、フリストは唯一2つの異名を持つワルキューレ。震える者、轟かす者、その異名通り二重人格を持つワルキューレだ。左眼は水色、右眼が黄緑色のオットアイズ。

 

紗椰「ちなみに千尋もオットアイズよ。右眼は赤色、左眼は青色。昔はジャック・ザ・リッパーの異名もあったわね。」

 

魔理沙「.....まさかとは思うけど、咲夜見たいに時を止める能力を持っていないよな?」

 

太一「時止めは卑弥呼の切り札だ、ただし回数に限りがあるからそこまで警戒しなくてもいいよ。」

 

正直な所、僕も千尋の能力を全て知っている訳ではない。

 

咲夜「ヘックシッ!!」

 

パチュリー「咲夜?風邪でも引いた?」

 

咲夜「そんなはずないわよ.....誰か噂しているのかしら....」

 

そろそろパーティーを決めなければ、僕と紗椰は確定として、後は誰を連れて行こうかな?

 

霊夢「私も連れて行きなさい、今回の異変は色々と巻き込み過ぎているのよ!」

 

魔理沙「当然行くぜ、外の世界は楽しい物もあるからな!」

 

鈴仙「.....太一さん!私も連れて行ってください!」

 

太一「霊夢と魔理沙には言ったけど...鈴仙、神殺しの覚悟があるならついて来い。」

 

鈴仙「これでも私、結構強いですよ!銃火器の扱いも慣れてます!」

 

.....成る程な....本来武器を渡すつもりないけど、鈴仙なら使用出来ると思う。

 

太一「フリスト、僕の装備倉庫を一時的に確認してくる。」

 

フリスト「ご主人様?神器錬成はしなくてもいいのですか?」

 

太一「現地に着いたら行うかもしれない、ちょっと待ってて。」

 

 

5分後.....

 

 

太一「持って来たぞ。3種類選んで。」

 

屋敷から様々な銃火器を持って来た。中にはアニメやゲームで見たことある銃もある。

 

鈴仙「.....英語のスペルが書かれたハンドガンと、アサルトライフル、ショットガンでいいですか?」

 

太一「わかった、一時的に使用出来る用に契約魔法を行う。」

 

今回は召喚獣ではない為、比較的に簡単な魔法で終わらせる事が出来る。

 

魔理沙「なぁなぁ、私にも貸してくれよ。」

 

太一「魔理沙は信用出来ない、パチュリーから聞いたよ?本を借りパクしているって。」

 

魔理沙「....あん時本を借りる事が出来なかった理由がようやくわかったぜ.....」

 

パーティーも決まったし、明日の朝出発しよう.....

 

 

邪馬台国に行くメンバー、太一、紗椰、霊夢、魔理沙、鈴仙の5人に決定。果たして、無事に集結出来るのだろうか......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???にて.....

 

 

 

 

 

 

???「確実に魔神者達が集まっているな、早く集結しないかな〜....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回に続く......




次回予告

魔神者、望月 千尋を解放する為に異変解決組は再び現実の世界に向かう。道中に様々な困難が訪れる中、無事に邪馬台国に着く事が出来るのだろうか?その頃、魔神者の集結を楽しみに待つ閻魔 蓮は何を考えているのだろうか.....


次回 幻想郷帰還物語

日出処鬼巫女 望月千尋

NEXTSTAGE 邪馬台国
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