幻想郷帰還物語    作:星風 彗星

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魔神者集結まで残り8人、ゆっくりしていってね。


神殺しの集い場

久しぶりに屋敷に帰宅したな......1年過ぎるとちょっと古びた感じになるのかな......

 

霊夢「.....屋敷と言うより城ね.....こんな場所に住んでるなんて想像つかない.....」

 

太一「この場所なら母さんも知らないから安心して、ワルキューレの皆は、各自担当に戻って仕事してね。フリストは付き添い継続。以上!」

 

ワルキューレ達「かしこまりました!主様!」

 

魔理沙「紅魔館でも中々見ない光景だな.....名前間違えた事あるのか?」

 

バハムート「相棒は召喚獣の名前を一度も間違えた事ないぞ。ワルキューレ13姉妹の名前も全員言える。」

 

メイド兼神器錬成のワルキューレ姉妹達の名前は長女から順番にすると......

 

 

長女 ブリュンヒルデ  呼び方 ヒルデ

 

次女 フリスト     呼び方 フリスト

 

三女 スルーズ     呼び方 スルーズ

 

四女 ランドグリーズ  呼び方 グリーズ 又はグリース

 

五女 ゲイレルル    呼び方 レイル 又はレルル

 

六女 スカルモルド   呼び方 モルド

 

七女 レギンレイヴ   呼び方 レイヴ 又はギレン

 

八女 ラズグリーズ   呼び方 ラズ

 

九女 ゲンドゥル    呼び方 ゲンドゥル 又はドゥル

 

十女 アルヴィト    呼び方 アルヴィト 又はアル

 

十一女 フレック    呼び方 フレック

 

十二女 スケッギョルド 呼び方 ギョル 又はスケルド

 

末妹 ゲル       呼び方 ゲル

 

 

 

鈴仙「......名前を全員覚えるの大変ですね.....」

 

フリスト「我々ワルキューレは魔神者の神器になる事が可能ですが、ご主人様は十三姉妹全員可能です。本来は駄目ですけどね.....」

 

半蔵「過去に神殺しの為にワルキューレの皆は己が得意とする神器になって貰った。見た目は普通の刀や槍だが、姉妹それぞれの異名が魔神者の能力を引き上げる。」

 

元々ワルキューレは半神半人、ただ我々魔神者が憎む者とは違い、人の心を持つ召喚獣でもあり、神話で我が身を捧げ戦争に向かう姿に心を動かされた。

 

零「しばらく太一の屋敷で住む事になるが、昔使ってた部屋はどうなっている?それぞれのネームプレートが扉にあるはずだが.....」

 

太一「う〜ん.....ワルキューレ達が全部掃除して以降知らない。ゲストルーム状態に戻ったかも.....」

 

フリスト「魔神者の荷物は名前別に倉庫に保管してます。地下のエレベーターで13名様の名前順に別けられていますので安心してください。」

 

千尋「やっと安心して寝れる.....」

 

今は皆がゆっくり休む事を優先しよう、閻魔 蓮を復活させなければ異変は終わらない。そう言えば幻想郷はどうなっているんだろう.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷にて.....

 

 

 

幽々子「ふぅ~.....久しぶりに人里でお買い物は楽しいわね〜。」

 

妖夢「食費は物凄いのは変わらないですけど......そう言えば最近、霊夢と魔理沙が全然姿を現さないのは何故?」

 

魔神者の人里騒ぎが起きて2日経過したが、霊夢が外の世界にいる事をほとんど知らない、

 

紫「はぁ....あれ?幽々子と妖夢じゃない、太一達から連絡あった?」

 

幽々子「どうしたの?深刻な顔しているけど....悩みなら聞くわよ。」

 

映姫「あなた達にも関係あります。言い訳はありますか?」

 

四季映姫の登場で腰抜けてしまう。実際魔神者と一番関わりが深い者は太一の母親、恋人関係になりつつある妖夢、保護者の立ち位置にある幽々子、後は紅魔館のメンバー。

 

妖夢「永遠亭以降は本当に知りません!現実の世界は広すぎて分からないです!」

 

紫「一応邪馬台国を確認したけど、封印されている魔神者もいないの。私が正しければ今魔神者は5人だと思う。でも、太一が映姫と対面したら大変な事になる.....」

 

映姫「息子が私に会いたくないだけでは?」

 

幽々子「そうじゃないの、下手すると太一に殺されるわよ。魔神者は神殺しの集団、態度次第で幻想郷を滅ぼす事も出来るのよ.....」

 

映姫「.....嘘では無さそうですね.....」

 

現時点で騒ぎが起きても霊夢達は帰って来ない、ほとぼりが冷めるまで現実の世界にいる可能性が高く、太一の召喚獣屋敷は紫の能力で開通させないように結界が張られている。

 

紫「私は太一を守りたいのもあるけど、一番はこれ以上神殺しを続けて欲しくないの。それでも太一に会って断罪したいなら止めはしないわ。」

 

映姫「.....ちなみにですが、新島太一がこれまでの罪を重ねているとして、神殺しの数はわかりますか?」

 

紫「他の魔神者が10柱とすると....太一はその千倍以上だと思う.....」

 

終末の龍王バハムートの力は恐ろしい、幻想郷でも太一がフランと弾幕ごっこした際、バハムートを解放している。メガフレアは不発に終わっているが、地上に当たれば大地は崩壊し、天空に当たれば宇宙に影響を起こす。

 

映姫「......私は罪人を逃がしません。閻魔として、新島太一の愚行を裁きます。」

 

幽々子「太一から連絡あったら幻想郷に戻るように説得してみる。妖夢もそれでいいわね?」

 

妖夢「....浮気している可能性があるかも.....太一って女心を奪うの得意だから.....じっくり尋問しなきゃ.....」

 

幻想郷でも、新島太一は既に指名手配になりつつある。その状況は本人は知らない.......

 

 

 

 

 

 

 

太一の屋敷にて......

 

 

 

 

 

 

紗椰「皆〜、色々と情報整理するよ。」

 

霊夢「異変解決もあまり時間掛けたくないし、次は誰を解放するの?」

 

零「順番的に次は誠太だな。ただ巌流島は面倒くさい事に、一人しか逝けない。」

 

風間 誠太が封印されている巌流島は人数セキュリティが一番強い、零の朱雀門、千尋の邪馬台国と違い、孤高の戦士が決闘を行う聖地。魔神は天下無双の剣豪、宮本武蔵。必ず一対一で決闘を行い、勝利しなければならない。

 

半蔵「近接戦闘で誠太に勝つのは難しい。仮に魔法や忍術で対抗しても己の魔剣術で凌駕されてしまう。」

 

魔理沙「近接魔法で対抗すれば勝てるんじゃないか?剣術相手なら得意だぜ?」

 

千尋「無理だよ。誠太は相手の魔法も刀で斬り裂くし、常時神器を装備している魔神者なの。まぁ私の場合は相手を騙す、嘘を信じ込ませる。自分のフィールドに入り込めればいいけど難しい。」

 

宮本武蔵の剣術と、誠太自身が得意とする属性付与、実戦最強の神殺しと言うべき強さは、無法者の剣豪と呼ばれている。

 

鈴仙「私、太一さんに銃器を一時的に借りています。試し撃ちがしたいです。」

 

太一「訓練場なら地下だよ。まぁこれから召喚獣の入れ替えしたいし、誠太対策で調整するか。」

 

紗椰「私は休みたい、半蔵と零も映姫相手に体力消費していると思うよ。」

 

零「そうさせてもらう。太一、キッチン借りるぞ。夕飯を作ってやるよ。」

 

霊夢「魔神者って皆料理上手なの?太一も料理出来るし、ちなみに何作るの?」

 

半蔵「零は中華料理、鍋系の料理ならプロレベルだぞ。食材はどうなっているんだ?」

 

フリスト「食材の管理はスルーズが担当してます。毎回ご主人様の料理を作るのは私ですよ。」

 

ワルキューレの担当はそれぞれで、家事担当はフリスト、食材調達はスルーズ、衣服はランドグリーズ、他にも担当はあるけど、まぁ料理に時間が掛かるなら訓練場に向かう。

 

魔理沙「あたしも訓練場に行くぜ、もしかしたら新しい魔法が使えるかもな!」

 

太一「まぁ、訓練場で度肝を抜かないでね。バハムート、召喚獣の世界に行って来る。」

 

バハムート「入れ替え終わったらしっかり食べて、風呂入って寝ろよ。」

 

案内したら、入れ替え開始だ........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

訓練場にて......

 

 

 

 

 

 

鈴仙「凄い!けっこう広いですね!」

 

魔理沙「壁も頑丈だし、これなら思う存分魔法が撃てるぜ!」

 

太一「じゃあしばらく試し撃ちしてて、僕は入れ替えを行うから。時間になったら食堂に移動するように。」

 

鈴仙「太一さんは何処に?」

 

バハムート「相棒は霊界部屋で召喚獣の入れ替えだ。入らない方がいいぞ。呪われるぞ.....」

 

霊界部屋は魔神者以外立ち入り禁止、普通の人間は入った時点で魂が幽閉されてしまう。魔力を持った人間でも、精神力が弱ければ肉体を乗っ取られてしまう。

 

鈴仙「試しにアサルトライフルに妖力を込めて、弾丸をイメージする.....発射!」

 

ドギュゥゥゥゥンンン!!

 

魔理沙「.....的が焼けた!?」

 

鈴仙「試しに一発撃ったけど、威力凄い.....」

 

本来はオート射撃だが、威力重視を考えると一発に集中した方が確実に仕留められる。

 

魔理沙「訓練場なら弾幕ごっこしてとも大丈夫だな!鈴仙、ちょっと付き合え!」

 

鈴仙「相手が魔理沙でも負けませんよ!」

 

訓練場で弾幕ごっこをする魔理沙と鈴仙も、魔神者のように強くなりたいと願っていた......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊界部屋にて.......

 

太一「ふぅ~......我は神殺しの王、いま一度我が呼び掛けに応じ集合せよ。」

 

シルフ「主、お呼びですか?」

 

シヴァ「2ヶ月振りに入れ替えかい?喋るの私達だけだよ。」

 

イフリート「まぁまぁ、太一なりの考えがあるよ。」

 

ラムウ「儂はたまに面倒と思うがな.....じゃが、幻想郷に来てからお主はしっかり成長しておるぞ。」

 

僕が契約している召喚獣の種類は数え切れないが、意思疎通が出来るのはシルフ、シヴァ、イフリート、ラムウの4体のみ。ワルキューレは本来召喚獣ではないが、神殺しに協力してくれたメイドでもあり家族でもある。

 

バハムート「俺を解放して、理性を保てる時間が増えたのはデカいな。魔法の種類はアルキメデスが多いが、純粋な魔力はお前が強い。最大で10体召喚獣を宿せるが、どうする?」

 

太一「オーディン、リヴァイアサン、タイタンを魔石に戻す。フェンリル、アレキサンダー、ディアボロスは僕の体内に宿すよ。シルフ、シヴァ、イフリート、ラムウは引き続き頼む。」

 

体内に宿す召喚獣が多くなると、消費する体力も大きい。召喚獣の特性として、イフリートならパワー、シルフならスピードのように自分に対するアビリティを底上げする事で戦いのフィールドを増やしていく。

 

太一「.....近接戦闘中心になると思うな、フリストの神器で戦おう....」

 

バハムート「武蔵の五輪刀には気を付けろよ、そろそろ飯が出来る頃だな。」

 

霊界部屋を抜け、食堂に向かおう.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂にて.....

 

 

零「ちょうど良かったな。回鍋肉と炒飯を作ったぞ。」

 

千尋「美味しそ〜!」

 

スルーズ「裏庭の畑で採れた野菜だからいい味になってるぞ。さぁ食え食え!」

 

魔神者全員&幻想郷メンバー「いただきます!!」

 

......美味しい!!中華料理店並みに味付けも上手だ.....

 

紗椰「普段和食ばっかりだから旨いわね.....山椒使ってる?」

 

雷電「良く気付いた。味覚に関しては言霊使いのお主が一番鋭いからな。微調整で七味唐辛子も入れたぞ。」

 

半蔵「デザートに杏仁豆腐を食べたらちょうどいいフルコースだ.....」

 

霊夢「おかわりある?まだ食い足りないわよ!」

 

厨房からまだ料理の匂いがしている。もしかして他の料理も作ったのかな?

 

魔理沙「辛さがちょうどいいぜ、デザートはまだか?」

 

スルーズ「ちょっと待ちな、杏仁豆腐が後少しで完全するぞ。その間に、揚げワンタンを食べるといいよ。」

 

揚げワンタンはもんじゃと食べると美味しいが、おつまみでもいける。さてと、

 

鈴仙「デザートの前に本題を話しましょうよ。巌流島は誰が代表で行きますか?」

 

太一「今回は僕が逝く、零の時は助太刀のみだけど....相手が誠太だからね.....」

 

童子「武蔵の能力は武装の極地を越えている。加えて誠太は属性剣術の派生技のバリエーションが多い、戦わずとも経験する先読み能力も強いぞ。」

 

卑弥呼「余の能力も相性があるからな〜、嘘が通じない相手は嫌いだよ〜。」

 

.....久しぶりに卑弥呼が喋るとちょっと笑ってしまうな....

 

晴明「誠太のセコンドは俺達でカバーしようや。巌流島にいてもテレパシーでアドバイス出来るぞ。」

 

バハムート「ありがとう。相棒、巌流島に行く前に和装に着替えるぞ。」

 

グリーズ「坊ちゃま〜、お着替えの時間ですよ〜。」

 

......和装って、長襦袢着るのか.....

 

太一「.....見た目故に、女装は本当嫌いだよ.....」

 

20分後......

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「......マジで太一なの?呪いの日本人形みたい.....」

 

鈴仙「肌白なのはわかっていたけど.....真紅の瞳は初めてみました.....」

 

元々長髪だから髪型は自由に変えられる。刀に関してはフリストが神器錬成してくれたからいいけど.....

 

千尋「いつ見ても太一の女装姿は嫉妬しちゃうな....まぁ、誠太を解放して、屋敷にちゃんと帰って来てね。」

 

太一「任せろ、行って来るよ。」

 

 

異界の扉を開いた瞬間、小船が1隻。巌流島に行くには手漕ぎで向かわねばならない......

 

 

紗椰「バレないように式神を烏にしたよ。せめて見物させてもらうよ。」

 

半蔵「負けるなよ、お前は魔神者の王だ。」

 

終末の龍王に、敗北の二文字は無い.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回に続く......

 

 

 




次回予告

魔神者風間 誠太を解放する為に、太一は仲間の想いを胸に一人で巌流島に向かう。その頃幻想郷では霊夢達が行方不明のまま2ヶ月が過ぎていた。異変解決の為に魔神者全員の集合しなければならないが、四季映姫は全ての魔神者を断罪する為に行動している。2つの世界を巻き込む異変はどうなる?


次回 幻想郷帰還物語


巌流島に豪剣無双現る

NEXTSTAGE 巌流島

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