幻想郷帰還物語    作:星風 彗星

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バトルが多くなります。ゆっくりしていってね。


異次元の弾幕バトル

博麗神社上空、霊夢、紫、ギャラリーが集まり弾幕ごっこが幕をあけようとしている。

 

太一「空を飛ぶのに箒か?古臭いね〜。」

 

魔理沙「もう後悔しても遅いぜ!」

 

マジックアイテムで弾幕を放つ!だが、

 

太一「エアロ!」

 

ザシュゥゥンン!!

 

魔理沙「!?お前の能力どうなってるんだ!?弾幕を回避するならともかく、手刀で突風を起こすのか!?」

 

太一「久々に戦うから鈍っているな〜、でもなんとなく思い出してきたぞ。」

 

魔法に関しては詠唱無しで普通に出せるけど、召喚獣と完全憑依しないとスピードもパワーも出ない。

 

太一「母さん、霊夢、魔理沙、召喚獣の力をよく見ておけ!サモンズレギオン!!」

 

幻想郷の上空に、魔法陣が浮かぶ!

 

魔理沙「パチュリーやアリスと同じなら楽勝だぜ!魔符 スターダストレヴァリエ!」

 

 

ドドドドドドドドドド!!!!

 

 

太一「.....何処見てんだ?派手な技でも当たらなきゃ意味無いよ。」

 

魔理沙「詠唱している状態で回避出来るのか!?....それに、空気が重く感じる....」

 

太一「これが僕の召喚獣だ!ダイヤモンドダスト シヴァ!」

 

シヴァ「行くよ!」

 

バリィィィィィィンンンン!!!!

 

魔法陣がガラスのように砕け、氷の女王シヴァが姿を現す。

 

霊夢「これが太一の召喚獣.....さっきまでお世話係していた姿とは全く違う.....」

 

紫「現実の世界で神様を殺す力は今でも健在なのね.....」

 

バハムートの能力には及ばないが、多くの召喚獣と契約している事だけあって戦闘も強い。

 

太一「今度は僕の番だ!氷裂 ヘイルドロップ!!」

 

シヴァ「アシストするよ!サモンズスキル アイスオーラ!」

 

雹を弾幕代わりにし、上空から豪雨のように降り注ぐ!!

 

魔理沙「!?うおおおお!?チルノと同じ氷の弾幕なのに、避けづらいぜ!」

 

チルノは知らないけど、弾幕ごっこを経験しているだけあって召喚獣の技を回避出来るなんて凄いな。

 

魔理沙「召喚獣がアシストするのは卑怯だぞ!」

 

シヴァ「そうかい?どうする太一、久々に一蓮托生をする時がきたぞ。」

 

太一「もうしばらく様子見たい。」

 

シヴァ「アイスオーラは継続していくよ。後は暴れてこい!」

 

卑怯と言われても構わない、常に召喚獣は僕を大事に守ってくれるからこそ共に闘う。

 

霊夢「スペルカードを魔法で応用するなんて凄い.....紫は太一の召喚獣を知っているの?」

 

紫「今使っているのは氷の女王シヴァ、後は姿を現していないけど風の精霊主 シルフも使っているわね。」

 

霊夢「待って、2体の召喚獣を同時に使っている?私には全然見えない.....」

 

実際はシルフがブーツに変身している為、召喚獣の姿は他者から見えない。次の瞬間

 

太一「サモンズスキル 斬り風円舞!」

 

回し蹴りで突風を巻き起こす!

 

霊夢「一瞬見えた!ブーツに精霊が武装しているのね!」

 

紫「うふふ、動体視力は衰え知らずね。」

 

弾幕を見切る為の視力は幻想郷でNo.1と言っても過言ではない。

 

魔理沙「召喚獣の力はずるいぜ、でも仕組みはもう見切った!恋符 マスタースパーク!!」

 

太一「!!」

 

ドゴォォォォォォォンンンン!!!!

 

魔理沙「ふぅ~、さんざん舐められたお返しだ!弾幕ごっこは1回じゃ勝てねぇぞ!」

 

霊夢「ちょっと魔理沙!さすがに本気出し過ぎよ!」

 

紫「あらあら、でも召喚獣の仕組みがわかった所で太一には勝てないわよ。よく見なさい、弾幕の異常にね。」

 

魔理沙「?.....土埃しか見えないぞ?」

 

霊夢「私もわからない、本当に無事なら姿を現すはずなのに....」

 

母さんは僕の能力をある程度見切っているが、複合させた魔法は繊細過ぎて解読する事は出来ない。元々僕自身、禁忌の魔法以外はあまり使わない。

 

太一「『永久に凍てつく霊王よ、炎の時空を破壊し我が身に魂を捧げる!』サモンズドミナント!」

 

召喚獣シヴァが完全憑依し、純白ベースのシルバードレスが身に纏う!

 

魔理沙「嘘だろ!?弾幕を受けて無傷で済む人間初めてだぞ!?」

 

太一「僕は加減を知らないんだよ。さぁ、宿命をぶち壊すか!」

 

召喚獣と一つになった僕は誰も止められない、シヴァの冷気は灼熱の業火も凍り尽くす。更に、

 

霊夢「ねぇ....何か、寒くなっている?しかも雪?」

 

紫「今は夏のはず、幽々子が異変を起こしているはずもないのに.....」

 

僕自身、魔法で天変地異を起こす事が出来る。天候を操る魔法は禁忌とされているが、召喚獣を完全憑依すれば簡単に出来る。

 

魔理沙「寒いってレベルじゃねぇ、大寒波以上に痛い!何をした!?」

 

太一「シヴァは絶対零度の女王、寒山吹雪を存分に味わえ!ホワイトアウト!!」

 

 

ゴォォォォォォォ.......

 

 

霊夢「ねぇ紫、このままだと異変レベルになるから太一を止めて。」

 

紫「太一〜、本気出すのいいけど天変地異は駄目よ。異変起こした者に処罰起こしたくないの。」

 

太一「忘れてた。でも、魔理沙がギブアップしない限り終わらないんだよ。終わらせる方法教えて?」

 

霊夢「.....弾幕ごっこのルールちゃんと聞きなさいよ.....」

 

 

 

霊夢説明中......

 

 

 

太一「....ふ〜ん、それならサモンズブレイクで終わらせた方が早かったな。」

 

サモンズブレイクは召喚獣自身の必殺技、一度使うとクールダウンで1時間その召喚獣が使えなくなる。

 

魔理沙「こうなったら八卦炉に全魔力を込めて倒してやるぜ!」

 

太一「互いの必殺技こそ力比べ....かかってきな、ど阿呆!」

 

魔力こそ僕が強いが、どうせ必殺技使うなら神殺しした時のように殺気を入れる!

 

魔理沙「恋符!マスタースパーク!!」

 

太一「サモンズブレイク!ダイヤモンド・ダスト!!」

 

 

 

 

 

ドゴォォォォォォンンンンン!!!!

 

 

 

 

 

幻想郷の上空が、白銀世界に包まれ淡い景色に染まってゆく......

 

 

 

太一「勝負着いたな.....僕の勝ちだよ。」

 

霊夢「......初めての弾幕ごっこで太一が魔理沙に勝った.....」

 

紫「私の予想通りね。とりあえず後片付けするけど....地面に落ちた巨大な玉は何かしら?」

 

弾幕自体を凍らせたのは気付いていなかった。シヴァの冷気は半径1メートル以内の物を絶対零度で凍結させ、最後には粉塵になる。多分触ったら塵になるぞ.....

 

シルフ「主、お見事です!シヴァは召喚石で回復しています。この後はどうします?」

 

太一「とりあえず昼寝する。何か眠い.....」

 

弾幕ごっこといっても戦闘訓練見たいで疲れたな....ベッドか布団で寝たい......

 

魔理沙「ちくしょう負けたぜ.....太一は何処?もう一度勝負したいぜ!」

 

シルフ「残念ですが、主はこれからお昼寝の時間です。布団がベッドはありますか?」

 

霊夢「......布団ならあるけど、汚さないで。それと先に凍らせた弾幕を片付けて!」

 

太一「ふぁ~......寝床は何処?.....」

 

紫「片付けは私がするから、布団を出してあげて。」

 

疲れたらとりあえず昼寝する、僕自身のルーティンは予測不能って思われるけど、何とかしてくれるから安心して休める。

 

霊夢「ほら、布団用意したわよ。」

 

太一「......ZZZ.....」

 

シルフ「私は召喚獣の会議があるので失礼します。それと、主を起こさないようにしてください。」

 

 

看板『起こすな!凶暴な龍王が目覚める』

 

 

 

 

紫「掴みどころが読めないわね......太一が起きるまで団子屋に行きましょ。」

 

霊夢「そうね、魔理沙は弾幕ごっこで負けたから奢りなさい。」

 

魔理沙「.....今日本当に運勢最悪だぜ.....」

 

 

 

その様子を見物していた者は......

 

 

 

 

???「これは想像以上のスクープですね.....新聞に掲載したい所ですけど、霊夢さんにバレないように帰らないと....」

 

遠くから文が弾幕ごっこを観察し、太一を撮影していた.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れ.......

 

 

 

太一「ふぁ~.....よく寝た.....」

 

紫「.....夕方までよく寝れるわね.....夕飯食べる?」

 

太一「食べる!」

 

霊夢「.....掴みどころがわからない....とりあえずご飯作るから待ってて。」

 

母さんによると、弾幕ごっこが終わってから2時間位寝てたらしい。負けた魔理沙は団子屋でお茶菓子を奢ってくれたらしい。

 

イフリート「よう太一、シルフと交代してきたぞ。」

 

太一「時間になったら交代するからね。イフリート、見張りよろしく。そういえば魔理沙は?」

 

紫「悔しくて帰ったみたいよ。それと今日は博麗神社に泊って頂戴。」

 

霊夢「紫!?あんた何考えているの!?」

 

太一「僕は別に構わないけど....あれ?もういない。」

 

境界使ってマヨイガに帰ったらしいな.....

 

霊夢「はぁ.....太一、あまり世話焼かさないで手伝って。」

 

太一「.....久々に料理を作るかな、簡単な物にしよう。」

 

万が一に備えてある程度調味料と食材を保存していたけど、冷蔵庫にある物で充分かな。とりあえず作ろう。

 

 

トントントントン......

 

霊夢「何作っているの?美味しそうな匂いね!」

 

太一「シンプルに豚の生姜焼きかな、それと鯖の塩焼き、金平ごぼう、味噌汁。1年以上料理してないけど何とかなりそうだな。」

 

霊夢「.....以外と器用なのびっくりした、太一って基本的人任せな感じしたから....」

 

太一「本当は家事全般人任せだよ、でもさ、女にモテるならある程度器用な方がいいからさ。学院時代を思い出すよ。」

 

女心を掴むには自分からアプローチ、バハムートから色々アドバイスして行動に移すのはもう癖になっているのかもな。

 

太一「作り終えたよ。ご飯食べよ!」

 

霊夢「....綺麗な瞳で見つめないで!ほら!食べるわよ!」

 

なんだかんだ霊夢も可愛いな、とりあえずいただきます....

 

 

 

 

 

 

霊夢「美味しい!太一、しばらく博麗神社に住んでいいわよ!」

 

太一「う〜ん、出来れば幻想郷を全部知ってからがいいな〜。」

 

霊夢「まぁ慌てなくてもいいわよ、食器は私が洗うから先にお風呂に入って。私はあなたが寝てる間に済ませたから。」

 

太一「了解、」ゴクゴクゴク....

 

味噌汁の飲み干し、夕飯を食べ終える.....

 

霊夢「寝る時は召喚獣を解除して、結界を強めているから安心して寝れるわよ。」

 

太一「わかった。イフリート、見張り終わりだから休んでいいよ〜。」

 

イフリート「シルフと交代した意味無いぞ.....風呂が終わるまでは仕事する。それならいい。」

 

何か不貞腐れるみたいだな、次戦闘する時はイフリートを暴れさせるかな......

 

 

 

お風呂にて.....

 

 

太一「ふぅ~.....やっぱり風呂は落ち着くな〜.....」

 

イフリート「そうかい、いつもはシルフとシヴァに邪魔されてゆっくり出来ないからな。」  

 

太一「....余計な事は言わないでよ.....」

 

イフリート「そういえばよ、お前霊夢の事をどう思っている?」

 

正直、まだ何とも言えない。幻想郷の女性を知り尽くしたら考える予定だ。

 

イフリート「女を好きになるのはいいけどよ、女誑しの癖は程々にしろよ。しっぺ返し喰らう前にな。」

 

太一「わかってるよ。風呂上がって寝るよ。」

 

風呂上がった時には既に夜になり、満月が夜空に浮かぶ.....

 

 

 

午後10時半過ぎ.....

 

 

 

 

霊夢「ZZZ.....」

 

太一「もう寝てるか、そんじゃ僕も寝よ.....」

 

 

 

 

 

 

明日また幻想郷を冒険し、僕の新しい人生を始めよう.....

 

 

 

 

 

 

次回に続く.....

 

 




次回予告

弾幕ごっこで魔理沙に勝利した新島 太一、博麗神社で泊まり一晩過ごし終えた翌日、幻想郷に住む為に本格的に行動を移す。その頃幻想郷の妖怪達が太一の噂を聞き、射命丸文の新聞により大きく動き出す!

次回 幻想郷帰還物語

新しい冒険には困難がある



NEXTSTAGE ????
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