幻想郷帰還物語    作:星風 彗星

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のんびり頑張ります。ゆっくりしていってね。


新しい冒険には困難がある

翌日の朝.......

 

 

霊夢「...まだ寝てるの....起きなさい〜!」

 

太一「.....?ふぇ〜.....もう朝?」

 

霊夢「朝の7時過ぎには起きるのが当たり前よ、神社のお掃除するから。」

 

神社の巫女は毎朝食事前に掃除するのが習慣らしい、正直早起きするのは久々だから頭が痛い.....

 

シルフ「主、おはようございます。髪を整えるので洗顔してください。」

 

太一「.....早起きは頭が痛い.....ポーション出して。」

 

洗面所で顔を洗ったら回復薬のポーションを飲む、早起きせざるおえない時は必ず飲んでいる。

 

霊夢「紫が来る前に朝食を済ませて、幻想郷の見回りあるから。」

 

朝飯は白米、ひじき、鯖の塩焼き、サラダだな。まぁ今日に関しては神社から出て違う所に行く予定だったからね。

 

紫「おはよう太一、昨日はよく休めた?」

 

太一「体力はだいたい回復した。今日は観光していきたい。」

 

紫「観光したいのはわかるけど、その前にあなたに会わせたい友人がいるの。」

 

母さんの友好関係は知らないけど、僕に会いたいとなると花嫁候補なのか?正直気になる。

 

太一「観光出来るならいいよ、その前に酒買いたい。」

 

紫「一応確認するわよ、二十歳は超えているの?」

 

太一「二十歳は超えてるから安心して。」

 

最近禁酒状態だったのもあるのか、妙に酒が飲みたくなる。それと召喚獣にも酒を好む者がいる。

 

イフリート「観光ついでに酒飲もうぜ、久々に喇叭飲みしたいな〜。」

 

紫「あれ?いつもお世話係の二人は?」

 

太一「昨日1日働いたからお休みさせる。今日は翼で移動するから、ちょっと待ってて。」

 

基本的に空飛ぶ時はシルフブーツだが、魔力を使わない方法はバハムートの翼を借りる。気功術の応用で魔神の一部を出したり閉まったりするが、けっこう手間がかかる。

 

バハムート「角を閉まって翼を出すのか?シルフはどうした?」

 

太一「しばらくお休みさせる。3日間連続で働き続けたからとりあえず休暇中だ。」

 

バハムート「相棒、殺戮をやめてから優しくなったな。」

 

召喚獣はもう道具ではない、家族として接している。イフリートは父親見たいな存在で、鍛錬に関しては召喚獣から教わっている。

 

バサッ!

 

太一「.....封印の影響かな.....即座に翼を出せない。」

 

イフリート「酒買うの忘れるなよ〜。」

 

幻想郷に帰還してからは翼を出していないのもあるが、バハムートの能力を封印されている為思うように竜の一部が出せない。友人に会いに行く前に、

 

紫「準備出来た?」

 

太一「行こう、その前に酒を買う。」

 

紫「はぁ.....ミスティアの居酒屋に案内するわ。」

 

渋々な顔で納得してくれた。見た目故にどうしても勘違いされるし、元々素顔を隠す性分だったのも一理ある。

 

 

 

 

 

 

 

居酒屋にて......

 

 

 

???「いらっしゃいませ、あれ?紫さん予約してました?」

 

紫「ミスティア、今日は幽々子に頼まれて来たの。」

 

ミスティア「そちらの女性は誰?それとも男?」

 

太一「.....あぁ、男であっているよ。」

 

よかった、ある程度疑ってくれただけでもありがたい。

 

紫「私の息子よ、今から幽々子と晩酌するついでにおつまみが欲しいわ。」

 

ミスティア「息子!?旦那様はいるのは知っていますけど、隠し子がいたのですか!?」

 

紫「蓮はもう亡くなっているけど、結婚してちゃんと産んでいるのよ。」

 

幻想郷の間では妖怪が結婚してはいても子供が出来る家庭は少ない、その為養子として家族になるケースが多い。

 

イフリート「美味そうな酒があるな〜、度数の高い酒がいいぜ〜。」

 

太一「そうなると日本酒、ジントニック、ウィスキー、テキーラがいいかもな。油ギッシュならビール、ハイボール。何にする?」

 

イフリート「現実の世界じゃビールとテキーラ中心に飲んでたからな〜、日本酒にしようぜ。嬢ちゃん、3升瓶くれ。」

 

ミスティア「誰!?妖怪にしてはデカい.....」

 

能力に関しては追々説明するとして、美味い酒とおつまみが欲しい。とりあえずテイクアウト出来る食べ物は買い占めたいな。

 

太一「ミスチー、八目鰻って何?」

 

ミスティア「この店の看板料理です!ただしお一人様2人前まで、大食いじゃなければ3人前までオッケーですよ!」

 

太一「日本酒3本、ワイン1本、八目鰻2人前、以上。」

 

ミスティア「お会計は、3万4000円です。」

 

そこそこ高級な酒を買うから、まぁこれぐらいの値段かな。

 

太一「4万円で頼む。」

 

ミスティア「6000円のお返しです。ありがとうございました。」

 

紫「そろそろ時間だから行くわよ、幽々子をあまり待たせたくないの。」

 

友人の名前は幽々子なんだ、まぁとりあえず行ってみないとわからないけど、さっき払ったお金は本来別の持ち主の金だけどね。

 

 

 

 

その頃博麗神社では......

 

 

霊夢「文?新聞の売り付けならお断りよ。」

 

文「そうじゃないです!私の所持金が半分以上盗まれたんですよ!」

 

弾幕ごっこで隠し撮りしていた射命丸文の財布から金だけ奪った。本当なら全額奪うけど、せめてもの救いだ。半分だけで勘弁してやる。

 

 

 

 

現地に戻って.....

 

 

 

ミスティア「また来てくださいね〜。」

 

太一「酒が恋しくなったら来るよ。」

 

おつまみと酒を買い、これから幽々子に会いに行く。正直どんな人なのかわからないけど、僕に興味を持つなら花嫁候補の1人にしたい。

 

紫「そろそろ冥界に入るわよ。飛行準備大丈夫?」

 

太一「飛行は大丈夫だけと、幻想郷にも冥界が存在するとは思っていなかった。」

 

異界にも様々な種類があるが、冥界にはあまりいい思い出はない。正直化物や邪神しかいない場所であったからバハムートの力で破壊した覚えがある。

 

紫「幽々子と晩酌をしたら好きにしていいわよ、私はこの後仕事があるから。」

 

太一「わかった。」

 

可愛い女の子はとりあえずチェックして、必ず恋心を奪ってやるよ.....

 

 

 

 

白玉楼にて.....

 

 

 

 

???「遅いですね......まだ来る気配ありませんよ。」

 

幽々子「道中でお酒を買うなら予め連絡してくれればいいのに、電話かけてみるわ。」

 

約束の時間を過ぎ、まだ来ないのかと待っている幽々子と妖夢。その下では、

 

紫「着いたわ、ここが白玉楼よ。」

 

太一「......思っていたのと全然違う.....でも不思議だな、魂の揺らぎを感じる。」

 

紫「初めて来る場所なのによく馴染めるわね.....」

 

死靈に関してはあまりわからないが、召喚獣を多数契約していると亡霊や異次元の歪みを直視出来るようになっている。

 

紫「ごめん幽々子、太一がお酒とおつまみ欲しいから寄り道して来ちゃった。」

 

幽々子「遅いわよ!寄り道してくるなら連絡ぐらいしてよね。」

 

妖夢「まぁまぁ、所で太一さんは何処に?」

 

ゴクゴクゴク.......

 

太一「.....喉を潤すにはエーテルに限るな。」

 

イフリート「道中で飲むな、行儀悪い癖は治ってないのかよ...」

 

幽々子「まぁ綺麗......あれで男なんて信じられない....」

 

妖夢「あれが紫様の息子ですか!?なんと美しい....」

 

幽々子がどんな人なのかある程度想像していたけど、ボディスタイルは好みだな〜。だけど個人的に花嫁にしたいなら妖夢かも。.....いかん、いつもの悪い癖でついつい変な考えになる。

 

太一「ふぅ~、とりあえず初めましてだね。僕は新島 太一、一応だから予め言っておく。男だからね。」

 

幽々子「紫から聞いてはいたけど、お人形さん見たいで綺麗ね〜。お腹空いてる?」

 

太一「正直腹減った。晩酌ついでに八目鰻買ったけど、多分足らない。」

 

幽々子「妖夢〜、とりあえず料理作って〜。」

 

従者の扱い雑だな.....まぁいいや、とりあえず酒買っといて良かった。

 

妖夢「少し時間掛かるので、その間にゆっくり晩酌してください。」

 

イフリート「ありがとよ。久々に飲むか!」

 

妖夢「誰!?亡霊と仲良しなんて信じられない!?」

 

イフリート「俺は太一の召喚獣だ、亡霊と一緒にするな。」

 

どうやら妖夢は幽霊や亡霊が嫌い見たいだな、いたずら程度なら怖がらせてもいいけど、今はやめておこう。

 

妖夢「良かった......紫様の息子でも性格や顔立ちは全く似てないのが謎ですね....」

 

太一「イフリート、先に八目鰻と日本酒飲んでて。僕はワインから飲むから。」

 

幽々子「.....まさかとは言わないけど、喇叭飲みするつもり?」

 

太一「さすがに喇叭飲みはしないよ。グラスで飲む。」

 

お酒の飲み方で僕は基本的にグラス飲みにしている。美味しい飲み方を探求した結果、一番適した飲み方はグラス飲みである事に辿り着いた。

 

イフリート「注いで飲むのは割に合わないんだよ。いつもの喇叭飲みにするぞ〜。」

 

妖夢「料理出来ました〜、?紫さんがいない、何処に行ったの?」

 

『酔っ払いは面倒くなるので帰ります。太一の事よろしく、幽々子、妖夢。』

 

 

置き手紙残して帰ったな、まぁいいや。とりあえず飲もう。

 

 

太一「母さんいないけど、幽々子、妖夢、宵月に感謝を込めて。乾杯しよう。」

 

幽々子「そうね、妖夢〜。ジョッキ持って乾杯しましょ。」

 

妖夢「私と幽々子様はビールを飲みます。では乾杯!」

 

カキーン!

 

 

 

あぁ......久々の酒は美味い、ミスティアで色々酒を買って良かった〜。八目鰻との相性も抜群だな〜、

 

幽々子「食欲凄いわね〜。太一はずっと幻想郷に住むつもり?」

 

太一「一応住む予定だよ、まだ場所は決めていない。あ、お酒注いで頂戴。」

 

イフリート「おいおい、飲み過ぎて酔っ払いは勘弁してくれよ.....」

 

妖夢「ちょっと赤くなってますね、ワインもう無くなりますよ?」

 

気づいたらワイン半分飲んでいたのか、ちょっと眠くなってきた.....

 

太一「ふぁ~.....今日はここで寝ようかな.....」

 

幽々子「せっかくの晩酌よ、もう少しあなたの事教えて?そしたら今日は泊まらせてあげる。」

 

太一「....わかったよ....僕は花嫁を探す為に幻想郷に来た。殺戮を繰り返す事なく、家族を作りたい。」 

 

幽々子「まぁ大胆。妖夢、お布団を出して頂戴。」

 

妖夢「!?もう私の仕事増やさないでください!」

 

酔っ払って口滑りが酷くなってきたのかな.....もういいや、明日には何も覚えていないし言っちゃお。

 

太一「妖夢〜、泊まらせてくれないなら大量の幽霊や亡霊を召喚するよ。」

 

妖夢「やめて!いくら太一さんでも斬りますよ!!?」

 

イフリート「.....俺はもう知らん、好きにしてろ。」

 

酒で力が湧いた、今から何しようかな〜......やべ、視界が暗い.....

 

 

バタッ!!

 

 

 

太一「ZZZ......」

 

幽々子「寝ちゃった.....妖夢〜、敷き終わった?太一が寝ちゃった...運ぶの手伝って〜。」

 

妖夢「....酒の匂い酷!明日私が喝入れに剣術ぶち込んでやります.....」

 

 

 

 

 

次回に続く.....

 

 

 

 




次回予告 

白玉楼で酔っ払って大変な事になった。さすがに怒りの沸点超えた幽々子と妖夢はとある行動に出る。その頃現実の世界では太一と同じ禁忌の魔神者が目覚めつつある...


次回 幻想郷帰還物語


白玉楼の喝入れ 災いの予兆


NEXTSTAGE 白玉楼
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