幻想郷帰還物語    作:星風 彗星

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戦闘描写が乱れるかも、ゆっくりしていってね。


禁じられた遊びは喜びになる

紅魔館上空にて......

 

 

太一「.....対峙しただけで恐ろしいと感じたのは久々だな.....神殺しを思い出す.....」

 

フラン「ねぇお姉様!フランが勝ったら太一とずっと一緒に居たい!」

 

.....僕を監禁するつもりか?まだ花嫁を決める前だ、自由の為に戦うのは宿命、僕自身の本能かもしれない。

 

レミリア「咲夜、太一が住めるように部屋を用意して。」

 

咲夜「手配は出来ています。ですが、今は見物用の紅茶を飲みながらにしましょう。」

 

レミリア「そうね、私の運命だとフランが勝つと思うけどね。」

 

他人に運命を決めつけられるのは嫌いだ、でも今回は違う。

 

太一「本気で来い!ど阿呆!」

 

フラン「ふ〜ん。禁忌【グランベリートラップ】!!」

 

いきなりスペルカードを仕掛けて来た!魔理沙の時は弾幕を斬り裂くけど、隙が見えない!

 

太一「最初から全開なら、やり返す!十文字槍 斬り風円舞!!」

 

十文字槍を大回転させ、シルフの風を竜巻で弾幕を薙ぎ払う!

 

フラン「凄い凄い!もっとフランを楽しませて!!」

 

太一「ヒュゥゥゥゥ......颯!!」

 

ザシュゥゥゥゥンンン!!!!

 

フラン「きゃあ!!」

 

本来の武器だと一発で壊れてしまうが、ワルキューレ四女ランドグリースが十文字槍に神器錬成(ヴェルンド)している。召喚獣ワルキューレは技を持たないが、イメージした武器を神器にする能力を持っている。

 

咲夜「妹様に傷を負わせた!?信じられない.....」

 

フラン「武器を使うならフランも出す!禁忌【レーヴァテイン】!」

 

ガシィィィィィィンンン!!!

 

太一「シィィィィ......ラムウ!」

 

ラムウ「儂の雷を受け取れ!」

 

十文字槍に雷が宿る!本来はラムウ自身の杖でなければ技は使えないが、

 

太一「サモンズブレイク!裁きの雷!!」

 

強引に召喚獣の必殺技で振り飛ばす!!

 

フラン「....もう!禁忌【フォーオブアカインド】!!」

 

太一「分身した!?」

 

四人がそれぞれ弾幕を撃つのか!?予測不能の弾幕が暴風雨みたいに襲って来る!?

 

フラン「禁忌【カゴメカゴメ】!禁忌【恋の迷路】!禁弾【スターボウブレイク】!禁忌【フォービドゥンフルーツ】!」

 

今回ばかりは1人じゃどうにもならねぇ!召喚獣で守りを固める!

 

イフリート「サモンズスキル 猛炎の壁!」

 

シヴァ「サモンズスキル 凍てつく氷華!」

 

シルフ「サモンズスキル 精霊王の神風!」

 

助かった.....召喚獣の皆、ありがとう。

 

レミリア「あれが召喚獣.....幻想郷には無い種族をこの場で見れるなんて素敵ね。」

 

フラン「これが太一の能力なんだ!でも残念、全部壊してあげる!」

 

召喚獣自身を破壊される事は絶対に避けたい!家族同然のシルフ達は必ず守り通す!

 

太一「『汝は知恵を司る賢者成り、轟雷を我が身に宿し、暴風雨は己の叫びとなれ.....サモンズドミナント ラムウ!』」

 

ゴロゴロゴロゴロゴロ......

 

美鈴「姿が変わった!?殺気が前より強くなっています!」

 

太一「今まで戦った相手とは次元が違うからね、今度は僕がぶっ壊す!」

 

フラン「禁忌【過去を刻む時計】!」

 

四人に分身した所で技は一つだ、神器と召喚獣を合わせ技なら相手を1人に出来る!

 

太一「サモンズブレイク 審判の雷光!!」

 

ピカァァァァァァンンン!!!!

 

十文字槍の矛先に雷を浴びせ、青白く輝く!!

 

レミリア「ま、眩しい.....太陽の光じゃないのに....」

 

フラン「目眩ましでもフランの分身は消えないよ!」

 

四人に分身しても見分ける方法は色々ある、分身体を攻撃しても本人にダメージを与えなければ意味は無い。

 

ラムウ「儂をドミナントするの久々じゃな、嵐を引き起こすぞ!」

 

太一「分身も纏めて破壊する!赤雷一閃!」

 

赤い稲妻で弾幕もフランの分身も薙ぎ払う!!

 

フラン「そんな!?フランの分身が全部消えた.....」

 

太一「シィィィィィィィ......」

 

パチュリー「.....魔法の根底が全く違う.....魔力のコントロールどうなっているの?」

 

召喚獣の魔法は本来、詠唱無しで発動すると肉体も心も砕かれてしまう。僕自身、召喚獣を憑依し、自ら一蓮托生する事で負担を最小限に抑えている。

 

フラン「フランはまだ負けて無い!QED【495年の波紋】!!」

 

太一「!?また必殺技が来たな....全部弾き返してやるよ!」

 

 

ドカドカドカドカドカ!!!!

 

 

太一「.....(攻撃の隙が見えない!バハムートを解放する前に、天変地異を起こす!)」

 

バハムート「相棒、紫から異変起こすのは禁じられているぞ。本当に起こすのか?」

 

太一「後先考えたら終わりだ。地獄に魂を投げてやるよ!」

 

十文字槍を背中に納刀し、ラムウの杖を取り出し.....

 

太一「『魂の嘆きは雷鳴にあり、永久に咆哮する轟雷は運命を破壊し新たな創造となれ!天変地異 暴雨轟雷!!』」

 

上空に向かって槍投げる!!

 

レミリア「グングニルみたいな誘導性は無いのに.....!?フラン逃げて!」

 

気付いた時には既に遅い、天変地異は本来禁忌魔法。使用したら世界が破壊してしまう程の威力を持つと同時に、しばらくの間異常気象が続いていく。

 

フラン「いやああああああ!!!!」

 

 

幻想郷の空は黒雲に包まれ、激しい暴風雨と落雷が降り注ぐ.....

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、博麗神社.......

 

 

 

 

霊夢「....ZZZ.....!?なんだ雨か.....」

 

神社で一眠りしていた霊夢、だが空が黒雲に染まり、

 

霊夢「.....まさか異変じゃ無いでしょうね....」

 

その予感は的中してしまう。紅魔館で天変地異を起こしているのはレミリアではなく太一である。

 

魔理沙「霊夢!こっちは被害無いか!?」

 

霊夢「何が起きているの?状況教えて。」

 

 

魔理沙説明中......

 

 

 

霊夢「.....紅魔館で太一とフランが弾幕ごっこしているとは思わなかったわ......」

 

魔理沙「本借りに行こうと思ったら箒に雷が落ちて一本駄目になったぜ......」

 

霊夢「それは関係ないけど......とりあえず太一を封印しにいく!急ぐわよ!」

 

 

 

 

 

更に同時刻、白玉楼にて......

 

 

 

 

妖夢「幽々子様!紫様!外見てください!」

 

紫「騒がしいわね〜......信じたくなかったわ、太一が大暴れしている......」

 

妖夢「太一が!?どう言う事、私わからない.....」

 

妖夢は召喚獣の能力は知ってるが、全ての能力を知らない。生まれつき魔力が異常に強い事は理解していても、制御不能な暴走は初めて知る。

 

幽々子「ZZZ......」

 

妖夢「幽々子様、起きません.....どうします?」

 

紫「私が太一を止めてくる。何処で暴れているのかわからないけど、このままだと異変になるから急ぐわ!」

 

妖夢「私もついていきます。太一を出来れば斬りたくない.....でも、止めないと幻想郷が終わる.....」

 

既に妖夢の心は盗まれ、怪しい状態にある。その時、

 

紫「妖夢は留守番して頂戴、外の世界でデートしたでしょ?心が揺れた状態だと足手まといになるわよ。」

 

妖夢「......」

 

紫「ほらね、幽々子が起きたら紫は帰った事を伝えてね。」

 

 

異変解決者達が、紅魔館に集結していく......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館上空に戻る.......

 

 

 

 

 

 

 

フラン「はぁ.....はぁ.....」

 

太一「ふぅ~......」

 

弾幕ごっこと言うより殺し合いに近い状態になっている中、

 

フラン「壊れちゃえ!!」

 

太一「ふざけんな!!」

 

ガジィィィィィィィィィンンンン!!

 

十文字槍とレーヴァテインの斬撃音が物凄い響く!!

 

咲夜「凄い......妹様に殺されるかもしれないのに....」

 

パチュリー「弾幕を寄せ付けない為に雷雨を起こしたのね.....雨でフランの力を弱らせ、雷で弾幕を打ち消す。脳筋と思ったけど、理責めが上手過ぎる.....」

 

スペルカードで全ての弾幕を回避するのは難しい、だが僕自身体力が削られつつある。ドミナント状態を維持する時間が長くなる程、精神力も魔力も消費が強くなる。

 

太一「そろそろ終わりにしよう。フラン、お前の負けだ!」

 

フラン「禁忌【フォービドゥンフルーツ】!!」

 

苦しまみれのスペルカードは単調でわかりやすい、最高の必殺技で終わらせる!

 

イフリート「ラムウの必殺技はもう使えないぞ、ここは俺の技を使いな!」

 

ドミナント状態でラムウの必殺技を連発している、ありがとうイフリート。

 

太一「終わりだ!サモンズブレイク 地獄の火炎!!」

 

イフリートの必殺技でフランにとどめの一撃を入れる!その瞬間、

 

フラン「.....コワレロ!!」

 

 

グシャ!!

 

 

ラムウ「ぐおおぉ!?すまぬ太一.....戦線離脱するぞ.....」

 

太一「ガハッ!ドミナントが、破壊された?」

 

フラン「....アハハハハ!モット、アソボ!!」

 

グリース「坊ちゃま気を付けて下さい!!尋常な魔力が暴走してます!」

 

召喚獣が再起不能になる事は滅多に無い、だけど今のフランは僕を完全に殺す目に変わっている。

 

レミリア「マズい事になったわ.....太一!逃げなさない!!」

 

太一「どう言う事だ!?説明しろ!」

 

パチュリー「フランは負ける時になると狂気が暴走するの!最近暴走しなかったけど、今回はヤバいわ!」

 

狂気暴走、でも今逃げたら僕のプライドが許さない。その時、

 

霊夢「いたわ!太一を抑えるわよ!」

 

魔理沙「歯を食いしばれ!マスタースパーク!」

 

フラン「ジャマ、シナイデ!!」

 

レーヴァテインで霊夢と魔理沙を一撃で吹っ飛ばす!!

 

レミリア「咲夜!お客様の命を優先するわよ!」

 

咲夜「かしこまりました。ザ・ワールド!!」

 

フラン「ミンナ、コワレテナクナレ!!」

 

弾幕の量もパワーも尋常じゃない!僕は、バハムートを解放するしかないのか?

 

 

 

 

 

 

外の世界にて.....

 

 

 

 

???「どうやら我らの王がバハムートを解放する時が来た。我々魔神も封印は終わりだな。」

 

???「太一もまだまだ子供だね。もう一度集結して、今度は新しいルールを作りましょ。」

 

 

封印されている魔神者、禁忌の魔神が目覚めの兆候を起こす.....果たして、太一とフランの戦いの結末はいかに......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回に続く......

 




次回予告  

フランの狂気が暴走し、太一が起こした天変地異も更に激しくなり、幻想郷に異変が起きてしまった。心の中ではバハムートを解放するか戸惑うが、紫が来る前に決断出来るのか?フランの暴走はどうなる?その結末はわからない....


次回 幻想郷帰還物語


汝は終末の龍王 バハムート


NEXTSTAGE 紅魔館
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