賽子の鏡   作:月羽ハズク

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恒常抽出
南部センク協会

元人格 宵の三日月事務所 副所長 スターライト=マイン・レイヴン
PLAYER 九之々目 巡



000 南部センク協会5課部長 レイヴン

 

そこは流れるように切っ先を向けて…どう、わかった?

 

強く、強く願うよ。ただ、私が背負っているものが崩れ落ちないように。

 

000 南部センク協会5課部長 レイヴン

体力:178 速度範囲値:3-8 混乱区間:70/35% パニックタイプ:パニック

耐性情報 斬撃:脆弱 貫通:普通 打撃:耐性

 

スキル1 【フレッシュ】

傲慢 基本威力:3 コイン:2枚 攻撃タイプ:貫通 コイン威力:4

自分の速度が対象より2以上高ければ、コイン威力+1

【使用時】自分の呼吸回数が2増加

Ⅰ 【的中時】自分の呼吸回数が1増加

 

スキル2 【マルシュ】

暴食 基本威力:4 コイン:3枚 攻撃タイプ:貫通 コイン威力:4

自分の速度が対象より2以上高ければ、コイン威力+1

【使用時】自分の呼吸回数が3増加

Ⅰ 【的中時】次のターンにクイック1を得る

Ⅲ 【的中時】自分の呼吸回数が1増加

 

スキル3 【フォロワスモン】

憂鬱 基本威力:4 コイン:3枚 攻撃タイプ:貫通 コイン威力:4

自分の呼吸回数5以上なら、コイン威力+1

自分の速度が、対象より高いほどコイン威力+1(速度差2につきコイン威力+1、最大2)

【マッチ勝利時】自身の呼吸回数を5消耗。消耗した呼吸回数だけ呼吸を得る。

Ⅰ 【的中時】決闘宣布-レイヴンを付与。

Ⅱ 【クリティカル的中時】次のターンにクイック3を得る

Ⅲ クリティカルダメージ量+30%

 

防御 【デフォンシヴ】

傲慢 基本威力:10 コイン:1枚 守備タイプ:回避 コイン威力:4

 

【決闘宣布-レイヴン】

決闘宣布を付与したキャラクターが付与されたキャラクターとマッチ進行時にマッチ威力+1、攻撃的中時に次のターンにクイック1を得る。(1ターンにつき最大4回)

付与したキャラクターが他の対象にこの効果を付与すれば消滅。他のキャラクターの決闘宣布が付与される場合は交代する。

 

バトルパッシブ 素早い一歩

必要資源:傲慢4 条件:保有

-ターン終了時に自分の呼吸威力4ごとに、次のターンにクイック1を得る(最大2)

- 戦闘開始時に全味方の速度がすべての敵より高ければ、自身のマッチ威力+1

 

サポートパッシブ 遅い

必要資源:傲慢2 条件:共鳴

速度が最も早い味方1名がマッチ勝利時、次のターンにクイック1を得る(最大2回)

 


 

今日も騒がしいセンク協会の訓練場、摺り足やダダンッと素早く踏み出す足音、練習用の剣がぶつかり合う甲高い音が響く場所。

その隅で…

 

「南部センク協会にとって、決闘というものは礼儀と力の真っ正面からのぶつかり合いなんです。」

 

「…なるほど。」

 

他のレイピアを持った子供に比べてかなり小さな子供の話を、手帳を持った子供が熱心に聞いている。

そういえば、少し前にも他のセンク協会の子供にインタビューをしていたのもこの子供だったね。

 

そうやって小さな子供が取材を受けているところに、ずかずかと歩いてくる人影がいる。

 

「よぅ、アンタがこの5課の部長なんだって?」

 

あからさまに礼儀のなさそうな子供が、インタビューを受けている子供に対して煽るように言葉をかける。

 

「…何か用?」

 

「へぇ、そんな口きくんだな?ここにいる誰よりも小せぇ青二才の分際で?」

 

「すみません、今はインタビューの途中なのでそういった発言は控えていただけませんか?」

 

「余所者が変に関わろうとすんじゃねぇよ?あ?」

 

メモ帳を持った子供が助け舟を出そうとしたけれど、そんなものお構いなしだと子供は煽る。

 

「そんなんだから、気にかけてた部下が死ぬんだよ」

 

そしてとうとう、触れてはならない話題に触れてしまったね。

 

「かヒュっ」

 

小さな子供の喉を冷たい空気が通る。声にならない小さな悲鳴が漏れ出し、心臓の動きが早まる。

 

「へっ、こんな事で止まっちまうお前にこの役は合わねぇ。じゃあな、青…」

 

小さな子供が動けなくなってしまったその瞬間、悪辣な子供は剣を構える。その切っ先が小さな子供に突き刺さる、そう思った瞬間…

突然、丸められた手袋がものすごい速度で飛んでいき…

悪辣な子供の頭に手袋がクリーンヒットした。

 

「痛ぁっ!?」

 

そこまで大きなものじゃないけれど、手袋はぎゅっと丸められていたからか思っていたよりもダメージを与えたみたい。

大きな声を上げた悪辣な子供の周りに人だかりができていく。気づけば訓練場にいるほとんどの子供が集まっていたね。

 

「チッ…誰だよ、俺に決闘を申し込んだ奴は!!」

 

悪辣な子供はあからさまに気が立っているみたいで、誰も名乗りをあげない。

 

「誰!だ!よ!」

 

「いや、なんか部長を殺しそうな人に言われましても…」

 

「あ゛ぁ゛!?」

 

「お前さん何しよん!?なんでうちの弟がそんな圧かけられるような事になるんか!?!」

 

「テメェの弟が言いがかりつけてきたんだr」

 

「アハーン?」

 

「誰だ今の!!!!」

 

大きな声と沢山の人で、訓練場の隅は混乱状態。

その喧騒の中、小さな子供を抱きかかえ、インタビュアーの手を掴んでどこかへ連れて行く子供が1人。

 

「ほら、深呼吸よ」

 

2人を連れる子供が、小さな子供を落ち着ける。

喧騒に紛れて姿を消した3人の行き先は、応接室だったみたい。

応接室にはバケツと、冷たくはない水が入ったピッチャーが置いてあった。

 

「…ここなら、安心してインタビューができますね」

 

「…あの、ありが…あれ? うぷっ」

 

気がつくと、2人を連れてきた子供はいなくなっていた。

手帳を持った子供が、小さな子供の背中をさする。

 

「…ありがとうございます」

 

「いいえ…あの、気にかけてた部下って…」

 

「ううん、なんでもない」

 

「えっ、ですが」

 

「なんでもないって言わせてください」

 

「でも」

 

「なんでも…ないから…」

 

子供は、文字通り年相応の子供のように泣いてしまった。

 

そんなに辛いならいつでもこっちに…

いや、まだ駄目そうだね。

気のせいかもしれないけれど、今は近くから数人くらいの殺気を感じるし。

だけど、君がもっと辛いと思って、もっと多くの憂鬱を溜め込んでしまったのなら。

その時は私が迎えに来るからね。

 





カ ル メ ン こ っ ち く ん な

ちなみにスペックはマッチゴリラ。スキル3の最大威力が25と本家センクレアを超える。
難点は自力で呼吸威力をほぼ獲得できないこと。クリティカルによる特大ダメージには期待できなさそう。鏡ダンジョンを除く。

実はまだセンク組の設定全部出し切ってないんだよねー…
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