【完結】ごきげんよう、オレは海軍〝大佐〟のフルボディだ。   作:SUN'S

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こんばんは、四日ぶりですね。

体調不良で休んでましたが、少しずつ投稿していきます。


ちなみに体調不良の原因ですけど、私の背骨にヒビが入るという奇っ怪な状態でした。みんなも骨折には気をつけてね。ホントに、どこで怪我したんですかね?




2年間                         フルボディ一行、療養中です
フルボディ、療養中


久しぶりに休みを貰えた。

 

のんびりと北の海でオレは全身の複雑怪奇な骨折に加えて、新人類(ニューカマー)におぞましい介護を受けた精神的恐怖を癒やすためにオレは、ここにいる。

 

「フルボディさん、釣れますか?」

 

「いや、釣れないな。エサが悪いのか?」

 

「エサ?」

 

オレの掴んだ釣り糸の先を見た瞬間、アイボリーは運動音痴とは思えない動きで後ずさり、全力で逃げていく。やっぱりイモムシ型のオモチャはダメだったか。

 

今度は撒き餌でもしてみるか。

 

「オラ、行ってこい」

 

「あっ」

 

簀巻きにしたジャンゴを海に放り投げ。

 

その近くに釣り糸を垂らす。高速で迫り来る新人類(ニューカマー)の人魚に泳ぎで対抗するジャンゴのビビりように、オレの荒んだ心は晴れるばかりだ。

 

ドルフィンキックとかそういう感じの動きで泳ぐジャンゴ。アイツもオレと同じただの人間のはずなんだが、なぜかふつうに人魚を上回る泳ぎを発揮し、追随を許さぬスピードを維持している。

 

「オレは死なんぞオォォーーーーッ!!!」

 

「元気ですね、ジャンゴ氏」

 

「そういう時期なんだろ」

 

日傘を差してオレの隣に座るアイボリー。

 

彼女は双眼鏡で叫ぶジャンゴを眺めているものの。とくに助けようとしているわけじゃない。オレに新人類(ニューカマー)のナースを押しつけた結果で、こうなっているわけだし。アイツの自業自得と言える。

 

「〝剛力顕現・大鮫弾の術〟ッ!!」

 

そんなことを考えながらジャンゴを見ていた瞬間、無理やり簀巻き状態を解除し、両腕の筋力に物言わせて水圧を鮫の形に作り替えて放った。

 

「……すごいですね、あれ」

 

「オレも出来る」

 

「張り合わなくても大丈夫です」

 

「なんなら、あれよりデカいヤツが出来る!!」

 

「はいはい、知ってますよ」

 

アイボリーがジャンゴを褒めるので対抗したら、ペチペチと頭を叩かれてしまった。おのれジャンゴのヤツめ、そのまま捕まっておけば良かったものを。

 

「フルボディ!やばいっ、足が吊った!?」

 

そこの人魚に助けてもらえよ。

 

「呼んでますよ?」

 

「アイツは平気だろ、たぶん」

 

オレの言葉に「いえ、普通に溺れてますよ?」と言い返しながらアイボリーはオレの頭を溺れるジャンゴに向けた。すげえな、ホントに溺れてやがるぜ。

 

「ジャンゴ、いつもみたいに〝剃〟使えば普通に飛べるんじゃねえのかぁーー!!」

 

「…………そうだったわ」

 

そう叫んだ数秒後にジャンゴは顔を両手で覆い隠して空に跳び上がり、めっちゃくちゃ恥ずかしそうにオレとアイボリーの座っている防波堤まで戻ってきた。

 

 

 

 




〈水遁・大鮫弾の術〉

出典・NARUTO

干柿鬼鮫の必殺技

チャクラを用いて巨大な鮫の形をしたエネルギー体をぶつける攻撃だが、ジャンゴは純粋な筋力に物言わせて水圧をねじ曲げ、無理やり打ち出した。


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