【完結】ごきげんよう、オレは海軍〝大佐〟のフルボディだ。 作:SUN'S
フルボディ達は大丈夫だろうか。
こっちにコビーやヘルメッポを寄越してくれてるが、アッチは二人で行動している。まあ、フルボディと一緒にいる緑牛大将は〝
「……にしても笑い声が消えねえな」
あちらこちらで「アハハハ!」と笑う声の響く廃墟の多い都市部とは言えないものの。そこそこ人通りの多い場所でオレは嬢ちゃんに頼まれた電伝虫の子機を配置し、情報を集める準備を整えていく。
たまにタニシみたいなのと喧嘩してる。
「よお、そこの不審者」
「─────ッ!!?」
いきなり肩を組まれる距離まで詰められたことに驚愕するよりも素早く身体を捻ってオレは突如として現れた男に警戒心を剥き出しにする。
「そうビビるな。話しづらいだろ?」
そう言って薪を重ねたものに腰掛け、どこか誰かを連想させる雰囲気の男にオレは黙ったまま対面側に移動し、いつでも動ける体勢で薪の上に座る。
「ありがとうよ。下手に抵抗されたら殺すしかなくなってたぜ。ああ、それから電伝虫の子機は残してもいいが、あれはタニシに負けるぞ」
「随分と自分が格上みたいに語るじゃねえか」
「何言ってるんだ、事実だろう」
「この野郎が」
オレより年上か年下か分からないが、少なくとも実力は確実に相手が上だ。ムカつくが、今のオレじゃ催眠術を掛けるのも一か八か?
いや、億が一にも等しい。
「それに、お前ってジャンゴだろ」
「ッ、お前も
コッチだっていうなら引き込めるか?
「お前じゃねえよ。オレはページワン、百獣海賊団だ」
そう言って帽子を深く被り直すページワンに「オレが開戦の合図かよ、ちくしょう」と文句を言いつつ、素早く後ろのポケットに手を伸ばす。
「わんっ、づぅがぁっッ!!?」
チャクラムを出そうとした、そのときだった。
オレの身体に
「ウソだろ、今のは〝ゴムゴムの実〟か!?」
「死ぬヤツに答える必要はねえ…!」
オレを襲う男の動きが、ルフィの攻撃する動作と重なる。クソ、ルフィの食べた悪魔の実が別種なのは手帳に書いて覚えてるが、本物の〝ゴムゴムの実〟が存在するなんて聞いてないぞ!?
「確か『〝
「ぢぐおぉッ!?〝
ソイツは何かを思い出すようにルフィの技を繰り出して、オレの事を打ちのめし、叩き潰さんばかりに無数のパンチを叩き込んできやがる。
クソ、最悪のパターンだ。