【完結】ごきげんよう、オレは海軍〝大佐〟のフルボディだ。 作:SUN'S
「やっと見つけたわよ、ジャンゴきゅん!」
ゾワゾワするオッサンの声で、キャピキャピした女の子のような音を出す
変わっているところを挙げればホーディと同じく変態というところだろう。ウォーターセブンでジャンゴ達に絡んでいたのもコイツであり、なぜかジャンゴを追ってウォーターセブンから本部に転属してきた。
まあ、恋愛は人其々だもんな。
「アタシの愛を受け止めてえぇ~~~~っ!!!」
「ヘルメッポシールド!!」
「ひぎゃあぁぁあっ!!!?」
軽やかに飛び上がったマンサムはジャンゴに向かって落下していく。しかし、ジャンゴは近くで掃除していたヘルメッポの頭を掴み、マンサムに押しつけた。
おいおい、ヘルメッポに酷いことするなよ。ソイツはお前を慕ってるんだぞ?と視線を向けつつ、オレはアイボリーの手渡してくれる書類の不備や本来はガープ中将のこなす民間人の訴えを改善する案を書き綴る。
「おどき坊や!!〝
いきなり大口を開けたマンサムは熱線を発射し、ヘルメッポとの抱擁を回避するなり、シュタタタタッ!!と逃げ惑うジャンゴを追いかけていく。
「フルボディさん、あの人って悪魔の実の能力者だったんですね」
「ああ、マンサムは〝バチバチの実〟を食べた火花人間だそうなんだが、明らかに口から極太いビームを撃ってるんだよな」
「〝
「コビーバリア!」
「いやあぁぁーーーっ!!?」
チュチュチュッ!!と投げキッスを具現化した攻撃を放つマンサムに悲鳴を上げるコビー。彼もヘルメッポと同様に回避できたけれど。
顔面キスマークまみれの憐れな姿だ。
「フルボディアーマー!!」
「こっちに来るなッ!」
「ぐぼべばぁっ!?」
「あぁ~んっ、待ってよジャンゴきゅんっ!」
「お、オレの傍に近寄るなアァーーーっ!!!」
いきなりオレを盾にしようとしてきたジャンゴをぶん殴り、コビーとヘルメッポのところに吹っ飛ばす。とくに嫌がらせのつもりはなかったが、三人とも必死にマンサムから逃げ惑っている。
「……良かったんですか?」
アイボリーの言葉にオレはソッと視線を逸らし、オレを盾にしようとしたジャンゴを見る。アゴヒゲとサングラスのオッサンに突撃する青ひげのオッサンという、おぞましい光景に気分が悪くなる。