【完結】ごきげんよう、オレは海軍〝大佐〟のフルボディだ。   作:SUN'S

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シャボンディ諸島のお仕置き屋
〝天竜人お仕置き人〟


オレとジャンゴはシャボンディ諸島にやって来ていた。その理由はボルサリーノ大将の行きつけの酒場だったり、天竜人の股間を襲撃する最高にクールな〝お仕置き人〟の調査をするためだ。

 

「これ、絶対に同郷のヤツだよなあ…」

 

「まあ、そうだろうな」

 

そんなことを話しながらオレはジャンゴの買ってきた骨付き肉を頬張りつつ、なんか偉そうに人に股がる天竜人に向かって100連発の〝指弾〟を放つ。

 

オレの筋肉を無理やり〝生命帰還〟で動かせば戸愚呂みたいに〝指弾〟を使える。まあ、普通に空気を弾けば出来るけど。天竜人の顔面がムカつくので手当たり次第に〝指弾〟を放つ。

 

絶対にバレない攻撃でムカつく天竜人をボコり、護衛の奴らに「なにか居るかもしれない!」と叫び、わざとらしく天竜人を守らせ、股間に〝指弾〟を撃ち込んで二度と悪さができないようにしてやる。

 

ウ~ン、マジで最高の気分だ。

 

「お前ってホントにアイツら嫌ってるけど。なんか昔にひどいことでもされたのか?」

 

「いや、純粋にムカつくから」

 

「えぇ、野蛮すぎるだろ……」

 

オレの解答にジャンゴは呆れながらもコーラの瓶を差し出して、オレの百発百中の〝指弾〟を讃える。

 

いや、でもなあ。さっきも護衛の奴らに見えないようにジャンゴも「さあ、このチャクラムの催眠術でお前はバカな豚になる。〝1・2の(ワン・ツー)ジャンゴ〟ッ!!」ってアホ面のムカつく天竜人に催眠術を掛けてたんだよな。

 

「……ところでさ、フルボディ」

 

「なんだ?」

 

「あの新人類(ニューカマー)達は何してるんだ?」

 

「男漁りバーゲンセールだろ」

 

そう言ってオレは視線を逸らす。

 

アイボリーへのお土産を買って帰りたいけど。オレって勤務中だし、なんか新人類(ニューカマー)や一定数の人間に見られてるんだよな。

 

モテ期か?

 

モテ期なのか?

 

いや、オレのモテ期はアイボリーだけだったわ。

 

「マンサム少佐でも呼ぶか?」

 

「殺すぞ、この野郎」

 

「すでに攻撃してるんだよなあ」

 

ゲシゲシとオレの足を蹴りまくるジャンゴに裏拳を叩き込み、顔面を押さえて悶絶する姿を血走った目で男漁りに勤しんでいる新人類(ニューカマー)に告げる。

 

「まあ、大変だわ!すぐに看病してあげなくちゃ!!」

 

「えぇ、そうね!アタシ達に任せておけば直ぐに楽になれるわ!」

 

オレの左右を通り抜けて悶絶するジャンゴに群がり、貪り尽くさんばかりに鼻息を荒くする新人類(ニューカマー)には流石の天竜人もビビり、逃げようとするので〝指弾〟で群れの中に送り込んであげる。

 

「……し、死ぬかと思った」

 

「さすがに手慣れてきたか」

 

「慣れたくて慣れてるんじゃねえよ。ったく、オレにはマキノさんとヒナさんがいるって、何度も言ってるだろ?いい加減にしねえとお前に新人類(ニューカマー)になる催眠術掛けるぞ」

 

「それでもオレの愛する相手はアイボリーだ」

 

「……そういや、お前ってハンコックの〝メロメロ甘風(メロウ)〟に『いや、普通にタイプじゃねえから』って返してたもんな」

 

「事実だから仕方ないだろ?」

 

そんなことを話しながらオレとジャンゴはシャボンディ諸島の番号を確認し、しっかりと迷わないようにパンフレットで位置情報を知りつつ、天竜人に〝指弾〟を撃ち込んで憂さ晴らしする。

 

 




〈天竜人珍事件〉

シャボンディ諸島周辺にて多発する変な事件。

天竜人に恨みを持つ人間は多く居るため犯人特定は難航しており、ここ数年ほど〝透明人間〟の仕業と思われていたため至近距離で護衛するも天竜人は狙撃を受け、しかも手当たり次第に見るも無惨な姿に変わり果てるまでボコボコにされるという被害を受けている。

そして、未だ真相は闇の中に隠れたまま……。

さらには天竜人の奇行化も増え始めている。自分を豚だと思い込んでいたり、自分の姿をガラス越しに見つめてウットリとしている者もいるそうだ。
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