この海でまた会おう   作:旅の提督先生職員

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 龍田が改二になったので初投稿です。

 ここ3日で100個ほどバケツを使いギリギリで秋刀魚が48匹集まりました。キッッッツ…


え、夕飯前なんだけど…

 

「海域を一つ開放しようと思う。」

 

「………はぁ?」

 

 書類にペンを走らせる音が絶えず響く執務室。紙とインクの香りに溢れ、さながら本屋の様な匂いが漂う。

 

「海域を一つ開放しようと思う。」

 

「おいぼのたん。テメェんトコのクソ提督、とうとう壊れたみてぇだぞ。」

 

「長官、つい先日買い替えたばっかりよ。あとぼのたん言うな。」

 

 しかしこの素晴しき執務室、そんなしみったれた香りを全て吹き飛ばす一輪の花(秘書艦)が存在する。本日の担当はそう…クソ提督でおなじみ、ラブリーマイエンジェルぼのたんこと曙だ。

 

「何?なら電池切れか?」

 

「かもしれないわね。確か単三よ。」

 

「何本だ?」

 

「さぁ…裏蓋開けてみないとわかんないわね。」

 

「そうか。明石にドライバー借りなきゃな…」

 

「僕には君達のそれ(三文芝居)はどこまでが本気か時々わからなくなるんだが?」

 

「常に本気よクソ提督。仕事しなさい。」

 

「大真面目だよロリコン提督。いっぺんながもんと一緒にしばき倒されろ。」

 

「酷くないかい!?」

 

「「残当*1。」」

 

 ホントなんでテメェの書類まで俺とぼのたんが片付けてんだ働けや。

 

「ちょ、長官すみません、こちらも…」

 

「あいあい。浜風も悪いな、手伝わせて。」

 

「いて、望んでやってることですから…」

 

 俺の方の本日の秘書艦は浜風。そう、天一号作戦メンバーのうちの一人である。

 え、何で大和じゃねぇのかって?まず、秘書艦が知り合いの浜風(天一号作戦メンバー)であること。それからアイツ、誰よりも俺のことを理解してる正妻母親ポジの後方腕組み共依存誘導型ヤンデレだから…俺がバブみを覚えなきゃヘーキヘーキ。

 だからこの間武蔵と中破になるまで殴り合ってた時はやばかったゾ。確かな絆的なのを育んだら背後から「随分とお楽しみでしたねぇ長官?」って声かけられたときは死んだと思った。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 大和撫子型ヤンデレ、恐ロシア。

 

「で、海域が何つったクソ提督。」

 

「もうそれで定着したんだね…」

 

「基本判子押すかサインするかだけだろうが。ふざけた事抜かしてねぇでぼのたんに謝れ。んで説明しろ。」

 

「スイマセンデシタ。それで、海域の話なんだけど…」

 

 なんでも、国民への食料供給のためにも近海だけでも漁が出来るように、この際に少し安全海域を押し広げたいらしい。

 

「あぁ…秋刀魚祭りか。」

 

「よく知ってるね。」

 

 季節は夏が終わり、秋始め頃。また秋刀魚違法漁提督とか湧くんかな…

 

「大本営への献上とかあんの?」

 

「多少ね。といっても、ここの艦娘達が食べるぶんの方がよっぽど多いから…」

 

「そこまで苦じゃねえってか。」

 

 秋刀魚漁ねぇ…海域に向うだけならまだしも、安全海域にするってなると…

 

「殲滅か。」

 

「うん。もう巣の目星はつけてるんだ。」

 

「ならついでに資源の回収もだな。」

 

「どれだけあってもいいからね。」

 

「だとしたらどこに行かせんだ?」

 

「今回はココ(横須賀鎮守府近辺)と北方、北海道の方を目標とした任務だね。」

 

「北方は遠征だな。開放後帰投させてこっちで漁か?」

 

「帰りがけも含めてそうなるかな。」

 

 あの辺りはAL作戦海域か…

 

「編成は?」

 

「まだ決めてない。」

 

「なら北方は任せろ。」

 

「了解。近海の方はすぐに終わるだろうから、手伝うよ。」

 

「あぁ。つっても、編成はもう決めてんだけどな。」

 

 これまでの出撃した結果や道中の情報から前前世の艦これとほぼ同じであることが確認できたため、覚えている海域については楽勝であった。

 昔も世話になったなぁ…いやメインはアルフォンシーノだったけど…

 

「じゃあ里士提督には第二艦隊をお願いしよう。」

 

「ヘイヘイ。浜風、伝令いいか?」

 

「はい。」

 

「大和、加賀、赤城、鈴谷、熊野、秋月。以上六名に1時間後、提督室に集合と伝えてくれ。」

 

「了解しました。では、行ってきます。」

 

 (戦艦+空母)3、重巡2、自由1で上ルートから行けたはず…問題は途中にほっぽちゃん(北方棲姫)が居座ってることだが…まぁ今の艦娘なら大丈夫だろう。

 

「随分重たい編成にしたんだね。」

 

「あぁ。予想が正しければ、姫級が出張って来るんじゃねぇかと思ってな。」

 

「姫級だって!?」

 

 情報には無かったが、前前世ではよくあそこで大破艦を出された。

 大本営の情報では、過去何度か姫級を討伐した実績はあるが、いくつもの犠牲を払ってのものだった。加えて、過去の犠牲の多さから近年艦娘達は北方での活躍ができていないのだ。

 そりゃあアイツ何故か陸属性持ってるもん…海上専門装備だけなら上手く効果でねぇよ。俺もあとからwiki見て知ったもん。

 

 そうしてぼのたんと俺が提督で三文芝居を繰り広げるうちに1時間が経ち、呼び出した六名が集まった。

 

「長官、大和以下六名、全員揃いました。」

 

「あぁ。今回、北方方面に出撃してもらい、殲滅作戦を行う。旗艦は大和、お前に任せる。なお、大和は徹甲弾と観測機を装備、空母は空いていたら艦偵機を。重巡2名は瑞雲と対空電探、三式弾を装備。秋月は対空防御を軸とせよ。」

 

「了解しました。」

 

「ねぇ長官。ウチらに三式弾って…どうゆうこと?」

 

「そうですわね。滅多に使うものでは無かったと記憶していますが…」

 

「…今回、俺の予想が正しければ姫級が居るはずだ。」

 

「「「姫級!?」」」

 

 スイマセン予想でも何でもなく、先人達の教え(wiki)です…

 

「もし大和で充分な効果が出ない場合、お前たちが頼りだ。頼んだぞ。」

 

「……まぁ、長官の言うことだし、ウチは信じるよ!」

 

「私も信じますわ。この熊野にお任せなさい!」

 

「あの…駆逐艦は私ひとりで…?」

 

「あぁ。万が一航空勢力があった場合、お前の対空斉射が味方の生存を大幅に上げる。秋月以外は低速艦だ。しっかり撃てよ。」

 

 航空というよりほっぽの浮遊要塞なんすよね。アレ艦載機まで飛ばしてくるんで。しかもほっぽちゃんの盾だから…

 

「他、何か質問は?………よろしい。では明朝、0600(マルロクマルマル)抜錨後、該当海域にて0800(マルハチマルマル)より作戦開始。恐らく海域まで2時間はかかるだろう。以上、解散!」

 

 これで良いはず。過去の情報でも、一度の出撃でしばらく海域が安全なものになるとあったので、艦これの月1勲章システムが生きているのだろう。

 さて次の仕事と思ったが、そうはさせてはくれなかった。

 

「長官。」

 

「ん?」

 

「何故私だけをこうも任務に向かわせるのでしょうか?長官は私から離れるおつもりですか?いいえ違いますよね?ともに沈んだ私達にしかない信頼のもとお任せ頂いているのですよね?もちろん大和はわかっておりますが、近頃の長官はどうにも浮気性な気がしてならないのです。つい先日も妹の武蔵とあんなに仲良くしていらっしゃいましたし…いえ長官ほどの方であれば何人もの艦娘を囲うのは当然のことと思いますがそれでもやはり大和は何時までも長官の一番近くに居させて頂きたいのです。長官に命ぜられたことならば例え死ねと言われようと完遂致しますのでどうか大和をもっと必要として下さい頼って下さい使ってください側に居させて下さ___」

 

 おっっっっも。

 いや重いじゃないが。エグいて。確かに最近新訓練内容が早々に実用レベルに達した大和に出撃して貰ってたし、訓練とかで他の艦娘に構うことが多かったけどさぁ…そんな?妹に嫉妬するレベルで不安定になる?えこれ俺の責任?うそーん…

 

「あー…大和。確かに、最近はお前を出撃させてばかりで悪かった。だが別にお前が嫌いだからとかではなく、お前を一番信用しているから、今回の作戦も旗艦を任せたんだ。」

 

 なるべく目を見て、逸らさないように…頑張れ俺!ハイライト消えててめっちゃ怖いけど逸らすな!そらしたら死ぬと思え!なんか黒いオーラまで見えるけど!

 

「今回の作戦が終わればしばらく休暇を回そう。その時私にできる範囲で何かさせて貰おう。その…それでは駄目か?」

 

 頼むから許して、ユルシテー!

 

「…卑怯ですね、長官は。そんなふうに言われたら張り切って行くしかないじゃないですか。」

 

「………スマンな。」

 

「いえ。では明日、行って参ります。提督も、お騒がせしました。」

 

「う、うん…頑張って。」

 

 よっしゃァァァァ!!!なんとか乗り切ったァァァァ!!!

 

「あ、長官。お願い事…楽しみに考えておきますね♡」

 

「エッ、アッ」

 

「では、失礼します♡」

 

「……………ガンバレ!」

 

「ウゾダドンドコドーン!!!」

 

 …これ朝一の執務中って話する?

 

 ちなみに。

 

「ねぇ浜風。」

 

「どうされました?提督。」

 

「いや…浜風達から見て、あの大和って…」

 

「……何かおかしかったですか?」

 

「エッ」

 

「私達皆長官に対して思うことは一緒ですし…あんなに情熱的になれるなんて、流石大和さんですよね。」

 

「…………ぼのたん、タチケテ…」

 

「……大丈夫よクソ提督。貴方にもお仲間(同類)がいるわ。」

 

「え"っ」

 

「あとぼのたん言うな。」

 

「アッハイ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日。

 キラッキラの大和を苦笑いで送り出し、昼食時ぐらいに早々に近海を制圧した真木提督指揮下の艦隊が帰投した。

 ほなイベントらしくバーベキューでもしましょうね〜ってことで食料調達。

 

「準備はいいかー!」

 

「「「はい(なの)(でち)!」」」

 

「よぅし、いざ出陣!」

 

 潜水艦共に銛を渡し、俺は小舟の上から糸を垂らす。ちなみに狙いはない。五目釣りである。

 

「…やっぱ冷えるなー。」

 

「そうデスカ?」

 

「そうなんデース。俺寒がりだし。」

 

 今日の秘書艦は何故か金剛。釣りに行くと言ったらついてきたので竿を一本渡してともに垂らしている。

 

「ぷはっ、長官長官!大漁ですって!」

 

「おー…凄えなこりゃ!」

 

「ワォ!」

 

「アワビ、ツブ、ウニ…最高だな!良くやったぞイク!」

 

「たはー!褒められちゃったのね!」

 

「だが残念。この棘の長いウニ。こりゃガンガゼってんだ。毒あるしあんま旨くねぇからポイだな。」

 

 イク(伊19)の取ってきた大量の食料の中にガンガゼがいた。まぁムラサキウニとかあるなら要らんな。

 

「いったぁ!?」

 

 とか言って適当に放り投げたら丁度浮上してきたはっちゃん(伊8)の頭にぶっ刺さった。

 

「なにこれぇ…ガンガゼ?」

 

「スマンはっちゃん。まさか当たるとは…」

 

「もー、気を付けて下さいね?」

 

 はっちゃんは両手に大きな伊勢海老を携えて上がってきた。よく取れたね…

 

「やだなー…艦娘ですから、岩ぐらいこじ開けられますよ〜。」

 

「……頼むから、あんまやらんといてね…?」

 

 住処を破壊しつくされるといなくなるから…

 

「長官見て見てー!」

 

イムヤ(伊168)か。どうしウツボぉ!?」

 

「どう?凄いでしょ!岩の隙間から一突きよ!」

 

「いや、あの…めっちゃ噛まれてますけど…」

 

「アハハ大丈夫大丈夫。これぐらいならイタタタ!?ちょ、回るのはナシだってぇー!」

 

 そりゃウツボだもん。デスロールぐらいします。

 ちなみに噛まれて傷がつくとかは一切なく、回られたのが痛かったそう。つねられたまま捻られるのと一緒らしいよ。艦娘すげー。

 この後も…

 

「長官、獲れたでち!」

 

「……蟹?タラバ?」

 

「あとこんなのもいたでち。」

 

「五色エビ!?五色エビナンデ!?」

 

 ゴーヤ(伊58)が蟹と五色エビをとってきたり…

 

「長官見てー!」

 

「今度はなん…」

 

「Oh…」

 

「戦果上げたよーっ!」

 

「ぬぁんでイ級が銛で死んでるんディスか…」

 

「撃ちもらしデース?」

 

「なんか岩に挟まってました!……食べます?」

 

「食べません!ポイしなさいポイ!」

 

 イムヤが銛でイ級を串刺しにして持ってきたりした。だから食わねぇっつってんだろテメェが食うかアァン!?

 

 帰投後、鳳翔さんや間宮さんと獲ってきたものの下処理をしていたところ…

 

「ヘーイチーフ!」

 

「ぅわあっ!?」

 

 厨房のドアを思いっきりバァンと開け放った金剛が、急いだ様子で室内に入ってきた。

 

「な、なしたん金剛…あとドアはも少し丁寧に扱え。」

 

「オゥSorryネ!じゃなくて、艦隊が帰投しましたヨ!」

 

「ん?それなら真木提督の方に…」

 

「第二艦隊デース!」

 

「………ホワッツ…?」

 

「とにかく行くヨ!」

 

 鳳翔達に下処理の後を任せ、金剛に強引に執務室に連行される。

 執務室には、大荷物を抱えた大和達第二艦隊が既に揃っていた。

 

「……取り敢えず報告を聞こう。」

 

「はいっ!

 第二艦隊、総員六名。中破ナシ轟沈ナシ!

 道中長官の仰られたとおり姫級、『北方棲姫』及び多数の浮遊要塞と遭遇。これを損害微小にて撃破。

 また、北方海域における深海棲艦の大多数は北方棲姫を撃破したことでより遠洋へ追いやることに成功。作戦時間中、新たな深海棲艦は見えなくなりました。」

 

「…つまり、全滅させたと?」

 

「はいっ!あ、これらはそのお礼と言いますか…地元の漁協の方々から頂きました。」

 

「…チーフ、ついさっき先方から感謝の電信が来たヨ。」

 

「マジか…」

 

 いやマジか…そんな強化されてたの君達…練度90あって改二になっても被弾する海域だぞ…!?

 

「……真木…これどう思う?」

 

「一言で済ますなら…革命だよね。」

 

「確かに、こんなバカみたいにPower upするなんて誰も思ってなかったヨ。」

 

「でも電信とお土産が何よりの証拠なんだよなぁ…」

 

 いやびっくり。まさか自分でもここまで効果があるとは思わなんだ。ちなみに微小な損害について…え、鈴谷がボーッとして艦載機の着陸に失敗、顔に当たった?えーっと…お大事に?

 

「まぁ…アホみてぇに速く終わったのは良いわ。取り敢えず飯食うべ。」

 

「そういえば帰港した際何やら外でやってましたが…」

 

「おう。秋刀魚祭り初日を記念して、海鮮バーベキューだ!採れたて新鮮だから生でもイケるぞ!」

 

「なにそれ!ちょーアゲアゲじゃーん!」

 

「楽しみですが…食べ過ぎてしまいそうですわ…」

 

「流石に気分が高揚します。」

 

「一航戦の誇り…こんなところで失うわけには…」

 

「お前は食い過ぎで轟沈する気か。」

 

 

 

 

 

 

 港。

 山のように盛られた食材にもう待ちきれんとばかりに目を釘付けにしてウキウキしてる艦娘達。ちなみに北方からのお土産は大量の秋刀魚と蟹だった。ヤッタネ

 

「カニ…秋刀魚…まだかニャ…もういいんじゃないかニャ…?」

 

「ふーっ…ふーっ…大丈夫クマ。あのへんのは球磨のぶんクマ。一直線に駆け込んで…」

 

 ………すっごぉい…球磨と多磨が野生に帰りかけてる…

 ちなみに二人がこんなに興奮してるのは蟹やその他海産物ではなく、山のように盛られた秋刀魚である。薬でも入ってんのか…?

 まぁ一部待ちきれなさそうだし…妖精さんメガホンを…あ、サンキュ。

 

『あー、あー…よし、野郎共。今日の晩飯は浜焼きだ!』

 

「「「ウォオオオオオー!!!」」」

 

『うるさっ…えー…今日から秋刀魚漁シーズンが始まる!それを祝したこの宴!皆、問題にならない程度に騒ぐように!』

 

「「「イェアアアアア!!!」」」

 

『もう待てができそうになさそうなのがいるから最後に!総員、指差し確認ヨーイ!』

 

 皆が人差し指を立てた手を挙げたのを確認してから声をあげる。

 

『米ヨシ!』

 

「「「米ヨシ!」」」

 

『秋刀魚ヨシ!』

 

「「「秋刀魚ヨシ!」」」

 

『酒ヨシ!』

 

「「「酒ヨシ!」」」

 

『空きっ腹、準備ヨーシ!』

 

「「「ヨーシ!」」」

 

『それじゃあ元気に…』

 

「「「『いただきまーす!!!』」」」

 

「寄越すクマ!ソレは球磨のだクマ!!!」

 

「流石に気分が高揚します。」

 

「か、加賀さんの箸が見えないのです…」

 

「ハラショー。酒のツマミに最高だ。」

 

「おいおい天龍!この摩耶様の酒が呑めねぇってのか!?もう酔っちまったのか!?」

 

「う、うるへぇ〜…俺ぁ…おれぁまだのめる…」

 

「はい、どうぞ長官♡」

 

「お…や、それ酒だろ?ならいい。」

 

「いえいえ遠慮なさらず♡ささ、どうぞグイッと♡」

 

「いや、俺ぁ酒は…」

 

「もう…そこまで言うなら__」

 

「…?何で口に含んで…待て、何で近寄ってお前さてはもう酔ってるな!?武蔵!むさムグッ___」

 

「んっ…んくっ……ぷはぁ…どうですか長官♡大和酒です♡」

 

「………ぉまえ…これ、どすぅ…たか…」

 

「あれ、長官?もう…だめれすよー…こんらところでねちゃあ…大和がおふとんまでつれてってあげます!」

 

「ふざけるな馬鹿者が!長門!長官殿を避難させろ!」

 

「わかった!済まない長官、少し揺れるぞ!」

 

「ゆれ…ゆれ…ゆらゆら………ゥォエッ…」

 

「た、頼む長官!後生だからこのまま嘔吐は勘弁してくれぇぇぇぇ!!!」

 

「あぁあああ…大和の長官がぁぁあ…」

 

「飲み過ぎだ!誰だコイツにこんな強い酒を渡したのは!」

 

「……やっぱり、お酒は規制すべきデスかネ。」

 

「でもお姉様。皆さん、とても楽しそうですよ?」

 

「…流石に限度がありマース。」

 

 俺が早々に潰(さ)れた後も、賑やかな宴は続いたとか。

 

 

 

 

 

 翌朝。

 

「あれ…艦載機は…」

 

「う〜…頭が…」

 

「わ、割れる…」

 

「………お腹が、破裂しそうです…」

 

「……流石に…これ以上は…」

 

「………もう酒禁止にするか…?」

 

「……ありかもしれないね…君も飲み過ぎかい?」

 

「……………大和にやられた…」

 

「あぁ…よく助かったね。」

 

「武蔵のおかげだ…ホンっと助かった…」

 

「……長門にもお礼しなよ?」

 

「そうする…」

*1
“残”念でもないし“当”然の意





 ヤンデレって難しいですね()

 今回大和がヘラったのは、ややしばらくオリ主君とすれ違い生活しててなおかつ出撃を繰り返して赤疲労状態だったからです。そのせいで自分が一番という自信が擦り減っていき、めちゃくちゃ不安になった結果軽く爆発しました。
 でもオリ主君第一だからちょっと慰めて励ませば一瞬でキラ付状態になります。単純でカワイイね。(暗黒微笑)

 後の宴会では、
 出撃前にできることならやるって言ってくれた!
 ↓
 私が望むのは長官が私を求めてくれること!
 ↓
 ということは何をしても大丈夫!つまり無敵!

 この思考に酒入って大変なことになりました。オリ主君はいつ頃食われるのか…
 ちなみに抑えてるだけで、天号作戦第二艦隊は皆肉食です。もう逃げられないゾ!

 オリ主君は酒クソザコです。未成年の方向けに言うなれば酔っ払うというのは、体が熱くなり、お風呂でのぼせたような、車で酔ったような気持ち悪さが込み上げてきます。それがアルコール度数が高くなればなるほど酷くなっていきます。最悪ですね。
 あ、当然実体験です。何故世の方々はあんなに酒が好きなのか…ジュースっぽいやつもアルコール臭がして美味しくないんですよね。(個人の感想)

 なので当然私はジュースを飲みます。糖尿になるのではと心配されるレベルで飲みます。あ、酒は嫌いですがおつまみは好きです。

 いつも感想、ありがとう御座います!
 高評価の方もよろしくお願いします!


【補足】
 大和の報告の最初の方は実際陸上自衛隊の点呼報告のやり方だったりします。
 例えば、普通科クラス30人がいたとすると、委員長的な人が教師の前に向かい、
「普通科30名。事故なし欠員なし。総員30名。」
と、報告します。カッコイイですよね。

どの程度の文字量が読みやすい?

  • 第1話(約2000字)程度
  • 第2話(約2500字)程度
  • 第3話(約4500字)程度
  • 第4話(約3000字)程度
  • 第5話(約1500字)程度
  • 第6話(約3500字)程度
  • 第7話(約6000字)程度
  • 甘えんな10000字以上書けや
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