金剛がようやく改二になったので、初投稿です。()
シズメシズメもそうだけどモドレナイノも大分好き。聞きながらだと文が思いつかないので脳内再生してます。
あとなんかシリアス調にした途端文字量が増えました。お、俺にはコメディは書けないということなのか…!?
さて、私の立場が定まったところで、会議は続く。帝国軍の会議なんて滅多に踊らねぇよ全滅一歩前牧場国舐めんな。
会議を取り仕切るのは大元帥*1。天皇陛下は一度目の人生と同じく、今は国の象徴なのであんまり口出しはしないんだと。あ、政府はちゃんと腐ってるってよ。ふぁっく。
「まず、日元宮元帥に知っていただきたいのは、我々海軍も一枚岩では無いということです。」
「…それはそうだろう。いつの時代も、人の思想はぶつかり合うものだ。」
「この度お知り頂きたいのは、艦娘に対しての思想。即ち、艦娘は人間であるという【人間派】、艦娘は兵器であるという【兵器派】。この2つの派閥です。」
…予想はしていたが、やはり艦娘差別はあったか。
「まず、人間派は私含め、日元宮元帥から見て左側。大元帥派とも言われますな。そして…」
「兵器派が我々、右側に座る者たちです。私はそのまとめ役の様なものをしております、山本と申します。」
「相わかった。しかし、対立する思想。いわば異なる政党の様な立場にいながら、あまり不仲に見えないのだが…?」
そう。前前世の2次創作小説等で見たようにギスギスしている感じがせず、むしろお茶菓子勧めあって老人会的な雰囲気なのである*2。
「えぇ。この人間派、兵器派。元々1つの議題で対立しただけの存在なのです。」
大元帥曰く、
艦娘は元艦船。つまり、国の為に戦い、敗れてなお国の、世界のために再び立ち上がった祖霊、英霊的存在であり、敬意と感謝を払う存在である。
しかし艦娘は人の姿をしている。ここで議論となったのが、【基本的人権を与えるか否か】である。
もし与えた場合、この深海棲艦との戦争に参加させ続けるというのは如何なものか。参加させなかった場合、深海棲艦による侵攻は激しくなるのではないか。また、一般人と大きく異なる身体能力及び不可思議に出し入れ可能な装備品による民間人への被害。
本人達も自身を船だと言って譲らないことを踏まえ、旧帝国軍のように一兵士として扱う方が良いのではという意見が出た。これが人間派、兵器派の始まりであり、未だ結論は出ていない。
「問題は、兵器派の文字を見て判断した下の世代の艦娘への対応が酷いと言うことです。」
「我々兵器派としては、艦娘は道具と認識します。それは、戦場で自身が手にする銃、武器と同じ扱いです。日元宮元帥も、ご自身の道具の大切さはご理解されているでしょう。」
「あぁ。当時も自身の武器の手入れを怠けているものから死んでいった。」
「兵器派としても、艦娘と触れ合い、情が湧かぬはずがありません。しかし、我々は軍人であり、彼女達は艦娘です。深海棲艦との戦いが彼女達にとっての使命であるとはいえ、行き過ぎた自由を与え、迷いを産ませるべきでない。」
なるほど…これは前前世で見たものとは風向きが違う。やはり基礎的な教育に力を入れられた者達がこの場に集まっている。
前前世で読んだような腐りきった上どうしの対立ではなく、軍を制御しやすくするための団体。
「や、素晴らしい。ここまで艦娘について考え、民意について学んでいたとは思わなんだ。」
「我が国にとって先の敗戦から学ぶことは数多くありました。学び、国をより良いものにしなければ貴方方祖霊に面目立ちませぬ。」
「なるほどな。それで、兵器派のヒヨッ子共の話だったな。」
「はい。便宜上、彼らの運営する鎮守府を【ブラック鎮守府】。彼らを【軽視派】と呼んでおります。」
そこはそのままなんかい。
私も艦息である以上気を付けろってことか?
「近年、ブラック鎮守府を運営する彼らの態度が増長してきており…」
「…轟沈が多い、と?」
「いえ。…そろそろ実験に手を染めそうなのです。」
oh…そっち?俺R-18的な方かと思ったんだけど…
「もちろんそちらも存在しますが…その、多くの場合は合意の上でして…それを機に改心する者も…」
幸せな家庭つくってんの!?
ヤダこの艦これ世界意外とホワイト!
「まぁ…ちゃんとした教育が出来るようになったと喜ぼう。それで、実験というのは?」
「薬から始まり、最近では駆逐艦に大型主砲を積むための改造をどうすればよいか、どうすれば艦娘を言いなりに出来るのか、等…」
「止せ。もういい。」
ブラックの闇深っ!?
そこでシワ寄せする?まぁ対応の方針は決まったけど。
「…潰すか。」
「ですな。」
「艦息たる貴方様の決定であるならよろしいかと。」
ちなみに私が上官みたいに話してるのは彼らが一切譲ってくれなかったからだよ!チクショウメ
今すぐは少し難しいので追々潰しに行きます。首洗って待ってろ。
「それらの鎮守府について、憲兵隊はどうしている?」
「…憲兵隊長官、原田であります。不甲斐ない限りでありますが、それらの鎮守府配属の憲兵からは異常なしの報告が来ております。」
「……癒着か。」
「ですな。何も憲兵に限らず、海兵にも政府の回し者がおるようです。」
「政府にとって、艦娘及び深海棲艦とは?」
「…難しいところですな。」
「と、言うと?」
「政府の場合民意も含まれますので…正直、我々も把握しきれていない、と言うのが現状です。」
「大まかなわかる範囲でいい。」
「了解しました。」
そこから説明されたのは、なんともまぁ腐った日本の実態だった。
国民には深海棲艦のせいで貿易ができず、物価が高いと説明し、一方では艦娘に回すはずの軍費を財務省が削り、その分を彼らの懐にしまいこんでいるらしい。
また、防衛省*3は戦時中ということもあり、財源を多く取れるため長く戦争を継続するべくあまり動かず。
一部の国会議員は艦娘廃止を掲げているらしい。なんでも男尊女卑だの人権がどうだの。こういうのがいるから軽視派が生まれるんだよ…
「…これは…もしかすると、真の敵は政府やもしれんな。」
「ですな。国民の中には艦娘を推しと呼ぶ方々もいるとか。」
「ジャパニーズ【オタク】スピリットか。」
「しかし彼らの意見はとても助かるのもまた事実。」
「我々も武装に関しては守秘させておりますが、艦娘についてはむしろ広めたいのです。」
「イベント的なもので国民を鎮守府に招くとか…」
「過去に一度行ってみたものの、【艦娘守護団体】という民間の団体が工廠に侵入し、いくつかの機材を破壊されたとの報告が…」
「………世の艦娘肯定派オタクさん達だけ招けねぬものか…」
「それができればよかったのですがなぁ…」
「そうすると不平等を訴える者が出ますのでな。」
「「「……はぁ…」」」
ここまで白熱しない会議も珍しい。いや、先祖の私から見てもこれはヒドイと言いたくなる内容だからだろう。
「
「そうなれば国なぞ必要ありますまい。」
「違いない。」
ともかく、まず解決すべきはブラック鎮守府の話だな。これについては、この場にいる元帥らと艦娘による事前通告無しの全鎮守府一斉検査が行われる運びとなった。
深海棲艦に対しては、今のところ大きな侵攻も見られないため現状維持を第一とする方針に決まった。
この会議を経てようやく私は大本営から開放され、翌日付で横須賀鎮守府の二人目の提督兼、艦息となるのだった。
〜帰りの車内にて〜
「さて、ひとまずこれからよろしく頼む。」
「こちらこそ、よろしくお願い致します。」
「…まず、畏まるのは辞めてくれ。正直面倒だ。場合によっては貴殿の指揮下に入る上、一度死んだ身だ。」
「……………善処致します…」
えそんなに?そんな「今から死にに行きまぁす!」ぐらいの覚悟するの?俺怒んないよ?
あ、怒んないで思い出した。
「先日の金剛や憲兵への処罰だが、特に何もしないぞ。彼らは職務に従ったまでだ。」
「……ありがとう御座います。」
「慣れて?」
そんな肩くんだぐらいでさぁ…むしろ現役時代も同い年あんま居なかったからお友達が欲しいぞ?俺。
まぁあんまりやり過ぎるとパワハラになりかねんからな。ぼちぼち慣れてもらおう。
「頑張れ、
「…ガンバリマス」
その後、刀について聞かれ、そこから某マクロス的なロボットの話で盛り上がって速攻仲良くなった。この提督、
感想、評価、お気に入り登録ありがとう御座います。嬉しくてぜかまざらしです。オゥッ
もっとくれ(乞食)
横須賀鎮守府の提督さんの名前は【新海真木(しんかいまさき)】大将です。そのままですね。イメージは光堕ちした深海磨鎖鬼です。
会議にいた元帥達は海軍の重役で、それぞれ横須賀並の鎮守府を持っています。
当方、艦娘にあんまり酷いことしたくないと思いつつもブラ鎮作るなら頑張らねばという思いで頭割れそう。
投稿して5~6話になりますが艦娘要素ドコ…
どの程度の文字量が読みやすい?
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第1話(約2000字)程度
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第2話(約2500字)程度
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第3話(約4500字)程度
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第4話(約3000字)程度
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第5話(約1500字)程度
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第6話(約3500字)程度
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第7話(約6000字)程度
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甘えんな10000字以上書けや