この海でまた会おう   作:旅の提督先生職員

9 / 12

 ほっぽちゃんに旗艦を焼かれたので初投稿です。
 旗艦大破帰投程悲しいことはない。(旗艦以外いって小破)ほっぽは許さん。ながもんに喰われてしまえ。


さぁさぁ(改革が)始まるザマスよ

 

 翌日。

 大幅な訓練追加により艦娘達は疲労困憊、より一層新たな上官への不満が溜まっていく…はずなんだけどなぁ…

 

「長官殿!大発やドラム缶を所持した状態での移動について…」

 

「長官さ〜ん、三八式以外の改修案って…」

 

「里士君、この編隊なんだけれど…」

 

 俺、大人気!

 どうしてこうなった…あ!赤城テメェ人の唐揚げに手ぇ出すな!!

 あちなみに今は昼食中やで。ワイの昼休みドコ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 事の発端は、午前中に行った訓練を経てからだった。

 

「じゃ、やってくぞー。」

 

「Wait!まずは説明を求めマース!」

 

 よく晴れた青空の下、工廠のすぐそばに集まり、様々な武器が置かれた長机の前に整列させている。

 最初の被害者は金剛以外大型戦艦。そう、俺前前世からめっちゃ疑問だったことがある。

 

「ひとまず戦艦のお前らに聞きたいんだが…攻撃方法って艤装による砲撃でおk?」

 

「…それ以外にあるとお思いか?」

 

「長門、よ〜っく考えてみ?お前ら人型。攻撃方法は背負った艤装の主砲。」

 

「あ、あぁ…それが?」

 

「なんで両手使わないん?」

 

「「「……は?」」」

 

「いや使うとるん艤装だけやんか。なんで両手で武器使おうとか思わなかったん?」

 

 そう、駆逐艦や空母などは手に主砲やら弓やら持っているのだが、戦艦って…何も持ってなくね?

 

「つーわけで今日は両手の武装化について考えていくゾー。」

 

 手なわけで一通り武器やら何やら使わせてみる。深海棲艦に通用しない人間の武器でも練習にはなるやろ。

 ちなみに合う武器が見つかったら妖精さん達によって艦娘用に改修されます。これで深海棲艦にも通用するぞ。ヤッタネ

 なら人間でも使えるだろって?馬鹿言うな人間使用だったものを無理やり深海棲艦に通じるようにするんだぞ?銃ならリコイルで死ぬわ。(三八式歩兵銃で検証済)

 そんなこんなで種類だけは揃えたからな。色々試してクレメンス。

 

「はい!長官質問です!」

 

「どうした榛名君!」

 

「訓練ってもっと永遠と走ったり、実践と称して私達をボコボコにするようなものじゃないんですか?」

 

 えそんなこと思ってたん?皆めっちゃウンウンするやん。傷付くわー…僕コレでも技術者よ?

 

「我武者羅にとは言ったが訳もわからんうちにそんなことをやっても無駄だろ。民間上がりの新兵ならまだしも、君等軍属経験豊富じゃんね。身体に叩き込むより頭で覚えたほうが効率エエやんか。」

 

 ある意味実験に近いのよコレ。艤装との親和性がふんたらとか条件(相性)とかありそうだしさ。

 各自おずおずと腫れ物を扱うかのように、揃えた様々な武器を手に取っていく。

 

「_____で、キミらはどうしたの。見に行かんの?」

 

「ワタシはどーにも、manual work(手作業)を加えると艤装が上手く動かせないヨ。Sorryネ…」

 

「同じく、主砲以外を使おうと考えられん。」

 

 即効音を上げたのは金剛と長門。いわゆる脳筋型だった。

 

「んー…二人共ちょっと来い。」

 

 まだ他の戦艦達が作業中なので、少し離れる為に広めの港内へ向かう。

 

「ひとまず…軽くでいい。艤装の主砲を俺に向けたまま組手といこう。弾は?」

 

「今日は出撃予定もなかったからな。1発も無いな。」

 

「同じくワタシもデース。」

 

「んじゃ万が一があっても大丈夫か。じゃ、行くぞー。」

 

 そういって始まった軽い格闘戦。二人共本気でなく流す程度の力加減。だがそれでは訓練にならないため、徐々にスピードだけを上げていく。

 

「ぐっ…」

 

「ちぃっ…」

 

 二人の顔に焦りが見え始めたぐらいのタイミングでようやく検証に移ることができる。

 

「主砲全門斉射、撃てぇっ!」

 

「「っ!!」」

 

『『カチンッ』』

 

 流石軍人、躊躇いなく撃った。組手の最中もキチンと主砲は全て俺に向けられていた。マジで弾無くてよかった…

 

「……決まりだな。お前ら素手で殴れ。」

 

「深海棲艦相手に格闘戦か…胸が踊るな。」

 

「おそらく、高速戦艦である金剛は小手やガントレットみたいな軽く防御もできるやつが良いだろう。長門はいっそ大盾でも持ってみるか?」

 

「大盾だと?」

 

「正面に盾構えて艤装を横に伸ばせば身を出さずに砲撃ができると思ってな。」

 

「不可能ではない…か。」

 

「それに盾舐めんなよ?攻撃も出来るからな。」

 

 某グランドなオーダーで全マスターがお世話になったであろう後輩紫なすびとかな。

 

「長官さ〜ん!なにやってんの〜!」

 

「瑞鶴…?ヤベもう時間か。」

 

 意外に組手を楽しんでしまったのか、次に控えていた空母チームが来てしまった。

 陸に戻り既に武器を決めていた他の戦艦達に、指導待ちしている憲兵長のもとへ向かうよう指示した。

 次は一番仕込み甲斐のある空母達だ。なんだかんだ両手は使うけど、接近されるか夜戦になると終わりだからね。

 

「それで、何をするんですか?」

 

「そこの机から好きなの選びな。なるべく近付かれた時、自分しかいない時でも戦えるようなものがいい。」

 

「長官。」

 

「はい鳳翔さん。」

 

「あの…艦載機を積む以上なるべく武装を増やしたくないというのが本音なのですが…」

 

「う〜ん…」

 

 気持ちはわかる。武装を着ければ重くなるし、幅も取る。が、艤装ではなく身に着けるナイフの様な小型の刃物とかならどうだい?うん、ゴメンよ。各自ちょっと考えてみてくれ。

 

「長官。」

 

「ほいほい加賀さん。」

 

「先日仰られた弓で殴るとはどういった意味ですか?私達は艦載機を飛ばすのに必要なのであまり乱雑に扱いたくはないのですが。」

 

「あぁそれな。加賀や赤城が使ってんのって和弓だろ?えーっとお試しがてら作った…はいこれ。」

 

「…弓、ですか?私達は艤装のものがありますが。」

 

「まぁまぁ、引いてみ?」

 

「はぁ………ッ、硬っ」

 

「もっともっと、本気で!」

 

「こ、これ以上は壊れませんか!?」

 

「だーいじょうぶだって。頑張れ頑張れ。」

 

「んっ…く、ぅうあッ!」

 

 加賀さんでギリギリ引けるレベルか…空母の中でも平均に近い加賀さんでコレなら、もう少し改良が必要だな…

 

「はぁっ…はぁっ…こ、これは…?」

 

「和弓。まだ試作。」

 

「それはわかってます!どうしてここまで硬くしたんですか!」

 

「うーん…見せたほうが早いな。かしてみ?」

 

 加賀から弓を受け取り、明石の改修に失敗した残骸を持ってくる。結局鋼材の塊だからな。示すにゃ丁度いい。

 俺は残骸に向けて、弦の方から思いっきり振り抜いた。

 

「なっ…」

 

「き、斬れてる!?」

 

「細くて丈夫な糸なら、鉄ぐらい簡単に斬れるんだよ。どうだ加賀。空母でも近接のやりようはあるだろ?」

 

 唖然とした空母達に向けて、イタズラ成功と言わんばかりに笑ってやる。

 いやー、コレ意外に作るの難しいんだよ。艦娘でギリギリ弦が引けるぐらいの張力を出さないと鉄までは斬れなかったんだよなぁ…

 

「別にこれに拘れってわけじゃあない。特に、龍驤みたいな式神型にはまた別の案が必要だろう。余裕があるうちに、色々模索しようぜ!」

 

 こうして空母達にも具体例を出し示せた事で、皆積極的になったってワケ。

 で、それが艦娘やその他大勢の間で話題になり、一躍時の人よ。飯ぐらい静かに食わせてくんねぇかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところ変わって午後の訓練所。

 

「オラァ!」

 

「遅え!」

 

 いくつもの掛け声と剣戟が鳴り響く。

 本日午後は天龍と龍田二人への技術指導として、艤装の真剣(薙刀)で模擬戦を行っている。

 

「オイオイどうしたどうしたァ!まだ1歩も動いてねぇぞ!」

 

「うげっ!?」

 

 その場から動かない俺に向かって、天龍がひたすら剣を振るうという訓練。未だ俺に回避行動を取らせる様な一撃はなく、今再び天龍が弾き飛ばされた。

 

「背中ががら空きよ〜?」

 

「残念、見えてるよ!」

 

「ぅくっ…あらあらぁ手強いわねぇ〜。」

 

「後ろにも目ぇついてんのかよ。」

 

「アホが。なんとなくで感じるんだよ。」

 

「出来るかそんなもん!」

 

 元気だな天龍ちゃん。ちなみに龍田の方を見ないのは断じてイライラしてきている龍田の笑顔が怖いからではない。ないったらない。

 

「ま、ここらで一回休むか。」

 

「っはぁ〜、ようやくかよ…」

 

「お疲れ様〜天龍ちゃん。」

 

 はぁ〜↑浄化されるンゴ〜↑

 ホント何処でも姉妹百合製造機はさぁ。改二のドスケベ進化だけにしとけよ…ったく。

 ………アカン疲れとるわ。前前世がここまで強く出るとは思わんかった。反省。流石にキモ過ぎる。

 

「おい長官、大丈夫か?」

 

「なんだか顔が青いわよ〜?」

 

「……や、スマン大丈夫だ。少し自己嫌悪に陥ってな…」

 

「…何言ってんだ?」

 

 ゴメンて。中身(精神)の問題なんや。

 

「さて、打ち合ってみた感じ…天龍はやっぱり振り回し過ぎだな。龍田はすげぇ上達してる。手数を増やしてみんのもありだろう。」

 

「うふふ〜ありがとうございま〜す。」

 

「わかってっけどどうにもな…」

 

 天龍はやはり力任せに刀を振るう癖がある。一応流派の一つは教えこんだが、これでは実戦で使えはしないだろう。

 一方龍田は恐ろしいまでの成長を遂げている。槍と薙刀の使い方を教えると、大暴れする天龍の対処をしている死角から仕留めにくるのだ。普通に怖い:(´◦ω◦`):

 

「天龍、武器変えてみるか?」

 

「あぁ?」

 

「お前どうにも力ずくで振りたいらしいからな。鉈とか斧の方がいいんじゃねぇの。」

 

「…なんかダサくねぇか?」

 

「世のアメリカンホラーに謝れ。」

 

 某13日の金曜日のテンプレ装備だぞコノヤロウ。ホッケーマスクもセットでつけてやろうか。

 

「まぁ鉈までいかなくとも…重てぇ方が好きだろ、お前。」

 

「まぁな。そのほうがたたっ切れるだろ?」

 

「おまけにお前扱い雑だしな。やけにぶっ壊すらしいじゃねぇか。」

 

「なっ…何で知ってんだよ!」

 

「…(指差し)」

 

「うふふ〜♪」

 

「た つ たぁ〜!!!」

 

「きゃー♪天龍ちゃんが怒ったー♪」

 

 取り敢えず天龍から艤装を預かり、今晩改良してみよう。あん?どったの妖精さん。当方ニ改修案アリ?詳しく聞こう。

 

「なぁなぁ長官。」

 

「あん?」

 

 妖精さん達と天龍の改修案について話していると、龍田とじゃれ終え一心地ついた天龍が。

 

「長官って必殺技あるんだろ?見せてくれよ!」

 

「…………は?」

 

 何言ってんだコイツ…

 

「だーかーらー必殺技だよ!武蔵のやつが言ってたぜ?こーズバッとやったら、敵は確実に死ぬ!みたいな攻撃!」

 

 急に子供のようになった天龍に戸惑いを隠しきれない。本気で何言ってんだ?

 

「天龍ちゃんがごめんなさいね〜。どうも武蔵さんから長官さんとの出会いを聞いたみたいで…なんでも『目にも止まらぬ速さ』だって…」

 

「武蔵が…あぁ、アレか。」

 

「やっぱあんのか!必殺技!」

 

 おそらく、天龍の言う必殺技ってのは居合いのことだろう。アレやってること裏技に近いんだけどな…

 まぁ丁度いい。少し見せてやるか。

 

「武蔵が言ってたのは、恐らく居合い斬りのことだろう。」

 

「居合いってーとあれか。漫画とかアニメでよく見るやつか。」

 

「正解。それと天龍。必殺技ってのは、なんだと思う?」

 

 妖精さん例の的(改修失敗の残骸)を…あ、持ってきてる?用意良いね君たち…

 

「必ず殺す技だろ?書いて時のごとく。」

 

「まぁ…あながち間違いじゃない。」

 

 俺は一度残骸へ向けて、普通に居合い斬りをしてみせる。金属同士の甲高いキンッという音ともに繰り出された斬撃は残骸の表面を斬りつけるだけだった。

 

「これが普通の居合い斬りだ。どうだ?」

 

「…俺でも普通に見える速度だった。」

 

「そうねぇ…とても必殺技とは思えないわね〜。」

 

「ま、だろうな。今のは人間に出来る居合い斬りだ。腕力や身体の使い方を工夫して高速の斬撃を放つ。これでも、人間にしちゃあ速いほうだぞ?」

 

「でも深海棲艦には通用しねぇだろ。」

 

「そのとおり。じゃ、どうするか。まず、俺らは艦娘。人よりも遥かに優れた力や、反射神経を持つ。」

 

 背中に艤装を展開して、再度居合い斬りを放つ。残骸の端の方を狙ったソレは、残骸を少し斬り落とす。

 

「これが、艦息仕様の居合い斬り。どうだ?」

 

「確かにコレならヤツら(深海棲艦)にも通用するだろうが…」

 

「必ず殺せるか…と言われたら微妙ね〜。」

 

 そりゃあそうだろう。今のはなんなら天龍でもできる。しかし、ここからが本題だ。 

 

「天龍。さっきお前は必殺技とは、必ず殺す技っつったな?」

 

「おう。…違うのか?」

 

「正解じゃないが、間違いでも無い。だが覚えとけ。この世に、必ず敵を殺す技なんてものは存在しない。」

 

「じゃあ何で必殺技なんて言葉があんだよ。」

 

「捉え方の違いだ。結局、必殺技ってのも一つの『技術』だ。つまり、敵を必ず殺す()()技。敵を確実に仕留めるために試行錯誤した結果生まれた方法が、後に必殺技なんて名前で呼ばれだしたのさ。」

 

 そう、武蔵の言う俺の必殺技とは、このムラサマブレードを用いなければ発動しない。と、言うのも確実に仕留めるために必要な技術がここ()に詰まっている。

 引き金の付けられた鞘には刀を高速で押し出す為の炸薬が詰まっており、本来居合い斬りに必要な人が刀を引き抜く動作を不要とするばかりか、それよりも遥かに速い速度で刀を鞘から押し出す。

 打ち出される刀身は、元は皇家の所有する一振りの業物だった。その刀身に改造を施し、元の金属の特性をそのまま強化する高周波振動を流した。そうすることで、玉鋼特有の原子配列が共鳴し、紅く輝く刀身へ変化したのだ。

 

 引き金を引き、炸薬による破裂音と共に打ち出された刀を握り、そのまま斬り抜く。

 斬られたのは残骸は、一秒ほど秒経ってから真っ二つに切り裂かれ、地面に転がった。切り口は全体的に加熱された様に少し赤く光る。しかしそれをかき消すほどの紅が刀身から放たれていた。

 

「これが敵を殺す技術の集大成…俺の必殺技ってヤツさ。」

 

 納刀し、振り返ると顎外れんじゃねぇかってぐらい口開けた天龍とお上品に口は手で隠してるけど目は凄い大きく開いている龍田の顔が見えた。

 まぁそんだけ驚いた顔してんなら必殺技に相応しい威力だったって事で。一つ自慢に思おう。

 時間的にも丁度良かった為、天龍と龍田に片付けを任せ俺は提督室に向かった。

 

 その後

 

「なぁ龍田。」

 

「なぁに〜?」

 

「長官のぶった斬ったあの残骸って…普段訓練用の的にしてるやつだよな?」

 

「そうねぇ、他に使い道も無いし、資源として再利用も出来ないらしいわね〜。」

 

「前に大和がアレ壊したのって、大型主砲をどんだけ連射出来るかの訓練実験したときだよな。」

 

「そういえばそうねぇ。」

 

「………長官、2回目も端っこだけどぶった斬ってたよな?」

 

「艦娘パワーとか言ってたわね〜。」

 

「…オレ、長官だけは敵にしたくねぇわ。」

 

「…そうね〜。」

 

 二人の間には、残骸を片付けながらこんな会話があったとか無かったとか。

 

 

 

 

 

 

 

 その晩、工廠にて。

 

「お待ちしておりました。」

 

「あぁ。夕張はどうした?」

 

「本日の実験演習で試作品が爆発。至近距離で爆風を受け、入渠後大事を取って休みです。」

 

「あらま。妖精さん、原因は?」

 

“えんじんのねつかなと”

“ちょっとあつすぎたよねー”

“ほかんばしょがよくなさそうでした”

 

「なるほど。」

 

 人間と違い、1週間程なら睡眠を取らずとも活動出来る艦娘。その恩恵にあやかり、今晩は工廠で兵器の開発、改修に勤しむ。

 毎日のようにやりたいところだがブラック運用になっちゃうからね。仕方ないね。

 

「さて、今朝は三八式歩兵銃の強化が出来たところだったな。」

 

「はい。あれはなんとか上手くいきましたね。」

 

“ねー”

“なんどぼうはつしたか…”

 

「アレであんな大変ならこの先億劫だが…やるぞ!」

 

「““おおー!””」

 

 こうして夜は更けていく。まず最初に取り組むのは空母達の弓だ。試作品は加賀でギリギリ引けるレベルであったため、また色々と考えなければならない。

 

「うーん…この接合なら耐久面が…」

 

“あしをのばしてくみたてしきにすれば…”

 

「でもそうすると引いた時の握りがですよね…」

 

「持ち手だけ新しく作るか?」

 

「弓というよりボウに近付きません?」

 

“たしかに”

 

「いっそ弦に刃つけて向き決めるか?」

 

「そ、それだと至るところで怪我が増えません?」

 

「なら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん…」

 

「張りがいまいちですねー。」

 

「結構弓の限界ギリギリなんだがな…」

 

「やはり鉄弓にする他ないですかね…」

 

“ねー”

“やっぱりてつになるかな”

“ぼーきはかんさいきだしねー”

 

「いや待てボーキ…っ、そうだ明石!合金だ!ボーキと鋼材混ぜるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アアアアアアア!!!」

 

「お鍋に最適な金属になっちゃいましたね…」

 

“よりやわらかく…”

“ほんまつてんとう”

“どうしよー”

 

「ボーキは駄目だ!ならば鋼材と竹と木でどうにか…」

 

「パズル的なアレですよね。」

 

「ひとまずやってみるか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ンナァァァァァァァァァ!!!」

 

「こうも接合部が弱くなるとは…」

 

“ばらばらー”

“きったねぇはなびだ”

 

「ヘイ明石キャット。鳴いてねぇで次行くぞ。」

 

「ナァァァァァァァ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………

 

………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今何時だクソが!」

 

0530(マルゴーサンマル)ですね畜生っ!」

 

「なぁんでこんなに上手くいかねぇんだァァァ!!!」

 

「もう考えられる可能性なんてないですよぉぉぉぉ!!!」

 

「あーもうヤケも何も全部やり尽くしたぞ!明石テメェそのドスケベスカートのスリットになんか案入ってねぇか!?」

 

「入ってるかもしれませんね確かめてください!」

 

「よーっしゃお邪魔しまー…」

 

“だめー!”

“ごきんせーい!”

 

「テメェら何すん『ゴッ』イイッ↑タイ↓メガァァァ↑!!!???

 

<メガァァァ↑!!!???

 

<メガァァァ↑!!!???

 

 

 

 

「で、お宅ら何やっとるん。」

 

「す、すいません…」

 

「メガ…メガァ…」

 

「寮まで響いとったで。新手の敵襲か思うて飛び起きてしもうたやないか。もうちょいおとなしゅうしてぇな。」

 

「はい…」

 

「長官、アンタもやで。」

 

「メガァ…」

 

「それ返事なんか。」





 妖精さんパワーは全てを解決する。
 ちなみに今回7000字です。10000字越すの超きてぃ、もうムリー(。∀ ° )

 ちなみに、本作の艦これ世界は西暦2010年ぐらいの体で書いてます。そのほうがネットだの文明だのと何かと楽なんですよね。ちょうどYouTubeとかが話題になってきたぐらいかな?と見積もってます。

 (あと海外艦が出ることはほぼほぼ)ないです。
 理由は私が海外艦持ってないのと、オリ主君帝国海軍の人間なのでアイオワとかどうなんやと思ったからです。気にしなさそうではありますが。

 本作の艦娘は今の所まだ改までしかいません。練度的にはだいたい50辺り。最高で72ぐらいと思ってもろて。改二はまだ先の話にします。

 感想、高評価よろしくお願いします!どちらも首を長くしてお待ちしております。

どの程度の文字量が読みやすい?

  • 第1話(約2000字)程度
  • 第2話(約2500字)程度
  • 第3話(約4500字)程度
  • 第4話(約3000字)程度
  • 第5話(約1500字)程度
  • 第6話(約3500字)程度
  • 第7話(約6000字)程度
  • 甘えんな10000字以上書けや
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。