俺のマジンアカデミア   作:装者パンドラ

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 初めまして装者パンドラと申します。

 初めて小説を投稿します。昔から好きな作品をクロスオーバーさせた作品を書いてみたかったので、初心者なりに頑張ってみます!



原作前
始まりの脱走


 

 なぜこのタイミングで転生したと気づくかなぁ‼︎

 

 俺が前世の記憶を思い出し、自分自身を転生者だと自覚できたのは偶然の出来事だった。きっかけは、体に別の何かを押し込まれぐちゃぐちゃにかき混ぜられたかの様な衝撃。もう二度と味わいたくない衝撃で前世のただの漫画やゲームが好きな学生だった頃の記憶を思い出した俺の目に映ったのは、興味深そうにこちらを見るハゲダルマと、薄気味悪い笑みを浮かべた目にハイライトのない白髪のイケおじという前世で大好きだった漫画のラスボス達そっくりの2人だった。

 

 ここヒロアカの世界かよ!

 そして俺の第二の人生いきなりハードモードすぎるじゃねえか‼︎

 

「1つ個性を入れた時にあまり拒否反応が出なかったから試しに複数入れてみたら、まさか()()を3つ入れても耐えられるとはね」

 

「ホッホッホ!人体の改造無しに本来所持していたものと合わせて4つも個性を所持しても耐えられるとはのう!これなら弔にもしもの事があった際の代替品として申し分ないのではないか先生?」

 

「僕としては肉体の耐久性なども必要だけど、なにより重要なのはOFA(ワン・フォー・オール)の意思を上回る憎しみさ。その点においてはやはりこれまで育ててきた弔の憎悪が相応しい」

 

 あーもうヒロアカの世界確定だ

 しかも俺、今の話の流れ的に死柄木弔のスペアにされそうになってるじゃねぇか!

 絶対に嫌だ‼︎なんとか隙を見つけてこの地獄から脱出しないと‼︎

 

 前世を思い出したラスボスとの邂逅から数日たったことで俺の中での整理もついた。どうやら俺は孤児で施設で育ったが、その施設を裏で管理しているのがラスボスことAFOやその側近であるドクターであり、ここは表向きは孤児院として運営している様だが、その実態は恐らくは有能な個性の収集や脳無の素体を集める事が目的だろう。

 そんな施設で育った俺はAFOの気まぐれか、奴が不要としていた個性を入れる言わばゴミ処理として個性を与えられたが、これが転生特典なのかは知らないが俺の体は複数の個性にも耐えられた様で、興味を持ったAFOは合計3つの個性を俺に与えたようだ。まず最初に俺自身が発現した、鎧を生成する【鎧】の個性。そして彼らの話の内容から俺に入れた個性は、物をカード状に収納する【収納】、様々な生物に変身する【生物変身】、物に属性を付与する【属性付与】の3つのようだ。後半2つに関しては何故こんなに使えそうな個性を俺に与えたのかは分からないが、原作ではドクターは個性の複製までしていたから問題は無いのだろう。

 あの邂逅の後俺は施設に戻され、それまでと同じ暮らしをしていたが、この数日で施設の様子を観察してみたところ、監視カメラはあるが特定の監視役などは見当たらず、上手くいけば脱出は可能性がある。俺の今の年齢までは分からないが、おそらく小学校低学年程であろう体やまだ十分に扱うことはできない個性を考えるとかなり分の悪い賭けではあるが、このままここにいたところで、死柄木弔のスペアとしてAFOに体を乗っ取られるか、脳無の素体にされるかのどちらかしかない。それなら無茶をしてでも俺は脱出を選ぶ。脱出した先がどうなるかは分からないが、こんなところで死ぬよりかは断然マシだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー、脱出っ・・出来ただけ・・マシか」

 

 脱出を決意してから数日後、俺は施設から脱出する事に成功した。だが流石に逃がさないための障害を用意していた様で、監視カメラに銃や扉に電流を仕込んでいた様だ。咄嗟に鎧を部分的に生成する事が出来た事で銃弾の直撃は免れたが何発か掠ってしまった。外に通じる扉に関しては触れた瞬間電流が流れたが、腕に纏う鎧を変えると何故か()()()()()()()()()()()()()のでそのままこじ開けて脱出することが出来た。

 脱出してそのまま施設から離れたのは良いものの、脱出の際は一種の興奮状態だったから良かったが、このまだ未成熟な体では銃弾が掠った箇所から流れでた血でさえ命の危険となりうるのに加え、前世ではただの学生だった俺が()()()()()()()()と言う事実に直面した事による恐怖が今になって襲ってきて、どうにか足を進める事しか出来なかった。

 

「助けをっ・・・求めないと」

「でも・・誰にっ・・助けてっ・・貰えば・・・良いんだ?」

 

 追っ手が来る可能性も否定できないので、路地裏などをひたすら見つからない様に進むが、誰に助けを求めれば良いのか分からない。ヒーローに助けを求めるのが正解なのだろうけど、AFOと言う魔王の関わる案件を街中にいるヒーローに伝えても良い物なのか?頭が段々ととぼんやりして来る事で思考が定まらないなか路地裏の出口が見えてきた。

 

「そこに誰かいるのか?」

 

 出口の先の光からこちらへ向かって声が掛けられた。さっきまでの葛藤を塗り替える様に生きたいと言う俺の心が咄嗟に光の方へ手を伸ばしていた。

 

「助けっ・・て」

 

そのまま光の方へ転んだ身体を声の主は受け止めてくれた。

 

「あぁ、任せろ」

 

その力強い声に安心して意識を手放した俺が最後に見たのは、力強く燃える赤い炎だった。




 初めての小説なのでどう言う書き方が読みやすいかなど、これから試行錯誤していけたらなと思っています。

 まだクロスオーバー要素ほぼ出せてないので早く出せる様に頑張りたいです!
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