俺のマジンアカデミア   作:装者パンドラ

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 続き書けたので投稿!
 夜に続き書いてるとそのまま寝てしまうことがあります。
 そしてやっぱり戦闘描写書くの難しいです(汗)
 それではどうぞ!



戦闘訓練 装護vs焦凍

 建物の中に入って核を設置した焦凍たちは話し合いをしていた。

 

「なぁ焦凍、装護が昨日のテストでやった様に、核の場所に直接ワープしてくる可能性はないのか?」

 

「それはない。そもそも装護はどこにでもワープ出来るわけじゃねぇ」

 

「そうなのか?」

 

「あぁ、装護が言うには空間を繋げるには位置を正確に把握して、尚且つ集中力がいるらしい。昨日のテストでは既にゴールが見えてたから空間を繋げるのはやりやすかったみてぇだ。相手チームに耳郎がいるから核の位置は分かるだろうが、以前に装護は、まだ目に見える場所しか上手くワープすることが出来ないって言っていた。だから今回は核の位置に装護が直接ワープしてくることはない」

 

「なるほど、ワープも万能ではないということか。装護はいろんな姿に変身していたが、他に注意するべき点はあるか?」

 

「まず装護のあの鎧、『ボーン』っていうんだが、あれはめちゃくちゃ硬い。そもそもあの防御力を突破してダメージを与えるだけでも相当な威力が必要だ。だから核のあるこの部屋ではそんな大技は出せない」

「あとは本人の近接の強さだ。『ボーン』は基本的に近接戦がメインで、そこに『属性』を利用した攻撃を合わせてくるのが装護の基本的な戦闘スタイルだ。だから装護に近接戦に持ち込まれるのは危険だからある程度距離を保たないといけねぇ」

 

「こうやって聞いた情報を整理しただけでも相当な強さだな」

「それに今回は索敵も出来る耳郎もいるから装護だけを警戒する訳にはいかない」

 

「あぁ、だが絶対に勝てない相手ではねぇ。勝つぞ、障子」

 

「もちろんだ」

 

 

 

 

 

 建物の外で装護たちも話し合いをしていた。

 

「じゃあ、とりあえずウチが索敵で、核とヴィランチームの位置を把握して行動って感じ?」

 

「そうしよう。だけど焦凍は確実に前線に出てくるだろうし、向こうにも索敵が出来る障子がいる。隠密行動は出来ないだろうね」

「耳郎は戦闘にどれくらい自信はある?」

 

「装護に比べたらウチはあんまり自信ないね。出来るとしたら、イヤホンジャックを相手に直接刺して心音を直接流し込む感じかな」

 

「なるほど、防御無視の攻撃ができるのは大きい。俺の場合『ボーン』の防御力に守られてることが多いから、耳郎が味方で本当に良かったよ」

 

「そんなに褒めてもらえるなら、ウチもちょっと自信がつくよ」

 

 それぞれが話し合いを進め、遂に訓練開始となる。

 

 

 

 

 

『「訓練スタート!!」』

 

 俺と耳郎は共に建物を進んでいく。耳郎の索敵によると、焦凍は核のある階下で待ち構えており、障子は核のある部屋で待機している様だ。俺はすぐに戦闘に入れる様に、すでに『ドラゴン』を纏っている。

 

「やっぱり焦凍は避けて通れないか・・・。耳郎、会敵してすぐに俺が焦凍を引きつける。その隙に上階に行って先に核まで行ける?」

 

「正直、ウチだけで障子をどうにか出来るか分からないけど、ウチだってヒーローになる為に雄英に来たんだから。障子と核はウチに任せて!だから装護は焦凍に集中して!」

 

「分かった、頼りになるよ」

 

 そして俺たちは焦凍のいる部屋にたどり着いた。こちらの姿を見た瞬間に焦凍はすぐに氷で攻撃してきたが、俺はすぐに拳を構えて氷に向かって飛び込む。

 

「はぁ‼︎」

 

ボオォーー!!

 

 俺の火を纏った拳が、焦凍の氷を粉砕する。その隙に耳郎は部屋を出て上階を目指す。

 

「先に行く!」

 

「了解!焦凍は絶対に行かせないから」

 

 2人だけとなった場で、俺と焦凍はお互いに構えを解かずに話す。

 

「やっぱこの程度の氷じゃ、すぐに砕かれちまうか」

 

「初手では氷だろうと思ったよ。もう少し反応が遅れてたら危なかったけどね」

 

「お前なら氷漬けになっても出て来そうだけどな。やっぱ室内だと被害出さない様に加減しないといけねぇからやりにくいな」

 

「加減したとしても相当な攻撃だけどね」

 

「加減したから負けたなんて言えねぇからな」

「今回は俺が勝つ」

 

「いいや、俺が勝つ!」

 

 俺たちの攻防が再び始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モニタールームではそれぞれが感想を口にしながら、装護たちの訓練を観戦していた。

 

「やっぱ装護つえぇー!焦凍の氷を次々に拳で砕いてるぜ!」

 

「だけど焦凍、なんで火の方は攻撃に使わねぇんだ?」

 

「装護さんが、自身の纏う鎧にはそれぞれ属性があると仰っていましたわ。そして先程の攻撃を見るにあの鎧の属性はおそらく火ですわ。もしかしたら属性と同じ攻撃には耐性があるのかもしれませんね」

 

「なるほどー、兄弟だから相手のことはよく知ってるってことかな」

 

「(装護少年は相手の連続した遠距離を、焦凍少年はあの鎧の防御力を、それぞれがそこをどう攻略するかだね)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 観戦されている最中でも、激しい攻防は続いていく。

 

「ちぃッ!」

 

「やっぱ動きが速いなッ!」

 

 俺は焦凍の氷を砕きながら隙を伺っていた。焦凍は『ドラゴン』に炎はあまり効果がないことを知っているから、炎を自分の体温を調節することに使用し、デメリット無しで氷の連続攻撃を繰り出していた。

 

「(このままじゃいつまで経っても近づけない!なんとか近づく方法は・・・!)」

 

「(遠距離攻撃じゃ牽制にしかならねぇ、一か八か()()()()()()させて・・・!)」

 

 

 

 

 

 装護たちが戦闘を行っている際、核の前でも攻防が繰り広げられていた。

 

「危なッ!やっぱりウチじゃ近接は劣るか!」

 

「そう言いながらも俺の攻撃を避け続けてるんだ、俺の方が自信をなくすさ!」

 

 耳郎は障子の猛攻をなんとか避けているが、徐々に攻撃を避けづらくなって来ている。

 

「(やっぱ正面からの近接はキツい・・・。でも、装護が頼りにしてくれてるんだ・・・)」

「ここで諦めちゃ、ロックじゃないよね!」

 

 決着の時は近い。

 

 

 

 

 

「(・・・そうか!床がダメなら()()()()()使()()()!)」

 

 俺は壁や天井、その場にあるもの全てを足場として利用し、飛び跳ねる様に焦凍に迫る。

 

「ッ!やるしかないかッ!」

 

 俺の接近を止められないと判断した焦凍は即座に構えて、()()()()()()()し始めた。俺も拳に力を込め、必殺の一撃で迎え撃つ。

 

「『炎龍拳(えんりゅうけん)』!!」

 

「ぐッ!はッ・・・」

 

 ここで近接戦闘の実力差が出て、俺の一撃は焦凍の腹に直撃し、焦凍の拳は空を切った。

 

 

 

 

 

「一か八かッ!」

 

 耳郎は障子に向かって真っ直ぐに駆ける。

 

「これで終わりだ!」

 

 当然障子は迎え撃つために拳を振りかぶる。

 

「今ッ!」

 

 障子が拳を振りかぶったタイミングで耳郎はその足下に滑り込んだ。耳郎の体勢が低くなったことにより、障子の拳は空を切った。

 

「何ッ!」

 

「ウチだって、負けてられないから!」

 

 耳郎はイヤホンジャックを障子に突き刺し、体内に直接爆音を流し込む。

 

「グアぁ⁉︎」

 

 流し込まれた障子はあまりの衝撃に膝をつき動けなくなってしまった。障子という難関を乗り越えた耳郎は、核へと触れる。

 

「今回はウチの・・・、ウチらの勝ちだよ!」

 

『「ヒーローチームWIN!!」』

 

 

 

 

 

「立てるか?焦凍。支えるから手貸して」

 

「あぁッ。俺ももっと近接鍛えねぇとな・・・」

 

「最後の攻撃に関しては俺も喰らえば不味かったと思う。最悪『()()()()()()()()』を覚悟したよ」

 

「だが当てないと意味がねぇ、帰ったら近接教えてくれねぇか?装護」

 

「俺も人に教えられるだけの実力はないと思うんだけどな・・・、焦凍の個性のことも考えたら父さんや燈矢兄さんにも相談してみるか」

 

「それもそうだな」

 

 さっきまで全力でぶつかり合っていたのが嘘の様に、笑い合いながらお互いを支えて、耳郎たちと合流した俺たちはモニタールームに戻った。講評を受け、オールマイトは今回の授業を締めくくると緑谷の様子を見てくると言って先に退室した。白熱した俺たちの初めてのヒーロー基礎学はこうして幕を下ろした。




 本文で書けていなかったのですが、装護は基本的に『ボーン』を纏って戦うのでコスチュームは私服の様な見た目をしています。焦凍のコスチュームは原作での体育祭後のコスチュームです。
 それではまた次回で!
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