東方異狂天   作:青緑んご

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ちょっと物語の設定を自分なりに調整したった。


従者の戦い(十六夜咲夜)

 町外れの所にある少し豪華な館。夕暮れの赤い光が長い影を落とし、重厚な木製の扉や磨かれた窓枠が静かに輝いている。ここの館の主である〇〇は貿易国への書簡を書いていた。と、そこへ執事の△△が部屋へ入ってきた。

 

 

△△「旦那様、お食事のご用意ができました。」

〇〇「ありがとう△△、すぐにいくよ。」

 

 

 〇〇は一頻り作業を終え、背伸びをして立ち上がった。と、何かを思い出したのか△△に話す。

 

 

〇〇「ああ、そうだ△△。実は今日新たなメイドを雇ったんだが……。」

△△「新しいメイド………ですか?」

〇〇「うむ、ちょっと人手不足だから従者を1人増やそうと思ってね。」

△△「はあ、そうですか……。ですが従者なら私と××と□□で充分に機能出来てはおりますが………」

〇〇「確かにそうだが、以前私の命を狙おうとした奴がいただろう?」

△△「ああ、そうでしたね…」

 

 

 〇〇は金持ちの一族で巷では有名であり、この辺りでは狙われやすい人物である。これまで過去に〇〇は暗殺者に狙われていたが、間一髪で命を落とさずに済んだ。

 

 

△△「分かりました…。では2人に伝えておきます。」

〇〇「うむ、すまんないつも。」

△△「いえいえ、旦那様の為なら私は命を代えてもついてまいりますので…。」

 

 

 △△はお辞儀をして、メイドの××と□□に伝えに行った。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 翌日、館のロビーで蒼い色のメイド服の銀髪の女性が挨拶をしにやってきた。

 

 

咲夜「初めまして、旦那様。私、今日からこの館を勤める、派遣メイドの十六夜咲夜と申します。」

〇〇「うむ、思ったよりしっかりしている娘だ。よろしく頼むよ咲夜君。」

咲夜「はい、よろしくお願いします。」

〇〇「それじゃあ、3人も挨拶しなさい。」

 

 

 △△達は返事をし、静かに前へ出た。そして咲夜にそれぞれ自己紹介をする。

 

 

△△「執事の△△だ。本日からよろしく頼むよ。」

□□「メイドの□□です!お互い頑張りましょうね!」

××「同じく××です。よろしくお願いします。」

 

 

 3人共丁寧に挨拶をし、咲夜もそれぞれ自己紹介をした。

 

 

〇〇「挨拶はすんだね。では咲夜君、今日からここが君の家だ。少しずつ慣れていけばいい。無理せず私を支えてくれ。」

咲夜「かしこまりました。精一杯尽くしてまいります。」

 

 

 こうして新しいメイド、十六夜咲夜を迎えた館での新たな日々が動き始めた。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 咲夜がここに派遣されてから、館では驚くほどの変化が訪れていた。ある日では△△が庭の手入れをしている時、

 

 

咲夜「△△さん、お掃除が無事に終わりました。」

△△「え、もう終わったの?本当に?」

咲夜「ええ。」

 

 

 △△は不思議に思いつつ、咲夜が掃除した部屋に向かうと、まるで新築の建物の一室のように綺麗になっていた。

 

 

△△「…こりゃたまげた。ちり一つもないね…」

咲夜「ええ、後ついでに窓拭きと棚の整理もやっておきました。」

△△「おお、そんなに…」

 

 

 咲夜の仕事はまるで魔法のように素早く終わっており、△△を感嘆させていった。

 また、ある日では台所で□□が咲夜と皿洗いをしている時、

 

 

□□「あっ…!」

 

 

 □□が手を滑って、〇〇が大事にしていた皿を落としそうになった時、一瞬で皿を取った。

 

 

咲夜「はい、どうぞ」

□□「あ、ありがとうございます咲夜さん…!」

咲夜「いえ、これも業務の一つですので…」

 

 

 咲夜が魅せるその俊敏さは人間離れしていた。この咲夜の仕事っぷりに△△と□□は最初は不思議がり、ただ驚くばかりだったが、

 

 

△△「咲夜さんはホント凄いな、一瞬で仕事をやり遂げるとはなぁ。」

□□「ええ、おかげで私達のやる仕事が減りました。大変な仕事も全てやって下さいますし助かりますね。」

 

 

 邪険にするどころか咲夜の事を評価する様になり、すぐに深い信頼を寄せていった。そして勿論、評価は従者だけでなく、

 

 

〇〇「ほぉ…美味い紅茶だなこれは。一体中身は何が入ってるのかね?」

咲夜「はい、香り高い薬草と上質な茶葉が入っております。旦那様のお好みに合わせて調合しました。」

〇〇「なるほど、こりゃ傑作だ。」ハハハ

 

 

 主人の○○も絶賛し、館全体が咲夜を評価するようになった。ただ冷ややかな目線で咲夜を睨む××を除いて。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 ある日の夕方に差し掛かった頃、咲夜が夕飯を作っている最中、××が厨房に入ってきて話しかけた。

 

 

××「咲夜さん、ちょっといいですか?」

咲夜「はい、なんでしょうか?××さん」

××「ここじゃちょっとややこしいから、裏の倉庫まで来てくださる?」

 

 

 ××はにこやかな顔をしてどこか含みを持たせるように微笑んだ。

 咲夜は少し違和感を抱きつつも頷き、

 

 

咲夜「分かりました。」

 

 

 と一先ず笑顔で返事をした。××は「じゃあ、先に待ってますね」と言って厨房を後にし先に出て行った。咲夜は手を止めて鍋の火を弱めると、厨房から裏の倉庫へと向かっていった。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 咲夜は××が言っていた裏の倉庫へとたどり着くとそこには誰もいなかった。

 

 

咲夜(あら、いらっしゃらない…?どこへ行ったのかしら?)

 

 

 咲夜は辺りを見渡す。薄暗い空間に微かな物音だけが響いていた。

 と、その時だった。

 

 

グッ(咲夜が××に拘束される)

 

 

咲夜「…?!」

××「ふふ、びっくりした?まさかこんな事になるなんて思いもしなかったでしょ?」

 

 

 ××が突然現れ、咲夜の手首を後ろに回してナイフを咲夜の首元にぴたりと押し当てた。

 

 

咲夜「…何の真似ですか?」

××「へぇ、こんな状況でも平然といられるのね。ホント、ムカつく程鼻につくメイドさんだわ。」

 

 

 落ち着いた雰囲気を出す咲夜に××はにっこり微笑む。と思いきや××は表情を変える。

 

 

××「調子に乗るんじゃないわよ?新人メイドの癖に頑なに有能さを見せつけアピールしやがって。アンタ何が狙いよ?」

 

 

 ××は咲夜に対して嫉妬と苛立ちを混ぜてナイフを強く握りしめる。だがそんな××に咲夜は表情を崩さずクールに話す。

 

 

咲夜「……ナイフをしまって貰える?そろそろお鍋の様子を見に行きたいのよ。」

××「はっ、何よ。自分の今の状況が分かってないの?余計な真似したら、次はその綺麗な喉元を切るわよ。どういう意味か分かってるんでしょうね?」

 

 

 と、××がそれを言い終える瞬間、咲夜の姿が霧のようにふっと揺らぎ、次の瞬間には影一つ残さず消えていた。

 

 

××「消えた…、やっぱりアイツはただのメイドじゃないわね…。」

 

 

 ××は舌打ちし、苛立ちを隠すように倉庫の奥へと歩み去った。と、××は咲夜が落としたであろう何かを見つけ、それを拾い上げる。それは彼女が現在勤めている場所の名刺だった。一通り見た××は不敵な笑みを浮かべる。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 もうすぐ日が沈む頃、夕食の香りが館中に満ち、穏やかな時間が流れていた。

 

 

〇〇「いつも美味しいよ咲夜君。君の料理は最高だ。」

咲夜「ありがとうございます。」

 

 

 〇〇の絶賛に咲夜は笑顔でお辞儀をした。そんな折、館の空気を裂くように△△の慌ただしい足音が響いた。

 

 

△△「旦那様!旦那様!」

〇〇「どうした、そんな血相を変えて。」

△△「これを見てください!」

 

 

 △△は〇〇のサブ机に何個かの物を置いて拡げる。その瞬間、咲夜は思わず息を呑んだ。

 それは、今いる十六夜咲夜が悪魔の棲む館・紅魔館のメイド。彼女がその主人である吸血鬼のレミリアスカーレットの悪事に加担し、「紅霧異変」を起こした事。そしてそれらをふまえ、今でも悪事を行なっているという証拠の写真があった。それはここの館を狙っている事も明かされていた。

 

 

〇〇「ふむ…」

咲夜「え…」

 

 

 〇〇はじっくりとそれらを見て咲夜に振り向く。咲夜は慌てて目を伏せ、震える声で弁明をする。

 

 

咲夜「違います……!私は……もうそんな事は……!」

△△「だがこの写真に映ってるのは紛れもなく君じゃないか!一体どういう事だね…!?」

咲夜「それは…その……」

 

 

 〇〇は紅魔の連中と一戦を交えた事があり、紅魔館の恐ろしさも、そこで働く者たちの実力も身をもって知っていた。

 そんな咲夜に激昂する△△を、〇〇は落ち着いた声で諭すように止める。

 

 

〇〇「待ちたまえ△△君。そんなに責め立てるのは良くないぞ。」

△△「旦那様…しかし……」

〇〇「確かに彼女は我々の敵対組織の紅魔館のメイドなのは確かだ。だが…考えても見ろ、もし彼女がまだ敵だったなら彼女の性格上なら綺麗に暗殺できるぞ。本気で動けば私など一晩で始末されているさ。それに…現に紅魔館とはもう友好関係でもある訳だし、被害も少ないだろう?」

△△「た…確かに…」

 

 

 〇〇は優しくどこか安心させる笑みを見せ、咲夜に顔を向ける。

 

 

〇〇「すまなかったね、咲夜君。君が過去と決別し、今は違うと私は分かるよ。だってあんなに私の周りを丁寧にやってくれたじゃないか。その真摯な働きぶりに疑うなんておかしいよ。」

咲夜「旦那様…」

〇〇「そういう事だ、△△君。申し訳ないが、大目に見てやってくれないか?私の我儘だ、頼む。」ペコッ

△△「いえ…そんな……!お頭をお上げください!旦那様!」

 

 

 深く頭を下げた〇〇の姿に、△△は慌てて許し、やがて小さく息を吐いて肩の力を抜いた。

 

 

△△「その…咲夜君…すまなかった。君を問い詰めるような事をして…、確かに君は誠実にこの館へ尽くしているし、そんな事する事ないもんな…」

咲夜「いえ…別に気にしていませんから…」

 

 

 館中はぎこちないながらも徐々に空気が和らぎ、離れそうになった咲夜と館の者達の距離は元に縮まった。

 その様子を××は扉の外から見ていた。

 

 

×「チッ………」

 

 

 ××は舌打ちをし不満げに肩を震わせ、こっそりその場を後にする。そしてそこに××がいていた事を咲夜は見逃さなかった。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 館の外れにある格納庫。人気のないその場所は、夜になると灯りもなく、不穏な静けさに包まれていた。その倉庫に××がいた。

 

 

××「何よあの女…!イライラするわ、あの牝犬メイド…!」

 

 

 ××は咲夜への苛立ちを廃棄前の積荷にぶつける。××にぶつけられた積荷は崩れ去り、地面に転げ落ちた。

 

 

××「思ったより信用されてるわね……。もう少しで〇〇の奴の財産を奪える所だったのに邪魔しやがって……!ま、とりあえず次の作戦ね……」

 

 

 ××はただのメイドではなく、れっきとしたエリート殺し屋である。裏社会では名の知れた存在であり、数々の館の主人を暗殺しては財産を奪い、悪行の限りを尽くしていた。当然、〇〇を何度も暗殺しかけたのも彼女である。だが、〇〇が住む館の警備はガードが固く、××も苦戦していた。そこで彼女は偽名と顔整形を行い、新人メイドとして〇〇の館に潜入した。そして〇〇に対して善人として振る舞い、仕事も出来るアピールをし、ガードが緩くなった所を何度も暗殺しかけたのだ。

 ところがあと一歩の所で予想外の事が起きた。それが十六夜咲夜だった。彼女の登場により、館の者たちの信頼は咲夜へと傾き、××よりも信頼が強くなっていった。××は咲夜に対して嫉妬しているのではなく、〇〇暗殺計画を邪魔している事に腹が立っているのだ。

 ××は次の作戦を実行する為、行動に移す。

 

 

××「見てなさいよ…あのクソメイド……!必ず絶望の淵に立たせてやるわ!」

 

 

 

 

 

咲夜「………そういう事だったのね」

 

 

××「………!?」

 

 

 背後から静かな声が響き、ここには誰も来れない筈の秘密の場所に、咲夜が現れた。咲夜は冷ややかな表情をしてドアのそばにもたれて腕を組んでいる。

 

 

××「あ、アンタ…!いつからそこにいたのよ…!…てか何でここが分かったのよ…!?」

咲夜「アンタの行動を少し観察してたのよ。怪しい動きが多すぎたもの、疑うなという方が無理な話よ。」

 

 

 咲夜は単調に話し、××に険しい顔で近づく。

 

 

咲夜「それよりも……アンタ、さっきはよくも私に冤罪をかけてくれたわね。」

××「……だったら何よ?私を殺すの?やってみなさいよ。私は殺人のプロよ?その辺の下級殺し屋とは違うわ。……それと言っておくけど私もアンタみたいにアイツに信用されてるのよ?私がアンタに殺されたらアンタも同じ殺人になるわよ?」

 

 

 ××は先程の驚きの表情が嘘のように消え、余裕を持った表情で咲夜を見下しながらニヤつく。だが咲夜は表情を変えずに静かに一歩踏み出す。

 

 

咲夜「………殺しはしないわ。ちょっと制裁を加えようと思ってね。アンタがこの前私に罪を擦りつけた事も含めてね。」

××「はぁ?制裁?何のこッ……!?」

 

 

 と、その瞬間いつのまにか××の後ろに咲夜が移動し、××の首元に銀色のナイフを当てた。

 

 

咲夜「あんまり舐めない事ね、私が本気を出せはアンタなんて一瞬で無力化出来るわ。」

××「あ、アンタ………!」

咲夜「私は紅魔館のメイド、悪魔の館に住むメイドよ。だからまだ心が邪悪な所もあって冷酷な所もあるわ。」

××「ぐあっ……」

咲夜「でもそれは形だけ、本来は普通に温厚で面倒見のいいメイド。だけどアンタみたいな胸糞悪いタイプの悪女は私の恐ろしさを思う存分に魅せてあげる。」

××「あ…が……」

 

 

 ××はナイフの圧迫さでその場で意識を失い、そのまま倒れた。咲夜は冷たい目線で××を睨みつける。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 数日後、咲夜が去る日が訪れた。

 

 

〇〇「そうか…、ここを離れるんだね……」

咲夜「ええ…、短い間でしたがお世話になりました。」

□□「私、寂しいです…。咲夜さんと…もっとお話ししたかったのに……」

△△「□□は特によく咲夜君と一緒に仕事をしたり喋ったりしていたものな…。別れるのが辛いのも無理もないな…。」

咲夜「それで……もし良ければ紅魔館に遊びに来て下さい。無理とは言いませんが……」

△△「ああ、その件だがね。実は近いうちに訪問する事になってね。紅魔館との交流が正式に決まったんだ。」

咲夜「……そうなんですか?」

〇〇「ああ、レミリア殿から招待状が届いたからね。いずれ私達もお邪魔するよ。」

□□「その時は咲夜さん、また一緒にお料理やお話ししましょうね!」

咲夜「ありがとうございます。レミリアお嬢様も歓迎して下さると思います。では………」

 

 

 そう言って咲夜はお辞儀をし、キャリアケースを持って去っていった。〇〇達は彼女の姿が見えなくなるまで手を振った。

 

 

 咲夜が抜けた後の館はまたいつもの日常に戻った。と、△△はふと気づく。

 

 

△△「そういえば旦那様……××の姿が見当たらないのですが……。何処へ行ったのでしょうか?」

〇〇「ああ、彼女は咲夜君から聞いたんだが、どうやら途中で辞めたようだ。私の許可無しでね。」

△△「そうですか…、ずっと思っていたんですが…最後の最後まで何を考えていたのか分からない奴でしたね……。」

〇〇「うん、そうだな。人は見かけによらないものだな………」

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 湖畔にたたずむ窓の少ない洋館、紅魔館。この館の主人のレミリア・スカーレットが派遣場所から帰ってきた咲夜から報告を聞いていた。

 

 

レミリア「そう…良かったじゃない…。貴女の才能が認めてもらえて。」

咲夜「はい、近々〇〇さんもこちらに来られるようです。」

レミリア「ふふ、楽しみね。ところで今日の紅茶はとても美味しいわ。何が入ってるのかしら?」

咲夜「はい、今回は罪人の血が入った濃い紅茶です。」

レミリア「あらあら、随分と刺激的な隠し味ね。」

 

 

 レミリアは小刻みに笑いながら血の入った紅茶を飲んだ。

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 紅魔館の地下。そこは冷たい石壁に囲まれた薄暗い拷問部屋だった。その中で1人の女性が無惨な姿で縛られている。

 そんな彼女の前の向かいの扉から開いて咲夜が登場し、彼女に近づく。

 

 

咲夜「起きなさい。」

 

 

 咲夜は鞭を取り出して、その人物に打つ。その人物は××だ。××はあの後、咲夜に気絶させられ、キャリアケースに詰められていたのだ。

 鞭でしばかれた××は気付き、その前にいたのが咲夜だと分かり、険しい顔で咲夜を睨む。

 

 

××「フー…フー…!」

咲夜「はぁ……いい加減に観念して欲しいわね。もう逃げられる事なんて出来ないのに。」

 

 

 咲夜は溜め息をつきながら、メイド服のエプロンのポケットから注射器を出す。レミリアの紅茶の味付け用として今日も血を抽出する為だ。その注射器を見た××はジタバタするも、咲夜は気にせず注射器の準備を終えた。

 

咲夜「ああ、そうだわ。今日は血を抜くついでに一つ言っておくことがあるの。」

××「……?」

咲夜「来週、〇〇さんが遊びに紅魔館へ来るわ。だから交流会の余興でアンタを特別な見世物にするわ」

××「……!」

咲夜「ふふ、アンタのその惨めな姿を見たら〇〇さんはどんな反応するかしら?どうせいい気味だとすぐに思うでしょうけど」

××「……!」

咲夜「…勘違いしないでもらいたいけど、〇〇さんを暗殺しようとしたのはアンタでしょ?自分の罪を棚に上げる資格はないわ」

××「………」

咲夜「〇〇さんの全てはアンタに渡さない。よく覚えておく事ね。」

 

 

 ××を睨む咲夜の目は血に飢えた猛禽の様な目をしていた。




これはヤンデレと言うべきなのか………。
あと、投稿待たせてすまんかった。
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