デュエル・マスターズDESTINY ~異世界からの刺客達~ 作:ニコルブリッツ(柏ニコル)
今回からは異世界から来る人が多くなります。
ゆうて俺も異世界ワープよう分かってないけど
(→ニコルをオリキャラとして転生させた人)
もう、どうでもいいと思った。
ボクのいるこのセカイは崩壊が進んでいる
あの事件をきっかけにボクは1人、湖があるだけのセカイに閉じこもってしまった。
でも誰もボクを求めることはない。
いっそのこと死んでもいいかな...
いや...それだけは嫌だ
死ぬのは怖い。
その時、目の前に1つのポータルが開いた。
ここで死ぬくらいなら...そう思い、ボクはポータルへ飛び込んだ。
東京、八丁堀付近
ニコル「休みだからって外に出たけど、ここら辺は興味がありそうなものないな」
休暇ということで、あまり知らない東京を歩いてはいるものの、ハンチョウのようにうまくはいかない(漫画読んだ)と今学んだ。だがそれも人生だろうと、再び歩き出そうとしたとき、路地裏から声が聞こえた。
???「...か、ボ...は...って...」
ドサッ
力尽きて倒れた音が直接脳に響いた。途切れ途切れではあったが、恐らく助けを求めているのだろう。
僕は周囲に怪しい者がいないことを確認して路地裏に入る。そこには、高校生くらいの女の子が倒れていた。
ニコル(女の子...?だがなぜこんな所に1人で...)
そんなことを考えていたが、今はこの子を救うことが大事だ。幸いまだ息はあるようなので。急いで本部に連れて帰るのだった。
「ん...?ここは...?」
目を覚ますと、庭のような場所の中心にある、ガラス張りの一室のベットにいた。
特に監禁されてるわけでもなく、自由に体が動かせる。しかし体の動きは鈍い。
「3日くらい何も食べてなかったから当たり前か」
ニコル「どうやら目を覚ましたようだね。よかった」
ドアが開き入ってきたのは、高校生くらいの体の男性だった。半グレが着てるような服装ではなかったので、とりあえず安心する。そしてボクは彼に問う。
「あなたは...?そしてここは...?」
ニコル「僕は世界平和環視機構軍『indie a live』総司令の柏ニコルだ。そしてここはその本部の庭園だ。僕は君が東京の路地裏で倒れていたのを発見して救出したんだ。」
どうやらこの人ばボクの恩人?らしい。
ニコル「ちなみに、昨日までに何があったか覚えてる?」
そういえば、ポータルに飛び込んでからの記憶があまり思い出せない。そもそも『indie a live』なんて組織も知らない。もしかして...
「あの、ここな近くにある有名場所ってありますか?」
ニコル「有名な場所?そうだなぁ...じゃあ、秋葉原の『桜神社』って知ってる?」
その1つの質問が、ボクにとって1つの疑問を産み出した。
「ボク、もしかしたら、異次元から来たかもしれないんです」
その発言にニコルさんは驚いた反応をするが、すぐに冷静さを取り戻す。
ニコル「異次元...なら、君もこの世界に転生してきたってこと?」
「て、転生ですか!?いやいや!、ボクがワープする直前までは生きてたし...」
多分...あのセカイのしくみがよくわかってないから確信はできないけど...
ニコル「一応、名前を聞いても?」
あ、そういえばまだ言ってなかった。まあ多分異世界だろうし言っても変に思われないはず
瑞希「えっと...暁山瑞希です」
ニコル「瑞希、そうか...」
そう言うと、ニコルさんは険しい顔をした。
瑞希(もしかして、まずかったかな...?)
その後、ニコルはスマホで何かを調べ始め、数秒後...
ニコル「これが君ということでいいかい?」
瑞希「それは...!」
【《暁山瑞希》
スマートフォン向けアプリ『プロジェクトセカイ』に登場するキャラクター。
『25時、ナイトコードで。』の動画担当。
母親と関係が悪化していくまふゆのことを心配していたが、
瑞希自身、自分の秘密と向きあえずにいる現状から無気力感を覚えていた。
だが、その経験から逃げることで得られるものがあることにも気づき、
まふゆに「逃げていい」と助言する。
(ピクシブ百科辞典参照)】
ニコルさんが見せたスマホの検索結果が全てを物語った。
そしてニコルさんは話始める。
ニコル「君からしたら、あっちの世界が〔本当の世界〕しかしこちら側からしたら、そっちの世界は〔ゲームの中の世界〕ということになる」
これを見せられて、ボクは本当に異世界へワープしたのだと確信した。そしてその直後、その情報から、世界にバレてはいけない秘密があることを思い出した。
ニコル「それにしても、君も辛いだろうね...」
瑞希「え、それってどういう...」
ニコル「君にはあるのだろう?触れてはいけない、禁断の秘密が」
瑞希「...」
ボクは黙った。彼にもそのような経験があったのだろうか。でも彼には関係のない。
ニコル「最後に1つ、もし元の世界に帰る手段ができたとして、君は元の世界に帰るのか、それともこの世界で暮らすのかい?」
瑞希「ボクは...」
元の世界に帰れても、あのセカイは崩れ、絵名達にも秘密はバレているだろう...
瑞希「もう、あの世界には戻れない...」
ニコル「...」
瑞希「戻っても、ボクの居場所はない。絵名達となんて、どうやって話せばいいかなんて、だから...」
ニコル「この世界に残る...か。なら、話は早いね。こより、入っていいよ」
そう言うと、1人の女性が入ってきた。ピンク髪で博士のような服装だが、1点だけ気になることがあった。
瑞希「え、あれって、動物の耳と...しっぽ?」
こより「こよはイヌ科のコヨーテだからね。はいこれ」
そうして渡されたのは、衣服と1枚のカード、そして1錠の薬だ。
瑞希「あの...この薬は?」
こより「それは性別転換剤。さっきの話を聞いて、一応持ってきたけど、今のあなたでも問題なさそうだが...まぁ一応ね」
瑞希「一応、か...」
そういえば、女子の姿ではあったけど、実際に女子になったことはなかったな...使うか
主「え」
いや、あくまで『暁山瑞希』だということを隠すために使うだけだから!
主「で、本当は?」
性別も女の子になりたいだけです、はい...
主「正直で偉い」
こより「あ、ちなみに効果がでるのは8時間後だから寝る前に飲んでね」
瑞希「わかりました」
ニコル「食事は置いたいたよ。じゃ、おやすみ」
瑞希「うん、おやすみ」
そうして瑞希は眠りについた...