デュエル・マスターズDESTINY ~異世界からの刺客達~   作:ニコルブリッツ(柏ニコル)

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受験がもう目の前に迫っている、のにも関わらず小説を書いてる自分はバカですか。
いい加減ネットから離れたい、そう思うけど実行できない。
2話目です。お願いします。


聖魔の体に身を包む

瑞希「うぅん...ん?」

目覚めるとそこは...昨日と同じ庭園が広がっていた。

まあ昨日ここで寝たから当たり前なのだけれども。

瑞希「あ、そういえば昨日飲んだ薬」

昨日飲んだ性別転換剤の効果が気になり、近くにある鏡の前に立とうとする。ベットから降りる時点で体が軽くなってるのは感覚で分かった。そして鏡の前に立つと...

瑞希「なんかあんまり変わってないな」

確かに胸や御居処は少し大きくなり、下のアレも感覚がなくなったが、全体的に見て薬を飲む前とはそこまで変わっていないのだ。

こより(そりゃーまだアレ使ってないからねー)

脳に直接こよりさんの声が響いた。

瑞希「え、この声、どこから...?」

こより(なんか最近できるようになったんだよね~、原因は謎だけど)

瑞希「へー」

こより(えーっと本題本題、昨日渡したカードがあるでしょ?それを額に当ててみて)

瑞希「こう...ですか?」

すると、視界が一瞬フワッとなり、それが戻ると...前には、黄色髪でツインテールの、変わった髪飾りのついた女の子が立っていた。

瑞希「これが、ボク...!?」

こより(これが今後、あなたがここで暮らすための姿、『ファディ=ロムドル・アマルフィ』よ)

瑞希「おぉ~...名前長いな」

こより(ま、まぁそれは置いといて、これであなたは外で問題なく行動できるようになったけど...)

瑞希「けど?」

こより(こよも実験が上手くいかなくて、完全にその姿のままにすることは無理だった。だから、大きなダメージが入ると擬態が解除されるということに注意してね)

瑞希「んん?ようはどういう意味で?」

こより(こっちの世界もそういう世界なのですよ)

 

主「えー、前回から『デュエル・マスターズDESTINY』を読み始めた人へ、この物語はバトルストーリーをメインとしています。一応こちらも続編という繋がりになっています。前回のニコルだったり、こよりの登場の経緯が知りたい人は前作を読むことをおすすめします」

 

瑞希「なんとなく理解はしました」

こより(なら大丈夫かな。それじゃ後は自由にしてもろて)

そうしてこよりさんとの長話が終わり、廊下に出た。というか、昨日気づかぬ内にここに運び込まれたせいで、どうやってここを出ればいいのかわからないので、マップを見ながら歩いていたのだが...

「うわぁ!?」

瑞希「ん、え?」

 

ドーン

 

なんと横から来た人と衝突してしまった。

瑞希「いてて...すいません。大丈夫ですか?」

「ご、ごめんね!私ちょっと急いでて!」

それだけをいってその人は去ってしまった。

瑞希「あ、え、ちょっと...」

(あの子、キレイだったなぁ...)

ボクとぶつかったのはボクと同じくらいの女の子で、青と黄緑を混ぜたロングにケモ耳、そして尻尾も付いていたけど、こよりさんよりはゴツかった。

瑞希(あんな人いたんだ...)

と、少しばかり思ったが、そんなことはすぐに頭の中から消えてったのであった。

そして彼女はまだ気づいていない。後ろから大空スバルが後を追っていることを。

 

その後瑞希はこの世界の日本の海や豪邸建設中の山、廃校となった旧青上高等学校(少し不気味だった)などを周りながら

瑞希「このハンバーガー美味っ!」

とある飲食店で食べるハンバーガーに衝撃を受けていた。それにしろめっちゃ美味しいなマックとかいう店のハンバーガー。

そして店を出て次はどこへ行こうか考えていると...

チンピラ「なぁねぇちゃん俺と一緒に遊ばない?」

「やめてください!こっちも急いでるんです!」

(なんだ?ナンパか?)

道の端でナンパに遭遇した。あまり目立ってはないようだがこのままにしておくのはなんか危険な気がする。だからボクはナンパを止めるために割り込んだ。

瑞希「やめてあげな、嫌がってるでしょ」

チンピラ「あぁん?誰だてめぇは」

瑞希「ボクは暁y...違う違う、ファディ=ロムドル・アマルフィだ」

危ない、危うく自身の名前を言ってしまうところだった。

チンピラ「誰だかしらねぇがこっちの話に首突っ込んで来んな!来い、野郎共!」

チンピラが呼ぶと、他のとこから別のチンピラが集まり、囲まれてしまった。

チンピラ「痛い目に逢いたくなきゃ今のうちに謝っとくんだな」

瑞希「いや~そういわれましても~」

実際、こんな女の子1人残してこっから逃げるわけにはいかないのだ。

瑞希(どうしたらこいつらを全員倒せるか...)

と考えていると、こよりさんの言葉を思い出した

<こより(こっちの世界もそういう世界なのですよ)>

ということは、何かしらの対抗策はあるということ。

でも問題は、それをこんなところで使っていいのか、ということ。

するとチンピラはナイフを出してこちらに襲いかかった。

瑞希(ちぃ、もうやけくそだ!)

チンピラがナイフを付き出す。だがそれを間一髪で防いだ。瑞希の手には、1本の剣があった。

チンピラ「防いだ!?生意気な‼」

瑞希「生意気なのはどっちだよ‼」

剣を弾いて、後ろから不意打ちしようとした2人めがけ剣を振るう。斬られた2人は後方へ吹っ飛ぶ。こちらは立て続けに襲ってくるチンピラを1人、また1人と倒していく。しかし残り2人になったとき...

チンピラ2「つ~かま~えた☆」

瑞希「!?」

別のチンピラから羽交い締めをされてしまった。一応振り切ることは可能ではあったが、それより先にチンピラが動いた。

チンピラ「それじゃ、眠ってな」

片方の手にはナイフ、もう片方にはハンカチがある。このまま連れ去る気だろう。もはやここまで、かのように思われた...が、なんと上空から下駄が飛んできて、チンピラの頭にヒットした。

チンピラ「いったぁぁぁ‼」

チンピラ2「ボス!?」

瑞希(チンピラの注意が背いた!これなら!)

そして羽交い締めされてるチンピラに向け右肘をサイドから叩き込み、解放されたところですぐに腹へ蹴りを入れた。下駄がぶつかった方のチンピラにも急速で接近し顔面にパンチを叩き込んだ。殴られたチンピラは2メートル程は吹っ飛び、なす術なく退いていった。

瑞希「ふぅ、とりあえずは大丈夫かな」

「あの...ありがとうございました」

瑞希「あぁ、怪我はなかった?」

「はい」

瑞希「よかった、気を付けてね」

そうして絡まれてた子を送り出した。すると1人の女性がビルの上から降りてきた。

瑞希「うぉ、びっくりした!」

「...」

瑞希「あ、あの...どちら様で?」

見た目は普通の人間の姿だが、黒い髪に狼のような耳と尻尾があった。すると女性は喋り出す。

「あなた、普通の人間じゃないでしょ」

瑞希「え、ボク?いやいや、ボクはれっきとした1人の人間だよ!」

「ふーん」

瑞希「うっ...」

冷たい反応しか返ってこない女性に、ボクは少し苦い反応をする。確かに、さっきの動きから普通の女性にはできないような動きではあるが、見た目からしても人間にしか見えないと思う。もしかしたら、見た目は完全に人間だけど、中身は人外だったりすることもあるけれど...

「いずれ、その力が悲劇を起こさなければいいけどね...ウチとしては、あまり望ましいものではないから」

瑞希「は、はぁ...」

その言葉を残して、女性は行ってしまった。

瑞希(結局なんだったんだろう)

そう思いながらも、ボクはニコルのとこへ戻った。

 

瑞希「ただいま~」

こより「おかえり~」

部屋に戻ると、こよりさんがパソコンと向き合っていた。

瑞希「何してるんですか?」

こより「新兵器の開発をね」

答えたこよりさんの口から物騒な単語が飛び出た。1体どんなもの作ってるのやら

こより「ご飯は寝室の方に置いてあるから」

瑞希「わかりました。ではまた明日」

こより「おつこよ~...ん?これは...

扉を閉める直前に、何か見つけたかのような反応をしたが、ボクにはどうでもいいと思い、ご飯を食べすぐに寝たのだった...

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