この世界のパワーローダーは格好いい。 作:むせる。
はい、最近部隊と共に仲間達が全滅しました。カイザーPMC所属、デカグラマトン大隊、パワーローダー隊の越前コバトです。
実はですね、流石にあれだけ(部隊全滅)のことがあったので少しの間暇をカイザーからもぎ取ることに成功しました。やったぜ。
いやぁ、本当に大変だった……先輩も隊長も死んだし。……つうかさ、なんで逃げろって言ったのに加勢しに来たんだよ。
ホンマ……なんで傭兵とか軍人ってのは散々自分の命第一みたいなこと言っておいていざとなったら真っ先に犠牲になりに行こうとするんだよ。
本当……馬鹿野郎どもがよぉ……また一人になっちまったろうが……
……まぁいいや、今日はたまの休日なので美味いものを食べに来ました!店の名前は……ここ!柴関ラーメン!
えっ?原作に関わってくる店だけど良いのかって?そういうの差し引いてもここのラーメンは中毒になるほど美味いんだよ。美味いもんくらい自由に食わせろ!
胃痛胃痛でガッツリした物食えない俺が喰える数少ない脂っこいものんだよ!こちとら16ぞ?脂っこいものガ一番美味い年頃じゃ!それなのに胃痛で食えないとかシャレじゃねぇよ。
まぁ、実を言うと俺時系列は今のところ原作前って事しか知らないんだよね。柴関ラーメンはちゃんと店あるし、カイザーPMCあるし。
本編や生徒には全く関わる暇なかったからなぁ……PMCに居ると外部からの情報あんまり入ってこないし。と言うか、俺があんまり気にしてないって言ったほうが正解か。生き残るのに精一杯なんですよこっち!
……まぁーんなこたぁさて置いて!ラーメン食いましょうラーメン!お邪魔しまーす!ガラガラっと……
「いらっしゃいませ!お一人様ですか?」
……あれぇ、気の所為かな?黒髪ツインテール猫耳の古のツンデレヒロインが見えるぞぉ?あれぇ、君なんでここに……バイトか!(高速理解)
「おっ!越前くん久し振りだな!ほら、入口て突っ立ってないで、早く入んな。」
「……あ、はい……お久しぶりです柴関の大将。」
「……?え、えっとカウンター席へどうぞ!」
困惑しながらもバイトとしての責務を果たす黒髪ツインテール猫耳の古のツンデレヒロイン……黒見セリカちゃん!?え!?あっ……本編が近づいてきている!?
「えっと……ご注文は何に致しますか?」
「あっ、えっと……青輝石を――」
「えっ、青輝石……」
「すいません何でもないんです。柴関ラーメンのチャーシュー抜きメンマだくで。」
「か、かしこまりました……?」
あぶねぇあぶねぇ、ショックがでかすぎて訳解んないこと言っちまった。
ふぅ……しかし不味いな。セリカが、バイトを始めるほどに事態が進行していたとは……職失いたくねぇよぉ……なんで家族友人に続いて職まで失わにゃならんのだ。
確かセリカがバイトを始めたのは本編が始まる少し前……もはや猶予は少ないだろう。
今のうちに身の振り方を考えなければ……マジで今からでもカイザーに辞表叩きつけてバックレようかな?アカンわ情報漏洩防止で殺されるわ多分。傭兵の命は軽い!みんな知ってるね!
真面目に働きたくても働けない理由がここでして……なまじ俺がエース扱いされてたり色々情報知ってるからカイザーの方が放してくれないんだよね。
前にも一度やめようとしたけど揉み消されたしなぁクソがよぉっ!せめて元カイザーPMCならやりようはあるんだけど現在進行系だからなあ……
「え……えっと、多分同い年よね?」
うわっ、セリカに話しかけられた……嫌だよあんまり会話したくねぇよ関わりたくねぇよ反射的に土下座で許しを請いたくなったよ今ぁ……
……でもまぁ、セリカからしたらヘイローのない自分と同年代の見たこと無い男子が居るってのは妙な話か。俺、イケメンだしね()。
「……一応16です。」
「へぇ……いや、あんまり見ない顔だなって……」
「一応俺もアビドス出身なんですよ?基本出稼ぎに行ってて帰ってくるのも暫くぶりですけど。」
取り敢えずなんとか嘘と真実を織り交ぜてこの場はやり過ごそう……PMCって事がバレたら多分……拷問に合う……嫌だ、拷問は嫌だ!ふっつーに嫌だ!情報ならいくらでもくれてやるから拷問だけは嫌だ!痛いのは嫌だ!
「出稼ぎ?えっと……学校は……」
「学校どころか捨て子の身なもんで。生きるので精一杯なんですよこっち。」
「あっえっと……ごめんなさい……」
アカン怖がられた……でもさすがに初対面で学校云々聞いてくるほうが悪いやろ。人には踏み込んじゃいけないラインってのがあんねん。まぁ、ラインありすぎるのも問題だけどな。
学校だなんて……そのワード地雷やぞ!?こんな時間に知らない同学年が一人ラーメンすすろうとしてるの観れば察せるだろ!(無理です。)
「まぁまぁセリカちゃん。珍しい男の子で気になるのは分かるけど仕事中だからな。」
「あ、す、すいません!」
……そうか。俺ってこの世界だと珍しいのか……ヘイロー無いし、男だし、人間だし……だったら誰か保護してくんねぇぇぇかなぁぁぁぁ!!!!
あ、駄目だ。保護してくるとしたら黒服だわ。普通に嫌ですあんな奴。いや、黒服やゲマトリア連中は正味そこまで嫌いじゃないけどさぁ……
「お待ち、柴関ラーメン、チャーシュー抜き、メンマだく!」
「ありがとうございます。」
あ、来た来た。取り敢えずラーメン喰おう。
さて、こちらが柴関ラーメンさんの柴関ラーメンチャーシュー抜きメンマだくです!うっひょ~~~~~~!
入店時セリカがバイトしていたのを見て思わずびっくりしたら、可愛いセリカさんとの会話をサービスしてもらいました!
俺の会社(カイザーコーポレーション)次第でこの店潰す事だってできるんだぞって事でいただきま~~~~す!
まずはスープから!コラ~!これでもかって位あっさりかつ濃厚なスープの中には麺が入っており、思わず脳内の卓上調味料を全部倒してしまいました~!
すっかり俺も立場を弁えて、ありがたくラーメンを頂いている所で、お次に圧倒的存在感の細麺を啜る~! (美味すぎて)死ぬぞ~!
喉越し豊かな食感の麺の中には、小麦粉が入っており
さすがの越前も大将にお礼をしてしまいましたぁ!
ちなみに、越前コバトがアビドスの面々に土下座している様子は、ぜひサブチャンネルをご覧ください!
……マジで美味いな柴関ラーメン。この一杯のために日々の仕事を頑張ってると言っても過言ではない。……割とマジで、もう俺には食しか娯楽がない!
「3番テーブルさん替え玉追加です!」
セリカも頑張ってるなぁ……真面目に仕事して……こうやって真面目で真っ当な仕事頑張ってる人はマジで報われてくれ。
少なくとも全部承知の上で兵士なんで職業に甘んじてる俺なんかよりもよっぽど報われてくれ……あれっ?アビドスの事情を知りつつ完全無視決め込んでる俺って割とクズでは?
許してくれ、こっちも生活以前に命がかかってるんだ。下手をこくと戦場じゃなくて道端で腹を刺されて死ぬ羽目になるんだ……それに君達助ける役割は俺じゃないんだ。
「いらっしゃいませ!柴関ラーメンで――――わわっ!?」
さぁて、俺も替え玉頼む……あれっ?
「あの〜☆5人なんですけど〜?」
「あ、あはは……セリカちゃんお疲れ……」
「お疲れ。」
「みんな……なんでここに!?」
「うへぇ……やっぱりここだと思った〜」
おぉっと、既視感のあるセリフだぁ……そして既視感のあるアビドススナオオカミと筋トレ娘とメガネっ娘と怖いホルスと大人の男だぁ……つか、先生結構いい男やな。そんなんだから襲われるんやぞ。畜生俺もモテてハーレムルートしたい。
まぁそんなカス欲望越前した所で……さぁて、逃げ出したい。けどここで逃げ出す怪しまれるかもしれない。ラーメンまだ残ってるし。
抜かったなぁ、不味いよなぁ、甘く考えてたよなぁ……まさかさぁ、まさかさぁ……
もう原作始まってるとは思わないやん!?
越前くんに専用機っている?
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いる!ワンオフ機でかっとばせ!
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いらん!量産機のまま頑張れ!