この世界のパワーローダーは格好いい。 作:むせる。
ども、便利屋68の監視を命じられた転生者でパイロット、越前コバトです。いやぁ、糞だね。辞めたらこの仕事?辞めらんねぇんだよなぁ(物理的に。)
そっかぁ……アルちゃんもう出てくるのかぁ。どうしよっかなぁ、個人的にはアルは好きだから一度くらい会ってみたいけど、あんまり顔を合わせるのもなぁ……
残念だけど、今回はあくまで監視だから下手に拘るのはよそう……別に態々便利屋と拘らなくても、監視の方法は幾らでもあるからな。
でも気乗りしねぇなぁ……アビドス相手にするのだけでも嫌なのになぁ……でも仕事だからな。迷惑かけた分、アビドスにも相当の
つーかさぁ、愚痴になるんだけどさぁ……監視とか俺にやらすなよ!?
俺パワーローダーの操縦が主な仕事ぞ?荒事しか出来ない馬鹿ぞ!?そんな俺になんで監視なんか……
つかそんなもんドローンでやっとけよぉ……態々人員割くなよぉ!給料良いけどやりたくねぇよ!
……まぁ、いいか。お陰で俺もいい感じに立ち回れそうだ。私にいい考えがある!
正直、ほとんど相手側に依存したような作戦だけど……上手く行けば、
数日間考えた末に生まれた完璧な作戦だ!ストーリーは変わっちゃうかもだけど、もはや関係ねぇ俺が生き残る為だ!
まぁ、そんなこんなでそろそろ便利屋68がアビドスへ介入してくる時間、俺は俺の持ち場に着きますよ〜〜
どうやらね、ある程度の装備は用意してくれるらしいのてお言葉に甘えましょうかねぇ……。
「カメラを設置して……ドローンも配備。あとは――」
と、言うわけで今回俺が監視場所に選んだのは、アビドス高校近くの建物の屋上!そして使う武器は〜〜〜?
テレレレッテレー!対物戦車用ライフル〜!
キヴォトスの生徒とやり合うからにはコレくらい必要だから……ね?
むしろコレでもキヴォトスの神秘持ちとやり合うには全然足りないのよ?パワーローダー持っていきたいけど流石に……ねぇ?隠密には向かないのでパスで。
他には、理事長に便利屋68の活動を見せる用のカメラとドローンを配置。これで準備は出来たな……
さぁて、取り敢えずスコープを覗いて様子でも見てみましょうかね?……おぉ、アビドスと便利屋68が揃い踏みだぁ。
えぇっと……『ラーメン奢ってあげたのにこの恩知らず!』『あはは、ごめんね?それはそれとして仕事はしなきゃ!』『残念だけど、公私は別にする主義なの。』かな?口があるからオートマタよりも読唇術がやりやすいわ。
おぉっと、戦闘が始まった……やっべぇ流石にヘイロー持ち、やる事が派手だねぇ。銃撃戦だよ銃撃戦……銃弾当たってもお構い無しの撃ち合いだぁ。
おっ、C4破裂した!すっげぇ爆発!ハルカの爆弾かな?やっぱ爆発はこうでねぇと。
……さぁて、戦況が混乱してきた所で……俺もこの
BULLETを相手のGOALにSHOOT!!
超!エキサイティング!!
よし、上手いことノノミの足元に威嚇射撃が出来た。近くにはホシノが居るし、あの子なら気づくでしょ……あっ、便利屋も困惑してる。まぁ、流石に予定にない、配置してない場所からのスナイプがあったら怪しむか。
よしっ、ホシノとスコープ越しに目が合った。
―――あ、俺の方に来た。よっしゃ、そのまま俺ん所に来い。相手してやる。
相手の弾全部避けてこっちの弾全部当てれば…………嘘だよ相手なんか出来るわきゃねぇだろ!?
だってさぁ……キヴォトス最高の神秘の持ち主だぜ?キヴォトス最弱の俺が!勝てるわけねぇだろうが!!!
……まぁ、向こうもヘイロー無いのはわかってるから殺しはしないだろ……しねぇよな!?
……取り敢えず、ライフルは置いておいて、ポンプアクションのショットガンを持って……ホシノを迎え撃ちます!ホシノを迎え撃つって字面の時点でどうあがいても絶望よね。
あっ、屋上のドアが蹴飛ばされた。おぉ……盾と銃持ちの本気ホシノパイセンだ。怖っ……俺今からあれとやり合うの?
「動かないで。」
はい、バリバリにやる気のホシノさんがでてきましたね。まぁ、ノノミちゃん狙われたなら当然か……俺も覚悟を決めなくちゃあな。
今改めて考えたら顔隠したほうがよかったかな?いや、素顔晒したほうがこっちの誠意は伝わるか。
「……君はラーメン屋の?」
「久しぶり……で良いのかな、ホシノさん。」
「……君もあの子達の仲間?」
「NO……かな?仲間ではない、どちらかと言えば彼女達の依頼主になるのかな?」
「依頼主?何処の人間だ……まさか、黒服の……?」
おぉっと、そっちに勘違いするか。でも俺黒服あったことねぇんだよな。いや、興味持たれても困るんだけどさ。……まぁ、知らない体でやるか。
「黒服?……誰だ、そいつ。」
「……まぁ、どっちでも良いや。アビドスに手を出す気なら容赦しないよ。」
「まぁ、致し方ないな。やらせてもらう……!」
とまぁ、ホシノと戦うことになる俺ですが……取り敢えず只管に走り回って雑に撃っても当たるショットガンで戦う事にするぜ。
正直ホシノ相手には散弾ではなぁ!って感じなんだが……まぁ、倒すことは目的じゃないから良いんだ。
「……動きいいね。傭兵だったってのは本当みたいだね。」
「あえて一つだけ言うと、ラーメン屋では嘘は言って無い。正直こうやって戦うのも想定外だ。」
「今更にっ……!」
ホシノめっちゃ撃ってくるんだけど……猿みたいに駆けずり回って避けるのにも限界があるな。取り敢えずホシノに近づきたいんだよな…………そや。
「っ!漸く貰った!」
「っ……!!」
銃弾を避けるために後ろにのけぞって…………避けた先にあるライフルの銃口をひっくり返してホシノへ向けて……撃つ!
「っ!」
当然ホシノなら盾で防ぐから、この隙間に突っ込む!これぞ我が勝利の方程式!勝った!対策委員会編完!
「甘いよ!」
おっと目眩ましにもならねぇとは…………不味いな、このままだと撃たれ――
「うおえっ!?滑っ――」
「ってえっ!?」
なんか、滑って少し体勢崩したらギリギリ銃弾回避出来たんだけど……越前絶好調!ってか?……やっぱ、俺ってば運だけは一丁前だな。兎に角――――
「貰った!」
「まずっ……」
まぁ、いいや兎に角ホシノに近づけた。懐に入り込めた!それだけでも良い!……んじゃ、ここで……………耳元で一言言わせてもらおうかね。
「……カイザーは、アビドスの支配を企んでいる。今度、ブラックマーケットに集金書類を探しに来い、それを見ればすべてわかる。」
「っ!?」
「っと!」
緊急回避成功!……へへへ、序盤でとんでもないことをバラしてしまったぜ。こうなりゃもうね、好き勝手やらせてもらいますよ。
「何……をっ!?」
「しーっ。」
あくまでも俺は今ホシノと戦っている。そこは勘違いされちゃならない……俺が居ないはずの原作でも便利屋の戦いぶりをカイザー理事長どっかで見てたみたいだし、どうせ俺も観られてるんだろ?
だったら、こうやるしか個人的にアビドスと関われるタイミングがこないからな。
んじゃ、お詫びの印でもホシノのスマホに送っておきましょーかねぇ。ぽちっとな……
「……このタイミングで何をスマホを弄って――?」
はい、ホシノのスマホに一方通行のメッセージを送りました。内容はね、『
待ってくれって言うのは……ちょっと個人的にPMCの中でやりたい事があるので、それまで待って欲しいからですね。
まぁ、ホシノもこんな怪しい人間からのメッセージなんて無視するかもですが……まぁ、元より信じるか信じないかはあなた次第でってスタンスで行こうか。
「……君は一体何がしたいの?」
「意地汚く生き残りたいだけさ……それよりも、早くアビドスの子達助けに行き…………なっ!!」
閃光弾ファイア!
何の光ぃっ!?ってね……今のうちに扉までダッシュして逃げるぜ!……追いかけっこだぜヒャッハー!
……ってあれ?追いかけてこない?まさか本当にアビドスの子達の方行ったのかな。
この程度の高さならホシノは普通に飛び降りても無傷だろうし……まぁいっか!やることはやったしオールオッケー!
つうか、体中が痛い直撃は何度も免れたけど結構かすったからなぁ……
……いやぁ、にしてもカイザーの事色々バラしたなぁ。まあ、証拠が無いから向こうはまだどうしようもないし、まだ時間はあるな。
さて、次の立ち回りを考えなきゃなぁ……俺そんなに頭良く無いからな。
まぁ、来たるべき反乱の時に備えて土台くらいは整えておかなきゃ……次にやるべきは……仲間集め、かな?
「……あの子、一体……?」
小鳥遊ホシノは考える……あの少年は一体何なのだろうと。
ラーメン屋で会った時はただの気の良いだけのただの少年かと思っていたが、いざ戦ってみれば……攻撃がほとんど当たらなかった。
かすり傷くらいは貰っていたようだが、その程度気にもとめずにぶつかってきた……その上、カイザーコーポレーションの事をバラすだけバラして去っていった。一方的にやられてホシノは正直訳がわからない。
ホシノは、あの少年の忠告通りに、少しだけ足止めを頼んだアビドスの後輩達の待つ戦場へと戻る最中、少年から貰った座標を眺める。
そこは、本来
「……まぁ、今はまだ様子見、かな?」
ホシノはそう言って、あの少年の……越前コバトの顔をその脳裏に焼き付けてたのだった。
一応言っておきますが続けてたら普通にスタミナ切れで越前が負けて捕まります。死なないのとスタミナ切れとは全くもって無関係だからね。しょうがないね。
越前くんに専用機っている?
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いる!ワンオフ機でかっとばせ!
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いらん!量産機のまま頑張れ!