ちょっと待って! 私の下の階級に猪熊柔がいるんだけど……! 作:怪盗218
オルガンの伴奏に僅かに遅れて、体育館の四隅に設置されたスピーカーからハスキーな歌声が響き始める。その響きが、たくさんの思い出の沁み込んだ広い体育館の中を、さざ波のように広がって行く。
~~~~悲しいことがあると~~~~開く皮の表紙~~~~♪
~~~~卒業写真のあの人は~~~~やさしい目をしている~~~~♪
「先輩、絶対オリンピックで金メダルを獲って下さいね!」
「桐生先輩は俺の目標でした! ありがとうございました!」
「あの、桐生先輩、制服のリボン頂けませんか!? ――! ありがとうございます! 一生の宝にします!」
桜舞う3月某日の秋田東工業高等学校 体育館。厳粛な卒業式がようやく終了し、今私は、後輩達が左右に列を作ってフラワーシャワーで送り出してくれている狭い道を、スピーカーから流れる卒業式の定番である歌に包まれながらゆっくりと進む。
~~~~町でみかけたとき~~~~何もいえなかった~~~~♪
~~~~卒業写真の面影が~~~~そのままだったから~~~~♪
途中、在校生から新たなフィールドに進む私達卒業生に、紙吹雪と共に様々な言葉が次々と投げかけられる。
(ちょうど首元が苦しいな)、と思っていた時に、制服のリボンが欲しいと真剣な顔でせがんできたおかっぱ頭の男子生徒(名前は知らないが、随分前に駅裏で他校の不良に絡まれていた所を助けた子に似ていた気がする)がいたので、その子に解いたリボンを手渡す。
明日から私には必要のない物になるんだし欲しいのなら上げるわよ、とそのまま先に進むが、背後から「ずるいぞっ!」、「よこせっ!」、「半分っ! 切って半分こしよう!」という喧噪の声が。何を取り合っているのだろうかと振り返りたくなる欲求に苛まれたが、後がつかえていると考え直した私は、そのまま体育館の出口へと進む。
男子生徒の数と比べたらぐっと少数だが、しっかりと女子生徒も左右の列の中にいて、涙ぐみながら私との別れを惜しんでくれた。
「先輩、本当に東京に行かれるんですか? 私も来年先輩と同じ短大に行っても良いですか?」
「もちろん! 私、向こうでも柔道部を立ち上げるつもりだから、一緒に柔道しようよ!」
「あ……柔道は、その遠慮します……。とてもではありませんが、あの練習量に耐えられるとは思えませんので……」
えーー、残念。まあ、強制するものでは無いから仕方ないか。っと、そうそう。言っていなかった気がするから、今言うね。
~~~~人ごみに流されて~~~~変わっていく私を~~~~♪
~~~~あなたはときどき~~~~遠くでしかって~~~~♪
ふふふ、桐生茜 花も恥じらう18歳。この度、見事に第一希望だった三葉女子短大に合格しているのであります! パチパチパチパチーー♪ 突然私の胸に飛び込んできて涙を流しながら別れを惜しんでくれている女子生徒をどうにか慰めながら、私はとある日の柔ちゃんとの会話を思い出す。
~~~~2月下旬の某日 深夜~~~~
「良かったー。柔ちゃん、入試の直前に、女性カメラマンに密着された松田さんを見た事で試合中に動揺して手を怪我したって聞いていたから心配してたけど、ちゃんと合格したのね。良かった、良かった」
『ど、どうしてそんな見て来たような事を……って、ち、違うんだから! そんなんじゃありませんっ! 動揺とかじゃなくて、ただ疲れてついぼーっとしちゃって……! そ、そんな事より、茜さんこそ合格おめでとう。
茜さんも入試の直前に柔道の大会に出場していたから、勉強時間が足りているのか心配してたのよ』
柔ちゃんは私の舌鋒を躱すように、私がオリンピックの選考会も兼ねていた体重別選手権に出場した事を話題にする。
『もう茜さんは国内大会に無理に出場しなくても、オリンピックの52kg以下級に内定されているはずぢゃって、お爺ちゃんが言っていたけど、どうして急に出場する事にしたの? それも、入試の直前に』
「まあ、そうなんだけどね。ほら、私の出ていない大会で優勝して、私と戦わずにオリンピック代表から落選した選手の気持ちを考えると、やっぱり白黒はっきりつけたいじゃない。私にとっても、相手にとっても。それに、私も戦いたかったし……ね」
『それって、茜さんが決勝戦で戦った三上っていう選手の事……?』
「まあ、三上さんだけじゃないけど……ね」と電話口の向こうの柔ちゃんに応えながら、私に決勝戦で敗れた後、三上から畳の上でかけられた言葉を思い出す私。
“あーあ、やっぱり桐生さんは強いね。うん、これで悔いを残すことなく家業を継げるわ。忙しい時にわざわざ出場してくれてありがとう、桐生さん。オリンピック、絶対金メダル取ってね!”
……駄目です。そんな簡単に柔道を引退して家業を継がせたりはしませんから。まだまだ三上さんには日本のために一肌脱いでもらうつもりなんですから。
そんな事を考えていた私は、『茜さん……? どうかした?』という声で我に返る。
「ううん、何でもないわ。それで、当日の合格発表は、松田さんと呼んでもいない風見鶏が一緒に見てくれたの? 良いわね、私なんかお父さんもお母さんも仕事だったから、一人で仙台まで見に行ったのに……」
『風見鶏じゃなくて、風祭さん。あと、呼んでもいない、なんて失礼よ、茜さん。風祭さんは、私を心配して忙しいのにわざわざ来てくれたんだから。あ、それより茜さん。ありがとう』
突然柔ちゃんからお礼を言われた私は、「ありがとうって、何が?」と問いかける。
『松田さんに、東京会場の合格発表の日に私と一緒に行ってあげて欲しいってお願いしてくれたんでしょ? 松田さんから聞いたわ』
むぅっ……。松田めぇ。こういう所が駄目なのよ。確かに私は、合格発表の前夜、日刊エブリ―スポーツ本社に電話して、松田さんにその旨をお願いしていた。だって、柔ちゃんが伝言を頼んだ加賀邦子カメラマンが松田さんに素直に伝言を伝えないのは、原作知識で知っていたから。
そのことを覚えていた私は、松田さんに私から直接その件を伝えて、同時に、私からお願いされたという事は柔ちゃんには黙っておくように、って言っておいたのに……。それは、“邦子さんからの伝言は聞いていないけど、当然合格発表の日は把握していた”って事にしておけば、柔ちゃんの松田さんに対する株は上がるだろう、と考えての事だったのにぃ……。
もう、こういう所に限っては、風見鶏の爪の垢をほんの少しだけ煎じて飲みなさいって、言ってあげたくなるわね、しっかり者の妹としては。
『それじゃあ、茜さん。こっちに来るのは3月25日だったよね。私、東京駅まで迎えに行くね』
柔ちゃんとの会話を終えた私は、4月からの新天地に胸を躍らせるのだった。
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~~~~話しかけるように~~~~ゆれる柳の下を~~~~♪
~~~~通った道さえ今はもう~~~~電車から見るだけ~~~~♪
「ほらほら、桐生さん。そんな風に話しかけられる度に立ち止まっていたら、皆が進めないわよ」
担任の先生に「早く進みなさい」と追い立てられた私は、後輩達に手を振り体育館の出口に向かう。
「先輩、あのチョコ特許を取りましょう! バルサンとかがきっと高値で買ってくれます!」
途中、私の十八番であるチョコ(ふふふ、昨年に続き今年も大盛況だったのよ、これが)に着目した見どころのある後輩君がいたから、私はその子とがっしりと握手を交わす。……ん? バルサン……? バルサンってあのゴキ駆除メーカーでは……? いや、まさかね。おそらくバルサンと言う名のお菓子メーカーの事を言っているのだろう。微妙に首を傾げながら私は、中高の6年間慣れ親しんだ学校の体育館を、名残惜しい思いと共に後にする。
桜舞い散る校庭に出ると、厳つい顔の柔道部の面々がたむろしていたので、私はその集団に近づいていく。背後からは、まだ卒業式の定番ソングが漏れ聞こえてくる。
~~~~あの頃の生き方を~~~~あなたは忘れないで~~~~♪
~~~~あなたはわたしの~~~~青春そのもの~~~~♪
「やっほ。田代、警察学校の研修、明後日からなんでしょ、頑張ってね。それでもって、立派な警官になって、いつか私が犯罪犯しても、もみ消してね。キャプテンのよしみって奴で!」
「あのなぁ、卒業して真田が傍にいなくなったお前が言うとシャレに聞こえないから、やめろ」
4月から警察官になる事が決まっている田代がしかめ面で文句を言うと、彼の隣に立っていたみぞっちが笑みを浮かべる。
「桐生、俺は高専に行っても柔道を続けるつもりだから、秋田に戻って来て調整が必要な時はいつでも来いよ」
「うん、ありがとう、みぞっち。私、いつかお金が溜まったら大型バイクの免許を取ってバイクを買うつもりだから、改造とかで色々相談に乗ってよ」
機械科を専攻しているみぞっちは、「違法改造は駄目だからな」と私に応えながらも、相談に乗ってくれることを約束してくれた。
「すまん、遅くなった。って、桐生、お前リボンはどうした?」
突然背後から投げかけられた言葉に私が後ろを振り返ると、第2ボタン……どころか全てのボタンを無くした真田が立っていた。
「私のリボンうんぬんの話より、あんたのその恰好は一体どうした事よ……?」
私の問いに真田は頬をぽりぽりと掻きながら(これは真田が照れている時の癖だ)、フラワーシャワーロードを歩いている最中に女子生徒に求められるままボタンを渡していたら、全部無くなったという話だった。
「ちっ、まったく羨ましい奴だ。どうしてお前ばかりそんなにモテるんだよ?」
「そうだ、そうだ。ほぼ男子校でどうしてお前ばかり……。おい、桐生。卒業記念という事で、桐生スペシャルを真田にかけてやれよ」
田代とみぞっちがモテモテの真田を僻んでそんな風に私をけしかけるが、真田は手を振ってそれを拒絶する。
「馬鹿、冗談じゃないぞ。俺は来週にはスイスに立つんだ。こんな所で怪我をするわけにいくか」
「そっか。明後日だったね。語学勉強はどう?」
「お前に教わったから、多少はな。残りは、向こうで暮らしながら勉強する事にするよ」
苦い顔でそう口にする真田だが、元が優秀でその上努力家の彼の事だ。柔道同様に粘り強く取り組んでいくだろう事を私は確信していた。もちろん、時計造りの方もだ。
「次に日本に帰ってくるのはいつになりそうだ? 帰って来たら絶対に連絡してくれよ」
「そうだ、そうだ。卒業してもたまには集まろうぜ。桐生、お前も秋田に戻って来たら連絡しろよ」
「分かってるよ。真田、スイスで何か困った事があったらいつでも連絡してよ。直ぐに元キャプテンである私が飛んで行ってやるからね」
「ははは、お前が来ると余計に問題が大きくなる気がしてならないけどな。……だけど、そうだな。それなら俺もお前に約束しようか。お前が困った時は、元副キャプテンである俺が側についていてやるよ。お前が強い事は知っているけれど、時には何かに寄りかかりたくなる時もあるだろう? このとおり、身体だけは無駄にでかいんだから、お前の好きに寄りかかると良い」
「うん、約束だよ、真田」と、彼から貰った機械式時計を嵌めた左手で、彼の胸をとん、と打つ。
「あっ、先輩達、良かった、まだいてくれたんですね」
私達が名残惜しい会話を交わしていると、私達卒業生に遅れて体育館を後にした柔道部の後輩達がぞろぞろと周囲に集まってきた。
「桐生先輩、ひどいですよ。先輩の尊いリボンをあんな部員でもない奴に上げるぐらいなら、何で俺に譲ってくれないんですか?」
現柔道部キャプテンである2年の小田がふくれっ面で私に文句を言う姿が可愛くて、私は彼の頭をジョリジョリと撫でながら(これももしかすると最後になるかもしれないわね)、彼を宥める。
「良いじゃない、別に。あんたにはこの間チョコ上げたでしょ。あれ、自信作だったのよ。どう、やばかったでしょ?」
「え、ええ、確かにやばいぐらい強烈でした。母ちゃんが屋根裏に置いたら面白いくらいにねず……、あ、いえ、何でもありません。そんな事より、人数も揃ったことだし、秋田東工柔道部伝統のキャプテンの送り出しを早くやりましょう」
「そうですよ、俺達そのために集まったんですから」と、他の後輩達も私を取り囲むように集まってくる。
「え、本当にやるの……? あれ、目立つから恥ずかしいんだけど、私……」
今、体育館前の広場には大勢の卒業生や在校生に加えて、卒業生の保護者達までいる。かくいう私の両親もその保護者の集団の中にいて、今は別れを惜しんでいる私達の邪魔をしないように気を使ってくれているのか、遠巻きにこちらを見つめている。
「何を言っているんですか、先輩。昨年は先輩が率先して一個上のキャプテンにやってたじゃないですか」
「そ、そうだけどぉ……」とまだ渋る私に、同級の真田達までがニヤニヤと笑みを浮かべながら後輩達の輪の中に加わる。
「諦めろ、桐生。伝統はこれからも守られていくべきだし、お前は体重も軽いから重量級だった去年のキャプテンよりずっとやりやすい。それに、ほら、彼らも待っているぞ」
そう言って真田が顎を振ると、そこには秋田のローカルTV局『秋田テレビ』のTVクルーが、今か今かとカメラをこちらに向けてスタンバイしていた。
「ふふふ、まあ、仕方ないさ。お前は我が校、というより我が県の有名人だし、その有名人の卒業式の一コマを撮るためにずっと待ってたんだ。これも有名税だと思って諦めるんだな」
「そういう事。さっきTV局の人達から聞いたけど、このニュースは全国放送で流れる事が決まっているらしいぜ」
田代とみぞっちの言葉にげんなりしたが、私も少ならからず報道陣との付き合い方は心得ている。映える我が柔道部に伝わる伝統儀式をカメラに収める事を彼らが求めているのも理解は出来るが、よりによって私で良いのかな……。柔ちゃんや本阿弥さやかのような誰もが思わず振り返るような美少女ならともかく、ちんちくりんの私で申し訳ないんだけど。
私が頭を悩ませていると、その様子に焦れたのか何人かの後輩が私の肩に手を置くと同時に、膝裏にも手が伸びる。
「さっ、行きますよ、先輩! 覚悟は良いですか?」
「ちょ、ちょっと待って! まだ私、やるって決めてない――。わっ、わあっ!!!」
私の言葉など誰も聞く耳を持ってくれず、次の瞬間、私の身体は高く、高く宙を舞っていた。
――ひいっ!
別に高所恐怖症と言うわけでは無いし、ジェットコースターなどの絶叫系乗り物も大好きな私だが、これは怖い。横になった状態で高く舞ったかと思うと、一瞬の静止の後私の身体は万有引力の法則に従い、今度は地上に向かって背中からすーーと落ち始める。カシャカシャというカメラのシャッター音が私の耳朶に届くが、今の私はそんな事を気にしていられる状況では無かった。
落ちるっと、思わず目を瞑った私の背中を支える大勢の手を感じる。ほっと一息ついたが、安堵の息を吐くのはまだ早かった。私を受け止めた大勢の手は、一瞬私の身体を沈めた後、再び私を宙に跳ね上げたのだ。
そう、これはプロ野球で優勝したチームが自陣の監督などに対してグラウンド上でよくやるイベント、つまり、『胴上げ』だった。
真田が言っていたように、この胴上げは今年から始まったわけでは無い。引退したキャプテンを卒業式に胴上げするのは、柔道部が秋田東工に創立された数十年前から続く伝統ではある。しかし、去年のキャプテンは真田に匹敵するほどの上背と体重だったので、私を含めた皆が力を合わせてもほとんど空を飛ぶ事は無かった。しかし、今年は……!
ちょっ、これ、いったい何メートル浮いてんの!? 最高到達点から目に映る景色は、6年間この学校に通っていた私ですら初めて見るものだった。一瞬視界に入った体育館の二階踊り場にある開いた窓からは、卒業式でかかっていた曲がまだ漏れ聞こえてくる。
~~~~人ごみに流されて~~~~変わってゆく私を~~~~♪
~~~~あなたはときどき~~~~遠くでしかって~~~~♪
~~~~あなたは私の~~~~青春そのもの~~~~♪
ちょっと、いつまでやってんのよ、あんた達! 見物客やTV局の人達へのサービスのつもりなのか、もう数えるのも馬鹿らしくなるほど宙を舞わされた私は、ようやく地上に足をつく事を許された。
よろめく身体を鞭うち、「こんなの不公平よ! 副キャプテンも空を飛びなさいっ!」と皆をけしかけ真田も胴上げしたのだが、悲しいかな、やはり真田の巨躯はさほど宙を舞わせることが出来なかった。
良い絵が撮れました、とほくほく顔で帰って行くTV局のスタッフを私は恨みがましい目で見つめていた。
その日の夜……。
『桐生さん、卒業おめでとう! 見たわよ、TV! すっごく高い所まで胴上げされていたわね。一緒に見ていたお母さんも驚いてたわ。あれ、怖くなかったの?』
「う、うん、ありがとう、柔ちゃん。ま、まああれくらい“なんもなも”って奴かな……。柔ちゃんの卒業式は明日よね? 私みたいに胴上げは……」
『え……、私、部活に入ってないし、そんな事あるわけ無いわ』
「それはそうかもしれないけど、例の花園君や須藤君だっけ、彼らに言えば胴上げぐらいしてくれるんじゃあ……?」
『――どうしてそんなに私を胴上げさせたいのよっ!? 絶対に嫌よっ!』
「……(絶対に三葉女子短大の卒業式で胴上げしてやるんだから。覚えてなさい、柔ちゃん)」
こうして私は、生まれ育った秋田を遠く離れ、新しい一歩を踏み出したのだった。オリンピックイヤーの今年、私はまだ何一つ成し遂げてはいない。全てはこれから。まだ真っ白なキャンパスにどのような色彩が加わるのか、私自身分かっていなかった。
ちょうど出会いと別れの季節ですね。告白①の投稿日といい、今回と言いタイムリーにあってちょっと嬉しいです。
このあと3話分過去編の閑話を続けた後、新章スタートです。
3月いっぱいで現部署からの転勤が決定。2年間過ごした場所を離れる事になり、茜さんでは無いですが、私も出会いと別れの季節到来です。Wi-Fiの解約などもろもろの手続きがある関係で、感想への返信がおぼつかないかもしれません。投稿頻度は守りたいと思いますがご理解いただければ幸いです。