そんなわけで本日は投稿。
明日は明日の風が吹く。
ああ、カードパワー弱いデュエルってマジで楽。
ずっとプロット無しで思いつくまま書いてるけど全然展開迷わないもの。
「さぁーいくぞードンドン行くぞ〜!
「本当に突っ込むのか!? リバースカードが四枚も伏せられている相手にあんな攻撃力の高いモンスターで……!! 馬鹿な!」
「もし罠だったら破壊されて、万丈目と同じ末路だぞ!?」
「どういう意味だ遊城十代!!!!」
「さぁ〜てどうするのかなー? そのリバースカード、何を大事だいじに隠してるのかなぁ〜?」
「……………………」
サターンの巨大な腕が振り被り、叩き潰すように離人に振るわれた。
白夜離人 LP1200
「え……?」
「あれ……?」
「………………ハ??」
伏せられたカードは一枚たりともその姿を見せることは無く、見捨てられた主は怪腕に晒されてライフを大きく削り取られた。
ソレを唖然とした表情で見る万丈目と十代。
そして、拍子抜けするほどアッサリと大ダメージが通ったルナの方は…………。
「……何だよソレ。まさかその四枚、全部ブラフか『聖なる輝き』みたいな糞カードだっつーんじゃねえだろうよなぁ?」
今までの様子が嘘のように苛ついた表情と低い声で離人を威圧した。
「おやおや? さっきまで楽しそうに万丈目を雑魚となじっていたお嬢さんと同じ人間とは思えない口調だ。癇癪持ちかな?
それとももしや、トラゴエディアの精霊に人格でも乗っ取られたかい?」
「っざっけんな。ウチとトラゴエディアは運命共同体のズッ友だってんだよ。
アンタこそ何? 背後にそんな世界滅ぼしそうなオーラ出した精霊持っておいて、まさか本当にその辺の雑魚と同じだってんなら…………次は潰して挽き肉にすんぞテメェ」
「な、なんか急に、滅茶苦茶怖いこと言い出したぞこの子……??」
「…………随分物騒な猫を被っていたものだ」
ルナの繕いもしないムカつきに、腰が引けている十代と万丈目。
だが、離人はそんな威圧感を受けても涼しい顔をして笑っている。
「フフフ。挽き肉は困るな。それじゃあホラ、愉しめるものが限られてくるだろ?
ダメージ計算後、罠カード発動。『フリッグのリンゴ』」
白夜離人 LP4000
「何!?」
「離人のライフがもとに戻った!」
「『フリッグのリンゴ』は、自軍にモンスターがいない場合に戦闘ダメージを受けると発動出来る。
ダメージを回復し、回復した数値の攻守を持つ『邪精トークン』を特殊召喚する。
守備表示だ」
邪精トークン DEF2800
「……………………」
「どうかなお嬢さん? ひと時の優位は愉しめたかい?」
余裕たっぷりな笑みで邪精トークンを弄ぶ離人。
そしてルナは……。
「ーーなぁ〜んだよ。ちゃーんとそういうカードあったんじゃ〜ん♡
不安にさせんなよなぁ〜コイツぅ☆」
すっかりご機嫌に戻った。
「…………何で自分が有利になった途端に激昂して、罠にハメられていたとわかったら上機嫌なんだあの女は……? 意味がわからない」
「ま、まあ……人間色々だって。万丈目」
「そんじゃあ、カードを二枚伏せてターンエンドっ☆」
「よっしゃ、オレのターンだ! ドロー」
ルナのターンが終わり、十代のターン。
場に在るのはフォレストマンとレディ・オブ・ファイアだ。
「スタンバイフェイズ。フォレストマンの効果発動。
デッキから『融合』のカードを手札に加えるぜ」
『融合……たしか、あの遊城十代って子はHEROデッキの融合使いなのよね?』
「うん? そうだが……何だ突然?」
『何ていうのかしら……さっきのターンを見てると、融合デッキとして
「…………違和感だって?
そんなもの感じるほどカードをプレイしているか……?」
『…………いいえ、なんでもないわ。
ごめんなさい離人くん。別に命懸けでもない普通のデュエルで口を出すことではなかったわ』
「まあ、別に構わんが……バトルロイヤルって思ってたより待ち時間暇だし」
「オレはもう一度エアーマンを召喚するぜ!」
E・HERO エアーマン ATK1800
「エアーマンの効果発動。
場のE・HEROの数だけ、魔法・罠カードを破壊する。
オレは離人のリバースカードと、ルナの『冥界の宝札』を破壊!」
ルナの冥界の宝札と、離人のリバースカード一枚がピコンと輝き対象に取られた。
「ふぅ〜ん。遊城のやつ、意外とケンジツなプレイングじゃん?」
ルナはチェーンも無いようで、傍観するだけ。
離人は……。
「こっちもチェーンは無い。
こっちでは貴重な『攻撃の無力化』が破壊されたのは痛いな……」
「さてと。無事にカードを破壊出来たのは良いけど……」
旧溜永ルナ LP1000 手札2
伏せ×2
白夜離人 LP4000 手札1
邪精トークン DEF2800
聖なる輝き 伏せ×2
(あの二人にはそれぞれ攻撃力と守備力で2800のモンスターがいる。
今のままじゃ攻撃出来ない……かと言って)
万丈目 LP3500 手札2
竜の逆鱗 伏せ×2
(最初のターンに伏せたカードはともかく、モンスターを失ってから伏せた方のカードは攻撃反応型の可能性もあるよな)
(遊城十代がこちらを見ている……来るか!)
「う〜ん……良し、やってみるか! バトルだ、エアーマンで万丈目にダイレクトアタック!」
E・HERO エアーマン ATK1800
「させん! リバースカードオープン。
『サンダー・ブレイク』! 手札を一枚捨てて、エアーマンを破壊する」
竜巻を巻き起こすエアーマンが天雷を受けて爆発四散。
「くっ……! やっぱそういう感じのカードだよな。
カードを一枚伏せて、エンドフェイズに入る」
十代の場にはレディ・オブ・ファイアが健在だ。
このカードは自軍のE・HEROモンスターの数×200ポイントのダメージを毎回発生させる。
一対一ならばともかく、多数の思惑が縦横無尽にバラつくバトルロイヤルでしかもライフが4000とあっては、バカに出来ないものがある。
(今回のターゲットはどいつだ?
攻撃をし損ねたオレか? ライフ的に一番不利なあの小娘か? ライフが最も多い白夜離人か?)
「今回は……離人に400ポイントのダメージを与えるぜ!」
「お、こっちに来たか」
白夜離人 LP3600
「ターンエンドだぜ!」
遊城十代 LP4000 手札3
E・HERO フォレストマン DEF2000
E・HERO レディ・オブ・ファイア DEF1000
伏せ×1
「さあて、お待ちかねの俺のターンだ! ドロー」
離人がターンを受けてカードを引く。
「さっきからウズウズしてて仕方なかったんだ……全く。
伏せて守ってターンエンドなんか性に合わないよなあ!!」
活き活きとした表情で邪精トークンを守備表示から攻撃表示へ変更する離人。
「行け、邪精トークン!
「おおっ!! 分かってんじゃあ〜ん白夜ぁ! 殴られたら殴り返さないとなぁ!!
けどざぁ〜んねん。アタシは大人しく殴られる女じゃないんだよねぇー☆」
VS
邪精トークン ATK2800
「ダメージ計算前、罠カード『弱体化の仮面』を邪精トークンに発動!! 攻撃力700ダウン!
雑魚になっちゃえ〜☆」
邪精トークン ATK2100
「チェーン。速攻魔法『突進』を発動。邪精トークンの攻撃力を700ポイントアップ!」
邪精トークン ATK2800
「チェーン! 罠カード『鎖付き
サターンの攻撃力500アップ!」
「チェーン。 罠カード『鎖付きブーメラン』!
邪精トークンの攻撃力を500ポイントアップ!」
邪精トークン ATK3300
「ーーあハっ、アハハっ! アハハハハハ!!」
「二人ともリバースカードを使い切ったぜ!」
「攻撃力は互角!」
邪精トークン ATK3300 VS
「
「
攻撃力3000を越えるモンスター同士の激突に大きな衝撃が走る。
四人のプレイヤーが踏ん張りを利かせて奮い立つ。
その中でも、衝突の原因の
まるで朝礼の校長の長話から解き放たれて一限目の体育に向かう小学生のようだ。
「あは……あはは……堪んねえ………………♡」
「良い衝突だ……!
メインフェイズ2。
手札から『イエロー・ガジェット』を守備表示で召喚。
効果で『グリーン・ガジェット』を手札に加える。
ターンエンドだ!」
イエロー・ガジェット DEF1200
バトルロイヤルは終わらない!(打ち切り感)
生命の掛かってないデュエルはなんぼやっても良いですからねえ。
とくにGX。
バトルロイヤルの勝者を予想しよう。本当にそうなるかもしれないからね
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選ばれし者 万丈目準
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傍若無人メスガキ 旧溜永ルナ
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使用デッキはマスク 遊城十代
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もう少し目立ったらどう? 白夜離人