誰一人万丈目が勝つと思ってなくて草なんよ。
ps.今期のアニメはうちなー方言が楽しい。金髪ちゃん可愛い。あんな世界観で生きていきたかった……。
バトルロイヤル三巡目ラストとなりました。どうも。白夜離人と申します。
万丈目準がライトエンドを召喚して、旧溜永ルナがSATURNを出し、遊城十代がブラストを出して来て、準エース格のモンスターのパレード状態。
ソリッドビジョンの画質の美しさや解像度の高さも相まって、実に見応えがある。転生者冥利に尽きると言うものです。
「ここは俺も、強力なモンスターを召喚して3人に倣いたい所だ」
『強力……と言うことは私の出番ね』
「バカタレ。お前を出すと言うことは勝負が決まると言うことだろうが。
モンスター全滅にバーンに加えてダイレクトアタック。これを一手に出来る性能なんて許されて良いわけ無いだろうが。キサマと比べたらドラグーンだってマシに自重している」
『相変わらずつれない言葉ね。でも、だったらどうするの?
貴方のデッキには……』
「俺のターン、ドロー!」
『あら、逃げちゃったわね……」
引いてきたカードを確認する。
「………………」
『モンスター・スロットね。
自軍モンスターを対象に取って、対象のモンスターと同じレベルのモンスターを墓地から除外して一枚ドローするカード。
あと、引いたカードはお互いに確認して、除外したモンスターと同じレベルのモンスターカードなら強制的に特殊召喚する。
使い勝手が良いとは言えないカードだわ』
「幸い俺の手札にはグリーン・ガジェット。墓地にはイエロー・ガジェットがいるから発動は可能だが……」
『はっきり言って、さっきから酷い手札事後ね』
「ある程度は覚悟していたさ。
ガジェットの売りは安定性の高さだが、そもそも俺のデッキに3色ガジェットは一枚ずつ。安定もへったくれもない。
しかしパックを開封しても『モリンフェン』だの『はにわ』だのと実用的なモンスターカードが全く手に入らないと来た」
『魔法と罠カードの方は強力なカードが多く手に入るのに、不思議よね。
パックから死者蘇生がダブった時の、隣の席で食費と家賃を全て注ぎ込んでパックを剥いていた人の形相は今でも思い出すわ。その日行われる大会に勝てなければ、希望の船に乗せられるんだったかしら?』
「よせよ、アレはたまに夢に出る。
人は憎しみで顔を歪める時、涙と血以外にタンパク質や脂までひり出せるのだと勉強させられた。勉強の強は強制の強とはよく言ったもんだ……」
閑話休題。迷っていても仕方が無いので、定められたレールの上に乗ってカードをプレイする。
「グリーン・ガジェットを召喚。
効果でレッド・ガジェットを手札に」
グリーン・ガジェット ATK1400
「モンスター・スロットを発動。
イエロー・ガジェットを墓地から除外して一枚ドローする」
さあて、何が引けるか。頼むからモンスターカードは引きませんように。
『手札の私を特殊召喚するカードだったら、無理矢理創造してみても良いわよ?』
「うるせえ黙れ毎回初手に来んな破滅竜! ドロー!!」
『起動兵士デッドリボルバー』
『モンスターカードね』
「戦力になるからまだ良い!
モンスター・スロットの効果により、引いたカードが除外したモンスターと同じレベルのモンスターカードなら特殊召喚する」
起動兵士デッドリボルバー ATK2000
「ええっ!? レベル4モンスターなのに攻撃力2000なのかよ!」
十代が良いリアクションをしてくれる。逆に万丈目は丸腰なこともあって一気に訪れたライフの危機に険しい顔をしている。
「何で下級モンスターの攻撃力が2000もあるんだ……っ!」
「キミの始原竜のステータス見てみな? サイズ2000/2000だぞ。あの効果で」
「プライマルドラゴンは戦闘ダメージを与えることは出来ない。
だったらそのモンスターも……」
「デッドリボルバーは、ガジェットモンスターがいれば攻撃力が2000アップする。
ガジェットモンスターが居なくなれば攻撃力が0になるのがデメリットだ」
「つまりリスクは無いわけだな……!」
「そういうことだな。と言っても、まだ決着を急ぐ時じゃない。
万丈目を倒しても、まだ二人と戦わなきゃいけないしな」
俺の標的は、ライフも手札も場も潤沢。このバトルロイヤルの石油王ような立ち位置にいる十代だ。
「バトルフェイズだ。
起動兵士デッドリボルバーで、オーシャンに攻撃だ!」
「お、こっちに来たか!」
起動兵士デッドリボルバー ATK2000 VS E・HERO オーシャン ATK1500
「ぐっ……!」
遊城十代 LP3400
「伏せカードの発動は無し……か。
なら、グリーン・ガジェットは万丈目にダイレクトアタック!」
グリーン・ガジェット ATK1400
「くっ……!!」
万丈目準 LP1800
「ターンエンドだ」
俺のターンが終わり、万丈目のターンへ。
「オレのターン、ドロー! ……くっ」
(引いたのはこのカードか……だがこのバトルロイヤルもそろそろ終盤だ。やってやる!)
「オレは、光の護封剣を発動する!」
「「「ーー光の護封剣!?」」」
三人の声がハモる。
光の護封剣は相手モンスターの攻撃を封じる魔法カード。
だが、その効果継続のタイムリミットは
つまり、4人対戦のバトルロイヤルでは一巡で効果が消えてしまうのだ。
(稼げるターンは次のオレのターンが来るまで。そしてオレの手札は)
「ミンゲイドラゴンを守備表示で召喚! ターンエンド」
ミンゲイドラゴン DEF200
(これで最後。次のターンが、このデュエルの勝敗を決める!)
「アタシのターン、ドロー!」
(万丈目の奴が光の護封剣を発動したおかげで、一ターン余裕が出来た。
けど、この手札じゃ結局次のドロー勝負じゃんか……くそっ)
「『素早いモモンガ』を守備表示で召喚。ニュードリュアを守備表示に変更してターンエンド!」
素早いモモンガ DEF100
ニュードリュア DEF800
空っぽになった左手を忌々しげに見ながらエンド宣言。ぐっぱぐっぱと握っては開く。
「オレのターン、ドロー!」
(『戦士の生還』か。
これを発動して墓地のエアーマンを手札に戻して召喚すれば、万丈目の光の護封剣を破壊は出来る。
けど、今オレの手札にある攻め札は『融合』だけ。
今破壊して万丈目に攻撃すれば万丈目は倒せる。
だけどそれをやっても、他の二人が高い攻撃力のモンスターを出して来られたら一気に押し込まれる。なら……)
「フォレストマンを守備表示に変更。
そして、E・HERO クノスペを守備表示で召喚。カードを一枚伏せてターンエンド」
E・HERO クノスペ DEF1000
E・HERO フォレストマンDEF2000
今までに無い早さで俺のターン。流石に攻撃出来ないと、やれることは少ない。
「俺のターン。ドロー。
お、ようやくいい引きが来たな。『マジック・プランター』を発動。
もう十分仕事した『聖なる輝き』を墓地へ送って二枚ドロー」
………………なるほど。こう来たか。
「レッド・ガジェットを召喚。デッドリボルバーを守備表示。
カードを二枚伏せてターンエンドだ」
レッド・ガジェット ATK1300
●万丈目準 LP1800 手札0
ミンゲイドラゴン DEF200
●旧溜永ルナ LP1300 手札0
ニュードリュア DEF800
素早いモモンガ DEF100
漆黒の太陽
伏せ ×1
●遊城十代 LP3400 手札2(融合)
E・HERO フォレストマン DEF1000
E・HERO クノスペ DEF1000
伏×2
●白夜離人 LP3500 手札2
起動兵士デッドリボルバー DEF2000
グリーン・ガジェットATK1400
レッド・ガジェット ATK1300
伏せ×2
バトルロイヤルもいよいよ大詰め。
誰が勝ち誰が負けて、何が召喚されるのか?
次回。そろそろ決着かもしれない第五巡。
『そろそろ私の出番よね? ね!』
「………………なるべく使いたくないと言っているだろ」
バトルロイヤルの勝者を予想しよう。本当にそうなるかもしれないからね
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選ばれし者 万丈目準
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傍若無人メスガキ 旧溜永ルナ
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使用デッキはマスク 遊城十代
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もう少し目立ったらどう? 白夜離人