勇者王と魔法使いよ、この世界の希望となれ    作:UUUーU UーUU

12 / 14
前回、指揮官がマリアンの件のあと、ネオンとの任務中の時…
ガイガー「俺をエニックと?」
レオン博士「ああ。上からの指示じゃ。会ってみたいじゃろ?」
ガイガー「……ああ。」
レオン博士「ならついてこい。」
・
・
・
ガイガー「ここが……」
レオン博士はモニタリングのため出て行った。
ガイガー「こ、こんにちわ!」
エニック「こんにちわ。ガイガー。」
顔は布で見えないが……これがエニックか……
ガイガー「どうも。」
エニック「ええ。」
ガイガー「よろしくお願いします。」
ガイガーは握手するために右手を差し出した。
エニック「…………」
ガイガー「?」
エニック「左手をお出しください。」
ガイガー「?」
ガイガーは言われるがまま左手を差し出す。
ガイガー「っ!」
突然、ガイガーの頭の中に情報が流れていく。
意識が段々薄くなる……
誰かが走ってきた……


チャプター1-1 獅子、地上へ

ガイガー「………はっ!」

目が覚めると俺は格納庫らしきところにいた。

ガイガー「………たしかあの時……」

ガイガーは思い出していた。エニックと握手した時に何か情報が流れてきた。

それで気を失って……

レオン博士「よう、元気にしとるか?」

ガイガー「レオン博士……」

レオン博士「まさかエニックが知っておるとはのぉ…」

ガイガー「俺の体に…なにが……」

レオン博士「うむ。私にもわからんが君が気絶する時、君の左手は光っておった。Gのマークでな。」

ガイガー「Gのマーク……」

レオン博士「それと、勝手にブラックボックスを解析してその意味がわかった。」

ガイガー「………勝手に?」

レオン博士「いやー、すまんすまん。あ、あははは……」

ガイガー「…………」ムッ

レオン博士「で、その額にあるものはGストーンと呼ばれる物で、勇者の証と書かれておった。」

ガイガー「勇者……」

レオン博士「ま、今のお前は駆け出しと言ったところじゃな!ほっほっほっほ!」

ガイガー「………」ぽかーん…

レオン博士「ま、お前は立派な勇者になるだろうな。」

ガイガー「お世辞はよしてくれ……///」

レオン博士「ほっほっほっほ!」

レオン博士「なぜかお前といると孫の面倒を見ているようだわい!」

ガイガー「孫?」

レオン博士「うむ。実は私の孫、先日お前がいたエリシオンの社員なんじゃ。」

ガイガー「エリシオン……」

 

ぽわんぽわん…

イングリット「タクティカル!タクティカルタクティカル!」

 

ガイガー「あー、あのタクティカル言ってた人かー」

レオン博士「お前、あまり言わんほうが良いぞ?」

レオン博士「話に戻るが、わしの孫は少し活発すぎてのぉ……いろいろと怪我をしたもんじゃ……」

ガイガー「それと……なんの関係が?」

レオン博士「見過ごせないって話じゃよ。」

レオン博士「それと、合体のことがあるからな……」

ガイガー「合体……」

レオン博士「実を言うと、君の合体の成功率は…無理に等しい。」

レオン博士「じゃが、見たところお前は大丈夫そうじゃな!そんなにケロッとしておるのだからな!ほっほっほっほっほ!」

レオン博士「ガイガーよ!ガッツじゃ!!」

とそんなことを言って出て行った。

ガイガー「…………」

・

・

・

指令官室

タイガ指令「ガイガーが私に?」

量産型ニケ「はい。」

タイガ指令「丁度いい。彼には話そうと思っていたことがある。」

・

・

・

格納庫

タイガ指令「やぁ。久しぶりだな。」

ガイガー「お久しぶりです。タイガ指令。」

タイガ指令「お?なんか硬くなったか?私と2人っきりなら硬くなるのは装甲だけにしてほしいところだよ。」

ガイガー「おっさん。」

タイガ指令「おじさんだ。」

ガイガー「おじさん。ここは?」

タイガ指令「アーク初期からある格納庫だ。もう使うことはないと思っていたから取り壊してリサイクルしようと思ったが、君が来たからここをマイティーツールズが直してくれたんだ。」

ガイガー「そうか……」

タイガ指令「これで君のガオマシンも格納できて、整備もできる。」

ガイガー「……てことは地上エレベーターの近くなのか?」

タイガ指令「ああ。まぁ、早く出動できる分それなりのリスクはある。……もう少し遠ければ良かったのだがな……」

ガイガー「上の指示だろう?」

タイガ指令「うむ。私は君を信じているが、中央政府の偉い人は君をまだ信用していない。」

タイガ指令「なぜなら、君の合体の確率が低すぎるからだ。」

ガイガー「なんだって…?」

タイガ指令「君もあまり知らないような口ぶりだし、ブラックボックスを調べようにも調べられない。」

タイガ指令「要するに、いろいろ危険すぎて信用されていない。私とレオン博士以外はな。」

ガイガー「………」

タイガ指令「だが、安心したまえ。君の合体の成功例はエニックが出した。ならやることは一つだ。」

ガイガー「?」

タイガ指令「あとは勇気で補えばいいっっ!!」

ガイガー「っ!?!?」

タイガ指令「あっ、すまんすまん。声が大きすぎた……」

タイガ指令「それと、君には合体のシミュレーションをしてもらう。ラプチャーの進化は凄まじいからな。いつその君の体で動けるかわからない。合体できるようにシミュレーションをして成功確率をぐっ!と上げるのだ。」

ガイガー「………」

タイガ指令「安心しろ。私が頼んで君専用のボタン…まぁ、あまり使いたくない切り札(合体)用のボタンを設置しておいた。私の許可無く押してはならない仕様だ。」

ガイガー「………ありがとう。信じてくれて。」

タイガ指令「なぁに。信じなければ何事も解決はせん。例え裏切られても、信じることを止めればもう生きてはいけないのが人間だ。」

ガイガー「……信じる………」

タイガ指令「では。」

・

・

・

・


地上

メティスはゾンダーメタルを捨てるために良さそうなところを探して数km離れたところ。

ラプラス「さぁ!行くぞ!!」

ドレイク「おい!先に行くな!迷子になるぞ!」

マクスウェル「まったく……まーた迷子にならないでよー?」

ラプラス「ヒーローは迷子にならずいつでも助けを求める人へ向かうのだ!だから私は迷子になっていない!!!」

マクスウェル「そう言って何回も迷子になってるじゃない…」

ラプラス「ん?なんか見えるぞ?」

マクスウェル「距離は?」

ラプラス「だいたい10km先。」

マクスウェル「ちょっと待って?あれ…ラプチャー1体?」

ドレイク「なら無視でよさそうだな。」

マクスウェル「なんか変だよ……?あれ。」

・

・

・

ラプチャー「ギ、ギギギギギ………ギギギギゾゾゾゾ……」

ボコッコココココッ……

・

・

・

マクスウェル「…………やるよ。」

ラプラス「む?普通のラプチャーのようだが?」

マクスウェル「あなたちレンズ変えたら?あんなボコボコする普通?」

ドレイク「しないな。だが、私の武器ではあの距離は有効打を与えられない。」

マクスウェル「なら撃つから逃げるよ。」

ラプラス「シュエンの命令は?」

マクスウェル「今はそんなのどうだっていい。あれは特異型ラプチャーだよ。進化したら面倒なことになる。」

チャキッ……

・

・

・

特異型ラプチャー「ゾンダァァァァァァァァ!!!」

メキメキメキバキメキバキキキキッ!!!

ズドォォン!!

ドギュッゥゥッ!ギュルルルルルルル……

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

・

・

・

マクスウェル「吸収した!?」

ドレイク「おい!大きくなってくぞ!!」

ラプラス「っ!!」

ラプラス「戦闘開始!!」

・

・

・


 

アーク

チュィィィィィィィィ!!!

ガオマシンを整備する音が聞こえてくる。

ちなみに俺はコードに繋げられていてブラックボックスを解析されている。

ガイガー(成功率が低い……かぁ……)

 

「あとは勇気で補えばいいっっ!」

 

ガイガー「……勇気か…………」

突然頭の中に通話が聞こえる。

レオン博士『ガイガー!お主!エニックのデータを解析したのか!?』

ガイガー「ど、どういうことだ?!」

レオン博士『……そのような反応をするなら、わざとでは無いようだな…。』

レオン博士『よく聞くのじゃ。わしらは君とエニックを会わせて君のブラックボックスを解析しようとした。だが逆に君がエニック。つまりアークの中心核であるAIを丸ごと解析。莫大な量の情報が君に流れ、コピーされたということだ。』

ガイガー「な、なんだって!?」

レオン博士『そのため、ガイガー。君はもうアークから出られないと思ってほしい。アークの情報が全て君のブラックボックスに入っているからな。』

ガイガー「そんな……」

ガイガー「っ!?ゾンダー!」

レオン博士『こんな時にか!?』

通話越しに女性…多分ニケの声が聞こえる。

オペレーターのニケ『っ!現在!メティスとアブソルートが特異型ラプチャーことゾンダーラプチャーが交戦中!』

タイガ指令『場所は!』

オペレーターA『アークから数十km先の廃れた市街地です!』

タイガ指令『相手の戦力は!』

オペレーターB『1体です!』

タイガ指令『1体!?たった1体か!?』

オペレーターA『はい!ですが急成長をしています!』

オペレーターA『っ!?嘘……大きくなっています!』

 

ガイガー「っ!」

ブツッ

ガイガー「ふんっ!」

ブヂヂッ!

ダッ!

ガイガーはコードを引きちぎり急いで貨物用の地上エレベーターへ向かう。

タイガ指令『ガイガー!何をしている!』

ガイガー「助けにいく!!」

レオン博士『わしの言葉を聞いたのか!?もうお前はアークの外に出れん!情報が漏れる可能性があるからじゃ!戻ってこい!』

ガイガー「だけど!メティスにいるんだ!友達が!」

ガイガーが地上エレベーター前に着いた。

ガイガー「だから!助けるんだ!!」

レオン博士『………タイガ指令。どうする。』

タイガ指令『…………』

タイガ指令『責任は私が持つ。いけ!ガイガー!!』

ガイガー「……ああ!!」

地上エレベーターのドアが開く。ガオマシンが格納されて最後にガイガーはギャレオンへと変わる。


・

・

・

・

数分前

ラプラス「これはやばいぞ!どんどん私たちの攻撃を吸収している!」

ゾンダーラプチャー「ゾンダァァァァァァァ!」

特異型ラプチャーことゾンダーラプチャーはメティスの攻撃を吸収し、自己増殖を行い続けている。

マクスウェル「撤退しかないね!」

ドレイク「それは私も賛成だ。退くぞ。」

ラプラス「だが!私たちはメティスだ!逃げてしまえばアークにいずれ被害が及ぶ!!」

マクスウェル「それもそうだね……でも、吸収されて攻撃が通らないなら勝ち目がない。」

ラプラス「ならそれを上回る攻撃をすればいい!!」

マクスウェル「なら頼んだよ。ヒーロー!」

ラプラス「任せろ!!」

ラプラスに仮面が装着される。

ラプラス「いっっっけぇぇぇぇぇ!!!」

ラプラスのロケットランチャーが変形して極太ビームを放つ。

直撃して粉砕した。

ラプラス「やった!やったぞ!」

破片が周りにゴトゴト落ちていく。

ゴボッ…

複数の破片がボコボコ膨れ上がり、サーヴァント級のゾンダーラプチャーへと変わった。

そして目の前にいるゾンダーラプチャーは再生し始めて、より大きくなる。

マクスウェル「でっか……」

ドレイク「エブラ粒子は濃くない。通信が使えるから応援を呼ぶぞ!」

マクスウェル「おねがい!」

ラプラス「よし!なら私は撃ち続ける!」

マクスウェル「よろしく!」

・

・

・


オペレーター室

オペレーター「了解!アブソルート分隊を行かせます!」


・

・

・

エマ「メティスが特異型と交戦中らしいわよ〜?」

ウンファ「ったく。うるさいし面倒なやつらがまたやらかしたのか?」

エマ「今までとは違う個体らしいわよ?情報によると破壊しても分裂して増殖。未だ進化を続けてるわ。」

ウンファ「まったく……夜の騒音やら騒がしいやつらだ…」

ベスティー「い、行こう?」

ウンファ「ああ。」

・

・

・


地上エレベーター付近

ウンファ「よし、アブソルート。行くぞ!」

・

・

・

ベスティー「近くに来たよ…」

ウンファ「おい、聞こえるか。こちらアブソルート。」

マクスウェル『こちらメティス!相手は進化を継続中!もうこっちはバッテリーが無い!』

ウンファ「充電していなかったのか!?」

マクスウェル『なわけないでしょ!?全力であいつに…あー、やばいかも……』

ウンファ「どうした?」

通信がない。

ウンファ「おい!おい!!聞こえているのか!!!」

ウンファ「くそ!ここから数km先!狙える!ベスティー!」

ベスティー「う、うん。」

エマ「じゃあ、ラプチャーが見えたら撃つわよ〜。」

・

・

・

・

・


ゾンダーラプチャー「ゾ、ゾゾゾ、ゾゾゾ………!」

ゾンダーラプチャー「ゾンダァァァァァァァァ!!!!!」

ゾンダーラプチャーから骨が折れ、金属が不快な音を立てる音がより一層強くなる。

そして体は普通のラプチャーのようなものから脚が生えてきた。

やがて4足歩行の胴体、腰から上のところは人間のようになり、頭は牛の形をしている。

ゾンダーラプチャー「ゾンダァー!!!」

・

・

・

オペレーター室

オペレーターA「!?」

オペレーターA「ゾンダーラプチャー!変形!」

タイガ指令「すまない!許可を取っていた!」

レオン博士「どうだった!」

タイガ指令「大丈夫だ!」

タイガ指令「ガイガー!もう乗っている…な?よし!走れ!友を守るために!!」

ギャレオン『ガオオォォォーーー!!!!!』

・

・

・

地上

ウンファ「援軍?」

バッッ!!

ウンファ「っ!?」

地上エレベーターからライオンが飛び出て、他の乗り物?も出てきた。

エマ「あら?!」

ドズゥンッ!

ギャレオン「ガォォォォォォンッッ!」

ベスティー「か、かっこいい……」

 

ダッ!

ギャレオンは地を駆けていき、

ガシュゥゥンッ!

ライナーガオーはステルスガオーとドッキングし、

キリュルルルルルルル……!

ドリルガオーは無限軌道で走っていった。

 




数分前
中央政府
役人「駄目だ。」
タイガ指令『そこをなんとか!!』
役人「もしラプチャー側にアークの情報が漏れたらどう責任を取るつもりだ?」
タイガ指令『私が責任をもって死にます!』
役人「なっ…!?」
タイガ指令『私はその覚悟でガイガーを信じている!彼がなんとかしてくれると!!』
役人「あのロボットを信じる?馬鹿馬鹿しい。」
タイガ指令『彼にも!人と同じ心がある!!』
役人「それがどうした。」
タイガ指令『私は!ニケと共に戦ってきた!私は彼女たちを信じてる!だからこの立場へつけた!なら!彼も信じてみなければならない!』
役人「だが、……情報が…」
タイガ指令『メティスが交戦しているのは知っていますでしょう。彼女たちは市民から猛烈な人気、アークレンジャーのように人気があります!!』
タイガ指令『彼女たちがいなくなれば悲しむ者たちもいる!!なら!私たちは!今も頑張っている彼女らを助けなければならない!』
役人「……………………」
役人「………わかった。メティスを無くすのは惜しい。だが、ガイガーはどうするつもりだ。」
役人「合体は天文学的な数値と聞いたが?」
タイガ指令『ですが、エニックは成功例を見せた。お分かりですね?』
役人「……エニックに聞いてみようそれまで待機だ。」
・
・
・
役人「よし、ガイガーの出動を許可する。」
タイガ指令『!』
役人「彼女たちだけだと、勝率はかなり低いと出た。いいか?特別な事例だからガイガーを出す。いいな?」
タイガ指令『ありがとうございます!!!』
役人「〜〜!」キーーン……
役人「だが、それ相応の処罰があると思え。」
タイガ指令『はい!!!!!』
・
・
・
・
勝率
ガイガーがいない場合の勝率
0.5%
ガイガーがいる場合の確率
25.9%
合体成功時の確率
50%

過去編みたい?(RED ASH)

  • 見たい
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。