勇者王と魔法使いよ、この世界の希望となれ 作:UUUーU UーUU
???(……こ、ここは……そういえば…よくわからないやつに会ってそれから……)
ガシュン!
???(ん?機械が動く音?なんか近いなぁ)
ガションガシュン
???(……あれ?俺から出てないか?)
???は足元を…見ようとしても見れない。
???(なんか変だ!しかも目線が低い!なんなんだこれは!まさか…動物!?いや、こんな機械見たいな音はしない!まさか…ゾイド?いや、ゾイドならもっと大きい……)
???は考えながら歩き始める。
歩き始めると荒廃したビル群や街が広がっている。
???(ここはどこなんだ…?しかも、1歩歩こうとすると"脚"が2本同時に動いてる感覚がある…)
???はコンビニ…だった物に近づく。
ガラスの破片が飛び立っていて、普通なら危ないだろう。
しかし、???はそのガラスの破片に映る自分を見ようとする。
薄っすらと自分の姿が見えてくる…
そこには……
黄金のたてがみと白いボディが見える。そしてなんとまぁ凛々しい緑の目を持ったライオンが…
ギャレオン(俺ギャレオンになってるぅぅぅぅー!!?!?!?!?)
ギャレオン「ガォオォォォォーーン!!」
咆哮と心の声が同時に鳴り響く。
その咆哮はビルや周辺に反響していった。
ギャレオン(俺…あれじゃないか!ギャレオンって言ったらあの勇者王!"勇者王"じゃないか!!って…俺勇者の資格あるのか?)
ギャレオン(いや…そんなこと言ってる場合じゃない!まずはこの世界について……あっ……ここ…確か……)
ギャレオン(勝利の女神:NIKKEの世界……ってことは……いやいやい待て待て!)
ギャレオン(もし俺がフツーにアークへ行ってみろ!か、解剖される…ぜったい解剖される……!)
ギャレオン(でもラプチャーには襲われない…いや……ゾンダーもいるかとしれない……どっちにしろ、後に回した方がいいな。)
ギャレオン(……ギャレオンになったんなら……!)
ギャレオン(フュージョン!!)
腰の辺りが回転し、ライオンの顔が胸へと動く。
そして脚は手足となり頭部が現れる。
ガイガー「ガイガー!!!!」(決めポーズ!!)
ガシュゥゥン!
ガイガー「……」
ガイガーは手を握ったり開いたりを繰り返す。
ガイガー「……喋れる…な……コミュニケーションを取る時はこれ…にしようと思ってもなぁ……」
ガイガー「ふんっっ!!」
ガイガーはギャレオンへと変形した。
ギャレオン(それとなんだろう……何かが入ってきたような感じがする……)
ギャレオン(いや、それはそれとしてガイガーとか味方アピールを見せてからじゃないと信用はされないだろうな。)
ギャレオンは情報を得るために力強く走り出した。
・
・
・
・
太陽が大地に隠れ赤くなる(つまり夕方)頃…
ギャレオン(………………………どうしよう、アークの入り口あったよ……)
大きな門…と言えば良いのだろうか…例えるならばフォールアウトのデカい入り口のあの丸いやつの大きいバージョンだ。
ギャレオン(しかし、ここはあくまでも入口…たしか前哨基地が近くにあるはずだ。そこを見張ればコンタクトは取れる。)
ギャレオン(問題なのはこれから……指揮官というこの世界の主人公かつモテ男に接触できるだろうか…)
ギャレオンは悩んだ。暗くなるまで悩んだ。
結果…
朝になった。
ギャレオン(どうすれば良いんだ…俺は……)
ゾワァッ
ギャレオン(っ!……なんかゾワッってした……いや、まさか……いやいやまさか…)
ギャレオン(ゾンダー……なのか?)
ギャレオン(……………感だが、行ってみる価値はあるな。)
某所
ドガァァーン!!
爆発音が鳴り響く戦場。そこには複数の量産型ニケ、そして……
ラピ「エンカウンター!特異型よ!」
アニス「はぁぁ!?うっそでしょ……」
指揮官(主人公の指揮官とは別)「おい!何をやってる!早く倒すんだ!!」
アニス(そんなことわかってるっつうーの!!)
ラピ「指揮官!ですがあれは特異型のサーヴァント級です!倒すにはもっと火力が!」
指揮官「何を言っている!今の編成にそんな火力は無い!お前ら!私は逃げるから足止めをしておけ!!」
アニス「なぁっっ!!?嘘でしょ!?」
ラピ「アニス、仕方がない。だって私たちは"ニケ"なんだから…。」
アニス「〜〜っ!わかったわよ!やるわよ!!やればいいんでしょ!!?」
ズダダダダダダダダ!!
ドォン!ドォン!
銃声や爆発音が鳴り響く。だが、目の前のラプチャーには効いていないように見える。
得意型ラプチャー「ゾォォォォォォォ!!!!!!!」
4脚型の特異型ラプチャーは背面を変化させてミサイルのような物を突き出させる。
得意型ラプチャー「ンンドゥアァァァァァァァァァ!!」
ボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!
と無数のミサイルが一斉に発射される。
ラピ「っ!撃ち落と…」
アニス「無理よ!逃げ…」
撃ち落とそうとしても、逃げようとしても、こんな多くのミサイルが放たれたら例えニケでも機能停止になる。
まさに、袋のねずみと言うのだろう。
そう、"コイツ"がいなければ………
「ガオオオォォォォォォォォォォォーーーンッッ!!」
バッッッッ!!!
ズバァァァァァァァァァッッ!!
ドッガガガガガガガァァァァーーーッッン!!
白い何かがミサイルの一つを切り裂き、他のミサイルを誘爆させた。
ガシュゥゥンッ!
その白い物体が着地する。
ギャレオン「ガオオォォォォォッッ!!!!」
ラピ「…………ラ、ライオ……ン?」
アニス「何……アレ…………?」
ギャレオン「ガオオオォォォーーー!!!!」
勇ましい獅子の声が轟く。
その緑色に光る眼光は目の前の相手、得意型ラプチャーに向けられている。
ギャレオン(まさかこの2人に出くわすとは……いや、今はどうでも良い!あれは……あのラプチャー…!ゾンダーメタルに寄生されている!!)
説明しよう!ゾンダーメタルとは生物に寄生すると、素体が抱え込む怒りや悲しみ、焦燥、苦しみ等の負の感情(邪界思念)を糧に『ゾンダー』へと換わり、手近な機械に融合して『ゾンダーロボ』へと成長するというものである!
ギャレオン(だか、なぜラプチャーに…?)
ギャレオン(いや、その前に…こいつらに一緒に戦う仲間としての認識を示さなければ!)
ギャレオン「ガオォォォォォンッ!!」
バッッッ!!
ギャレオンは力強く大地を踏み込み、跳んだ。そして特異型ラプチャーの背中に着地し、ギャレオンファングで噛みちぎる。
ブヂヂィィッ゛ッ゛!!
特異型ラプチャー「ゾォォォォォォォォンダァァ!!!」
特異型ラプチャーはそれを辞めさせようと必死に抵抗する。
ギャレオン「ガオォッッ!」
ラピ「……っ!全員今すぐ攻撃!」
アニス「しょ、正気!?あの特異型を倒せるわけ…」
アニスは倒せるわけないと言おうとするがその言葉をラピは遮る。
ラピ「でも、あのライオンは戦ってる。私たちが逃げてもあのライオンと一緒にやられるかもしれない。だから攻撃する。」
アニス「………当たっても文句言わないかしらあのライオン…」
ラピ「さぁ?…わからないわ。でも……やってみなきゃわからない。」
ラピ「全員!発砲!!あのライオンを援護する!」
量産型ニケたちは状況を把握していないが、あのライオンは味方…?と"仮"に認識。すぐ特異型ラプチャーへ攻撃を仕掛ける。
ズダダダダダダダダダダ!
ニケたちの銃撃が始まり、薬莢が絶え間なく落ちる。
特異型ラプチャー「ゾォォォォォォォ!!!」
特異型ラプチャーはその場で回転して背中の邪魔なロボットを振り落とそうとする。
ギャレオン(ぐぅぅっ!クソッタレぇ!!負けてたまるかぁぁ!)
ギャレオン「ガオオオォォォォォォォ!!!!」
ギュゥオォンッッ!
ギャレオンはその場で変形し、ガイガーとなった。
ガイガー「ウオオオオォォォォォォォォォーーー!!!」
ガイガーはガイガークローを展開して特異型の背中に突き刺し、抉り取る。
ガイガー「ぬぅぅオオオオオオオオオオオ!!!!!」
バッギャァァンッッ!!!
するとなにやら青い液体が噴出、ガイガーの体を染めるがそんなのお構いなしにガイガーはその特異型ラプチャーの背中を抉り続け、最後には……
グヂュッッ!!
ラプチャーとゾンダーメタルが融合したコアを掴み…
ガイガー「ヌゥゥゥゥゥゥゥンッッ!!」
ベキッ!
コアを両手で潰し、コアに亀裂ができてゆく。
ガイガー「ヌゥゥッッッ!!!ヘアァァァァァ!!」
渾身の力を込めてコアを破壊。
それと同時に大きく爆破し、あたりを煙で覆う。
アニス「けほっ!けほっ!な、なに!?」
ラピ「…………!!」
数秒後、だんだんと煙が無くなっていく。
特異型ラプチャーのいた場所には人型のロボットがいる。
ガイガー「ハァ……ハァ………!」
ラピ「………」
チャキッ!
ラピが銃を構える。
アニス「ラピ…!?」
ラピ「……あなたは誰…?返答次第では射殺する。」
アニス「ちょっと、待ちなさいよ!確かに不審者…?だけれどもそれは……!」
ガイガー「…………ふんっ!」
ガイガーは即座にギャレオンへと変身。ラピの頭上へ飛び、走り出す。
ラピ「っ!」
ラピは狙いを定めるが、すぐには撃たなかった。
ラピ「…………」
そして銃を降ろす。
ラピ「アニス、今日は1週間分の始末書を書かされるかもね。」
アニス「………ねぇ、あのライオン…人型になってなかった?」
ラピ「……すぐ近くに指揮官がいるはずよ。まずは帰還して物資を整えないと……。」
アニス「……そうね。あのライオンは一旦忘れましょう。」
ラピ「そのほうが良いわ。」
アニス「指揮官さま〜?終わったわよー」
し〜〜ん……
アニス「……にげやがったあいつぅ〜〜…!!」
アニスは手を強く握りしめる。
ラピ「……アニス、落ち着いて。指揮官は人間。私たちはニケなんだから。しょうがないわよ。」
となだめる。
アニス「あぁ〜〜!もぅっ!王子様みたいな指揮官、いないかしら?」
ラピ「いないと思うわ。」
アニス「冷た!!もうちょっとアンタは夢見なさいよ〜!」
ラピ「……帰還するわよ。」
アニス「あっ!ちょっと待ちなさいよー!!」
さっきいた場所から数km先の地点
ギャレオン(まさかゾンダーメタルが寄生……いや、あれは寄生じやなくて組み込まれているように見えた……うぅ〜ん……データが足りないから考えるしか……)
ギャレオン(ん?いや……なんで俺…知識……あっ…!)
作者「まぁ、一応原作知識とかぁ〜"特別"な物は用意するけどスァ〜?」
ギャレオン(いやこの事かよぉぉぉぉ!!!?しかも!!なんでこんな姿にしたんだよあの神ィィィィ!!!!!!)
その時、とある通りすがりの白いニケがその咆哮を聞いたのは別の話……
この世界のガオガイガーは身長と体重は1/10スケールです。
出力はそのまんまです。
過去編みたい?(RED ASH)
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