勇者王と魔法使いよ、この世界の希望となれ    作:UUUーU UーUU

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駆け出し勇者と魔法使いの出会い

前回より数時間前

アーク内

 

平和な箱庭にサイレンの音が鳴り響いた。

 

ウウゥゥーーー!!!

 

ロックファントム「ゲートォォォォォォ!ゲェェェトォォーー!」

市民「う、うわぁぁ!!た、助けてくれぇぇ!!!」

ポリ「コラぁぁ!!やめなさぁぁぁーーい!!」

ポリはファントムにつかみかかり、取り押さえる。

ロックファントム「ぐぅっ!邪魔をするなぁぁ!!」

ポリ「こちらポリ!今すぐ増援を!!またあの…」

ロックファントム「ぬぅぅんッッッッ!!」

ポリ「ごほっ!!」

ファントムは肘でポリの顔面を殴る

ポリ「増援!またあのバケモノです!」

『了解、エレベーターの準備をする!』

ポリのトランシーバーから無線が聞こえる。

ロックファントム「邪魔をッ!するなぁッッッッ!!」

ポリ「は!早く逃げて!!!」

市民「は!はい!!!」

市民はポリの呼びかけにすぐに応じて逃げた。

ロックファントム「クソッ!このチビ!!放せ!!ゲートが逃げる!!クソッタレ!!」

ポリ「は、話しませむ゛ッ!!!」

ファントムはポリの顔面を執拗に攻撃する。

ロックファントム「ちぃっ!しつこい人間だ!!離せ!!」

ポリ「ゲブッ!ゴッ…っ!」

量産型ニケ「増援にきました!」

ロックファントム「邪魔ダァァァァァ!!」

ファントムは上に手をかざすと魔法陣が現れてそこから岩が落ちてくる。

量産型ニケ「岩が!!キャァァァァッ!!」

ロックファントム「待てェッ!ゲェェェートォォォ!」

ポリ「さ、!させません!!」

ポリがグィッとファントムを引っ張る。

ロックファントム「ガキィィ!!離せェェェ!」

ポリ「離しません!!ポリは警官です!市民を守るのが私の役目!!だからあなたたち怪人には好き勝手にぃぃぃ!!!」

ポリは怪人を勢いよく持ち上げて…

ポリ「させるものですかぁぁぁぁぁぁ!」

ロックファントム「ぬぅおぉっ!?」

 

ブゥオンッッ!

 

後ろへ投げた。

ロックファントム「ぐわぁっ!」

ポリ「っ!」

ポリは走り出してファントムの両腕を取り押さえた。

ポリ「はぁ…はぁ……っ!早く!エレベーターに入れて外へ!」

量産型ニケ達「「「は、はい!!」」」

量産型ニケたちはポリとともに怪人を拘束し、怪人は暴れながらも貨物用のエレベーターまで連れてこられる。

ロックファントム「うぐっ!おい!離…」

エレベーターのドアが閉まり、地上へ向かう。

地上

エレベーターのドアが開く。

ロックファントム「おい!ゲートを襲わせ…ぬわぁぁ!!」

ポリ「早く閉めて!!」

ロックファントム「おいまてガキィィ!!」

罵声が響くが、貨物用のエレベーターは無情にも閉まる。

 

エレベーター内

ポリ「へあ〜〜………これで何件目なんですかぁ〜……」

とへたんと腰を下ろす。

量産型ニケ「ここ1ヶ月で60件ですね。」

ポリ「うぅ……銃も効かないし変な能力もあるし…それでこの力仕事……ポリはもうヘトヘトですぅ……」

量産型ニケ「報告っ!また怪人が出ました!」

ポリ「またぁぁぁ〜!?」


一方その頃……(数時間後)

ロックファントム「くそッ!あのガキども!なんで俺たちファントムの邪魔をしやがんだ!!」

怪人は魔法陣を出現させて岩を出す。それを砕きながら愚痴を放っている。

遠くからブロロロという機械的な音がするが気にしない。

ロックファントム「くそ!クソクソクソクソ!クソ!俺たちの何がいけねぇんだよ!!!」

???「そりゃあ人を絶望させて、物理攻撃が効かない同族を増やすお前らが人類の敵だからさ。」

ロックファントム「あぁぁぁ??!誰だおめぇ?」

ハルト「……魔力量から見て最近生まれたか?」

ロックファントム「うるせぇ!なにをぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋ってんだよぉぉ!!」

怪人の手のひらに魔法陣が現れると、そこから尖った岩を目の前にいる人間に放つ。

普通ならば串刺しになるか逃げようとするのが一般的だろう。が…

ハルト「!」

 

『ディフェンド』

 

ゴゴゴゴゴ!!と地面から壁がせり上がり、男を防御する。

ロックファントム「魔法!?」

ロックファントム「まさか……ヒヒヒヒッ!てめぇ!指輪の魔法使いだろぉ!!」

ハルト「それがどうした?」

ロックファントム「おめぇよぉ!!おめぇを倒せばファントムの天下だって言ってたんだゼェ?!!」

ハルト「………もしかして、蛇か鳥みたいなやつらか?」

ロックファントム「あぁ?知り合いかぁ?まぁ良い!お前を倒せば魔力が……」

ハルト「残念だな。お前は俺を倒せない。なんなら殺せないからな。」

ロックファントム「んだとぉ?ハッタリ言ってんじゃねぇ!」

ハルト「おいおい、ハッタリ言ってんのはそっちだろ?俺を倒すなんざ100年…いや、1000年以上早いぜ?」

ロックファントム「あ゛ぁ゛ぁ゛!?゛うるせぇー!!てめぇを俺はてめぇを倒せる!ハッタリじゃねぇぞ!!ゴルァ!!」

ハルト「今度は見栄を張るのか?この石ころさんよ。」

ロックファントム「殺す!!!!!!!」

ロックファントムは手を上にかざすと魔法陣が現れて大きな岩が出現する。

ロックファントム「死ねぇェェェ!!!」

 

『ドライバーオン!』

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン♪シャバドゥビタッチヘンシーン♪』

 

男が右手を腰にかざすと手のようなドライバーが出現し、シフトレバーをつかってスライドさせると右手の形だったのが左手になり呪文が唱えられる。

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン♪シャバドゥビタッチヘンシーン♪』

 

そして左手に赤い指輪を装着し、

ハルト「変身」

 

『フレイム』

『プリーズ!』

 

男は左手をベルトにかざすと魔法陣が現れて上に展開。怪人の岩の攻撃を防ぐと同時に段々男の体へ向かっていき体を通過する。

 

『ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!』

 

男の体は炎に包まれそれを払うと長い黒いローブに身を包み、顔は赤い宝石のような顔になり目の部分が縁取られている。

ハルト「さぁ…ショータイムだ。」

シフトレバーを使い右手にすると右手に指輪をはめ替えてドライバーの手形にかざす。

 

『バインド』

 

怪人の足元に魔法陣が現れると鎖が怪人を捕縛する。

ロックファントム「ぬわっ!ハナセ!ハナセェェ!」

ハルト「残念ながら、暴れる悪いファントムは離せないんだ。まっ、良いファントムなんて、いつもいないけどな。」

と声を低く言い放つ。

ハルト「さぁ、これでフィナーレと行こうか」

左腰に付けてあるリングホルダーから指輪を取り出そうとする。

ロックファントム「終わってたまるかよぉぉ!!!」

怪人は魔法陣を体に通らせて鎖を引きちぎり、大岩になった。

ロックファントム「ハハハハハ!どうだ!これなら手も足も出ないだろ!!岩だからなぁぁ!!!かてぇんだぞぉ!!」

と少し揺れて男のほうへ転がる。

ハルト「やべっ!」

 

『コネクト』

 

男は魔法陣から銃(ウィザーソードガン)を取り出す。

ハルト「ふんっ!」

 

バンバン!!

 

魔力のこもった銀の弾丸が転がってくる大岩に当たるがあまり効いていないように思える。そのため、止まらずに男の方へ向かってくるので男は横に跳んで逃げる。

ハルト「………ハァーー〜〜〜……なるほどな、攻防一体の攻撃か……だが、どうやら頭は良くないようだから教えてやるよ。」

男は転がってくる大岩を避けて右手に指輪をはめる。

 

『ディフェンド』

 

転がってくる大岩の正面に炎の壁が出現し、それは大岩を受け止める。

ロックファントム「あっづ!!あっづ!!!」

ハルト「もういっちょ!」

 

『ディフェンド』

 

そうして炎の壁は大岩を包んだ。

ロックファントム「あっづ!アッヅッ!!!ハハハハハ!んなもん効かねぇよ!ってア゛ッッッッヅ!!!」

ハルト「それはどうかな?」

男は左手にさっきとは違う青い指輪をはめる。

 

『ウォーター』

『プリーズ!』

『スイ〜スイースイースイ〜♪』

 

今度は青い顔となった。

ハルト「ほらよ!熱いなら消火だ!!」

 

『ディフェンド』

 

さっきと同じ呪文だが、今度は水で大岩となった怪人に大きな波が襲いかかる。

 

バッシャァァァァァァンッッ!

 

ロックファントム「冷たッッッ!」

ロックファントム「……あれ?んだよ!何も起きねぇじゃねぇか!テメェの方こそ頭が悪いんじゃねぇのかぁ?!」

ハルト「じゃあ試してみるか?」

 

バンバン!!

 

ロックファントム「効かねぇって言ってんだろぉがよぉ!!」

 

ピシシッッッッ!

 

ロックファントム「なっ!?ひびが!!?」

ハルト「良いか?岩ってのは熱せられて急に冷やされると脆くなるんだよ。つまりだ、今のお前はただの脆い的。なんだぜ?」

ロックファントム「んな難しいこと言うなぁぁ!!」

男はまた転がってくる大岩へ銃弾を放つ。

全弾当たると大岩のヒビは大きくなり砕け、怪人が丸見えになる。

ロックファントム「ナァッ!?」

ハルト「フィナーレだ!!」

 

ウィザーソードガンの手の部分を開き、握手をするように手をかざす。

 

『ウォーター!シューティングストライク!!スイ〜!スイ〜!スイ〜!』

 

『キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!キャモナ…』

 

呪文(待機音)が発生し、構える。

ハルト「はぁぁ!!」

 

バァァァーン!!!

 

ロックファントム「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ボガァァァァァァァン!!

怪人は断末魔を叫びながら爆発四散した。

ハルト「ふぃ〜、終わった終わった……ん?」

男は後ろで見ている何かに気づく。

廃墟だ。廃墟の中に何かがいる。

ハルト「おい!そこでコソコソしているやつ!出てこい!気づいてんだぞ!」

と大声で言う。

すると出てきたのは……ライオンだった。

ハルト「ライオン…?いや、ロボッ……?????」

ハルトは変身を解除してライオン?を見る。

ギャレオン(人間……!?なのか?)

ハルト「ん〜〜〜〜????」

 

これが、勇者と魔法使いの出会いである。

 

過去編みたい?(RED ASH)

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