勇者王と魔法使いよ、この世界の希望となれ 作:UUUーU UーUU
作者「はいはい、なんでしょ。」
読者「なんでこの作品の指揮官は初任務がアレだった?私たちと記憶が正しければ初任務は……」
作者「それはね?」にっこり
「やりたいことがあるからだよ」
チャプター0-1 獅子と指揮官
……………
うぅ……ここは?
うっすらとぼやけて見える。
唯一わかるのは、たくさん機械がある…そんなところ……
ギャレオン(……………………)
ギャレオン「ッ!」
ギャレオン「グルルルルルルルルル!!!」
量産型ニケ「っ!起きた!?」
なにかやったのか!おい!
ギャレオン「ガオオォォォォォォォーンッッ!!」
量産型ニケ「ひっっ!」
「落ち着いてください。」
ギャレオン「ッ!」
振り返るとさっきの女がいる。
思い出してきた……こいつら突然、俺に……
マリアン「落ち着いて。あなたは今、検査されているのです。」
ギャレオン(検査ぁ?)
ギャレオンは自身の体を見渡す。
背中に向けてコードが繋げられている。
マリアン「ここで暴れたら、最悪、死にますよ?良いのですか?」
ギャレオン「…………」
ちっ、死にたくないから大人しくしなければ……なんか変なのやってないか不安だけど……やっぱりこうなるんだよなぁ……
・
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アンダーソン副司令「今日は集まっていただき、ありがとうございます。」
イングリット「いえ、こちらもあのロボットが気になっていたんでな。どんな物か見たくなった。」
マスタング「でもぉ、あんな強引にやっちゃって良かったのぉ〜?」
アンダーソン副司令「相手は通常のラプチャーよりも厄介な特異型ラプチャーを倒している…しかも、ロード級を倒しているともなるとあれが正解と思っております。」
ガチャッ
ドアが開く音がする。
アンダーソン副司令「お待ちしておりました。タイガ指令官。」
タイガ指令「うむ。ありがとうアンダーソン君。」
タイガ指令「では、会議に移ろう。」
アンダーソン副司令「……ミシリスのCEOがいないのですが?」
タイガ指令「ふはは!別に良いさ!それが彼女の個性だからね!ふはははは!!」
アンダーソン副司令「し、指令……」
イングリット「(いつもこの人の鬱陶しいほど優しさ……なんで指令官にまで上り詰めたんだ?と今でも思うな…)」
マスタング「(これから大丈夫かしら?)」
タイガ指令「む?何か言ったかね?」
「「いえ。」」
シュエン「遅れてきてすみませんでした。」
アンダーソン副司令「シュエンCEO……!」
タイガ指令「おぉ!やっとかね。さぞ良い情報があったのだろう?」
シュエン「……っ」
タイガ指令「………大丈夫。話してごらん。」
シュエン「っ!子供扱いしないで!!」
タイガ指令「ふははははは!いつものミシリスのCEOだ!ほら、遅れてきたのだからちゃんと報告をしなさい。他の企業は私にちゃんと報告してくれたぞ?」
シュエン「わかりました……。」
アンダーソン副司令「……現時点では、列車のようなものは数世紀前の新幹線の形状であり、ステルス機も同様、数世紀前の形状…」
アンダーソン副司令「ですが、そのステルス機のエンジン部分、これはエンジンではなく腕部ということがわかりました。」
アンダーソン副司令「しかも、それには現在アークの技術力では解析不能の代物。現在もミシリスで調査中……ということですが……」
タイガ指令「何かわかったかね?」
シュエン「………」
プロジェクターに繋げてあるPCにUSBを差し込みデータを送る。
シュエン「我々ミシリスインダストリーが調査したところ、ドリルがつき、無限軌道が備えられているものは地中、陸、海を走破できるほどのパワーと走行性を持っています。」
とプロジェクターにもそのようなことがイラストや写真で説明されていく。
シュエン「しかし、不明な点が一つ。2つに分かれるということです。機体性能を発揮するには1組でなければ稼働しないのになぜこんな機能があるのかわかりませんでした。」
シュエン「テトラに出現したステルス機、エリシオンで出現した新幹線、というものも同様の不明な点がありました。」
イングリット「それはどのような点だ?」
シュエン「今から話すから黙っててちょうだい。」
シュエン「まずステルス機のほうから。これはエンジン部分に手が収納されています。そして、中には兜のようなものも発見。」
シュエン「次に新幹線…は……折れ曲がって二の腕が出る仕組みです。」
シュエン「以上が不明な点です。」
マスタング「まるで一昔前に流行った合体ロボね。」
イングリット「まぁ、今ではヒーロー的存在がいるからな。メティスとかな。」
タイガ指令「うむ。うむ。」
シュエン「………」(こいつらぁぁ……!!)
シュエン「……おほん。」
シュエン「そして、先ほど捕獲したライオンは…」
シュエン「ライオン形態から人型へ変形する。というものです。」
シュエン「そして、そのライオンを調査した結果……信じられないものが発見されました。」
イングリット「信じられないもの?」
シュエン「ええ。まずは装甲。これはニケに使われるガッデシアムの数十倍の耐久力、耐熱性を持ちます。」
イングリット「実際にやらなかったのか?」
シュエン「実際にやって壊れたらダメでしょ。研究材料なんだから!」
シュエン「それで、この装甲と同じものを作った……のは良いもののネームドニケ2.5体分のコストがかかります。」
マスタング「うそぉん……」
シュエン「次に動力源。これはGストーンと呼ばれる物があり、それを使ってGSライドと呼ばれる動力の中心になっており、これは再現不可能です。」
シュエン「そして………最も信じられないものは……これです。」
プロジェクターに映されているのは、データ上のシュミレーション映像だった。
シュエン「これはエニックの協力によってできた"成功時"のものです。」
その映像からは人型となったガイガーが中心にいて、その周りにメカが飛んでいる。
そしてガイガーの腰辺りが回転し、ドリルガオーが2つに分裂。ドリルの部分が前は稼働してガイガーの足に装着、固定されて足となる。
続いてガイガーの肩が背後に持ってかれて胴体に穴が空く。
そこへライナーガオーが入って行き、途中でロックされる。
そしてステルスガオーが背面に装着されてライナーガオーの両先端車両が上へ上がり二の腕が展開されて肩になる。そこへステルスガオーについている腕部がライナーガオーから出た二の腕に装着。
拳が回転しながら出てくる。
そしてステルスガオーから兜のような物が出てきてガイガーの頭部に装着。
フェイスパーツが展開されて合体完了した。
合体完了まで約66秒だった。
一同、口を開いて絶句した。まるで物語の中の存在のようだったからである。
タイガ指令「……すごいな……」
マスタング「これは……良いじゃないの!!これ!」
シュエン「でも、これは"成功"した場合よ。」
イングリット「……成功確率は?」
シュエン「エニックによれば、3000兆分の1よ。」
「「「っっっ!?!?」」」
タイガ指令「それは本当なのかね?」
シュエン「エニックが言ってるんだから、そうよ。」
アンダーソン副司令「失敗した場合は?」
シュエン「粉々になるわ。」
天文学的な確率に驚き、沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは指令だった。
タイガ指令「他に、何かあったかね?」
シュエン「……ええ。」
シュエン「まず右腕。これは回転して撃ち出す……言わばロケットパンチね。左腕はエネルギーを展開して壁を作る。」
シュエン「膝にあるドリルは相手に突き刺して稼働することで風穴を開けるわ。」
シュエン「それが、このライオンにあったデータ。」
シュエン「……良いニュースと悪いニュースがあるのだけど、どっちがいいかしら??」
タイガ指令「では良いニュースから。」
シュエン「良いニュースは、このロボットはラプチャーを一撃で倒すようなパワー、攻撃に耐える装甲、凄まじい武器を持っているわ。」
シュエン「悪いニュースは………」
シュエン「さっき出したデータは、ライオンのブラックボックスを解析して出た物。合体やその他の情報は抜き出せたけど、あとは文字化けしてたり解析不能になったり……全ては解析できなかったわ。」
タイガ指令「すまない。その文字化けはなんだ?」
シュエン「おかしな言葉よ。「ゲル・ギル・ガンゴー・グフォ…」そこから先は文字化けしてたり解析が不可能だったわ。」
イングリット「まさか、あの強引なことをやってしまってデータが飛んだわけではないだろうな?」
シュエン「そんなのは考えられないわ。確かに電撃は効いたけど、あれは運が良かっただけね。このブラックボックスには強力な帯電処理もされてたわ。捕獲用に使ったのは1000万Vの高電圧だけど、このブラックボックスの帯電性能は1000億Vの電流でもデータはそのままだったわ。」
イングリット「……すごいな……!」
シュエン「しかも、エニック以上のAIが積まれているわ。NIMPHをやろうとしても、NIMPHは機能しなかったわ。」
タイガ指令「何か問題でも?」
シュエン「我々人類に楯突くかもしんないでしょ?」
タイガ「……まぁ、可能性は捨て切れないな。」
シュエン「それで、……あのロボットをどうするの?」
イングリット「そうだ。できれば技術だけは欲しいな。」
マスタング「ダメよ、あのフォルムを見たでしょう?受けのいいフォルムじゃない!これならアークの子供達や大人も夢中になってアークの資金が貯まるんじゃなくて?」
アンダーソン副司令「どうしますか?指令。」
タイガ指令「………うむ。」
タイガ指令「今は、あのライオンを信じられない。だろう?」
アンダーソン副司令「では、データを完全に解読したあとは廃棄…でしょうか?」
タイガ指令「いや、あのライオンに賭けてみようと思う。」
「「「「は?」」」」
タイガ指令の言葉でこの場にいた人間は凍りついた。
シュエン「賭ける?賭けるですって!!!!!?あの正体不明のライオン型ロボットを!?いつ裏切るかわからないあれを!?」
タイガ指令「だが、これは運命かもしれん。あのパワー、あのフォルム!あれは人類に希望を見出す存在と思わんかね?」
アンダーソン副司令「…………」
シュエン「何よこのクソ指令!!あんた子供すぎるじゃないの!?」
タイガ指令「私はいたって本気で言っている。」
タイガ指令「私は、あのロボットに一度会ってみたい!」
ミシリス運営研究所
マリアン「大丈夫ですか?」
ギャレオン「…………」
マリアンは不服そうなギャレオンゃれおんの顎を撫でた。
ギャレオン「………」ゴロゴロゴロゴロ
まるで本物の猫のように喉を鳴らし始めた。
マリアン「あら!」
新人指揮官(以降指揮官)「マリアン。そのライオンはどうだ?」
マリアン「指揮官!見てください!この子猫みたいに顎を撫でると喉がゴロゴロします!!」
指揮官「えぇ?そんなバカな……」
ゴロゴロ
指揮官「本当だ!!」
マリアン「でしょう?!!」
指揮官「ところで、あの人型にならないのか?」
ギャレオン「ッッッッ!!!!」
ギャレオン(しまった!つい猫みたいになってしまった!!!!)
ガショョォンッ!
ガイガー「………」
指揮官「どうだった?検査。」
ガイガー「正直言って嫌です。」
指揮官「……人間みたいに言うね?」
ガイガー「………まぁ、俺はロボットだけど心があるからな。」
マリアン「心?」
ガイガー「……よくわからないけどあるんだ。」
指揮官「不思議なロボットっとだな。」
「全員!敬礼!!」
そんな声が指揮官の後ろから聞こえてくる。
指揮官「あ、あなたは!!し、指令!!」ビシッッ!
と指揮官とマリアンは慌てて敬礼をした。
タイガ指令「君があのライオンだね?」
ガイガー「………誰だ?おっさん。」
指揮官「おっ…………っっっっっっ!?!?!?!?」
タイガ指令「ふはははははははは!!!おっさんか!はははは!!」
タイガ指令「あ〜〜、久しぶりに腹が痛くなるほど笑ったよ!」
タイガ指令「○○指揮官、初任務ご苦労だった!」
指揮官「は、はい!!」
タイガ指令「私はこのロボットと話があるから、君のニケを連れて外で待っててくれないか?君にも話したいことがある。指令官室で。」
指揮官「は、はい!!」
緊張しながら外へマリアンを連れて出た。
タイガ指令「君、名前は?」
ガイガー「ガイガー。ライオンのときはギャレオンだ。」
タイガ指令「ほぉう?」
タイガ指令「では、もう一つ質問良いかな?」
タイガ指令「君は、味方か?」
ガイガー「はい。」
タイガ指令「それは、誰かにプログラムされたわけでもなく?」
ガイガー「そうに決まっているだろう!」
とカメラでタイガ指令に真っ直ぐ見ている。
タイガ指令「………そうか!なら良い!」
とその場を立ち去ろうとする。
タイガ指令「それと!私はおっさんではなく、おじさんと呼びたまえ!はっはっはっはっは!!!!」
ガイガー「は、はあ?」
・
・
・
・
指令官室
コンコンコン
指揮官「失礼します!!」
タイガ指令「ふははは!そんな緊張しなくてもいいぞ!」
タイガ指令「さぁ、座りなさい。」
指揮官は恐る恐る来客用のソファに座った。
タイガ指令「まず、今回の初任務。ご苦労であった。」
タイガ指令「データを見ると戦術指揮は良い結果だ。しかし…」
タイガ指令「途中に特異型が現れて部隊が壊滅…」
タイガ指令「まぁ仕方がないことだ。なにせ相手はラプチャーよりも強力な個体、特異型ラプチャーだからな。」
タイガ指令「しかし、指揮官たるもの、それを頭に入れて行動して逃げることも大切だ。」
タイガ指令「わかったな?」
指揮官「はい……では……」
タイガ指令「……ああ、あと一つ。これを渡そうと思ってな。」
タイガ指令が指揮官に近づいてあるものを手に握らせた。
指揮官「……これは?」
タイガ指令「クッキーだ。最近、妻に勧められてな!作ってみたんだ。確かマリアンと言ったな?その子と一緒に食べると良い。」
指揮官「は、はい……ありがたく食べさせていただきます」
タイガ指令「なぁに!お世辞なぞいらん!素直に言ってもかまわん!妻には練習すればもっと美味しくなると言われたがいかんせんこの立場だからな!合間に作ってみたのだ!はっはっはっはっは!」
指揮官「は、はぁ………では私はこれで。」
タイガ指令「ああ!これからも健闘を祈る!!!」
指揮官室
指揮官「………………」
タイガ指令……結構フランクだったな……それと、クッキーか……
マリアン「失礼します。指揮官。書類を持ってきました。」
指揮官「あっ、マリアン。これ食べるかい?」
マリアン「これは?」
指揮官「タイガ指令官が焼いたクッキーだそうだ。」
マリアン「えぇ!!!?」
指揮官「お世辞無しに食べてくれと……言われたんだけど……その……ねぇ?」
マリアン「ま、まぁ……上司ですし………失礼なことは……」
指揮官「と、とりあえず食べてみよう?」
マリアン「ええ……せっかく頂いた物……ですし??」
2人は恐る恐るクッキーを食した。
「「………」」
指揮官「美味しい……」
マリアン「ですね……」
指揮官「でも……」
「「ものすごく甘い……」」
指揮官「だよね?」
マリアン「ええ。多分、お砂糖の入れすぎですね……」
指揮官「うん……」
指揮官「あ、書類は?」
マリアン「あ、それは……これです。」
その書類には一時的にあのライオンが私(指揮官=原作主人公)の所属にしても良いかという書類だ。
指揮官「……………」
・
・
・
・
翌日
ミシリス研究所
ガイガー「………」
マクスウェル「やぁ!君が噂のライオンかい?」
ガイガー「…お前は?」
マクスウェル「マクスウェルだ。でさ?君を調べたいからちょ〜〜〜〜っと、来てくれない?」
ガイガー「断る。」
マクスウェル「なんでだ!?」
ガイガー「改造されそうで嫌だ」
マクスウェル「」ぎくぅぅっ
ガイガー「……本当だったんだな。」
マクスウェル「いやあ!そんなぁ!そんなことするわけないじゃないか〜!!あは、あははは!…」
ガイガー「………」
マクスウェル「じゃ、じゃあさ?改造しないから調べさせてくれない?ね?」
ガイガー「……それなら良い。」
マクスウェル「本当かい!」
ガイガー「その前に……俺の知ってる限りの構造を言う。」
数時間前
マクスウェル「ブラックボックスを抜き出せ?」
シュエン「そうよ。できるでしょ?」
マクスウェル「CEO、それは難しいんじゃないの?だって一部解読もできなかったんでしょ?」
シュエン「ええ。だからあの粗大ゴミから喋らせて抜き出すのよ。」
マクスウェル(粗大ゴミ……)
ガイガー「じゃあ、説明すると……」
マクスウェル「うんうん!」
ガイガー「Gリキッドは俺の血液みたいなものなんだ。」
マクスウェル「ふーん」
マクスウェル(この数十分!渡されたデータ通りにしか説明してない!!!)
マクスウェル(話題を振ってもわからないって言うし!)
ガイガー「どうした?」
マクスウェル「え?いや?なんでも?」
ラプラス「おーい!マクスウェルー!早くあのドリ……ル…」
ラプラスは目をキラキラさせながら近づく。
ラプラス「なぁなぁ!マクスウェル!これ!!マクスウェル作ったのか!」
マクスウェル「いや、これは……」
ガイガー「……や、やあ?」
ラプラス「喋ったァァァァァァァーーーーー!!!!」
ラプラス「すごい!すごいすごい!マクスウェル!これAIすごいじゃないか!!!」
マクスウェル「いや、これ……私作ったんじゃなくて、あのライオン。なんだよ?」
ラプラス「ライオン?」
ガイガー「よろしく………?」
ラプラス「……えええええええええ!!!」
ラプラス「じゃあさじゃあさ!!私と戦ってみようよ!!なぁ!良いでしょ!ねぇ!」
ガイガー「え?えぇ?」
マクスウェル「ラプラス、落ち着いて。」
ラプラス「じゃああのドリル返してよー!」
ガイガー「ドリル?」
マクスウェル「あぁー、これだよ。」
とタブレットを見せる。
ガイガー「これ……ドリルガオーじゃないか!!」
マクスウェル「ドリルガオー?そんな名前なのか?」
ガイガー「ああ!こいつは俺の腕に装着できるんだ!」
ラプラス「ええぇーー!良いなー!私もつけたい!!」
マクスウェル(これは良いこと聞いたぞぉ?)
・
・
・
地上
シュエン『おい粗大ゴミ!私のラプラスやメティス傷つけたら容赦しないわよ!!』
ガイガー「……しないのに……」
ラプラス「なぁなぁ!早く見せてくれよーーー!」
ガイガー「…わかった。」
ガイガー「ふんっ!」
ギャレオン「ガオォォォォォォオンッッ!!!!」
ライオンは力強く走った。
マクスウェル「なるほど……データどおりニケよりもパワー、スピードが優れてるね。」
今、マクスウェルがシュエンから許可を取って地上で試験をしている。試験内容はガイガーとその他のメカの性能だ。
しかし、ライナーガオーはステルスガオーと合体してライナーガオーを運ことしかできないので除外。
ガイガー「ドリルガオォォォォォォーーー!!!!」
ドリルガオーが先に走り、ガイガーもそれに続く。
ガイガー「ドリルコネクトォォ!!」
ガシュゥゥゥゥーンッ!
ドリルガオーが2つに分かれて腕部に装着。ドリルガイガーとなった。
ラプラス「うわぁぁぁーーー!!!良いな〜〜!私もそんなのやりたい!」
マクスウェル「音声認識なのか?興味深い……これは新しいベビーにも使えそう……」
エーテル「その後はGリキッドを採取させてねー!」
ガイガー(変人が多いな……ニケはみんなそうなのか?)
ガイガーはドリルガオーをパージしてステルスガオーの合体に挑む。
ガイガー「はぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
ビュゥオオオォォォォッッ!!
マクスウェル「跳んだ!!?」
ガイガー「ステルスガオォォォォォォーーー!!」
ビュゥゥーーッンッ!!
ガシュゥン…
ステルスガイガーになり、空を縦横無尽に飛び回った。
ラプラス「なぁなぁ!私もあれなりたい!あれですぐ駆けつけてヒーロー着地したい!!」
マクスウェル「ごめんねーラプラスー。ニケはそんなことしたら思考転換起こるしニケ1人を縦横無尽に飛ばせるのは昔の高性能な戦闘機くらいの技術力じゃないとまともに飛ばせないんだよごめんねー。というかそれよりも機動力が上がってる……そしてドリルガオーを装着したら攻撃力も上がる……」
マクスウェル「おーい、同時に合体できるかー?ドリルガオーとステルスガオーでー!」
ガイガー「………ドリルガオォォォォォォーーー!」
ガシュゥン!!
ガイガーはドリルガオーとステルスガオーと合体し、ステルスドリルガイガーとなった。
ラプラス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!かっこいい!!!!」
ガイガーは先ほどとはあまり変わりなく縦横無尽に飛ぶ。
マクスウェル「じゃあこれを攻撃してほしい!」
と的を量産型ニケに運ばせてきている。
マクスウェル「できるかー?!」
ガイガー「もちろん!!」
ガイガー「ヘアァァァァァァァ!!!!」
ギュルルルルルルルルルィィィィィィィィィィィ!!
ドガァァッ!!
ガイガー「ハァァァァァァァァァァ!!」
マクスウェル「すごい!ダイヤモンド級の硬度がある私のベビーを貫いちゃった!!!」
ラプラス「ガイガー!!乗らせてーー!!」
ガイガー「………」
・
・
・
ラプラス「ひゃっっほぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーー!!」
ガイガー「どうだ?」
ラプラス「すごい!!地上の空って……!こんなに気持ちいいもんなんだな!!!うわぁぁー!あっ!マクスウェルがあんなにちっちゃい!!あはははは!!」
ガイガー「………」
ガイガーはご機嫌なラプラスを見て微笑んだ。
ラプラス「……笑ってるのか?」
ガイガー「いやぁ、なんか子供みたいでお守りをしてるようだなって。」
ラプラス「はぁ?」
マクスウェル『2人ともー!アークに戻るよー!』
とラプラスの通信機から声がしている。
ラプラス「今帰るー!」
・
・
・
ラプラス「楽しかったーー!!」
ドレイク「よぉ。」
と不機嫌そうな顔をしているニケが立ち塞がった。
マクスウェル「ドレイク、またヴィランになろうとしてヒーローになっちゃった?」
ドレイク「うるせー。」
ラプラス「なぁドレイク!こいつすごいんだぞ!」
ドレイク「わかってるよ……はぁ……」
ガイガー「……なんで彼女は不服そうなんだ?」
ラプラス「ドレイクはいつもヴィランになりたいって言うんだ。でも最終的には良い方向いつも行くんだ!」
ドレイク「あぁ?!」
ガイガー「それは良いことだな!」
ドレイク「あぁ?!んだとこのヤロー!」
ドレイクがガイガーに殴りかかる。
カァァァァァァァァァァァァーーーーーーーンッ!
ドレイク「」ぴりぴりぴりぴりぴり
ドレイク「いつっっっっっっっっっつてえええええーー!」
エーテル「あら?大丈夫?少し折れたんじゃない?」
ドレイク「硬すぎるだろ!!」
ガイガー「いや……俺からだとさっぱり……」
ドレイク「くそ!」
マクスウェル「どこいくの?」
ドレイク「落書きしてくる!!」
マクスウェル「はいはい、いってらっしゃーい。」
ガイガー「……」
量産型ニケ「あ、あの……」
量産型ニケ「これ、渡しておくように言われたんですけど…」
と紙をマクスウェルに渡す。
マクスウェル「うん?えーと?………」
マクスウェル「あら……ガイガーはこの新人指揮官のところで一時お世話になるみたいね。」
ガイガー「そ、そうなのか……」
マクスウェル「あっ、それとさぁ?またミシリスに来なよ。まだ検査する要項があるからね。」
ガイガー「ああ。わかった。」
ラプラス「また来てくれよぉー!!!」
と手を高く振りながら去っていくのを見守っている光景を見て少し恥ずかしくなったガイガーであった。
ラプラス「ぐごごごごぉ゛ぉぉ゛ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴぉぉ゛ぉぉぉ………!!!!!!!!」
ドレイク「(うるせぇぇぇぇぇーーー…………!!!!)」
マクスウェル「……………」
今日はメティス組で一緒に寝ている。
マクスウェルは自分で開発したヘッドフォンで工事現場の音を無くしていた。なお、ドレイクの分は作っていない。
マクスウェル(今日は有意義な1日…と言えばいっか!あのライオンの性能の一部とかも見れ……見れ……?)
マクスウェルは思い返した。
その場では気づかなかったものの、ガイガーは人間のような顔立ちをしていて、なおかつ口が開いて喋っていた光景……
マクスウェル「…………………………」
ラプラス「ごお゛ぉ゛お゛っっ゛ぐごっ゛ぐごごごごぉぉぉ゛…………がっっ!ごぉごごごごごごごごぉ゛…」
マクスウェル(…………あれ?)
マクスウェル(確かデータによれば硬い装甲なのに……なんで口を開いて喋れるの?え?え?え?)
マクスウェル「(………なんで?)」
ラプラス「ぐごごごごごぉぉ!!!!!!!」
ドレイク「眠れねーーーーー!!!!!」
そんな2人の声は近くの絶賛工事中の音によって掻き消された。
・
・
・
ラプラス「ぐごぉぉぉ………がっ!……う〜〜〜〜ん……」
ラプラス「ほわぁぁぁ〜〜〜〜〜……」
ドレイク「おはよぉ……」
ラプラス「うわぁぁぁ!!?何その顔!!?」
ラプラスはドレイクのいつもの顔よりも酷い顔…例えがあるなら、10連勤した後ゆっくりと休もうとしたのに終電に間に合わず、タクシーに乗ろうとしても金が無く、寒い外で夜を過ごした後の憔悴しきった顔みたいだ。
ドレイク「てめぇのいびきで寝れなかったんだよバカ…」
ドレイク「たぶん、マクスウェルも…ってヘッドフォンつけてんじゃねぇか!!!!おい!マクス…」
マクスウェル「あ、ドレイク?どうしたの?」
ドレイク「な、なんでお前もくまが?」
マクスウェル「いやぁ……この私の作ったヘッドフォンは確かにラプラスのいびきをシャットアウトしてたんだけど…それよりも不可解な謎が出てきて、気づいたら朝に……」
ドレイク「どんだけなんだよ……」
あとがき
タイガ指令「で?どうだったかね?」
指揮官「えっと……甘かったです……」
タイガ指令「甘い……あ、砂糖を入れすぎたのだな。」
タイガ指令「いやぁ、すまないな。」
タイガ指令「(やはりプレゼントというのは難しいな…)」
指揮官「え?」
タイガ指令「むっ、聞こえていたか?」
指揮官「え、えぇ。」
タイガ指令「いやぁ、いつも頑張っている妻にプレゼントを…と思って完璧な物を作ろうとしたのだが……上手くできなかったか……」
指揮官「………」
指揮官「そんなに落胆しないでください。私の自論ですが…そのままでと許してくれると…いえ。喜んでくれると思います。」
タイガ指令「そ、そうかね?」
指揮官「はい。私は…そう思っています。」
タイガ指令「……ありがとうっ!少し勇気を貰えたよ!!」
指揮官「こ、こちらこそ……」
指揮官(指令って……迫力と声がデカい……)
その後、アンダーソン副司令にも同じような質問をして同じような言葉をかけられた指令は後日妻にプレゼントをしたところ甘いところが不評だったが優しくフォローしてくれたと嬉しく語っていた。
過去編みたい?(RED ASH)
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