これからもどうもありがとうございます(開き直り)
眼鏡をかけた、理知的な青年だった。
明るい茶髪を後ろで縛っていて、どことなく高貴な血を感じさせる。
……あるいは、この点においてジークさんとは相性悪いのかもしれない、なんてどこかでぼうっと考えるのは、現実逃避したくなるような提案を出されたからだ。
首を振りながら、答えた。
「……さすがに、筋が通らないでしょう。私がリーブラを継ぐのは」
「筋の話だけであれば……あなたは十分資格があります、コウメイさん。ボクオーン様はそうおっしゃるでしょうし、あなたの論文を見させて頂いた私もそう思っています」
「資格と筋は、違いますよ。あの人は私に完全律とは別の解を求め、そして私もそれに納得して道を分かちました。どんなに評価を頂いていても私は結局外様であり、そして別れた道ゆえに、完全律を継承する訳にはいかないと考えています」
「……個人的には、そのセリフだけで証としては十分すぎると思っているのですがね……わかりました。ただ、扉はいつでも開いている事だけはご認識ください」
「ご配慮ありがとうございます……しかし、この後どうなさりますか?いえ、断った身で聞くべきでは無いのかもしれませんが……」
「お気持ちはわかります。
……私はこうして動いてはいますが、別にボクオーン様の代理のつもりではありません。そういう役職があるわけでもありません。つまり、
リ―ブラの件についてもね。あなたが了承するなら、
勘違いされていると思うんですが、リーブラはあくまでロンギット通商連合の1商会であって、完全律を目指す為の拠点・組織という訳ではないんです。
だから技術発展とその推進という社訓はありますが、社員全員完全律を知っているわけでも、その為に動いている訳でもない。
だからこそ……ボクオーン様の後継となる、完全律を目指す為のグループを組織しようと思っています。同じことを考えている人は何人かいるでしょうし、まずは心当たりに声を掛ける所からでしょうかね」
……油断のならない人だと思う。
もし先の話に了承していたら、絶対そのグループのトップに据えられてたなと内心冷や汗をかいた。
「ボクオーンさんは……もし完全律が成るその過程で反発の刃に倒れたとしても、それを受け入れると言っていました。もし完全律が真に必要とされているなら、そうなったとしても続いて行くからと」
「はは、確かにそれは言いそうだ……いえ、復讐なんて考えていませんよ?ご心配なく。
私たちに求められてるのはそんな物ではないことぐらい、重々承知していますからね。
ただ……感傷はあります。
最後にボクオーン様と話せたのは、私だった筈ですから……」
青年が踵を返す。
「―― 帝国も、思うところがあったのでしょう。地上戦艦は手つかずで残されました。
まあ、何かやる余裕が無かっただけなのかもしれませんが……
だから今、あそこをレストランを兼業した物産店に改装中です。
出来たら優待券お渡ししますので、ぜひ来てください。
―― ボクオーン様の墓標は、常に躍進している場所こそが相応しいですから」
……避けられぬ、事だったとはいえ。
惜しい人を亡くした。
本当に、心からそう思う。
そこから少し後ぐらいからだろうか。
ちらちらと、『アビスリーグ』という名を聞くようになったのは。
@ @ @
―― 皇帝退位。
当然、荒れた。
たとえ左腕が無くとも公務は何とか従事できるが、しかしバレンヌの皇帝は文も武も求められる立場だ。片腕だけではどうしても限界があった。
本来ならばジェラールの長子がその地位を受け継ぐべきなのだが、キャットとの間に設けたその女児はまだ幼く、皇帝を継げるような状態にない。
……ので、荒れに荒れた。
ジェラールがその対策としてぶち上げた案があまりに吹っ飛んで居た為である。
「むむむ、むりりむりむりむむむりむりですっっっ!むむりむりむりむりぃぃっっ!?!?」
もはや呂律が回っていないどころのレベルではなかった。
提案された本人は恐れ多さが天元突破して、「無理」を連呼するBotすらこなせずに兄の背に隠れている。
震えがデカすぎてしがみつかれた兄が振動していた。
姉の方はと言えば、奥歯に便所の床に引っ付いていた紙でも噛み締めてるかのような顔で天井を見上げている。
非常に効果的な策であることを理解しているからゆえの変顔であった。
胃にクソデカい文鎮でも抱えてるのかみたいな重さで、口を開く。
「……本気ですか。いえ、本気なんですよね……」
「本気さ。メリット挙げていこうか?」
「いや、うん、わかるんですよ。『伝承法』なんてトンでもない武器を持ってるんですから、皇位継承を直系以外に求めるのもアリな事は。
その最初のケースとしても、有効なのは認めます。なんだかんだで『血』を重視する人間がいるのも事実ですからね。
そしてこの方法なら、確かに国民も説得しやすい……反発もありそうですが」
「そうそう。おまけに政務についての勉強もしていて、文武共に才能をのぞかせている。強い繋がりも得られる。これ以上の人選はないと自負しているよ?」
「わかってはいるんです……わかってはいるんですよ。
……あの、本当に『伝承法』の存在よそに漏らしてないですよね??」
「宰相と一部の
……でも君たち、今知っちゃったねえ……?」
「わあああ!!わあああああああああっっっっ!!!」
ついに情緒不安が溢れ泣き出し始める当人である。
皇帝陛下、若干遊んでるフシが否めない。
「……あの、その宰相は大丈夫ですか?」
「むしろその宰相にも伝承法の準備させてるけど?皇帝とは別に宰相を受け継がせて行く的な」
「あらやだバレンヌがすごい怪物になりつつあるわ」
いったいどこからこんな反則仕入れやがったと戦慄しきりである。
「……実際ね。今しかないんだよ。私がまだ動けて十全にサポートできる状態で皇位継承出来るのは。国民が納得できる形で外の血を皇帝に据えられるタイミングは。
―― 知っていたかい?君たち、一応
たぶんあるだろうなと思って調べてみたんだ、間違いない*1」
「……無かったらでっち上げるつもりだったのでは?」
「あったんだからでっち上げてないさ」
「うアアアアあ!うアアアアアア……ッッ!!」
たびたびクリティカルする精神攻撃が怖い。
普段ならバレンヌの血が入っていると言われたら嬉しさや誇らしさが勝つはずなのだが、今はただただ外堀を埋められる恐怖しかない。
「それに、君たちにはあったハズだった事を思い出したんでね……
何があったか?決まってる。そう ――
―― でっけえ貸しだよ」
「それヤクザの論理ですよ???」
身も蓋もなかった。
本当にもう泣くしかない。
「ああああああああ兄上!?兄上もなんかこう、なんかこう言ってくださいよお願い助けて!?!?」
「……俺は、これ以上ない機会だと思うがな?」
「あにうえぇっっっ!?」
裏切りであった。
「それにお前も常々言っていたではないか。皇帝陛下に受けた大恩、いずれこの身を以て返したいと。そのために文も武も励んでいただろう?お父様の墓前にも誓っていたではないか。
……本当に、これ以上ない機会だぞ?」
「そうかもしれないですけど初手でぶっ飛び過ぎてんですよぉっ!?」
「それはそう」
いくら心構えがあったとしても、それを踏み潰す勢いで迫る案件を前にしたらもう泣きわめくしかない。
そんな彼を見て、ジェラールはにっこり笑って見せた。
「……私が皇帝を継承した時は、今の君より年下だった」
「ぴ」
それは、ぜったいに反則球だった。
「父上も兄さんも殺されて、頼れる者もいなかった。……だから私は十分以上に配慮してるつもりなのだけれど、まだ足りないものはあるかい?」
「ぴ……ぴいぃ……」
ズルイのである。
「途中で止めるから無理になるんです」を、噓つきの言葉じゃなくした本人が身を以て言うのは説得力がズル過ぎる。
しかも自分の時より明らかに容易な道を示されたら、もはや反論も出来ないのである。
「君の力が必要なんだ。……頼むよ、トーマ君」
もはや、断る道は塞がれていた。
―― カンバーランド第2王子、トーマ。
かつて邪悪な宰相によって傀儡の王に祭り上げられようとした経緯を持つ波乱の子。
あわやカンバーランドが消えることもあり得た苦境をジェラールに助けられたことにより、いつしかジェラールの元で働きたいと勉学と訓練に明け暮れ幾星霜。
そして今、憧れたジェラールの上で働くことが確定してしまった。
望んでない。こんなの全然望んでない。
バレンヌ第33代皇帝トーマ。
受け取る側にも強い覚悟がいる『伝承法』を受け継げたのは、戴冠よりさらに1年後だったりする。
しかしここから、バレンヌは血縁ではなく能力で皇帝を決めていくスタイルにシフトしていく事になる。
その『つなぎ役』として、トーマ以上の人選はなかったと語る歴史家もいる。
@ @ @
―― その威容は、海に伝わる伝説のモンスターを思い出す。
『クラーケン』とか言ったか。
巨大な触手を持つ化け物で、そいつに会ってしまったが最後、どんなに堅牢で大きな船も、そいつには敵わずことごとくに沈められる運命だと云う。
「ああ……たぶん、そいつだろうな。
青白い肌の美丈夫だった。
下半身が複数の触手となっていて、風のように海を泳ぎ、雷のように船を崩すのだ。
「なぜ『アビスリーグ』に加担するか……?
そう見えるか。無理もないが、しかしそうではない。
俺はアビスリーグではなく、一人の男に力を貸したのだ」
「ボクオーン亡き後、『完全律』を育てるための戦力がなくなり、そいつは俺の前に姿を現した。
ボクオーンの『完全律』に興味はあっても積極的に手伝う気がなかった俺は、普通に無視しようかとも思ったのだが……そいつが吐いたセリフが気に入った」
「――『助けてくれ』とは言いません。『助け』を求めてしまう事を許してください、だとさ」
「……俺に頼るのは無理筋だと判っていたのだ、そいつは。
自分たちの問題に俺を巻き込むのが恥である事をわかっていたのだ、そいつは。
わかっていても、俺はロンギット通商に多少顔を出した事があったから、それを伝って助けを求める声が届いてしまうかもしれないと。その時が来てもどうか許してほしいと、そいつは言いに来たんだ」
「これでも七英雄に数えられた身。助けを求める連中はまあ、色々見てきたさ。
どいつもこいつも敗北主義者だ。自分で何とかしようという気概のあるやつを俺は見たことが無かった。能力の違いと言われればそれまでだが、それにしたって誰も彼もが『求める』事だけだった」
「俺の目の前に来た男は多少鍛えてはいたようだが、それでもひょろくて、眼鏡をかけた、あか抜けてない学者然とした奴だった。それでもアイツは自ら荒事に飛び込む前提で話していたよ。
……だから気に入った」
「だから一度だけ、助けてやることを約束したのさ。
アビスリーグでもなく、リーブラでもロンギット通商でもなく、トーマス・ベントと名乗った男の為に、1度だけ助けると約束した」
「―― そして、
https://www.youtube.com/watch?v=OzWs8hmykd4
「バレンヌに連なる船……?
おうよ、知っての狼藉さ。
これは間に合わなかった1回分だ。意味の無くなった約束の分だ。
アビスリーグが先に手を出しただの、アバロンの経済がどうだのは俺には関係のない話……俺は明日食う飯がマズくなったから、今日お前らにケンカを売るのだ!!」
「弱肉強食が自然の理なら、理不尽な嵐にも合うのが海の理……
俺の縄張りに入ったのだ!俺という嵐から、逃れられると思うなよ!!」
七英雄
スービエ
アバロンよりの調査・工作船3隻。
あまりにも大きい嵐との遭遇だった。
―― 作戦失敗。そしてその被害は、甚大だった。
アビスリーグの幹部の逮捕に失敗し、死亡させてしまうだけならのみならず……七英雄スービエとの遭遇戦。
生き残り1/3というこの大事件は、アバロンに対して強烈な衝撃を叩き込んだ。
「……また、七英雄を相手にしなきゃいけないのか……!?」
ボクオーン戦の苦渋を嫌というほど味わったジェラールの表情は、当然ながら暗かった。
失った左腕を握りしめて呟く。
相手が偽物であるという可能性は全く考えなかった。
――『力』なのだ。
七英雄が七英雄たる証明は、その圧倒的な『力』だけで事足りるのである。
「……僕が出るしか、なさそうですね」
そしてそれを『伝承法』で受け継いだゆえによく知っていたトーマが立ち上がる。
「……まさか、すぐに出る気じゃあないだろうね?」
「いえ、まずは情報を集めなければ。
……『彼を知り己を知れば、すなわち百戦危うからず』。
シゲンさんもそう言っていたのでしょう?
……それに今回は、フィールドがフィールドだ」
「―― 正解よ、陛下」
会議室を開けて入ってきたのは、スーツに身を包んだかつての子猫だった。
隣に磯の香りを漂わせた、壮年の男を引き連れて。
ジェラールが叫ぶ。
「―― いやだ!捨てないでっ!!」
「浮気じゃないわよバカ!!」
なお、この光景は割と平常運転だったりする。
皇帝を降りて大臣になってからこの男、ワリと色々はっちゃけていた。
トーマが皇帝モードに切り替わる。
「そなたは確か……ロンギット通商連合の、エンリケであったか?」
「ええ……お久しぶりですな皇帝陛下」
なかなか砕けた態度で手をひらひらさせるその姿は皇帝の眼前とは思えないほど肩の力が抜けていたが、トーマをなめている訳ではなく本人の気質によるものだ。
代わりにその眼光は鋭く、海の男特有の気迫が纏わっていた。
「スービエの情報提供者よ」
キャットが補足する。
「それは……ロンギット通商がスービエの情報を提示して良いのか?」
「俺達はな、皇帝陛下。別にバレンヌとやりあいたい訳じゃねえし、スービエと懇ろって訳でもないんだよ。
今回の件はこっちとしても寝耳に水なんだ。これで戦争になるのは非常に困る」
「……元はと言えば、ロンギット通商連合がアビスリーグの手綱をしっかり握っていないのが原因ではないか」
「そろそろロンギット通商連合とアビスリーグは別モンだと解ってくださいよ。確かにアイツらとはうまく付き合ってはいるが、その目的は俺らも良く分かってないんだ」
「……わかった、とりあえず納得しよう。スービエの情報が手に入るなら、こちらとしても願ったりだ。対価に何を望む?」
「話が早いのは好きだが、早すぎるのも困るぜ陛下。……正直、利益で立ってる訳じゃなくてな。アレを相手するのは止めとけって言いたいが……その余地はあるのかい?」
「……一度、対話したいところではあるが。しかし船3隻に死者40名超は引けるラインを大きく飛び越している」
「だろうな……あるいは調停として動く線も考えたが。なんとも頭の痛い事態になったもんだ」
エンリケがドカリと座って、取り出したスキットルを忌々しく呷った。
流石にあんまりな態度であるが、とりあえず見逃してやることにする。
「あいつの事を話すが……長期戦前提で考えた方が良いぜ陛下。何ならボクオーンのようにな。
あいつはきっと、海から離れないだろう……つまり、どうしても相手のフィールドに飛び込まなきゃいけねえってことだ。
勝てる状況を作るために、あいつをある程度捕捉し続ける必要がある。
……
「僕の娘は渡さんぞ貴様あっ!!」
「あのすみませんフィーバーするのはちょっと後にして貰って良いですかね!?」
トーマ陛下、ちょっと素が出た。
ぷしゅうと風船から空気が抜けたように、先帝ジェラールは溜息とともに頬杖を突く。
「あの子もなぁ……なまじ腕が良いから止まらない。本当にやってしまいそうだから逆に心配になるよ。やんちゃに育っちゃってからに……本当にキャットそっくり」
「そのくせ悪知恵働いて色々何とかしちゃうところなんか、ほんとジェラールそっくりよ」
「
トーマ陛下、さらに素が出る。
ぺちぺち自分のほっぺを叩いて深呼吸すると、皇帝の顔で顔を上げた。
「……とりあえず、情報を頼むエンリケ。策を立てるにしてもまずはそこからだ ――」
―― 対スービエ攻略戦。
アバロンはこれよりのち、ボクオーンにかけた時間に匹敵する月日を、これに費やす事になる。
そしてその攻略の要になったのは、『ビーバー』というコードネームで暗躍する、凄腕の女性工作員だったとか。
スービエ、死亡描写はせずにこのままフェードアウトとなります。
あの人、SFC原作ではなんかイキナリ氷海から出てきて襲い掛かってくるし、このぐらいの神出鬼没さの方がむしろ「らしい」んじゃないかと思うのです。
こいつとダンターグだけじゃないか?前情報ほぼなしでいきなりエンカウントするの。ノエルはちょっと毛色違うし。
バレンヌにケンカ売るのも自由と人情から。
結局いろいろ追い詰められて沈んでも、きっとそこに後悔はなかったと思う。
>トーマ
まさかのバレンヌ33代目皇帝就任。なおハロルド王はとっくにお亡くなりになっております。
原作ではトーマの王ルートではそのままバレンヌに支配権を献上する売国奴でしたが拙作ではその逆を強制されて非常に困惑。
しかし『バレンヌ皇室の遠縁』であり『カンバーランドの王家』である点で初めての外様皇帝就任であっても民や王城に(ある程度は反発もありつつも)受け入れられた為、以降トーマから他の外様皇帝就任をやり易くする下地を作りました。
能力については伝承法ブーストで、むしろ海外からは丁度良くチートを引き入れたように見える模様。
もちろん古巣であるカンバーランドとも仲が良く、両国の固い結束の象徴としても評価されて行く事になります。
でも本人としてはとっても不本意。
>ジェラール
皇帝を退位して宰相的な大臣の地位に就任。トーマのサポート役に収まる。
今までで一番いい空気吸ってそう。例えるならおかきじいちゃんに転職したワンピのセンゴクさん。あそこまで年は行ってないけど。
>キャット
シャドウワーカー長官。スパローは副長官となっている。
当人が望んでなった訳ではないが、ボクオーン捕捉とそれに至るまでの体制構築の功績がデカすぎた。
かつてはジェラールのポケットマネーから運営されていたシャドウワーカーも現在では立派なMI6。ちゃんと国家予算も出ています。
ジェラールが退位したので名前で呼ぶようになった。ジェラール大勝利。
『キャット』は本名ではなくコードネームである設定。
なお、トーマの事は「皇帝さん」ではなく「陛下」と呼ぶ。
つまり彼女の中での「皇帝さん♡」はジェラールのみである模様。
>ビーバー
アバロンのイーサン・ハント女版。多分ゆくゆくは何回か世界救ったりする。しそう。
スービエ撃破に多大な貢献をもたらして見せた。
具体的にはどうやってか海の主を味方につけた。こいつパねえ。
もちろん『ビーバー』は本名ではなくコードネームである。
シャドウワーカーの水が肌に合いすぎて、結局皇帝は継がなかった模様。
>トーマス・ベント
ロマサガ3主人公の一人。愛称はトム。
貴族の家系でシノン開拓民の名家の長子。
あらゆる事に通づるべしと色々厳しく育てられているが、スービエから見たらその武は「ある程度鍛えられている」止まりである。まあ、こいつは水術で大成するキャラだし多少はね?
ロマサガ3ではアビスリーグを潰す役目を担うが、拙作では「お前がアビスリーグやるのかよ」と突っ込まれた方きっと星の数。……ごめんウソ言った、星の数ほど読者居ねえよこの小説。
この役にフルブライト使ってもよかったんだけど、若さと才能と真摯さでトム君の方がしっくり来たんだ。
クロスオーバータグって良いよね。こういうモブキャラ作りたくなったら他所からするっと持ってこれるんだもの。
>アビスリーグ
これ以外にふさわしい名前が思いつかなかった。
ボクオーンの後を継いで完全律を目指す者たち。
色んなところに散らばっていて、共通して『国不要』の構えなのでバレンヌが頭を抱えながら対応している。
例えこの中にドフォーレ商会が名を連ねていたとしても、きっとロビンに狙われるようなマネは何一つやらないと思う。ボクオーンに顔向けできなくなるから。