私は宇宙人   作:蒲鉾三田

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第十一話 ドタマに来るじゃんよ

 

 怪物の腹の中のようにトンネルが轟々音を立て、生温い風が唸りを上げる。

 

「ちょ、馬鹿アイラ…っ!! クリオネくっつけたまま動き回んなっ! ぶおえぇ、酔う酔う!」

 

 桃が三半規管をやられ、悲鳴を上げた。

 

「モモちゃん、しっかり!」

『愛羅。私を桃へ譲渡しましょう』

「その方がいいみたいね!!」

 

 愛羅は猿の群れを次々と電車から蹴落としつつ、煩わしそうに応える。吹き付ける強風に髪が流されて酷く戦いにくそうだ。

 屋根をよじ登る猿たちは餌を見つけたアリのように、窓からドアから続々と湧いて出る。

 

「おい、キリねえぞ! コイツら他の車両からも出てきやがる!!」

 

 桃は超能力で窓を塞いでいたが、全ては塞げない。通勤ラッシュじみた猿の大群が屋根の上にその数を増やしていた。

 

「数が減らないせいで前に進めないわ! 列車の中に戻らない!?」

「でもアイラちゃん、中に戻ったら猿夢の思う壺だぜぇ!」

 

 私は戦況を覆すべくコアを必死にブン回す。

 戦術はライムズ星人の門外漢。しかしそんな私でも分かる、このままでは全滅だ。

 

 この数の暴力に真っ向から立ち向かえば包囲され終わる。後退を強いられている現状、補給線の元を断たねばならない。車両のスピーカーを破壊すればアナウンスは途絶え──いや待て。

 アナウンスはないのに猿は増え続けている。

 

 車内から現れる小猿が持っているのはすりこぎと杵。

 同じ武器。

 先程の劇的な変化とは真逆の単調さ。

 投げやりとも言える物量。

 死体に執着する悪趣味さを持ちながら急な殺意の粗雑さが目立つ。

 この膠着状態で口を出さず放置はありえない。

 持久戦を持ちかけられている?

 

 いや違う。

 いつ拮抗が崩れてもおかしくない消耗戦の最中。超高速で思考を回し、辿り着く。

 

 手を替え品を替えこちらを煽る、それが猿夢の手法だった。

 つまり奴は今、別のアプローチを仕掛けている!!

 

 私は即座に “念聴” を使う。

 ラジオの周波数を合わせるように念の波長をチューニングした。

 

 ───バラバラにシて、喰い殺してヤル…!!

 

 BINGO!

 やはり猿夢は悪夢から離れている!

 

『これは好機かもしれません。猿夢は現実世界でお祖母様と戦っています』

 

 女、子供、弱者の特盛三点セットでも、元気な跳ねっ返りより無防備な方を狙うよな!!

 

「誰が取られた、クリオネちゃん!」

『桃ですね』

「ウチかい! いやでも、婆ちゃんが猿夢を相手してくれてんなら大丈夫だ!!」

 

 風に負けぬよう怒鳴りあって声を張り上げ、桃に近づく猿をオカルンが頭突きで吹き飛ばす。

 連中は増えすぎて電車の中ですし詰めになり始めていた。

 

「じゃあお車両丸ごとお攻撃されなくなったのね!」

「待った! 戻れアイラ!!」

 

 やる気を出し、突出しようとした愛羅を桃が止める。

 

「車両の中なんか気にしても無駄だ! 一々ドア開けて進むより、()()()をオカルンの本気で一気に行く! その方が断然(はえ)え!!」

 

 それに狼狽えたのはオカルンだ。

 

「でもモモちゃん、ターボババアが悪夢の中じゃ本気使っても上手くいかないって」

「ターボババアはこう言った!」

 

「夢の中で本気を使い続けるのは “そう簡単に上手くいかない” ってな! それはここが()()で、猿夢に妨害されるからだ!!」

 

 自信の無い声を遮った桃は、その言葉に力を込める。

 

「夢を操る野郎(猿夢)がいない今なら、()()使い放題だろ!!」

 

 オカルンは金槌に殴られたようにポカンとした。

 

「モモちゃん、天才かよ」

「知ってた」

 

 桃がスカした顔で親指を立てる。

 

 なるほど、彼の足は確かに速い。猿が湧いているのは付近の車両のみ。我々の移動で他の車両からも出現を始める可能性はあるが、猿の出現から屋根の登攀にはタイムラグがある。

 振り切れるかもしれない。

 

 私は考えていた危険度と死亡率の高いプランを全て投げ捨てた。

 

『オカルン。あなたはどの程度の速度で走りますか』

「ターボババアは100キロババア。ジブンが本気出せば、100キロで走れるぜえ」

 

 時速100キロ、1時間で100km。

 1車両が25mと仮定し3分で5km200車両。

 10分で約16km666車両。

 何分も猿夢が現実世界にいるお祖母様に足止めされてはくれないだろう。1秒でも時間が惜しい!

 

「でも本気のオカルンに乗ってると内臓の負担エグいし、息もしづらいからヤバいかも。あっ、先にクリオネが潰れるか!?」

『進路は直線です、速度が安定すれば問題ありません。しかし急加速、急停止の加速度におけるGはコアを圧迫します。それさえ念頭に置いてくだされば、恐らく圧死することはない、かと』

 

「ジブンも頑張って走るからよぉ。なるべく耐えてね」

『…善処します』

 

 んなぁ…。

 た、耐えれるかな? いや! もうこうなったら根性で何とかしよう。オカルンくん、頼むからできるだけ数十秒かけて速度のギアを上げ下げしてね…?

 あとその速度で攻撃したorされた時の影響も心配なんですわ。すまない…ペラペラボディで…本当にすまない。

 

『攻撃の反動等により、私が四散する可能性もあります。ご注意ください』

「私が髪で壁を作るわ。これなら私たちも呼吸ができるし、お衝突しても大丈夫でしょ? アンタもおやんなさい、綾瀬 モモ!」

 

「んだコイツ、一々上から目線で腹立つぜ」

「リーダーになんて口の利き方かしら!」

『衝突しないでください』

 

 罵りあいながら背中合わせに猿を吹き飛ばし、桃は超能力、愛羅は髪でオカルンごと私たちを囲う。

 こちらの迎撃が止んだ途端、あっという間に小猿の津波が押し寄せた。

 愛羅の髪の壁が怪力任せにガンガン叩かれ、ブチブチ引き千切られていく。Hurry,Hurry( 急げや急げ! )

 

 オカルンが獣のように深く伏せる。

 

「行け、オカルン!!」

「本気…出すぜ!!」

 

 踏みしめた屋根がベコリとへこんだ。

 

 前にいた猿がボーリングのピンよろしく撥ねられる。

 髪にしがみついていた猿たちはオカルンの走る速度が上がるにつれ、風圧に耐えきれずボロボロ剥がれて落ちていった。

 あっあっ! ちょ、私の意識も落ち、落ちそう!!

 

 この場を打破するためとはいえ、かなり無茶をした自覚はある。

 圧迫感による苦痛で彼への視界共有は乱れに乱れたし、なんか周りから言われた気もしたがそれどころじゃなかった。

 

 しかし悪夢の中だからだろうか。

 どれだけ気が遠くなるほどの苦痛に苛まされようと、私の意識は()()にも途切れることなく、ハッキリしていたのである。

 これは…きちんと殺されるまで死ねないタイプのやつ!

 

 ろくでもない機能に助けられてんの腹立つ!!

 

 

 

 猿の群れを遥か後方へ置き去りにして幾許か。

 特急オカルン号は代わり映えのないトンネルと電車の上をひた走る。

 

 速度が安定したおかげで私はなんとか平気になったが、オカルンはもうこの数十分走りっぱなしだ。

 彼は夢の中なのをいい事に肉体を精神力で誤魔化し、トップスピードを維持したまま走り続けている。君、だいぶ凄いね!?

 汗を滝のように流すので、彼のパジャマは雨に降られたようにびしょ濡れだった。

 

お客サマにお願いいたしまぁす 走行中の列車の上に乗る行為は大変危険です 速やかに電車内にお戻りくださぁい

 

 見えないタイムリミットにジリジリと焦る中、遂に不快なアナウンスが私の念聴を逆撫でた。やっぱ先頭車両まで持たないよな!

 

「トンネルが…!」

 

 血を吐くような声でオカルンが反応した。

 アナウンスを受けた途端、トンネルの壁がうねる。

 水にパレットごとぶち込んだように色が激変し、壁が有機的に動き出して形を作り替える。

 こいつ、改造できるのは電車の中だけじゃ!?

 

「っうお」

 

 唐突な浮遊感。

 オカルンが足を空回りさせる。

 足元の電車が夢幻のように消え失せた。

 

 宙に投げ出されたオカルンが何とか着地するも、今までの速度を殺し切れるはずもなく。

 彼は急ブレーキの果てにつんのめり、皆を包む髪の塊は凄い速度でゴロゴロ転がった。

 出る、出ちゃうって中身がぁっ!!

 

「ぎゃあああ!? なんだ! なにが起こった!?」

「ちょっと、綾瀬 モモ! その邪魔臭い肘を退かしなさい…! 早く視界をお繋ぎになって!」

『………少々、お待ちを』

 

 回転が止まり、オカルンがどうにか立ち上がる。

 温存して共有を切っていた2人へ、私は虫の息のままヘロヘロと接続を繋ぎ直した。

 

「でっか!」

 

 視界が開けた桃が、口をぱっかり開け(目を閉じているのに)上を見上げた。

 

 それもそのはず、あまりに巨大な電車の()に私たちはいたのだから。

 トンネルの壁があった場所には窓と扉が並び立ち、ロングシートの座席は人間の目線と同じ高さにクッションが。吊り革なんて、遥か上空に大きな輪っかがぶら下がっている。

 

 巨人専用車両に変形した電車、そこにいる私たちはまるで小人だ。

 窓の外では更に広がったトンネルの壁と紫の暗い灯りが見えた。

 巨大化した電車にマトリョーシカの様にしまい込まれたのだ。どんな力技だよ!!

 

 

次は鉄板焼き

 

 

「っがぁ!!」

「オカルン!?」「高倉様っ!!」

 

鉄板焼きでぇす

 

 オカルンの悲鳴と、肉の焼ける生々しい音が響く。

 しまった、“足” をやられた!

 

 熱した鉄板と化した床が裸足の足に牙を剥く。

 最初のお遊びじみた雑把な殺しじゃない。こちらの機動力を削ぎ、確実に潰しに来ている!

 

「ダメ! 髪が焦げて支えられないわ!!」

 

 愛羅が髪を支えに踏ん張るも、鉄板に触れる傍から髪は焼け縮れる。

 オカルンが膝をつくのも時間の問題だ。

 

 彼はもう使えない。

 思考は切り替わる。

 

 リスクヘッジは最小に。

 我々に常に犠牲は付き物。

 彼を足場にここからの勝ち筋を───。

 

(あっづ)ぁ!! ぐぅうう!!」

 

 オカルンが鉄板に倒れ込む直前。

 桃が超能力をクッションにして挟み込んだ。

 能力のフィードバックで彼女の顔が盛大に歪む。

 

 戦線離脱した者を庇うなど。

 

 そこまで考えて、いやそうだ、それこそ人間だったと思い出す。

 種の繁栄にすら感情的衝動という非合理的なものを抱える種族なのだ。

 怪我人は増え、リスクは増大した。

 だが人間に助力を願う以上、時に非効率を優先しなければ士気に強く関わる。

 

 ならば。

 

『座席の上へ。高温なのは床だけです』

 

 最適解はそれをサポートすること。

 

「アイラぁ! ウチらごと動かせえ!!」

「言われなくてもそのつもりよ!! 指図、しないでよね!!」

 

 愛羅は髪を蜘蛛足のようにバラけさせ、安全地帯である座席へ跳び上がる。

 座席にゴロゴロと転がり込んだ桃はガバリと起き上がり、動かないオカルンの傍に四つん這いで詰め寄った。

 

「オカルン!! 大丈夫…じゃ、ねえな! 足が…!!」

「萎えるぜ…」

『応急手当を行います』

 

 彼の足裏は火傷で名状しがたき有様に焼け上がっていた。

 我々の体重もかかった状態に加え、熱源から瞬間的に離れられなかったせいで熱傷は深い。

 うーん、よく焼きの重症です。Well done(よく頑張りました!)

 

 私はオカルンの患部にゲル体を分けつつ、彼に密着し貼りついた。ライムズ星人は人体より低温のため、冷却で痛みと悪化は抑えられるだろう。

 オカルンは座席にぐったりと寝そべりマグロになる。怪我をして気分が落ちたか、ランナーズハイが切れたらしい。

 

「この足じゃ走れねぇ…帰りてえぜぇ…」

 

 キミはもうお荷物なので帰したい気持ちは山々なのだが。ここを出るには死ぬか生きるかしかないのでね、精々頑張ろうじゃないか。

 

「よくも高倉様を…! お性悪のド腐れ畜生モンキーが!!」

 

 愛羅が目を閉じたまま眉間に皺を寄せ、()()睨みをきかせる。

 

 こんな隙だらけの状況で、アナウンスが畳み掛けないのにはワケがあった。

 もはや人の背丈では届かなくなった吊り革。

 それらを吊るす棒の上に、“奴” はいた。

 

「ヒィヒヒヒ!! ヒヒヒヒヒヒヒ!!」

 

 落ちそうなほど異様に膨れた黒い目。

 穢らしい黄色い歯が大半を占める気味の悪い顔。

 

 唇を捲りあげ、さらけ出された真っ赤に腫れる醜い歯茎。

 伸ばし放題で、不揃いな黒の体毛。

 けたたましい汽笛のように嗤う巨大な猿が、割れた爪が乗ったしわくちゃの手をバカみたいに打ち鳴らしていた。

 

 こちらを始末するより、奴は聞くに堪えない抱腹絶倒をするのに忙しいらしい。体勢を立て直すまで待ってくれるなんて嬉しいね。死ね!

 

 運転士らしき薄汚れた制服を身に纏った、身の丈3m程の異形の猿。

 それが私たちを、醜悪に塗れた嘲笑でもって見下ろしている。

 

「ヒィーヒヒ!! 愉快だ愉快だ、いい眺め。線路は続くが、テメェらの旅の夢はココで(しま)いだ」

『…猿夢』

 

 私がにっくき諸悪の根源に敵意を向ければ、奴はそれはもう腹の立つ笑みをニンマリと浮かべた。

 

「ヒヒヒ! おお、オォ。イイぞ、イイぞ、その感情。見えずとも分かるその怒りと恐ォ怖」

 

 うげ! こいつ、私の思念をきっちり拾い上げやがる!

 相手の嫌な所ばかり汲み取るゲスな精神感応持ちだ。暴きさえしてしまえば、さぞライムズ星人の明透な(おも)いは読み易かろう。

 は? もう喋りたくないんだが?

 

「多少の慰みにはなるが、食うと冷っこい上に味も鮮度も悪い青瓢箪ときた。そこに血の通った暖けえ上客だ! この旅路に誘ったんか、ん? お客様は神様だなあ!」

 

 奴は歯茎をこれでもかと晒す。

 

「ご乗車いただき、誠にありがとうございまぁす」

 

 ゴミカス〜〜〜!!(シンプル罵倒)

 キレそう、いやもう半分キレてるが。ビークール。ピンチはチャンスよ、ヒ・ロネクォリィミ。

 

 先頭車両に引きこもってりゃいいものを、態々こっちに出てきたんだ。勝算があるのか慢心か、或いは───。

 足も無くなり、ここを逃せばこちらにもう後はない。

 それにこの先に進み続ければ、ゲル体じゃないヤベー光景が広がってる可能性も大だし。人間、ましてや子供じゃ戦意に関わる。

 

 私は攻撃的に念話を向けた。

 

『あなた、許しませんよ』

「おぉ怖いぞお、怖いぞお」

 

 はい、キレました。

 火に油注いで遊びやがって!!! 冷凍チキンを油へポンするとどうなるか知らんのか?

 やっちゃえ! 桃ちゃん!!

 

「おいおいおいおい…真っ黒くろすけのお猿さんよお」

「おォ!?」

 

 猿夢がズルリと棒から落ちる。

 

「ギャア!!? 熱ァ゙!!」

「てめーが目の前に現れてくれちゃったらよ。こっちも走る必要、ねえんだわ」

 

 桃の超能力、最っっ高!

 野郎のクソデカい足を掴み、引きずり下ろすのも彼女にとって朝飯前だ。私は香り高い餌だバカめ、まんまと釣られてくれやがったな!

 

 高温の鉄板に転落した猿夢は悲鳴を上げ、その長い腕を軸に跳ね飛んだ。

 手摺を掴み、壁にガンと足をつけると体を宙にぶら下げる。その巨躯で身軽さは猿そのものか…厄介な。

 

 与えたダメージこそ少ない。

 だがその目は気分の良さを台無しにされた屈辱と激怒で血走り、ヒクついていた。

 

「このクソアマァ゙…!!」

『おお、怖い怖い』

 

 精神感応持ちを相手に本心丸出しで喋るわけね〜〜だろが!! バカスwww

 やーいやーい、引っかかってやんの! くやしいのうwwwくやしいのうwww

 

 はーあ、こんだけ煽っとけばもし無念に終わっても多少はスカッとするだろ。

 もちろん、あのクソを殺しきれるなら万々歳だが。

 

「大方、婆ちゃんにボコされて逃げ帰って来たんだろ。ウチらで憂さ晴らししようって魂胆が見え見えだぜ」

「あら、ホント。よく見たらお毛皮がボロボロ。身嗜みがなってなくってよ」

 

 溜まりに溜まったヘイトを向けて、女子たちは猿夢のプライドを逆撫でする。

 奴は顔を赤黒く染め、殺意も顕に牙を剥いた。

 

「阿婆擦れ女のチンクシャ共がァ…! 殺して、(バラ)して、並べて、揃えて───あのババアの前に、中身ぶち撒け晒してやらァ!!」

 

「おてめえには地べたがお似合いよ。ビチクソモンキー」

「こっちもやられっぱなしで、いい加減ドタマに来てんだわ」

 

 怒気で毛を轟々と膨らませ、獣の形相となった猿夢をものともせず。愛羅は優雅に焦げ付いた髪を靡かせ、桃は焼けた手のひらを向ける。

 まともに動けるのは彼女たちだけだ。お祖母様の奮闘と、相手が冷静ではないこのチャンスを無駄にしてはいけない。

 

 倒れ伏したオカルンの前に、2人は勇ましく立ちはだかった。

 

「かかってこいよ猿真似野郎。電車ごっこ、ココで終いにさせたらぁ!!」

 

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