【カオ転三次】世界が終わるまでのバイク旅   作:山親父

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黒焦げ氏の最終回を読んで、キノ視点が気になり勢いだけで書いて見ました


終末が来ましたよ(キノ視点)

 終末だよ 全員集合! その1 なるスレが全体への連絡手段らしい。

 読みながらボクも時折書き込む事になりそうだ……それにしても無茶振りでは?

 

「いやまあ銃ならどんとこいとは言ったけど」

 ボクの前には〝30mm対化物用「砲」ハルコンネン〟と同じく30mm砲二門の〝局点防衛用長々距離砲撃戦装備ハルコンネンII〟がある。重いし、反動も凄そうだなぁ~。

 まあ、何とかするけどね。

 

 んでもって、要塞砲も撃たせて頂けると? ガンナーとしては誉だな頑張ろっと!

 

 ほほう、要塞砲は41サンチ~20サンチ砲迄よりどりみどりとな? M2ブローニングも大量にあると? 大変結構!

 ぜーんぶ、当てて見せよう。

 銃特化型は伊達では無いのだ。

 と言うか、銃しか取り柄が無いんだから、こんな時こそ頑張らないとね。

 

 そんな訳で、ボクは砦に待機。

 デカブツが出てきたら、先ずは要塞砲で撃てば良いんだね?

 

 ふむふむ、ショタおじは出発したんだ? 声を掛けそびれちゃったかー。

 まあ、良いや。

 

 取り合えず、要塞砲の口径と配置の確認を続けよう。

 どこから来ても、効果的な位置で砲撃出来るように考えて置かないと。

 思い通りにはイカナイんだろうけど、シミュレートはしておかないと、イザと云う時に迷いかねないからね。

 

 

 第1防衛ラインが攻め込まれている。

 

 ボクはマダ待機。

 流石に大口径砲を集団戦の最中に打ち込む訳にもいかないので仕方が無い。

 

 斥候班より報告あり、デカブツが来ましたかっと。

 

「キノネキ出番だぞ」

 周囲の人が声を掛けてくれた。

 

「了解」

 あの位置から来るなら、近いのは……この位置だからっと。

 

「さて、大きいけど銃は銃! 当てられない訳が無いんだよ!!」

 

 ドラゴンかな? なんかデカいのに41サンチ砲が直撃した。

 ダメージはどうかな? 健在かー、んじゃあ追撃。連装砲ってこういう時には便利だねー。

 

「ふむ、敵の沈黙を確認。消えてないって事は瀕死何だろうけど、味方が接敵したから追撃は無し。次弾装填開始」

 さて、次の目標は何所かな? 味方を巻き込まずに敵のデカブツを撃ち殺す。

 難度は高いが、この程度熟せなくて、何を面目にガンナーを名乗るのか! 大丈夫、ボクは遣れる!

 

 自分を鼓舞しつつ、砲撃再開。

 なにしろ敵の数が多いから、砦もダメージを受け始めている。

 砦が陥落する前に砲弾は使い切りたいね。

 装弾の間はM2ブローニングで狙撃だ。少しでも数は減らさないとね。

 

 第1防衛ライン半分喪失

 第2防衛ライン一番前の砦が陥落寸前。自爆準備中

 

 と掲示板で報告あり。

 ボクも第一砦の砲弾は撃ち尽くしたからタイミングも丁度いいか。

 

「第2砦に移動するよ!」

 周囲に声を掛けつつ移動開始。

 

 さて、次は30サンチ砲だね? なに、威力はボクが補えば良いのさ!

 

「喰らえ! デカブツ!!」

 

 第1砦の爆発でダメージを負った巨人に追撃。巨人は駆逐しないとね。

 しかし、数が減らないな? 覚悟はしてたけど、こりゃ大変だなー。

 

「此処も砲弾ゼロ。隣の砲台に移動するよ!」

 思ったより忙しいぞ? ボク以外の砲手っていないの? ああ、弾を無駄にしたくないから、命中率が高いボクが優先なのね? 期待には応えるけど……こんなに分身が欲しいのって初めてかも? 無いモノ強請りをしても意味が無いからボク自身が頑張るしか無いんだけどさ。

 

「平野部のデカブツを目標に……撃てっ!」

 巨人だのドラゴンだの次々に来るな~。ホント、∞湧きって良くないと思うんだ!

 向こうさんに取っては千載一遇のチャンス、ここぞとばかりにリソースを注ぎ込んでいるんだろうけど……

 その判断、後悔させてやる!

 砲撃の合間合間にM2ブローニング。これはパターン化するな? なら隙を伺う悪魔も出そうだ。気を付けないとね。

 

「第2砦の砲弾も尽きた。第3砦に移動だ」

 

 敵はドンドン来るんだ。こっちもドンドン撃ちましょうね~!

 移動の間にバレットM82で敵の数を減らす。

 

 掲示板で第1防衛ライン喪失!の報告。

 

 意外に持ったのかな? こっちも砲弾が尽きるね。

 

「要塞砲の砲弾が尽きたからこれ以上の援護砲撃は無理!」

 掲示板に報告。狙撃と対空に回るのね?

「了解!」

 

 後は銃で戦うだけ。ボクの何時もの戦闘スタイルだ。

 正直に言えばプレッシャーがあったよ。

 あんな大口径砲は初めて撃ったんだし……でも無駄弾は一発も出さなかったよ! 褒めて!!

 

 ウジャウジャと飛んで来やがって。

 遮蔽も無しにボクの前を飛ぶなんて舐めてやがるな!?

 

「さて、ハルコンネンII。君の初陣だ派手にやろうか!」

 

 わお、流石30mm二門。重いし反動も凄いね? でも意地でも当てる!

 幸い、敵が多いから狙いが多少ズレても敵には当たる。

 ボクが狙いを外すなんて、スッゴク気に入らないから、早く慣れないと。

 

「うん? ひょっとして……」

 この反動利用できるんじゃ? ボクは銃に関しては万能だ。ボクがそう決めた、だから銃の反作用も利用できる。

「うん、この反動貯めておこう」

 なんか出来る気がするし、きっと出来るよ!

 

「キノネキ危ない!」

 

 っと、いつの間にか接敵されそうだった。丁度良い、貯めるのも限界だし一度解放しよう。

 喰らえ【地獄突き】ただし蹴りっと。

 おおう、威力が凄い事になってるね? それなりのレベルの悪魔だろうに、一撃でミンチになってMAGに還ったよ?

 

「さあ、ドンドン行くよ~」

 付喪神のアサルトライフル4丁を護衛に浮かべる。スプリングフィールドM14、H&K G3、FN FAL、SIG SG510が銃剣付きで護衛してくれる。

 反撃の手段はあるけど、スナイパーが接敵されるのは恥な気がするからね。

 反動が溜まり切ったら此方から接敵すれば良いんだし♪

 

 はてさて、どの位戦ったんだろうね? 時折、人魚ネキのお歌のCDで寝てるし、時間の感覚が無くなってるな。

 ともあれ、敵さんはドンドン来てるしハルコンネンIIも過熱してきてる。

「ハルコンネンIIは少しお休み。次はハルコンネン! 君で行くよ!」

 

 こいつで長距離狙撃を決めてやるぜ!

 

「命中!」

 

 力推しで来る連中は怖くない。怖いのは斥候を搔い潜って来る奴ら。

「こういったねっ!」

 透明化して近寄ってきた悪魔を蹴り殺す。

「今のヘルメスじゃ無かったか?」

 まあ、良いや。所詮は分霊だし、頭ギリシャがどさくさに紛れて変な事を企むのも何時の事だよね?

 

「良し良し、やっぱりハルコンネンの方が使いやすいね」

 大口径でも普通の銃だもんね。ヤッパリ普通の銃から外れる程、ボクへの負担が大きいや。

      

 第2防衛ライン陥落!の報告の後、エドニキから『終末が訪れた』との報告があった。

 

「これで半分か? ならボクがヤルのは弾の限り撃つ事だけ!」

 皆と違って、ボクには弾数という明確な限界がある。継戦能力に難有りって事だ。

 エミールの御陰で20tの弾薬は用意したけど、この延々と続く戦いだと弾切れの心配もある。

 ホント、無駄弾は撃って無いのに、敵が尽きないから……バリエーションも豊富で油断できないし。

 

 意外とボクみたいな狙撃兵的ポジションって貴重みたいで簡単に死ぬのは許されていない。

 最前線での乱戦ならトモカク、比較的後方での狙撃で死んでちゃ効率が悪いし死ぬ気はないけどね。

 でも気を付けてても死ぬときは死ぬのが戦場だ。

 

「だけどさ、ここでボクが死んで万が一にも魂を持ち去られたらショタおじが悲しむんだよ!」

 

 多分、盗賊の悪魔が狙って来たのを護衛の付喪神達の銃剣攻撃で滅多刺し。

 

「舐めてんじゃないぞ。こんななりでも修羅勢なんだ!」

 

 舐められたら殺す! 当然だよね♪

 

「おい、そろそろ起きてくれないかい?」

 ハルコンネンとハルコンネンⅡに声を掛ける。

 これだけの連戦。ボクの霊気と悪魔のMAGを濃密に浴び続ける環境で目覚めない訳が無いだろう?

 

 うん、ボクが君達のマスターだ、ヨロシク頼むよ。一応二丁と数えて良いんだろうか? 二丁共に付喪神に目覚めました。

 

「浮遊のスキルカードは入れよう。それからリジェネも突っ込む」

 自力で回復するなら、加熱を気にせず撃ちまくれる。いや、撃ちまくる!

 

 ドカドカドカドカドカドカと撃ちまくてやったぜ! ボクの目は千里眼、射程内の敵は撃ち殺す。

 必要なら【至高の魔弾】も使って撃ち殺す。

 重量は軽減されたが反動はそのまま、だから反動は貯めて、近場の敵に【縮地】と【貫通撃】で解放して蹴り殺す。

 銃使いが接近戦に弱いなんてナイーブな考えは捨てろよ!

 

 フルアームドキノちゃんの爆誕だ!

 背後にハルコンネンⅡを浮かべ、銃剣付きアサルトライフル四丁が交代しながら護衛に着く。

 手にはハルコンネンを持ち、弾丸が続く限り撃ちまくってあげよう

 

 第3防衛ライン:要塞群での遅延戦が続く。

 

 外部で暴れてきたセツニキ先生達が帰って来たらしい。

 戦果は十分、外部敵大型拠点を幾つか落として来たみたい。うん、流石だね。

 

「弾薬補充に戻るよ」

 

 戦力が増えて一息付けられる間に補給だ。ボクみたいな能力者は特に補給タイミングに気を遣わなききゃ。

 弾切れ=死ぞ!

 

 後は全力で遅延戦闘かな? 慢心はダメだけど悲観する必要は無い。

 主力は健在で人魚ネキのおかげで休養もできる。

 ボクだって補給が続くなら、マダマダやれるんだ!

 

 

 それから、どのくらい戦ったんだろう? 何度か補給に戻ったのは覚えている。

 

 でも疲れた甲斐はあったな。

 

 掲示板でだけど、ショタおじのただいまを読めた……帰って来てくれたんだ。

 万が一もあり得る相手だった筈だ。だってショタおじが全力を出す状態だったんだ……

 でも良いんだ、ボクらの苦労は報われたんだ。

 

 ちょっと涙ぐんでいたらしい……落ち着くまで少しかかった。

 その間に、お帰りの挨拶は終わり今は打ち上げの相談が始まってる!?

 ボク、行ってらっしゃいもおかえりも言えてないぞ!?

 

 まあ良いか、ボクの大切な友人達は健在なんだから。

 

 

 追記

 後で調べたらレベル100越えてました。

 

 

 




キノ目線ではこんな感じかな? という妄想。
要塞砲は詳細不明なのででっち上げです。
41サンチは遣りすぎたかもw
オチが無いけど、思いつかなかった……まあ良いかの精神で投稿します
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