機動戦士ガンダム ノーボ   作:RX140

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第三話 急襲

 数年前、地球圏は崩壊騒ぎに陥っていた。小惑星帯にから1つの隕石が地球圏に飛来していた。大きさは月の3分の1ぐらいだっけか。それぐらいの規模だから一時はどうなるかと思った。まあ核動力の押し返す用のミサイルを撃ったことで無事衝突は避けられたが、その後統一国家が宇宙方面軍の基地に仕立て上げた。レジデンザ側は当然抗議したが、向こうも廃棄レジデンザを基地にしていたのでぐうの音も出ず、国家の物になった。その後、小惑星基地「ハルバード」として今も運用されているー。

 

「宇宙方面軍第3独立艦隊所属ワルスト・ナリタ将軍。只今参りました」

「同じく、イソゴロウ・Y・サヴァード大佐です」

「同じく、カルシア・ノード軍曹です」

「ご苦労だナリタくん、イソゴロウくん。そして初めましてだなカルシアくん。私は、国際統一国家宇宙方面軍総司令:ギルデイド・アルバーダ提督だ。君のことは将軍から聞いているぞ」

「はい。して、私の処遇は…」

彼がそう聞いたが、アルバーダ提督は重い顔をした後、

「正直言って、我々も困っている。正規パイロットが殉職してしまったからのう。今は緊急の臨時パイロットとして置いているがいずれ軍規に則って処遇を決める…が、こんな状況下じゃあそんな悠長なことはできない。じゃあどうするか?私とシミュレータで勝負しよう」

「っちょ提督!?彼はまだ2回しか」

そう言ってイソゴロウが抗議するも

「実戦を受けてない、だろ。だから何って話さ。私も、ガンダムの開発を任された者だからね」

「くっ…」

いとも容易くかわされてしまう。クルーも抗議したいところだったが言葉が出なかった。

「カルシアくん、異存はないな?」

カルシアはちょっと躊躇ったが、やがて、

「…はい。できています」

彼は二つ返事で答えた。目付きは対抗姿勢と燃えていた。

「よし、1時間後に始めよう」

 

 ハルバードの一角の休憩室でカルシアは只1人、横になっていた。ノアからの長旅での疲れが溜まっていた。事実、ここまでの睡眠時間は長くて5時間程度。だが眠ることすら許されない状況なのは変わらない。

(提督…、まさか負けたら追放とか言わないよね?ここまで俺が頑張ったところも大きいし、俺が辞めたら誰が動かすんだ?)

一方、またあいつがやってきていることは、この時は誰も知らなかった。

 

「来たな」

1時間後、シミュレーションルームにカルシアは現れた。既に覚悟は決めていた。勝とうが負けようが、俺はガンダムのパイロットだ、その誇りだけは汚させない。その思い一択だ。その覇気を感じたのか提督も言葉を強める。

「よし、始めようか」

ガーガーガーガーガーガー 緊急事態発生 緊急事態発生 警戒レベル:レッドを確認 職員は直ちに戦闘体制へ移行せよ 繰り返す 緊急事態発生 緊急事態発生 警戒レベル:レッドを確認 職員は直ちに戦闘体制へ移行せよ 敵はMS2個小隊の模様 レベルは直ちに発艦体制へ入れ 第一試験隊も直ちに出撃準備を!

「…ふむ、予定変更だ。カルシアくん。2個小隊なら、朝飯前だな?」

「舐めないでください提督。任された以上は、やり切るのが道理ですよ」

そう言って彼はMSデッキへ向かって走り出した。

 

第1ゲートオープン ガンダム、カタパルトラインへ移行 全システム異常なし スラスター出力正常 進路オールクリア ガンダム、発進どうぞ!

「カルシア・ノード、ガンダム、行きます!」

機体を急加速してガンダムは虚空へ旅立つ。

『聞こえてるかね?カルシアくん』

突如、機体に通信がかかってきた。少し驚くも、反射的に彼は頷いた。

『よし。今回の敵にアウルはいない。ただ見た感じ歴戦の猛者だ。悪くはないだろ?では、健闘を祈る』

そう言い残して通信は途絶えた。と同時に中央のメイン・レーダーが敵機を捕捉していた。

「後ろからか!クソッ!」

機体を急旋回してビームライフルを放つ。だが相手のなかなかの実力者。すぐにばらけて各個攻撃を取る。ガンダムもシールドで守りながら応戦するも、一発も当たらない。幸い装甲「メタルカーボンΔ」は実弾兵装が効かないので耐えていたが。それでも反撃の機会を伺えずに防戦で手一杯だった。次第に形勢はガンダムが不利になっていた…。

 

「提督!私も行かせてください!」

「ダメと言ったらダメだ!」

レベルの艦橋ではナリタ将軍とアルバーダ提督が言い争っていた。

名目上、提督はオペレーターで入った筈なんだが…。一方のナリタ将軍は早く出させろ、と半分キレており、今にも飛び出しそうなぐらいの勢いだったが、そのところに提督が入ったためこうなった。

「なぜ出してくれないんですか?下手したらガンダムを失うハメになりますよ?」

「あいつがそんなヘマをするやつか?」

その言葉に、一同一斉にモニターを見る。

 

「撃ってばかりの臆病者ガァ!」

ビームサーベルを振り翳し、一機のゾロンジを真っ二つにする。後ろから接近してきたやつは頭だけ回転させてバルカン砲を叩き込む。口径は小さいがフレームには有効だ。フレームだけじゃなく近接戦の牽制や対人装備としても使える。さすがに防御行動をとるが、そこにビームサーベルの一突きが舞い込む。次々に敵機を撃破していき、残るは一機だけだ。

「なあ。このまま投降でもしねえか?」

突然オープン回線を開いたかと思えば即投降の呼びかけだ。

「ふんっ。ズォバのエースの名にかけて、貴様らなんぞに降るか!」

まあもちろん断られるが。その反応を分かりきっていたのか、即サーベルをかざす。相手もヒートサーベルを構える。ヒート式ならビームにもある程度は耐えれる。ただし、まあまあ練度が必要で、MS小隊長レベルにならんと配備されない。それだけ貴重ってわけか。ともかく、名もなきエースとガンダムの一騎打ちが繰り広げられていた。技量は向こうに軍配が上がるが、MSの性能ならガンダムが勝っている。お互い距離をとりながら斬り合い、距離をとって斬り合い、それが何回か続いた頃、ドォォンッ、突然爆撃されるガンダム。

「何っ!?」

後ろからバズーカの一斉射撃で姿勢を崩すガンダム。そこにがんじがらめの糸ならぬ電磁線が絡め取られる。

「しまっt」

そこから流れる超高電圧の電流が機体をほと走る!

「うわぁあああああああっ!?」

この電圧にはさすがにガンダムも耐えられず、ツインアイの色を失った。

この状況を誰が予想できたのだろうか?まさか負けた!?

…いや、それは限りない悪手でもあった。

[system braver are you ready?]

再びツインアイの色を戻した、いや、その瞳は通常の黄色ではない。何かを悟った、緑色であった…




どうも、インフラルで死にかけた者、RX140だ
インフルのせいで内容すっ飛んだんだがな?
まあ、軌道に乗せるからえっか
ではまた!
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